くらし情報『気象病、寒暖差アレルギー、乾燥が合併…春の不調の原因は?【臨床内科専門医が教える】』

2020年3月12日 15:01

気象病、寒暖差アレルギー、乾燥が合併…春の不調の原因は?【臨床内科専門医が教える】

という器官が、日常とは違うと感知し、脳にその情報を伝えます。すると、先ほどお話ししたように、その状況に合わせようとして自律神経が活性化します。

自律神経には交感神経と副交感神経の2つがあり、互いにバランスを取り合って働いています。そして、気圧や気温が低下すると交感神経が優位になって、心拍数が増加し、血管が収縮して血圧が上昇します。めまい、耳の圧迫感、耳鳴りなど、また痛みを感じる神経が興奮して頭痛や肩こり、歯痛などが悪化し、イライラをもたらすようになります。

一方、気圧や気温が上昇すると副交感神経のほうが優位になり、けん怠感や眠気、憂うつ感を覚えます。

気圧や気温の変動が大きい春先は、交感神経と副交感神経のバランスが崩れやすくなってこうした多様な症状が複雑に現れるのです」

「寒暖差アレルギー」と呼ぶ花粉症のような症状も

また春には、「寒暖差とそれによる冷えが呼吸器に大きな影響を与えます」という正木医師は、次の症状も伝えます。

「春先には、『寒暖差アレルギー』と呼ぶ、花粉症ではないのに鼻水、くしゃみ、目のかゆみ、涙が止まらないといった症状が続く場合があります。

自律神経が体の機能の安定に対応できるのは、5~6度の気温差までだと言われますが、春先は昼間と夜の気温差がもっと大きいでしょう。

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