くらし情報『丁寧な暮らしではなくても…『暮しの手帖』新編集長に聞く、話題のコピーの真意』

2020年3月12日 10:00

丁寧な暮らしではなくても…『暮しの手帖』新編集長に聞く、話題のコピーの真意

「丁寧な暮らし」のラベリングにモヤモヤ…

北川:今号のあとがき、「編集者の手帖」にも書いたのですが、私はそもそも「丁寧な暮らし」という言葉にまつわる風潮にモヤモヤしてたところがあり、いつかチャンスがあったら、それについて書きたいと思っていました。

皆さんが『暮しの手帖』をどう思ってくださっているのか気になって、インスタグラムなどでときどきエゴサーチすると、誌名と一緒に「#丁寧な暮らし」とハッシュタグが付いていることが多いんです。

暮らしぶりを写真に撮ってアップされていること自体はすてきだし、否定するつもりはまったくありません。「子供のお弁当を作るの、大変だな」と思っていても、朝に写真を撮ってアップすることが励みになることもあるでしょう。

でも、一方で「丁寧な暮らし」というのがフレーズ化していて、最近は揶揄(やゆ)ややっかみの対象になっているような風潮も感じていました。「時間とお金にゆとりがあるから、 “暮らし”を楽しむことができるんじゃない?」というような……。

「丁寧な暮らし」というラベルが付いたとたん、なぜか画一的に捉えられてしまう。皆さんがハッシュタグを付けてアップされている写真の後ろには、それぞれ違った暮らしがあり、いろんな工夫や思いがあるわけです。

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