ビートきよし(74)が公開した人気お笑い芸人・松村邦洋(56)の近影に心配の声が相次いでいる。松村がパーソナリティを務めるラジオ番組『松村邦洋のOHー!邦自慢』(KRYラジオ)の放送500回目を記念し、同番組にゲスト出演することとなったきよし。出演に際し、松村と記念撮影を行い、その様子を4月15日にXでアップした。きよしは写真とともに、こうポストしている。《それより松村デカすぎ》確かに写真の松村は、かなり大きい。黄色いピタッとしたTシャツを着た松村は大きな腹の前で手を組んでおり、胸部もかなり厚みを持っている。またきよしが細身である分、その大きさがいっそう際立っているように見える。もともと全盛期の90年代、ものまね芸だけでなく太った見た目でも注目を集めていた松村。しかし、近年はダイエットに成功していた。’22年12月9日、「Tarzan web」にアップされた記事で松村は「2005年頃に体重が141kgになって、さすがにこのままではまずいと思ったのがきっかけ」とダイエットを始めた経緯を明かし、「2009年の東京マラソンで、完走しようとハイペースで頑張っていたら、急性心筋梗塞で心肺停止状態になっちゃった。今思えばあの時は100kgオーバーで、心臓にすごく負担がかかっていたのかもしれない。ちょっと無謀な挑戦だったね」と肥満の弊害を語っていた。 その後、’17年9月にはパーソナルトレーニングのお陰で、50歳にして30kgのダイエットに成功。体重は80kgとなったと語っている。しかし、今回きよしのアップした写真ではリバウンドした様子――。アラ還に差し掛かる年齢での体型変化にXでは驚く人が続出し、心配する声がこう上がっている。《松ちゃん、リバウンドしすぎ 年齢的に心配だよ》《これ、最近の松村さん……??》《あれれれリバウンドしすぎると心臓に悪いよ》《六十路近いのに激しいリバウンドは危険だなぁ》
2024年04月23日お笑い芸人のケンドーコバヤシ(51)が4月18日に放送された『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)に出演し、かつて恋心を抱いていた”女性芸人”について当時の思いを熱く語った。この日は「褒めて!けなして!芸人リアル相関図!」とのテーマで人気芸人がスタジオに集まった。出演するオードリーの春日俊彰(45)が同じく出演者のいとうあさこ(53)について、「魅力的」「それをみんな気づいてない」などと話すと、ケンコバも「いや、僕も実は…」と、いとうの魅力について話し出した。大阪から上京した当時、芸人との飲み会にいとうも同席することが多かったというケンコバは「よくなぜか(いとうが)横に座ってくれて。俺、行儀悪くてよくこぼしちゃうんですよ」と頻繁に飲み物をテーブルにこぼすといい、そのときに「あさこは俺のこぼしたのを見ずに拭きながら、他の人と喋ってくれたりする」と、いとうのさりげない気遣いを振り返った。そんないとうにケンコバは「自分の奥様みたいな。勘違いして、かなり好きになっちゃった時期があって」と告白。すると「うそー!本当に!?」といとうが身を乗り出して絶叫。ケンコバは続けて「俺、飲みに行くたびに横座ってくれるし、”もしかしたらあさこもこれは”と思って」と、いとうも自分に好意を寄せているのではと思い、「あさこってトーク番組よく出てるんで、”こんな男が好き”みたいな話題がよく出るじゃないですか。で、”この人にドキドキしたことある”みたいな芸人仲間とか、そういうトーク全部チェックしたんですよ」と自分に気があるかを確認したという。しかし「1回も名前出てこなかった」ことから「勝手に恋して勝手に失恋してた」と当時を回想した。ケンコバの告白を「嬉しい!」などと聞いていたいとうも「いや、ケンコバさんってやばいんですよ。お声も良いし、やっぱかっこいいんですね」といい、”いとう目線”でのケンコバとの過去を振り返った。「ケンコバさんが私、本当に好きで、そういうのを知ってる人が飲みのとき横の席にしてくれたんすよ」と、いとうもケンコバに好意を持っていたと明かし、「ケンコバさん覚えてらっしゃらないかもしれないですけど、あの人ね、あのいい声で『あさこね、俺のこと好きだからいつもこうやって横、座るんやな』とか言うんですよ!」と、当時のケンコバのイケメンぶりを熱弁。そして「ええ男!ええ男やねん!」と、当時のケンコバを思い出し、絶叫してスタジオを笑わせた。かつて両思いだったことが判明し、今も独身の2人にネット上では今後の進展を願うコメントで溢れた。《もう付き合っちゃえよ》《まだどっちも独身だからあり得るぞ。なんか似合ってる気がする。勝手に言うけど似合ってると思う》《どちらも独身ならいいじゃん!なんか大人の恋愛って感じでお似合いな気がします!》《実は想い合っていた二人。。。DTDX見てときめきました》《ケンコバたしかにカッコイイ!!あさこさんもめちゃくちゃ性格良い!結婚してほしいな〜笑》
2024年04月19日《いつも弊社タレントを応援頂きありがとうございます。弊社所属芸人みなみかわは、5月末日をもって退所致しますことを、ご報告致します。みなみかわ本人より個人で活動していきたいという意向を受け、本人の意思を尊重致しました》4月18日、みなみかわ(41)の退所が松竹芸能のHPで正式に発表された。その数時間前に配信された『週刊女性PRIME』で松竹退社が報じられた後、みなみかわは自らの公式Xで《一応言っておきます!史上初の円満なんです》と強調していた。だが、みなみかわは3月末、キンタロー。(42)が同じく松竹を退社する際に使った《円満退社》という言葉について、その数日後に出演した『ABEMA的ニュースショー』(ABEMA)で、「キンタロー。って大好きですし、仲いいですよ。キンタロー。に限らずですけど、“円満退社”って書いてるじゃないですか。“円満退社”って存在しないじゃないですか」と衝撃発言していたのだ。「その番組でみなみかわさんは『円満退社と円満離婚って存在しない。何かの“ひずみ”は絶対ある。だって、円満だったらいたらええやんって話』と畳みかけたのです。彼曰く、キンタロー。さんは“ものまねの天才”ゆえに他のことが見えないところがあり、ちゃんとマネージメントしてくれる松竹芸能にいたほうがいいのに…という主張でした。もともとみなみかわさんは1年半ほど前のテレビ番組で、松竹芸能の売れている芸人をランキング付けし、《1位よゐこ、2位ますだおかだ、3位ヒコロヒー、4位クロちゃん、5位みなみかわ》と話していたことがあります。ゲストから“森脇健児さんは何位?”と聞かれ、『8位!』と即答して笑わせていました。今ではなすなかにしもベスト5に入るでしょう。