2017年12月15日 08:00
失敗しない!【中古マンション購入の注意点】築年数や契約、固定資産税について
について、これまでにどんな故障があったかなど、実際に住んでいた人にしか分からないことまでしっかりと確認しておきましょう。
同じ理由で、過去にマンション内で起きた火災・事故などの事件、管理組合での討議事項など、自分では把握できない事柄についても、後で「そんな報告、聞いていない!」と悔やむことがないよう、少しでも疑問に思った点は解決しておきましょう。
すべて納得するまでは安易に契約してはいけません。
固定資産税について
マンションを購入すると、毎年「建物」と「土地」に固定資産税がかかります。
税額はおおむね、「固定資産税評価額」×1.4%(全国共通の「標準税率」)で計算されます。
中古マンションの場合、土地はその年によって上下しますが、建物は経年劣化のため、年々下がっていくのが一般的です。
年数による減額の割合は、自治体ごとに「経年減価補正率表」などによって定められています。一般的に、「中古マンションの固定資産税は安い」と言われていますが、ローンの支払い終了後も物件を所有し続ける限り固定資産税は納める必要があるので、購入前にきちんと計算し、その価値があるかないか検討しましょう。
中古マンションを購入するなら、資産価値として安定している築20年以上の物件がオススメです。