くらし情報『IT企業がなぜ骨壷を? お墓参りに行けないことに罪悪感を感じないで』

2019年12月23日 10:00

IT企業がなぜ骨壷を? お墓参りに行けないことに罪悪感を感じないで

そこで「なぜ普及していないのだろう?」と考えたときに客観的に見て買いたいものがなかった。家に置きたいというものではなかったんです。

——確かにネットで「ミニ骨壷」と検索しただけでも、1万円台で買えるものがたくさん出てきます。

豊沢:それらに比べると「ZAYU」は10万円台からと高価かもしれない。でも、大事な人を弔うものとして長い間、近くに置いてほしいものなので、材質やデザインにこだわりました。やはり最期は日本の風土に包まれるのが穏やかであろうと想像し、国産であることも譲れませんでしたし、目に触れて美しいものでなければならない。

各パーツは富山県の高岡市や京都で作っているのですが、木を削る工場、真鍮(ちゅう)を削る工場、真鍮(ちゅう)に着色する工場、木に漆を塗る工場、木の壷を包む絹の巾着を作る工場、とそれぞれ異なる工場でそれぞれに作って最後に組み合わせるという手間のかかることをしています。全体の設計を決めるのには試行錯誤の連続でしたし、サイズ感を合わせるだけでも何度も何度も試作を重ねました。——ミニ骨壷を作ろうと企画して発売するまでどのくらいの期間がかかったのですか?

豊沢:企画からローンチまで約2年かかりました。

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