ランク入りしていたみなみかわさん自身も“円満退所”するとなると、松竹を辞めた芸人たち、いわゆる“脱竹”芸人組はますます勢いづくでしょうね」(前出・演芸関係者)“脱竹”人気芸人の代表格といえば、13年に退所し、個人事務所『ザ・森東』を設立したさらば青春の光だ。「事務所社長でもある森田哲矢さん(42)の現在のレギュラー番組は10本以上。22年の事務所の年商は3億7千万円だと話していました。今回のみなみかわさんの退所報告のSNSに『ん?そんな退社ないで?』とツッコミを入れていたのも森田さんでした。「近年、“脱竹”芸人の活躍が増えています。この3年のR-1グランプリでは、11年に退所したお見送り芸人しんいちさんや12年に退所した街裏ぴんくさんと2人も王者になっています。13年に退所したAマッソもバラエティ番組で活躍しています」(前出・演芸関係者)松本人志(60)が『週刊文春』との名誉棄損訴訟で休業中のため、吉本興業が“千鳥一強”となるなか、みなみかわやキンタロー。といった“脱竹”組が芸能界の新勢力となるかもしれない。
2024年04月19日2017年に発表した漫画『大家さんと僕』(新潮社)で第22回手塚治虫文化賞短編賞を受賞した、芸人で漫画家の矢部太郎の初の大規模な展覧会が、東京・立川のPLAY! MUSEUMで、4月24日(水)から7月7日(日)まで開催される。1977年、絵本・紙芝居作家のやべみつのりを父として生まれた矢部太郎は、幼い頃から絵を描くことが好きだったという。1997 年にカラテカを結成し、吉本興業所属のお笑い芸人として活躍するが、『大家さんと僕』がシリーズ累計で120万部を突破し、漫画家としても高い評価を得た。その後は、父との幼少期の思い出を綴った『ぼくのお父さん』(新潮社)、人気者になりたい動物たちの楽屋での姿を描いた『楽屋のトナくん』(講談社)、認知症患者と家族の日常を描いた『マンガ ぼけ日和』(かんき出版)など、次々と作品を発表してきた。『楽屋のトナくん(1)』(講談社)2022年「はじめまして」より矢部の作品の特徴は一貫している。それは、鋭くも優しい芸人としての眼差しを活かしつつ、力の抜けた絵と言葉で大切なことをシンプルに伝えていく姿勢だ。登場人物の何気ない会話や行動のなかに、見過ごされがちな気持ちの揺れをすくいあげ、温かなユーモアでくるんで表現する作品からは、懸命に生きる人々に向けて「ありのままでいいよ」と静かに励ます思いやりが感じられる。矢部自身はその漫画について「読者と僕の『ふたり』の物語かもしれない」と語っているといい、展覧会タイトルの「ふたり」には、読者の一人ひとりが、そうした温かな眼差しをもつ矢部とその作品に親密に向き合うことを示唆しているようだ。『マンガ ぼけ日和』(かんき出版)2023年「お金盗ったでしょう?」より見どころのひとつは、『大家さんと僕』をテーマに、多彩な展示が行われること。大家さんが来場者の「帰宅」を迎えてくれるインスタレーションといった体験型展示に加え、同展のためにアクリル絵具で描き下ろした作品約100点の展示、紙芝居の上映、そして多くの人々の涙を誘った最終話の映像上映もある。また、幼少期に父・やべみつのりが描いた家族絵日記「たろうノート」や矢部が父の勧めで制作した「たろう新聞」の初公開や、幼い頃の暮らしぶりを体感できる映像インスタレーション、さらに最新作『プレゼントでできている』(新潮社)に関連した「番外編」の公開など、矢部の「原点」と「今」にもふれられる、盛りだくさんの内容も楽しみだ。父の家族絵日記「たろうノート」<開催概要>『ふたり矢部太郎展』会期:2024年4月24日(水)~7月7日(日)※会期中無休会場:PLAY! MUSEUM時間:10:00~17:00、土日祝は18:00まで(入場は閉館の30分前まで)料金:一般1,800円、大学1,200円、高校1,000円、中小600円※立川市民割あり※特典つき公式サイト:
2024年04月18日お笑い芸人・あばれる君の初エッセイ『自分は、家族なしでは生きていけません。』が5月22日、ポプラ社より発売される。「人間的な思いやりを教えてくれたのは、妻と息子たちでした」と、家族への思いをつづった。無人島でサバイバル技術を披露したり、YouTubeでポケモン対戦配信をしたりと、テレビやネットなど幅広く活躍しているあばれる君も、家に帰れば2人の息子の父親。最近では妻のゆかさんとテレビ番組やCMで共演することも増えている。初エッセイは、そんなあばれる君の、家族への感謝と愛情が詰まった内容。ゆかさんとの悲喜こもごものエピソードや、2人の息子との心あたたまるやりとりから、あばれる君の誠実で純粋な人柄がじんわりと伝わる。芸人としての苦悩や手ごたえをつづったエッセイも満載。駆け出しの若手芸人時代の厳しい修行や、体を張った危険なロケの裏側、芸人として活躍する充実感など、普段は見られないあばれる君の胸の内も垣間見える内容となっている。また、中学社会科と高校世界史の教員免許や、世界遺産検定1級を所持する一面も。現在は合格率5%の難関、気象予報士試験にも挑戦するなど、過酷な試験に立ち向かう姿も必読。なお、あばれる君が家族と過ごす日常の風景を日記風にまとめた「あばれる家の日常」は、漫画家・和田ラヂヲ氏が手掛けた。10点が収録されている。(以下、『自分は、家族なしでは生きていけません。』より抜粋)■「自分は、やさしいゆかちゃんの気持ちをないがしろにしていました。」(P14)より僕は人生を切り拓き助けてもらう最強のパートナーを、17歳にしてもう手に入れてしまったのです。なぜ僕と付き合ってくれたのかをゆかちゃんに聞くと決まって、「お笑い芸人になるって言ってたからだよ」と言います。ゆかちゃんは長女で昔ながらの農家出身。厳しく育てられたらしく、高校の文系か理系かへの進路選択の際も、つぶしが効くはずだと理系に進むようにとお父さんに決められたようです。そして、お母さんの職業を追うように看護師の学校に通うことが決定事項となっていました。おそらくですが、ゆかちゃんはしっかりと決められたルートを歩むのが少し嫌だったのです。そこにお笑い芸人という夢を持つ僕が現れて、もしかしたら第二の夢を僕に託したのかもしれません。かといって僕の家が厳しくなかったわけではありません。当時の両親は僕のお笑い芸人になるという言葉を真に受けてなかったし、オーソドックスな世間体を核としたとしたゆるがない価値観の中で育てられました。そんな完璧主義の家庭環境の反動からか、とにかく僕はゆかちゃんに夢を語りました。ゆかちゃんは僕のほぼ妄想である夢のまた夢の話を、うんうんと自分のことのように喜んで聴いてくれるのでした。