くらし情報『それでもアマゾンでポチってしまう私たち…映画『家族を想うとき』が突きつけるもの』

2019年11月29日 20:45

それでもアマゾンでポチってしまう私たち…映画『家族を想うとき』が突きつけるもの

彼は76歳。ライブでトランプ大統領を批判する演出をしている。なんで83歳や76歳をここまで怒らせないといけないのかというのを感じましたね。

ケン・ローチ監督は前作(『わたしは、ダニエル・ブレイク』)を最後に引退を表明していたけれど、それを撤回してまでこの映画を作ったんですよね。

町山広美さん(以下、町山):今は70歳、80歳の監督が珍しくないですよね。ローチ監督も『わたしは、ダニエル・ブレイク』を撮った後に引退すると言っていたけれど、世界中の反響がすごかった。それで次のこの作品を撮ったんだなと。

同年代のダルデンヌ兄弟も『サンドラの週末』という労働問題がテーマの映画を撮った。「今撮らなきゃ」という気持ちなんだなと。

今、観客の皆さんはこの映画を見終わった後でいろいろなことを思っていると思います。行動したくなるような終わり方だったし、そういうふうに終わらせているんだなあと思いました。監督の意志がはっきりとしている。

武田:意地悪なことを言うと『家族を想うとき』っていう邦題はどうなんだ?という突っ込みがあったりなかったり……。邦題だけ見るとポカポカした映画に思えるので、そういう方に来ていただいて、今置かれている社会の現状を突かれるような鑑賞体験をしていただけるといいなと思うんですけれども。

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