2022年1月14日 10:30
傷付いた希少猛禽類の救命率向上や野生に帰れない猛禽の継続飼育を目指すクラウドファンディングをREADYFORにて実施
猛禽類医学研究所(IRBJ)は、絶滅の危機に瀕した猛禽類とのより良い共生を目指すために、傷付いた希少猛禽類の救命率向上や野生に帰れない猛禽の継続飼育を目指すクラウドファンディングを開始しました。
詳細URL:
https://readyfor.jp/projects/IRBJ
クマタカの診察
猛禽類医学研究所(IRBJ)は環境省事業として北海道で傷ついた希少猛禽類の保護、治療、リハビリテーションなどを行っています。希少猛禽類の救護活動については、「種の保存法」で指定された種についてのみ餌や治療費の一部が環境省からもたらされているにすぎません。
専門治療に必要な各種医療機器や、上記に該当しない傷病鳥の治療に必要な医薬品や餌、治療費、そして治療後に野生に戻れない数十羽の個体の飼育には支援がなく、IRBJが独自で捻出しています。
この度、「野生に帰れない希少猛禽類の命を繋ぎ、活躍の場を与え、より良い共生へ」を実施しております。
https://readyfor.jp/projects/IRBJ
■背景
人間が豊かになるための環境改変によって傷ついた野生猛禽類を責任もって救護し、野生に帰ることができなくなった動物にも活躍の場を与え、共生していくための環境を作るべきだと思っています。