■「お笑い修行の一年」(P42)よりお客さんがはけてから深夜お笑いの特訓が始まります。中でも忘れられない特訓が「顔面洗濯バサミ」です。ヒモがついた洗濯バサミを顔にいくつもつけます。ヒモが引っ張られて洗濯バサミが顔からとれたときに、おもしろいリアクションをするというものです。深夜から明け方にかけて何度も繰り返し、リアクションの練習をします。ソレを団長が見てあれこれ言うのです。最悪です。Uさんは、副団長的な立ち位置で団長から厳しくお笑いを教えられていました。その「顔面洗濯バサミ」も何度もさせられていました。今思えば信じられない集団ですが、当時、生まれたてのアヒルがはじめて見たものを親だと思うように、僕はまっすぐなんの疑いもなく、その洗濯バサミを何度も顔につけてはヒモを引っ張り外すことを繰り返したのです。みんな顔がかさぶただらけでした。Uさんの顔色が、毎日少し赤黒がかっていたのはこのせいだとそのとき気づきました。「これは、何回も練習するものですか?」と聞くとUさんは、「ああ。疑問は持つなよ?」と言いました。へんな奴らに会えてゾクゾクしました。■「『芸人』になった日」より(P46)そのとき耳に入ったのが、今の事務所が主催している大学生のためのお笑い大会でした。出場するほとんどの大学生芸人は大学のお笑いサークルに所属していました。ハナコの岡部など、数々のコント芸人を輩出した早稲田大学のお笑いサークルや、法政大学のお笑いサークルなどがひしめき合う中、野良でお笑いをやっているのは僕ぐらいでした。僕のネタは、先生のモノマネとあるある。会場ではなかなかのウケ。厳しい場所でのお笑い修行はなんだかんだ無駄ではなかったのです。存分に力を発揮できました。結果的には、審査員特別賞。審査員だったブーマーさんに「君は僕と同じ匂いがする」とコメントしていただきました。はじめてプロと呼べる芸人さんに褒めてもらい、忘れられない1日になりました。養成所には特待生という形で入ることができ、劇団から僕は飛び立ちました。その日の帰り道、ライブを観にきていたゆかちゃんは満足げでした。その顔を見て僕も満足でした。
2024年04月15日お笑いコンビ・EXITの兼近大樹が11日、ABEMAのニュース番組『ABEMA Prime』(毎週月~金21:00~)に出演。お笑い芸人になって生じた“変化”を明かした。○りんたろー。は「劇場でやるお笑いの中毒に」11日の配信では、何かにハマり、抜け出すことが難しくなる「依存症」を特集。EXIT・りんたろー。は「僕はテレビの仕事が増えていくほど、劇場でやるお笑いの中毒になった。ダイレクトに笑い声が返ってくるし、ドーパミンがドバドバと出て、『自分って生きていていいんだな』『こうやって人生を終えられたら幸せだろうな』という気持ちになる。この感覚は何ものにも代えがたくて、これを知ってからはギャンブルやお酒への興味が薄れてきた」と打ち明けた。続いて、相方の兼近も「僕も芸人になってから、笑いを取る以外のことに興奮しなくなってきた。恋愛にも全く興奮しなくなりましたね(笑)」と語りつつ、「僕は常に難しいことに挑戦したくて、お笑いでもそうありたい。みんながやっている笑いの取り方ではなくて、『これはウケないだろうな……』と思いながら挑戦していきたい」と告白。これには、りんたろー。も思わず「それは本当にやめて(笑)。結果がすべて!」とツッコミを入れ、笑いを誘った。また、兼近は「スポーツ観戦やパチンコ、スロットは、人を熱くさせる。自分の努力ではどうにもならないし、自分の意思で状況を変えられない。そういうモノほど、興奮してハマっちゃうんですよね」と持論を展開していた。なお、この模様は現在、「ABEMA」にて見逃し配信中。(C)AbemaTV,Inc.【編集部MEMO】「ABEMA NEWS チャンネル」で生配信されているニュース番組『ABEMA Prime』(毎週月曜〜金曜21:00〜) 。キャッチコピーは「みんなでしゃべるとニュースはおもしろい」。これまでの当たり前や価値観が変わるなか、今の時代らしいネット言論に挑戦する。レギュラーメンバーは総勢70人。さまざまなバックグラウンドをもつ論客たちと多様で新しい議論を届ける。
2024年04月12日お笑いコンビの鬼越トマホーク(坂井良多、金ちゃん)が5日、ABEMA『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(毎月第1~3金曜21:30~、第4金曜 地上波放送終了後~)に出演。大学お笑い出身芸人について語った。○由々しき事態なのに誰も声を上げない5日の配信回では、お笑い研究部の最新作「2024年 お笑い界が抱える2大問題を考える」を実施。この企画では、現在のお笑い界が大きな問題を抱えていると訴える鬼越トマホークが登場し、「大学お笑い出身芸人が勢力を拡大させている」と主張。生徒役には慶応義塾大学出身のストレッチーズ、高山一実を迎え、大学お笑いサークル出身の芸人について鬼越トマホークが持論を展開した。番組では、昨今の大学お笑い出身芸人たちの活躍に、「由々しき事態なのに誰も声を上げない。ここ数年大学お笑いサークル出身の芸人が急増している。さらに賞レースで結果を残しまくっているせいでその勢力は拡大して大学お笑いがブランド化している」と危機感を募らせた坂井。さらに、自分たちから見ると大学お笑い出身芸人は「大金払って大学まで行かせてもらったのにろくに就職もしない親不孝野郎」と暴論を吐く鬼越トマホークに、ストレッチーズはたまらず「言い過ぎですって」と苦笑する。○ノブコブ吉村も危機感!?また、坂井は、ひと昔前の芸人は「就職したくない中卒・高卒の最後の逃げ場」だったとし、ストレッチーズに向け「慶應出たらどんな職業にも就けるじゃん。芸人は芸人しかできない人間がやること。いくつか選択肢ある中でお笑いをやっちゃってる。ビジネスでお笑いやっちゃてる」と毒づく。そこでストレッチーズは「あんまり変わらないですよ。就職したくない・モテたい・金欲しいって理由で、4年かかっただけ。大学の4年間分悩んでただけです」「たまたま頭が良かったから慶應に入っただけでお笑いが好きなんです」と反論するが、坂井は「本気で論破しようとすると高卒芸人は分が悪いんだよ」「だからこの勝負は挑まないよ」と議論を拒否。坂井のまさかの言い分に笑いが起こる中、「俺は大学お笑いとは同じ土俵に立たないよ。そのために芸能界入ったんだもん。お前らが俺らの遊び場に勝手に足を踏み入れてる」と続けた坂井に、ハライチ・澤部佑は「みっともない」「そこは汚いんだよ」とツッコミを入れた。そして番組後半、鬼越トマホークは昨年末には高卒芸人にトドメをさす出来事があったと言い……。この出来事によって「大学お笑いが面白いということを証明してしまったので、我々高卒お笑いはピンチ」と漏らした金ちゃんに、平成ノブシコブシ・吉村崇は「去年はみんな平場も仕上がってた。いよいよやばいなと思ってきた。だから早めに潰さないとだめなんだよ」「俺らの食い扶持がなくなる」と焦りをにじませ、笑いを誘った。なお、この模様は現在、「ABEMA」にて見逃し配信中。(C)AbemaTV,Inc.【編集部MEMO】過去に大きな失敗をやらかした“しくじり先生”たちが自らのしくじった経験をさらけ出し、人生の教訓を伝授してくれる、反面教師バラエティー『しくじり先生 俺みたいになるな!!』は2013年に単発でスタートし、2014年よりレギュラー化。その後枠移動や休止を経て、現在はテレビ朝日系で毎月第4金曜(24:45~※一部地域除く)、ABEMAで毎月1〜3週金曜(21:30~)に放送・配信されている。
