くらし情報『「女性専用車両を使う女は自意識過剰」を再生産してしまうテレビの罪』

2020年3月25日 20:45

「女性専用車両を使う女は自意識過剰」を再生産してしまうテレビの罪

目次

・作り手がイメージする女性像が、視聴者にインストールされる
・テレビの影響力は侮れない
・“デキるサラリーマン”がコンテンツを劣化させてる?
・世の中に敏感でなくても生き残れる業界
「女性専用車両を使う女は自意識過剰」を再生産してしまうテレビの罪

エッセイストやタレントとして活躍中の小島慶子(こじま・けいこ)さんと、BUSINESS INSIDER JAPAN統括編集長の浜田敬子(はまだ・けいこ)さんが執筆に参加した『足をどかしてくれませんか。―メディアは女たちの声を届けているか』(亜紀書房)の出版記念イベントが、2月4日に「代官山 蔦屋書店」(東京都渋谷区)で開催されました。

日本のメディアの現状について、インサイダーでもある2人が熱く語ったイベントの様子を、前後編にわたってお届けします。

作り手がイメージする女性像が、視聴者にインストールされる

小島慶子さん(以下、小島):メディアの変化で、ひとつ潮目になったことが、2018年に起きた財務事務次官によるテレビ局の女性記者に対するセクハラ事件でした。この事件をきっかけに、いろいろなメディアで女性記者たちが連帯して、同時多発的にものすごく頑張ったんです。するとようやく、「#MeToo」やセクハラ問題が熱心に取り上げられるようになり、あらゆるハラスメントに報道の監視が向くようになったんですね。

それまでは、「女性が働くこと=ハラスメントに耐えること」だったけど、それは当たり前じゃないよね?と、一気にハラスメントをニュースで取り上げる頻度が上がった。

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