2022年6月30日 10:30
世界初!カーボン製弦楽器を用いたオケコンテンツ制作提供開始 木製楽器とのハイブリッド使用も選択肢に
木製楽器での制作・収録に加え、カーボン楽器のみ、木製楽器とカーボン楽器のハイブリッド使用など「コンテンツの方向性に合わせて楽器の材質を変える」が実現します。
*収録に適した音像作りが可能
今回の検証はアニメ「鬼滅の刃」や映画「ハッピーフィート2」ゲーム「RIDGE RACER7」などのサウンドトラック制作に広く関わるレコーディングエンジニア・櫻井 繁郎氏(音響ハウス)と実施。同氏はカーボン楽器は音の膨らみがうまく調和されており、倍音が整理されていて濁らない印象とし「木製楽器で気になるところが気にならなくなったことに驚いた」と語ります。サウンドトラック制作に広く使用できると評価。作曲家やオーケストレーターをはじめ、様々なクリエイターに知ってほしい、とその可能性を示しました。
*ライブでは「全天候型」が実現
フェスなどのライブステージや海外ツアー、映画、プロモーションビデオの撮影などで木製楽器を使用する際に障壁となる「雨」や「水」、「湿気」などの問題。場所や気候条件に左右されないカーボンファイバー製の楽器を使用することにより、この課題は解決されます。
*世界初の試みはエコも実現
木製楽器と違い、自動車にも使用されるカーボンファイバー(炭素繊維)