くらし情報『火災を防止!?人命を守る内装制限とは【不動産用語集】』

2018年3月10日 10:00

火災を防止!?人命を守る内装制限とは【不動産用語集】

内装制限ってなに?

内装制限とは建物内部で火災が発生した場合に内装が激しく燃えることで、火災が広がったり有害なガスを発生したりして内部にいる人間の避難を妨げる状況がないよう、内装に関する規定を設けてそれを制限することをいいます。

内装制限は、用途・規模により異なりますが、一般的に制限を受ける内装は1.2m以上の高さの璧部分および天井となります。

内装制限を受ける可能性のある建築物用途

内装制限を受ける可能性のある建築物用途に、以下のようなものが考えられます。
  • 劇場、映画館、演芸場、観覧場、公会堂、集会場その他これらに類するもの
  • 病院、診療所(患者の収容施設があるものに限る。)、ホテル、旅館、下宿、共同住宅、寄宿舎その他これらに類するもの
  • 児童福祉施設、老人福祉施設、母子保健施設等
  • 学校、体育館その他これらに類するもの
  • 博物館、美術館、ボーリング場、スキー場、スケート場、水泳場又はスポーツの練習場
  • 百貨店、マーケット、展示場、キャバレー、カフェー、ナイトクラブ、バー,ダンスホール、遊技場その他これらに類するもの
  • 公衆浴場、待合、料理店、飲食店又は物品販売
  • 倉庫その他これらに類するもの
  • 自動車車庫、自動車修理工場その他これらに類するもの
  • 映画スタジオ又はテレビスタジオ
  • これらの他に開口部がほとんど無い居室があるもの、延べ床面積が1,000m2を超えるもの、火を使う部屋などがあります。

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