東北新社・電通クリエーティブX・ヒビノ映像制作における温室効果ガス削減・プロセス効率化目指し共同プロジェクト「メタバース プロダクション」発足ESGに取り組む“PXサービス”を開発、2022年より提供開始
の取り組みが2020年11月よりスタートしています。
現在の映像制作ワークフローにおいては、「1回限りの使用で廃棄される美術セット・各種小道具」をはじめ、「ロケーション撮影に伴う大人数の移動」「多大な電力を必要とする設備使用」「制作スタッフの作業工数の増大化」など、ESGの観点から制作手法やプロセスに解決すべき課題が多くあります。このような背景から「メタバース プロダクション」では映像制作業界が長年抱えていた課題を解決する、以下の“PXサービス”の開発を予定しております。
■「メタバース プロダクション」が開発予定のPX商材例とポイント
1) 「Owned Virtual Set」「Owned Virtual Location」:
要望に応じオーダーメイドでCG美術セットやCGロケーションを制作し、繰り返し使用できる広告主所有のバーチャル素材(仮想世界)とすることで、廃棄物量やスタッフ工数削減が可能となります。
2)「実写ロケーションVFX」:
実写背景を予め素材として別撮りしておくことでロケーション撮影参加人員を最少化。また、出演者撮影はスタジオで背景素材を大型LEDに映写して実施することで、従来のロケーション撮影における時間・空間から解放された、あらゆる時間帯や場所、天候での撮影が可能となります。