くらし情報『佐藤浩市・吉岡里帆 世代の違う役者と共演するときにも「人」を見る』

2020年3月11日 14:45

佐藤浩市・吉岡里帆 世代の違う役者と共演するときにも「人」を見る

でも僕は思うのだけれど、情がなければ怒らないんだよね。面倒なことを避けたいのならば「何も言わない」ほうがいい。だけど情があると「多少はキツい言い方をするけどさ……」と伝えたくなるでしょう?その後のことはその子が……。その「子」と言ってしまうのはよくないね。その「人」が何かを感じてくれるならありがたいと思っています。

——そんなふうに常に意識をする佐藤さんの先輩力を見習いたいです……!今回、若手の方から何か刺激を受けたりはしましたか?

佐藤:そうですね……。刺激とは違うかもしれませんが、本作の初号試写には中央制御室のメンバーも来ていました。試写室から出てくるみんなの顔を見たときに「やってよかった」と思いましたね。僕を見つけたときに「この作品に参加できてよかった」と、目が語っているんです。それが嬉しかった。

世代が変わっても良い作品に携わることができた喜び、そういう気持ちは変わらないのだな、と。やっぱり役者といっても仕事だからさ。生活のためにお代をいただくという側面は少なからずある。でもそうではないところで、自分の存在理由のようなものを「映画」という現場が教えてくれる。それを顔が、目が、語っているのを見るとホッとするし、どんなに時代が変わっても変わらない、普遍的なものが確かにあるなと思います。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
instagram
instagram
twitter
twitter
YouTube
YouTube
ピックアップ
上へ戻る

Copyright © 1997-2020 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.