くらし情報『「ルールを決めたら楽になれた」小川糸さんに聞く、自分にとっての“心地よさ”の見つけ方』

2020年2月22日 13:00

「ルールを決めたら楽になれた」小川糸さんに聞く、自分にとっての“心地よさ”の見つけ方

——小川さんも昔は「こうしなきゃいけない」と思っていましたか?

小川:思っていましたね。

——それから抜け出たのは、ドイツでの生活が大きいですか?

小川:大きいですね。やっぱり、外国に行くと、編集者さんと定期的に会えなくなるとか手放さなければいけないものもたくさんあったのですが、手放すことで余裕や余白も生まれてそこで新たな発見もありました。

時間の使い方も、生まれた余白の中で違うことができるようになった。今見えている世界がすべてのように思えるけれど、実は別の場所に行けばこれまでとはまったく違う世界が広がっている。それを体で理解できたのは良かったと思います。

自分のルールを決めることで楽になれた

——そもそも「自分にとって心地よいってどんなことなのか?」が分からない場合もあると思います。小川さんは生活や自分のリズムをどんなふうに確立されましたか?

小川:『食堂かたつむり』で小説家デビューして12年ほどたつのですが、最初は“自分の趣味”で書いていた部分もありました。でも、小説を書くことが自分の仕事として成り立つようになると中途半端なことはできない。

それまでは夜や空いている時間に書いていたのですが、もっと効率よく集中して書くにはどうしたらいいか?を考えたときに、私は午前中が一番作品に集中できる時間と分かってきました。

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