くらし情報『重版決定!『渦巻いて 三河牧野一族の波瀾〈上巻〉』 ~2022年2月1日に下巻も発売予定~』

2021年12月24日 10:30

重版決定!『渦巻いて 三河牧野一族の波瀾〈上巻〉』 ~2022年2月1日に下巻も発売予定~

戦いが絶えない戦乱の時代に、土地や家族を守り抜こうとする思い、先に討たなくてはやられてしまう恐怖心、平和への希求、勢力拡大への欲望などが「渦巻いている」様子を描き出した本作。冒頭は、共に平家の血を受け継ぐ田口成富と牧野成興が出会い、寝食を共にしていく場面から始まります。田口成富はその後牧野姓に改姓し、牧野家の一員となり、その子である牧野成時が、牧野城、そして一色城、その後今橋城の城主となります。
冒頭の平穏なシーンから、だんだんと不穏な空気が流れ、後に激動していきます。特に牧野成時が、「古白」という法名を授かり、今橋城主となるところから物語は急展開。今橋城を周辺大名に攻められ、敵の計略により孤立無援となって2週間以上も籠城し、自害に追い込まれますが、この本では驚きの方法で城外の味方と連絡を取り、我が子を逃がします。そしてその子供が、後に今橋城を奪還して雪辱を果たすことになるのです。

■年末年始にじっくりと読むのがおすすめ
古白没後の牧野氏は、今橋城を奪回し、一色城主であった牧野成勝が牛久保城を築いて、徐々に勢力を回復していきます。
しかし、西三河から進出してきた松平清康(家康の祖父)に今橋城を攻められて一族の多くが討ち死にし、松平氏が東三河を平定します。

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