2021年12月21日 09:30
食べることで環境保全!?大分発の陸上畜養ウニ「豊後の磯守(R)」に無添加塩水パックが登場
磯焼け状態の海で採取した市場価値のないウニを、食用に適した身入りと品質のウニへと2カ月程度で効率的に畜養しています。
餌には、持続可能な方法で収穫された食用昆布の端材を主原料に用いることで、ウニ本来の味を引き立て、ホルモン剤、抗生物質、保存料などを一切使用しない専用飼料を使用しています。
独自の陸上畜養技術および専用飼料により、天然ウニの旬に限らず、高品質なウニを、安定的に通年出荷できるのも特長です。
国産ウニ漁獲量は過去20年で半減し、供給の多くを海外からの輸入品に依存しています。ウニノミクスでは、磯焼けの原因となるウニを地域漁業・水産関係者とともに陸上畜養によって商品化することにより、藻場の回復による海の生態系の回復、CO2吸収量増加による温暖化対策を図るだけでなく、地域経済の活性化、ウニの国内自給率の向上など、多方面での社会貢献を目指しています。
【「豊後の磯守(R)」について】
豊後の磯守(R)ロゴ
大分うにファーム(
https://www.oita-uni-farm.co.jp/)にて手がける、陸上畜養ウニのブランド。かつてのふるさとのように豊かな漁場を保全するという意味合いを込めて、大分県南部の旧国名である「豊後」