2022年6月30日 14:00
原料価格高騰が待ったなし!いま、パッケージデザイン刷新に注目 Foods R&D、パッケージ改良の問い合わせが一昨年比2倍まで増加
はじめとした環境にも配慮する 等
コロナ禍に見舞われた2年ほど前。「店内での飲食・喫食が提供できないので、お持ち帰りやお家で食べられる製品にしたい」という企業様からのお問い合わせが相次ぎ、弊社はお店で提供していた食品のアウトパックや、テイクアウト用パッケージの提案に追われていました。しかし2022年初頭からは、パッケージの素材をより安全で安心なものに変更した上で、機能性を高めながらコストを見直し、商品価格に反映させたいというご相談が、一昨年の2倍以上に増えています。
2022年に値上げした食品数のグラフ
■エコ、リサイクル、SDGsにも対応し、「より良いもの」を
さらに、「品質の証」として、国際的な品質審査機関に審査申請をする企業はここ数年増加しています。たとえば、モンドセレクションの申請数が2019年は2,800点でしたが、2022年は3,200点に増加しており、客観的な評価により付加価値を高めようという意図が感じられます。また、パッケージ変更を検討される際は、アウトパックのご依頼の時期には多くはなかった「エコ」「リサイクル」「SDGs」に対する配慮が多く見られるのも最近の特徴です。