2024年04月09日お笑いトリオ・森三中の黒沢かずこが、今日8日放送の日本テレビ系バラエティー番組『大悟の芸人領収書』(後11:59)にゲスト出演する。同番組は、笑いのためには金を惜しまない、令和に生きる昭和芸人・大悟が、芸人たちの私生活の領収書やレシートをエピソードとともに査定する。金額に見合う面白さと判断すれば、全額分をキャッシュバックし、さらなる芸の肥やしに使ってもらおうという、芸人トークバラエティー。お笑いコンビ・千鳥の大悟がMCを務める。今回のゲスト芸人は、前回に引き続き、黒沢、タイムマシーン3号・関太、モグライダー・芝大輔、Aマッソ・加納、四千頭身・都築拓紀。SPゲストとして、倖田來未が参戦する。「お笑いの正解ってわかりますか?」と語り始めた黒沢は「周りにお笑いの正解を教えてくれる人がいない」と悩みを打ち明ける。そんな中、番組で大悟と共演した際、その“笑いと格闘する”姿に感銘を受けたと言い、「大悟とお笑いの話がしたい」と数少ない同期へ特別な想いを込めた領収書を持参する。さらに、プライベートで娘といる大悟に遭遇したそうで、父親としての大悟の一面もうっかり暴露。「こんなに大悟のことしゃべられたの初めて」とたじろぐ大悟の姿も見どころとなっている。芝は、妻に渡した誕生日プレゼントの領収書で承認を目指す。売れる前から交際していた妻にようやくちゃんとした物を渡せるようになったという芝だが、プレゼントのまさかの結末に夫として悲哀を語る。「奥さんへのプレゼントどうしてますか?」と意見を求められた大悟の驚がくの返答にスタジオが騒然となる。都築は、正月旅行で起きた人気アーティストも巻き込む珍道中を語る。都築の意外な交友関係に驚く一同だったがエピソードが進むにつれ、ある“違和感”に気付きはじめる大悟。スタジオでも物議を醸した大旅行記を披露する。そのほか、お気に入りのブランドの服がある出来事で一夜にして着れなくなったというタイムマシーン3号・関、自宅スタジオに関係する出費を語る倖田のエピソードも展開される。
2024年04月08日新年度を迎え、テレビ各局で発表された4月の番組改編。バラエティ番組にも大きな動きが見られ、新番組のMCには人気沸騰中のお笑い芸人の起用が目立った。日本テレビでは、33年間ドラマ枠だった水曜夜10時をバラエティ枠に改編。ハライチと佐藤栞里(33)がMCを務める『世界頂(いただき)グルメ』がスタートする。TBSでも長年親しまれてきた『世界ふしぎ発見!』が終了し、昨年12月に放送された特番『世の中なんでもHOWマッチ いくらかわかる金(かね)?』がレギュラー化。この番組でも、ハライチ・澤部佑(37)がMCを努める。フジテレビでは「木曜枠」が改革され、これまで特番で放送されていたバラエティ番組がレギュラー化。19時台はさまぁ〜ずがMCを努める『ミュージックジェネレーション』が、20時台にはかまいたちがMCを務める『街グルメをマジ探索!かまいまち』がスタートする。さらに’16年4月に終了したスポーツニュース番組『すぽると!』が、千鳥を“キャプテン”に据えて復活する。バラエティ番組はもちろん、情報番組からドラマまでテレビで見ない日はないお笑い芸人。果たして、世論にもっとも支持されている芸人は誰か?そこで本誌は、「テレビで見たい/テレビで見たくない」と思われている男性芸人について調査を実施。M Dataが公表したTV番組出演数が多い男性芸人トップ20を対象に、20歳〜60歳の男女500人に聞いた。本稿では「テレビで見たい男性芸人」の調査結果を紹介する。まず3位に選ばれたのは、バナナマン・設楽統(50)。昨年12月に「M Data」が発表した「2023年TV番組出演ランキング」では、お笑い・男性部門で2位にランクイン。地上波キー局の番組出演回数は、597回にも上った。今年で12年目を迎える朝の情報番組『ノンストップ!』(フジテレビ系)は、放送開始から設楽がMCを担ってきた。また『乃木坂工事中』(テレビ東京系)では、乃木坂46メンバーとの息の合った掛け合いも人気だ。一部週刊誌では“スタッフに厳しい”と報じられたこともあるが、落ち着いた振る舞いは視聴者の厚い信頼を得ているようだ。「安心感があっていい」「親しみやすい雰囲気があるから」「言葉遣いが丁寧で、芸人特有のいやらしさがない」「言葉使いが悪くなく、話し方も優しめで安心感があるので」次に2位に選ばれたのは、有吉弘行(49)。月曜〜日曜までNHKと民放でゴールデン・プライム帯のレギュラー番組を持ち、『有吉ゼミ』(日本テレビ系)や『有吉クイズ』(テレビ朝日系)などほとんどの番組に自らの名を冠している。昨年には『第74回NHK紅白歌合戦』で司会に抜擢され、いまや押しも押されもせぬ“最強芸人”だ。アンケートでは司会の手腕を評価する声が目立った。「司会が上手いイメージがあるから」「テレビで見ない日がないくらい出ているし、回すのが上手」「会話がウィットに飛んでいて面白い」また’07年に『アメトーーク!』(テレビ朝日系)で品川祐(51)を「おしゃべりクソ野郎」と評し、絶妙な毒舌が脚光を浴びたことで再ブレイクを果たした。共演者をいじりつつも笑いに昇華させる芸風に、「毒舌で何でもズバズバ言って面白い」「毒をはいてるイメージだが、実は、他人を思いやり、性格が良さそうなので、テレビも、楽しくみれる」との声が上がっていた。ただ「テレビで見たくない男性芸人」でも有吉は2位に選ばれており、毒舌キャラは好き嫌いがハッキリと分かれるようだ。そして1位は、バイきんぐ・小峠英二(47)。「テレビで見たくない男性芸人」でも1位にランクインしてしまったが、それほど視聴者の注目度が高いということだろう。