くらし情報『展覧会開催のお知らせ 特別展『北斎 百鬼見参』 北斎や門人による、怖い鬼、哀しい鬼、愛すべき鬼等、約145点の鬼の浮世絵が集結!<期間:6月21日(火)~8月28日(日)>』

2022年5月18日 09:00

展覧会開催のお知らせ 特別展『北斎 百鬼見参』 北斎や門人による、怖い鬼、哀しい鬼、愛すべき鬼等、約145点の鬼の浮世絵が集結!<期間:6月21日(火)~8月28日(日)>

などに戯曲化され広く知られるようになりました。
北斎門人の葛飾北為(かつしか ほくい)による本図も、この事件を描いています。三枚続きの大画面に、嵐に翻弄される義経の船、長刀(なぎなた)を手に鬼神のごとく襲いかかる平知盛と平家一門の怨霊があらわされています。

<角大師(良源)>
展覧会開催のお知らせ 特別展『北斎 百鬼見参』 北斎や門人による、怖い鬼、哀しい鬼、愛すべき鬼等、約145点の鬼の浮世絵が集結!<期間:6月21日(火)~8月28日(日)>

蹄斎北馬「角大師と蝸牛図」すみだ北斎美術館蔵(前期)

角大師とは、平安前期の天台宗の僧、良源が鬼に化身した姿を指します。良源は自らにとりついた疫病神を法力で退散させましたが、疫病に苦しむ民を救うため一心に念じて2本角の痩せた鬼の姿となり、それを弟子に写させ護符としたといいます。
本作は北斎門人の蹄斎北馬(ていさい ほくば)が、蝸牛(かたつむり)を眺める角大師を洒脱な筆づかいで描いた肉筆画(*2)です。*2 肉筆画:浮世絵の中でも版画とは異なり、絵師が絵筆で直接紙や絹に描いた作品のこと。

●3章 神話・物語のなかの鬼
日本の神話・物語には、数多くの鬼が登場します。
それらの鬼は、江戸時代において、錦絵や版本など江戸のメディアでも広く知られ、北斎も作品としています。本章では日本神話や伝説、章節・演劇などの物語に登場する恐ろしい鬼、哀しい鬼、強者のイメージとしての鬼などを集め、さまざまな鬼の様相を紹介します。

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