2021年10月25日 09:30
コロナで深刻な打撃を受けた江戸時代末期から続く酒蔵の挑戦 福岡県の小さな酒蔵の新商品が世界的なパッケージデザイン賞に挑戦しBronze Awardを受賞
の創業以来の危機的な状況となりました。この状況を打破するため、家飲み需要の増加に着目。「身近なお店やお酒売り場で地元の日本酒を気軽に手にとれるようにしてほしい」「日本酒は好きだが4合瓶(720ml)は多すぎる」という消費者の声に応える形で、飲みきりサイズの300mlでの新商品ブランドの立ち上げに挑戦しました。
■外部専門家と組み、これまでにない視点で商品開発
実は溝上酒造ではスーパーや量販店にて、これまでも300mlサイズの商品を販売しましたが、競合他社との差別化に苦戦していました。そこで今回はブランディングの専門企業とタッグを組み、家飲みの状況でも「ちょっと特別な機会やご褒美的な状況で選ばれる日本酒とは?」という視点から商品を開発。販売ターゲットを、食に興味関心が高く、ライフスタイルに一定のこだわりをもち、SNSを頻繁に利用する概ね40代の「おとな世代」とし、その層が思わず手を取りたくなりSNSにアップしたくなるようなストーリーがあり、これまでの日本酒では見たことがないようなラベルデザインとしました。
商品イメージ
■ライフスタイルにそっと寄り添う、幸せのデザイン
コロナ禍でのストレスも多い日々だからこそ、デザインコンセプトを「HAPPY」