現在は『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』(中京テレビ)や『小峠英二のなんて美だ!』(TOKYO MX)など、レギュラー番組も多数。そのいっぽうで「2023年TV番組出演ランキング」のお笑い・男性部門ではトップ10圏外であり、年間出演数は397回と他の芸人より抜きん出ているわけではなかった。だが“ツッコミ”と“いじられ”の両方ができる器用さは、唯一無二。キレながらも場を和ませる“愛されキャラ”として、番組を盛り上げ役として重宝されている。アンケートでは、そうした立ち回りの上手さを評価する声が目立った。「いじられるのが見ていて面白く、コメントも面白い」「でしゃばるわけでもなくある種天然だし見てても嫌味がない」「リアクションが好き」’21年6月放送の『キングオブコントの会』(TBS系)では20年ぶりに新作コントを披露した松本人志(60)の相手役を務め、同年からは「キングオブコント」の審査員に就任した小峠。“遅咲き”ながらも、着実に芸人としての実力を開花させてきた。持ちネタである「なんて日だ!」のフレーズのように、強いインパクトがありながらも人を傷つけないスタイルは人気のようだ。アンケートでは、「他にはない笑いを持っている」「発するワードが好き」と絶賛する声が上がっていた。
2024年03月30日お笑いコンビ・囲碁将棋がMCを務める、あす30日放送のABCテレビ『笑えない父と笑わせたい愛娘』(後4:00~4:30※関西ローカル)で、芸歴9年目の女性芸人が“絶縁状態”の父に向き合う。昨年、若手ディレクターによる番組のトーナメント戦を実施した深夜バラエティ番組『ちょいバラトーナメント』で、敗戦したものの好評だったドキュメントバラエティー番組。駆け出し女性芸人のネタを、離れて暮らす父親が見たら…そんな親子ふたりをそっと見守る。今回登場する女性芸人2人目は、ピン芸人モチダ・ポ・ソフィ。広島県の実家を離れ、芸歴9年目で、東京でアルバイトをしながら月に8回ほど舞台に立っている。モチダが大学卒業間近に帰省したとき、芸人になりたいと父・伸寿さんに伝えたところ激怒され、そのまま父から逃げるように上京。そのまま5年以上、絶縁状態だという。モチダは、昨年に祖父母が亡くなった際、実家から連絡がなかったことで「このまま父と会わずに終わってしまうのでは…」と考え、この状態を解消したいと思うようになった。幼いころに父とよく通っていたバッティングセンターで久しぶりの対面を果たすが。父を前に涙するモチダが、これまでの集大成として披露したネタに、父の反応は…。スタジオでは、囲碁将棋・文田大介が涙を流す展開となる。
2024年03月29日お笑い芸人のなかやまきんに君(45)と元卓球日本代表の石川佳純(31)が28日、都内で行われた『洋服の青山 ゼロプレッシャースーツ新CM発表会』に出席。俳優の三浦友和(72)が見守る中で、卓球対決をした。イベントでは、きんに君と石川がスーツを着たまま卓球勝負。三浦は「相手になるわけないですよね。どう負けるのかが楽しみです」と冷静に勝負を予想するも、きんに君は「めちゃくちゃ自信あります。6年前、温泉に行ったときに卓球を練習しました。あれを思い出したら勝てるのかなおと思います」と自信満々。「本気でいかしていただきます」と意気込んだ。一方、石川は「ゼロプレッシャーです」とCMキャラクターぶりを発揮。完璧なコメントにきんに君は「僕よりお笑いを撮るのはやめてください」と不満げだった。試合中、2人はスーツ姿とは思えない軽快な動きを見せる。途中、きんに君がハンデをもらう場面もあり、特製巨大ラケットをきんに君、穴あきラケットを石川が使うことに。それでも、石川が勝利。石川は「6年ぶりとは思えないお上手ですね。パリ(オリンピック)の次のロスを目指してもらって」とエールを送り、きんに君は「世界のトップの卓球選手とラリーをやらせてもらえるだけで幸運でした」と喜んだ。そして、きんに君は「今思えばお笑いの方もゼロだったなと」としょんぼり。「筋肉が見えていないので。そちらは音声の方で笑いを足していただければと思います」とお願いした。改めて肩書を聞かれたきんに君は「肩書はボディービルダーです」と即答。「お笑いはアルバイト感覚でやらせていただいています。だから少なかったと思っていただければ」と伝えた。同ブランドは、きょう28日から「ゼロプレッシャースーツ」のレディススタイルを発売する。縦・横の高い伸縮性や防シワ性、自宅の洗濯機で丸洗いできるイージーケア性を備えた税込1万円を下回る価格の機能性セットアップとなっている。三浦、きんに君、石川が出演する新CM「洋服の青山『ゼロプレッシャーレディス出ました!篇』」は、あす29日から放映される。
2024年03月28日このたび、周南市出身のお笑い芸人「いかちゃん」を、「しゅうなんおさかな大使」に任命します。おさかな大使のいかちゃんには、周南地域の魚に関するイベント出演や情報・魅力の発信に協力していただき、しゅうなんの漁業や地域を盛り上げていきます!【任命者】山口県漁業協同組合周南統括支店長【任期】令和6年4月1日~令和7年3月31日の1年間【大使の役割】1.周南地域の漁業や地域の振興に係るイベント等への出演、協力2.SNSによる周南地域の漁業等に関する情報や魅力の発信【推進体制】任命者:山口県漁業協同組合周南統括支店長協賛団体:周南市、下松市、周南市水産物市場買参人組合、周南市料飲組合、公益財団法人 下松市水産振興基金協会事務局:山口県漁業協同組合周南統括支店マネジメント:ワイズオフィスいかちゃんのプロフィールスクールJCA23期生1996年1月3日生まれ山口県周南市出身B型、身長160㎝【特技】料理、カップソングでいいとこ言う、曲に合わせてカップソング、打楽器、ドラムロール、子供のお世話、美味しく食べる【資格】調理師免許(※所属事務所人力舎のホームページより転載)いかちゃんのコメント「地元、山口県周南地域を盛り上げられるように、実家は魚屋さんのいかちゃんが、みんなの助けも借りながら頑張ります。」おさかな大使任命式のお知らせ【日時】令和6年4月22日(月)午前10時~【場所】モントロー&ウナムカフェ(徳山駅南側)いかちゃん本人が、出席して任命式を行います。任命式終了後には、おさかな大使PRイベントを徳山デッキで行います。問い合わせ山口県漁協周南統括支店℡0834-21-0273周南市役所水産課℡0834-22-8366下松市役所農林水産課℡0833-45-1849 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年03月25日2024年1月期のドラマは、お笑い芸人たちの出演作が多く、SNSやネットの掲示板での賛否が大きく分かれている。