くらし情報『私は大学行っちゃいけないの…?「身の丈」発言がもたらすもの【武田砂鉄×町山広美】』

2019年11月30日 20:45

私は大学行っちゃいけないの…?「身の丈」発言がもたらすもの【武田砂鉄×町山広美】

目次

・分断される私たち
・「家族で解決しろ」と迫る日本社会
・いつの間にか「自己責任論」にハマってしまう
・「その箱がおかしいんだよ」を言うのが大人の役割
・2050年を語る人たちに見てほしい
・『家族を想うとき』ってどんな映画?
私は大学行っちゃいけないの…?「身の丈」発言がもたらすもの【武田砂鉄×町山広美】

ライターの武田砂鉄さんと放送作家の町山広美さんが11月28日、都内で行われた映画『家族を想うとき』(12月13日公開)トークイベントに登場しました。トークイベントの模様を前後編にわたってお届けします。

【前編は…】それでもアマゾンでポチってしまう私たち

分断される私たち

武田砂鉄さん(以下、武田):このトークイベントの打ち合わせ時に「印象に残ったシーン」について聞かれたんですが、印象に残ったシーンというか、携帯電話の呼び鈴が鳴るときに胸がキュッとなりました。

皆さんも試写会が終わったら、携帯をチェックするわけですよね。「あいつから連絡がきているから」とか「トークイベントを聞かないで帰ったほうがいいのでは」とか「連絡したほうがいいのではないか」というように短いスパンでいろいろなことに迫られている。

映画の介護福祉士の母親もそうですよね。あの呼び出しがなければ追加の仕事が入ってこないのに、呼び出しがあるから対応せざるをえない。でも、それで生活が成り立ってしまっているんですよね。

町山広美さん(以下、町山):携帯を持っていることで時間を切り売りできるし、重複した活動ができるし、二つのことを同時にできる。

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