くらし情報『賃貸契約で違約金?フリーレント物件のメリット・デメリット【不動産用語集】』

2017年12月20日 07:00

賃貸契約で違約金?フリーレント物件のメリット・デメリット【不動産用語集】

を家賃ゼロで貸すわけです。

賃貸契約は通常2年間の契約期間を設けますから、
『家賃60,000円×24か月=1,440,000円』

の家賃収入が見込めるわけです。
しかし1か月分の家賃は含まれていないので、大家さんはどこかでそれを回収する必要があります。

そこで考えられる手法としては、以下の2つが考えられます。

家賃を割高にして回収する方法
長期的にみると、これは借主が損をするケースとなります。たとえば通常の家賃相場よりも5,000円高く設定されれば、合計で1,495,000円(23か月分)支払うことになります。これでは本末転倒です。

違約金で回収する方法
1のケースのように、最終的には通常よりも多く支払うことになると借主が知れば、契約をやめる、もしくは短期間で契約を解除することが考えられます。


そこで大家さん側は、退去時に一定期間分の家賃を回収できるよう、違約金を設ける場合があります。

つまり中途解約して退去する入居者に対して、解約違約金の支払義務を課すために、特約条項を設けた契約書にサインさせます。

違約金額は上記の例でいうと、
『フリーレント月数(1か月分)×家賃(60,000円)

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