『春になったら』(カンテレ・フジテレビ系)で、奈緒とダブル主演を務める木梨憲武(とんねるず)、初主演ドラマ『婚活1000本ノック』(フジテレビ系)の福田麻貴(3時のヒロイン)など、芸人が主演を務めるドラマもあるが、彼らの演技に対する視聴者の評価はまちまちだ。そこで本誌は、女性300人に、現在放送されている「冬ドラマに出演している芸人の中で演技が下手だと思う人」についてアンケートを実施した。3位は『春になったら』で余命3ヶ月を宣告された父親を演じる木梨憲武闘病しながらも、元気に、明るく生きようとする様子が印象的だが、《演技が大げさでうっとうしいと感じる》《おもしろくなってしまって良いストーリーがあまり入ってこない》(20代/学生)《声が大きく感じる。本当に余命宣告されているのか? と思ってしまう》(30代/パート・アルバイト)と、厳しい声が寄せられた。ひょうひょうとした演技スタイルも《声の出し方が単一的で抑揚がないため感情のメリハリを感じない》(60代/専業主婦)《役の人物より木梨憲武に見えてしまう》(50代/パート・アルバイト)など、あまり共感を得られていない様子。第2位は『婚活1000本ノック』で主演を務める福田麻貴(3時のヒロイン)彼氏ナシの売れない小説家を演じる福田麻貴。『ラストマン-全盲の捜査官-』(TBS系)などで演技経験があるものの、ラブコメのヒロインの座はまだ荷が重かったのか、《大袈裟な感じがする。棒読み感が否めない》(20代/パートアルバイト)《セリフに感情が入っていない》(60代・専業主婦)と、否定的な意見が多い。また、役のキャラクターが「自分に似ている」と福田自身が語っているが、《下手とは感じないが、演技というよりは本人の通常のような感じがある》(20代/会社勤務)《そのまんまだから》(20代/会社勤務)など、役と本人との差がないことを理由に挙げている視聴者も少なくない。第1位に選ばれてしまったのは『不適切にもほどがある!』のイワクラ(蛙亭)阿部サダヲ扮する中学校の体育教師の亡き妻を演じるイワクラ。これまでの登場シーンが遺影やアルバム写真、娘とピンクレディーを踊っている映像のみだったことから、《まだせりふをしゃべっているところを見ていないので》(40代/パート・アルバイト)《演技ではない》(30代/パート・アルバイト)《存在感がない》(60代/パートアルバイト)といった声が多数。芸風の印象のほうが強いのか、《本来のコントのときも言葉の間が悪くイントネーションも気になるから》(60代/派遣社員・契約社員)《周りの雰囲気に合わない》(40代/パート・アルバイト)など、演技の良し悪し以前の問題のようだ。3人が出演しているドラマはどれもストーリーに定評があり、ドラマ自体の評価は高い。せっかくドラマに没入にしているのにバラエティ番組での姿が目に浮かんで……、といった理由で選ばれてしまったのかも!?︎
2024年02月27日1月ドラマが早くも折り返し地点を迎えたが、今期は、お笑い芸人が出演する作品が多数、主演作も目白押しだ。木梨憲武(とんねるず)が奈緒とダブル主演で『春になったら』(カンテレ・フジテレビ系)、原田泰三(ネプチューン)は『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』(東海テレビ・フジテレビ系)、そして、福田麻貴(3時のヒロイン)は、『婚活1000本ノック』(フジテレビ系)で主演を務め、その演技力に注目が集まっている。また、NHK大河ドラマ『光る君へ』には矢部太郎(カラテカ)、秋山竜次(ロバート)、金田哲(はんにゃ.)、三遊亭小遊三が出演。雅な平安貴族の世界が、芸人たちの熱演によって親しみやすく感じられると好評だ。そこで本誌は、現在放送されている「冬ドラマに出演している芸人の中で演技力がすごいと思う人」について、女性300人にアンケートを実施した。第3位に選ばれたのは『光る君へ』で藤原実資役の秋山竜次(ロバート)『源氏物語』の作者・紫式部の波乱万丈な人生を描く今作で、政治や儀式のしきたりに詳しく、学識がある実資を演じ、物語序盤から存在感を示している。初出演の大河ドラマでの堂々たる演技に《滑舌がいいので台詞が聞き取りやすい。声質も合っている》(50代/パート・アルバイト)、《演技力もあるし顔(目)の力も強くて凄い存在感がある》(40代/パート・アルバイト)《平安貴族の雰囲気が出ていた》(60代/パート・アルバイト)と、称賛が集まった。また、普段コントで披露しているようなクセ強キャラを封印、真面目だけどクスッと笑えるところもある実資がウケているようで、《どう見てもくどいようにしか普段は見えないのにサラリと役をこなしている》(40代/専門職)《面白さものこしつつとにかく馴染んでいる》(30代/会社勤務)《普段の芸風とはまったく違う雰囲気だったため》(30代/自営業)などの声が寄せられた。続く第2位は『春になったら』で24年ぶりに連ドラ主演をはたした木梨憲武ステージ4の膵臓がんを患いながらも明るく生きようとする父親を演じているが、《明るい芝居で泣かされる》(50代・会社勤務)《お人柄を感じさせる暖かさがある》(70代/専業主婦)《お笑いの時とは違う、人間味溢れる演技》(40代/専門職)《余命が迫っている父親を、飄々とした雰囲気で演じていて、心情をきめ細かく演じている》(50代/パート・アルバイト)と、ブランクを感じさせない演技力が評価された。さらに、娘役の奈緒との息の合った掛け合いに《演技が自然でストーリーが素直に頭に入って来るから》(60代・自営業)《この人物になりきっているように感じられるから》(30代/無職)《奈緒さんとの掛け合いも本当の親子のように感じて素敵です。実演販売のお仕事は天職なのではと感じるほどです》(30代/会社勤務)など、好意的な感想が寄せられた。第1位に選ばれたのは、『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』の原田泰造(ネプチューン)昭和の古い常識から抜け出せないおっさんを演じる原田泰造。ゲイの青年との出会いをきっかけに、自分の古い価値観をアップデートさせるべく奮闘する姿に、《感情移入してしまう》(40代/専業主婦)《嫌な親父の時とアップデートしていく時のおじさんの差がすごく好き》(40代・専業主婦)《役にぴったりな感じがする》(50代/その他の職業)と称賛の声が。お笑いと両立し、俳優として29年のキャリアを持つ原田の演技力について《芸人というよりも俳優として一流の演技感がある》(20代/会社勤務)《ナチュラルな演技でよい》(40代/パート・アルバイト)《昔からドラマには出ているので安定感があって話に入り込める》(20代/パート・アルバイト)《いつもお笑いで楽しそうですが、真剣な姿に演技力を感じます》(60代/専業主婦)など、幅広い世代から支持を得た。とんねるず、ロバート、ネプチューンはいずれもコントに定評のあるコンビ&トリオ。コントで培われた演技力はドラマでも通用するみたい。
