くらし情報『【住宅ローン】変動金利で予算アップは禁じ手?「あとちょっと」の予算増は慎重に』

2018年3月22日 18:00

【住宅ローン】変動金利で予算アップは禁じ手?「あとちょっと」の予算増は慎重に

一方で、実際に固定金利期間選択を利用する人も一定数はいますので、固定金利期間選択の住宅ローンを選ぶ可能性も踏まえて、押さえておきたい点を紹介します。リスクは、選択期間が短いタイプであれば特に、変動金利と同様のリスクがあります。固定金利期間選択の場合は、変動金利のように毎月返済額の上限がない商品のほうが多いので、急な金利上昇があった場合は、毎月返済額もそれに応じる形で際限なく増えますので、場合によっては変動金利以上にリスキーな点があります。また、固定金利期間選択の商品のなかには、引き下げ金利幅が途中で変わるものがあります。当初期間引き下げタイプと呼ばれるもので、この商品は固定金利期間終了後の引き下げ幅が当初より小さくなり、店頭金利が変わらない場合でも適用金利は上昇し、毎月返済額がアップします。こうした商品も、ホームページなどでは引き下げ幅の大きい当初金利のみが、大きく謳われていますので、くれぐれもその金利で返済期間中すべての毎月返済額を計算したり、それに基づく形での借入額の安易な増加をしないよう、注意してください。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.