くらし情報『もし、乳がんで胸をとることになったら…【乳房再建のスペシャリストに聞く】』

2019年12月13日 20:45

もし、乳がんで胸をとることになったら…【乳房再建のスペシャリストに聞く】

草野:その手術が向いている人/向いていない人も考慮する必要があります。例えば、胸が大きくて身体が痩せている方は乳房分のお腹の肉がとれない場合があり、そうなると自家組織での再建は難しい。逆に胸が小さい方はシリコンのサイズが適合しない可能性もあります。

このように身体的な条件で自動的に決まってしまう場合もありますが、方法を選べる方には、ある程度、年齢別におすすめをするようにしています。

まず若い方には自家組織をすすめます。人工物のシリコンは長期使用に耐えられないので、入れ替えの手術が必要になります。となると、予測される人生が長い人ほど手術回数が増えてしまうことになるので、若い患者さんにはその必要がない自家組織再建をすすめます。

一方で人工物は身体の他の部分を傷つけることがないので負担が軽くすむ。高齢の方だけでなく、時間がない方にもおすすめの方法かなと思います。

その上で、当院が特に力を入れているのが「脂肪注入」です。自分の脂肪を使うので定着率がいいですし、傷も小さくてすみます。ただ保険適用外のため、150万円以上はかかってしまいます(注:くさのたろうクリニックの場合)。どの再建方法を選ぶかは予算や時間、ライフスタイルなどと照らし合わせて考えるところかと思いますね。

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