2024年02月27日現在開催中の「M-1グランプリ2023 スペシャルツアー」。そこで、人気お笑い芸人が令和ロマンの髙比良くるま(29)から“出禁”を喰らってしまった。1月28日から始まったこのツアーは「M-1グランプリ2023」のファイナリストや準決勝進出者が集結し、漫才で共演するというもの。2月25日には、福岡公演が2部制で行われた。くるまは、福岡公演の1部が終わるとXで、《コラ!!》といい香盤表をアップ。そこには出場コンビ全10組の漫才にかかった時間が記されていた。香盤表によると、それぞれの出番の持ち時間は8分。そのため、8分以下のものは黒字、それ以上は赤字でタイムが記入されている。スタミナパン、ロングコートダディ、くらげは黒字だが、令和ロマン含む他の7組は赤字となっており、彼らは用意された尺を超えてしまったようだ。しかし、その中でもずば抜けてタイムオーバーとなっているのがヤーレンズだ。他のタイムオーバーしたコンビは概ね10分程度で、2番目に長かった令和ロマンでも11分25秒だったが、ヤーレンズはさらに上を行き、17分12秒と持ち時間の”倍”のタイムを記録している。くるまの《コラ!!》に対して、ヤーレンズの出井隼之介(36)は《いい加減にしろよ!!》と怒っている絵文字と共に反応。くるまは思わず《アンタだよ!!》と返信していた。さらにくるまは2部の終了後にも、Xで香盤表を公開した。2部の香盤表には「全組ネタ尺8分です」という注意書きがあるが、今回はダンビラムーチョ以外の全組が時間オーバー。2部でもヤーレンズは8分以上の漫才をしたようだが、今回も15分08秒というぶっちぎりのタイムオーバーを記録。そのためかヤーレンズのタイムは赤い丸で囲まれており、くるまはこう投稿した。《たえた!!ヤーレンズさんは出禁!!》すると、再び出井は反応し、《ウケてたから丸してくれてる》と笑顔の顔文字と共にリプライ。すると、くるまは《違います 東京公演で逮捕する》とまたもや怒っている絵文字と共に綴った。規定の約2倍もの時間をかけて漫才を披露したヤーレンズ。笑いも二倍マシ?
2024年02月26日《吉本、芸人辞めますお疲れ様でした》こうXに投稿したのは、お笑いコンビ「プラス・マイナス」の岩橋良昌(45)。年明け以降、X上で制作会社社長によるパワハラや、俳優からエアガンで撃たれた被害を実名挙げて告発してきた。岩橋は2月21日に、突然《吉本と話ししてきた》と投稿。《SNSも一切禁止だって他人のTikTokライブにコメントするのもだめだって》《けど今こうやって約束破って投稿してる》と吐露。さらに、冒頭のように所属する吉本興業を退社する意向を示した。加えて、コンビを解散すると発表し、《古いよ、吉本のやり方は、もう》と事務所批判も。しかし、あまりに投稿回数が多い事や、名指しで暴露を行っていること、そして吉本興業との関係が悪化していることなどから、ファンの心配は募るばかり。そんななか、ファンが縋るのがダウンタウンの浜田雅功(60)だ。X上には、浜田に救援を求める声が相次いで上がっている。《岩橋応援してるけど心配だなぁ。浜ちゃん力になってやってくれよ》《浜ちゃん、岩橋さんを助けてあげられないだろうか。今松ちゃんもいなくて大変だろうけど。最悪の方向に行かないといいな。こわいよ》《誰かプラスマイナス岩橋さんと吉本の間に入って沈静化を図ってくれ……浜ちゃん……》「岩橋さんは“浜ちゃん軍団”の一人で、浜田さんも岩橋さんのことをとてもかわいがってきました。関西から東京に出てくるきっかけも浜田さんの番組に出させてもらったことがきっかけだったそうです。東京進出後、関西では大人気だったクセ芸がうまくはまらず悩んでいた際にも、浜田さんは『おもいっきりやれや!おもろいやんけ!なんか言われたら俺がやれって言ったて言え』と叱咤してくれたそう。プライベートでも次男と岩橋さんの誕生日が同じ8月であることから、浜田さんの自宅で合同誕生日パーティーを開いたり、浜田さんと小川さんの結婚30周年には一緒にお祝いをしたりととても親しくしていました。このような関係知もあり、ファンからは岩橋さんをサポートしてあげてほしいとの声があがっているのです」(お笑いライター)しかし、最近は岩橋と浜田は疎遠のようだ。今年1月28日、岩橋はXで浜田の番組を担当するテレビ番組制作会社の社長の社名や実名を出して、ドッグフードを食べさせられたり、サザエの殻を噛ませて歯が欠けるなどのパワハラを受けたと告発。さらに、この社長とのトラブルをきっかけに、岩橋は5年ほど前に浜田の軍団を抜けたという。性加害疑惑への対応で活動休止中の相方・松本人志(60)の対応にも追われている浜田。22日夜、吉本興業は一連の岩橋の投稿を受け、契約解消を発表した。果たして、岩橋と浜田の仲もこのまま“断絶”となってしまうのか。
2024年02月23日2月19日放送された『ジョンソン』(TBS系)で、お笑いコンビ・ニューヨークの屋敷裕政(37)が、思わず”カチンときてしまった”という後輩芸人の振る舞いを明かした。この日のジョンソンで放送されたのは「ウィキペディア陣取り合戦」という企画。かまいたちの山内健司(43)率いる山内チーム、かまいたち濱家隆一(40)率いる濱家チーム、モグライダー芝大輔(40)率いる芝チームに分かれて、“港区”を「赤坂・青山」「汐留・芝」「麻布・六本木」「白金・高輪」「台場・芝浦」の5つのエリアに分け、遭遇した芸能人のウィキペディアの閲覧数を競って陣取りをするというもの。ウィキペディアに載っている人物と対面で接触することができれば、その人物の過去30日間の閲覧数がポイントに。それぞれのエリアで最も多く閲覧数を稼いだチームがエリアを獲得できるというものだった。出演者たちは、芸能人に会うため、知人に連絡を取ったり、収録終わりに出待ちをしたりと四苦八苦。山内チームは、六本木にある「アーク放送センター」前で千鳥のノブ(44)と接触中に、チームメンバーであるニューヨークの嶋佐和也(37)が連絡を取っていた、令和ロマンの髙比良くるま(29)から電話が。ニッポン放送でラジオ収録をしていたというくるまだが、相方の松井ケムリ(30)と共に駆けつけてくれることに。