2018年1月30日 07:00
住宅ローンは「借りられる額」ではなく「返せる額」を意識しよう
住宅の購入予算を算出するためには、毎月返済額と住宅ローンの借り方(条件)がそれぞれ必要になります。この記事では、実際の住宅ローンのシミュレーションを行い、購入予算を設定・確認していきます。
1. 住宅ローンシミュレーションを使ってみよう
今回はフラット35のホームページにある、「毎月の返済額から借入可能金額を計算」するシミュレーション機能を使います。まずは次のページを開いてください。
フラット35「毎月の返済額から借入可能金額を計算」
(図1)フラット35の住宅ローンシミュレーション
①毎月返済額
小数点第1位まで入力できます。今の住宅費などから考えて、返済に無理のない金額を入力しましょう。
②融資金利
適用金利のことです。ここでは①の毎月返済額が完済時まで変わらない場合の借入可能額を算定したいので、「全期間固定型」の金利を入力しましょう。
③返済期間
返済期間は、それぞれの状況に応じて変わってきます。定年時の年齢から今の年齢を引いた年数を入れてみるのもひとつの方法です。まだ決まっていない段階であればとりあえず「35」を選択しましょう。
④返済方法
特に理由がなければ、「元利均等」