くらし情報『それでもアマゾンでポチってしまう私たち…映画『家族を想うとき』が突きつけるもの』

2019年11月29日 20:45

それでもアマゾンでポチってしまう私たち…映画『家族を想うとき』が突きつけるもの

町山:ちょっとずつ奪われていくんですよね。よかれと思ってやっていくことがどんどん自分の権利や可能性を減らしていくっていう……。

それでもアマゾンでポチってしまう私たち

武田:最近出たノンフィクションで、横田増生さんの『潜入ルポamazon帝国』(小学館)という本があるんですが、この映画の構図と似ているなあと思いました。アマゾンの何秒に1個をピッキングしなければいけないピッキング作業や、体調が悪くなったときは上の人に連絡して、上の人もさらに上の人に連絡して救急車を呼ぶのに1時間かかって亡くなってしまった話が出てきます。

この映画にも(トイレの時間を節約するための)尿瓶(しびん)が出てきますが、アマゾンのトイレに行くと「オムツはここに捨ててください」という注意書きがある。それは、オムツを必要とするくらいの年配の人が働いている可能性もあるし、休むと給料が減るからトイレの時間も節約しようということなのかもしれないし、同じようなシステムなんだなと思いましたね。

町山:この映画を見たあとに「ポチっていいのだろうか?」と思うんですよ。でも、忘れてしまう私たちなんですが……。

武田:「あー、荷物午前指定だったじゃん」

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
instagram
instagram
twitter
twitter
YouTube
YouTube
上へ戻る

Copyright © 1997-2020 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.