地域(まち)の魅力再発見「第15回 阪急ええはがきコンテスト」入賞77作品が決定しました!
太陽の位置と自転車の親子のタイミングがぴったりと合ったことにより、背景とうまく分離し、立体感も残す結果となりました。若干、進行方向に傾いた構図により、自転車の動きも表現されているようで、コメントにもある親子の会話が聞こえてくるかのような作品となりました。(林 直先生)
<最優秀賞 絵画部門>
「帰港」 山本 春美さん
場所:阪神高速3号神戸線の高架下
仕事を終えた船が帰港して静かに休んでいます。神戸港震災メモリアルパークの向かい側、阪神高速の高架下から、2月の小雨に震えながら描きました。
<選評>
船尾と船舷が影を落とす水面の描写に魅かれます。粗い描写の建物を背景にして、この水面は素描感のある筆致とwet on wetによる柔らかなにじみ効果で動きのある前景の舞台を作っています。全体の構成も良く帰港後の休息という題材の雰囲気が出ていてとても魅力的な作品です。(井上 正三先生)
入賞作品の発表方法について
1.駅での作品展示
12月9日(月)~12月22日(日)に、阪急大阪梅田駅1F中央WEST広場付近(紀伊國屋書店梅田本店前)において、すべての入賞作品(77作品)をパネル展示します。