くらし情報『もし、乳がんで胸をとることになったら…【乳房再建のスペシャリストに聞く】』

2019年12月13日 20:45

もし、乳がんで胸をとることになったら…【乳房再建のスペシャリストに聞く】

何よりも優先するべきはがんの治療

——再建するかどうするか迷われている方に、草野先生はどのようにお声がけしますか。

草野:まず「乳房再建はやらなくてもいい治療です」とはっきりお伝えします。何よりも優先するべきはがんをしっかり治療するということだからです。自分にとって本当に再建が必要かどうかは、よく検討するべきことなのですが、一方で再建は告知から手術まで1ヶ月程度なので気持ちが追いつかないまま術式の選択を迫られることになるので、時間的に猶予がないことが多いという面もあります。ただ再建を決めた後、どのようなプランで再建するかはもう少し猶予があります。

例えば、再建方法は大きく分けて、自らのお腹の組織などを使う自家組織再建と、シリコンなどの人工物による再建があり、どちらにもメリット・デメリットがあります。また、腫瘍切除と同時に胸を作る「同時再建」、腫瘍切除の際にエキスパンダーという水風船を入れて、後日そのスペースに詰め物を入れる「一次二期再建」という手術のタイミングの違いもあります。

——「再建します!」で終わりではなく、“なに”で、“いつ”乳房を作るかも自分で決めないといけないんですね。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
instagram
instagram
twitter
twitter
YouTube
YouTube
ピックアップ
上へ戻る

Copyright © 1997-2020 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.