直前に接触していた千鳥のノブのウィキペディアの閲覧数が3万2037だったのに対し、令和ロマンの閲覧数は160万3792と非常に多かったことだったことから、その場は大盛り上がり。スタジオでの結果発表でも、この数字が決め手となって山内チームが麻布・六本木地区を獲得。しかしこの結果に不服そうな芸人が。濱家チームに所属していた、ニューヨークの屋敷だ。結果発表を受け、屋敷は「俺、だって、くるまに何回電話しても既読にならんのにあいつ、Xでポストしてたんすよ!俺もうカチンときてもうて」と不服な様子。対する嶋佐は「(くるまが)どの先輩を一番尊敬しているかわかったよね」と満足げ。屋敷が「何時に電話したかだけ、後で教えてな!」と疑心暗鬼だった。ニューヨークのファンであることを公言している令和ロマン。特にくるまは、’22年3月には、屋敷が結婚した際に「【祝結婚】くるまがニューヨーク屋敷さんの子供に転生したらどうするかを考えました【令和ロマン】」と愛情たっぷりのYouTube動画をアップしたり、Xでも屋敷へのリスペクトをたびたび投稿している。くるまは”屋敷派”だと考えていたファンも多いようで、SNS上では、視聴者から驚きの声も。《屋敷派なのに屋敷さんの電話無視して嶋佐さんは出るくるまおもろい》《なんで屋敷は自分の強火ヲタくるまに電話無視されるのww》《屋敷さんの方が早かったらくるまは絶対屋敷さん取ってたと思うよ、、強火オタだもん、、そう信じてる笑》“既読無視”をしてSNS更新をする知人への“カチン”は、芸能人も共通のようだ。
2024年02月20日2月14日放送の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)で、お笑い芸人・インタレスティングたけし(44)が約1年半ぶりに再登場を果たした。大きな反響を呼ぶなか、“ある大物芸人”の持論に注目が集まっている。前回放送では先輩芸人・チャンス大城(49)に、説教をされて帰宅を促されるドッキリを仕掛けられたインたけ。しかし放送直後、日本吃音協会から《件の放送内容は、吃音者に対する差別と偏見を助長するものであり、再発防止と番組制作の基準・指針の見直しを要求しました》と抗議を受ける事態に。番組サイドに「しゃべり方自体を揶揄する意図はなかった」ものの、議論が巻き起こるなど抗議騒動は拡大。以降、インたけがバラエティ番組に出演することはなかった。今回はドッキリ企画を放送する前に、昨年11月に行ったインたけのインタビューVTRを紹介。インたけは騒動による反響の大きさに困惑したものの、「それでテレビ出れなくなっちゃうっていうのは、嫌なんで」とコメント。「逆にこのしゃべり方で名前も覚えられたりするんで、しゃべり方とネタで笑ってほしい」と望み、同じ吃音のある人たちに向けても「僕を見て勇気づけられることも絶対にあるんで。だからいっぱいテレビに出たい」と語っていた。■「コンプレックスは全部武器になる」「世界一すばらしい職業」インたけのお笑いに対する思いが紹介されると、ゲストの伊集院光(56)が「すごく難しいことに、ここの番組は突っ込んでいくから、ああいうことは起こるんですけど」と切り出した。「例えば僕が、体が超デカいっていうことを中学生、高校生とイジられたりしてて。ある意味、笑われるっていうことをこっち側がもうわかってやってんなら、これは『オレが笑わせていることじゃん』っていう転換が起こる。そうすると、『これは武器じゃん』ってなって、お笑いになる時は『コンプレックスは全部武器になる』って、師匠にも言われて」と、自らの経験に重ねて持論を述べた。続けて、「彼の吃音がみんなにイジられたりとか、時に笑われたりとかしているのを、『芸人になればいいじゃん』って(思う)」と述べ、こう力説した。「俺は芸人の好きなところは、もしかしたら一般生活では、辛いこともある特徴がみんなに喜んでもらえる。こっちはそれをわかってやってるって関係ができる、『世界一すばらしい職業』だって思っているから。もちろんね、苦労している人がいっぱいいるから、そのご家族もいるから、色々言いたくなるのはわかるけど。そこはちょっと、わかってほしいんだよねって思っちゃう」伊集院がここまで話すと、インたけが出演するドッキリ企画のVTRが流れた。今回はインたけが仕掛け人となり、芸人引退の意向を大城に打ち明けるという内容。とはいえ大城は引き止め、涙を流しながらインたけを励まし、互いに熱い思いを本音で語る展開となった。■「吃音協会の人が良いとか悪いとかそうじゃない」「理想論だけど、なってほしい」VTRが終わると、「吃音協会の人が守らなきゃならない人もいっぱいいるし、思いがあるから、吃音協会の人が良いとか悪いとかそうじゃない」と再び口を開いた伊集院。そして「俺、テレビでほとんど言ったことないけど。5歳上の兄、かなり強い吃音なんです。それによって、からかわれているのもずっと見てきたし」と打ち明け、こう語ったのだった。「僕がなんで、お笑い始めようと思ったかというと、彼(兄)はネタのセンスがめちゃくちゃ良いんです。自分が言ったらウケないから、『お前が言ってくれ』っていうネタで。大好きなネタで、テレビで(言うのは)すごく躊躇するんだけど、俺が出前でタンメン頼むと、タンタンメンが来るっていうのがある。でもこれも、普通にフランクにしゃべっていたら、笑えていいはずの話なんだけど、『ここで炎上しちゃったらどうしよう』って思うから、みんなもちょっとリアクションも考えちゃうじゃないですか。でもこれを超えるネタをインたけ君がやってくれて、細かいこと全部忘れて、もう腹抱えて笑っちゃったからさ、アイツの勝ちだよって……。理想論だけど、なってほしい」自らの経験を交えた伊集院の熱弁に胸を打たれた人も多かったようで、SNSでは反響が広がっている。《ウィークポイントを武器に出来る素敵な職業、芸人。伊集院さんの意見はもっともだよな》《水ダウ見た~。伊集院さんの語彙力は本当に尊敬。言いたいけど言語化が難しいことをああも綺麗にまとめられてて感動》《伊集院さんの言ってることが全てやな吃音協会を袋叩きにするのはマジで違うかといって自分のコンプレックスに向き合ってそれを武器にして生きようとする人の望みを失わせるのも違う》《伊集院さんが「吃音協会がいいとか悪いとかじゃない」ってちゃんと言ってくれたのもよかった。話すのに勇気がいる言葉も、いつも伊集院さんは覚悟決めてラジオやテレビで発言してくれる。受け手(リスナー)を信じてくれてる気がする。とても好き》
2024年02月15日「第6回『江戸まち たいとう芸楽祭』たけしが認めた若手芸人 ビートたけし杯『お笑い日本一』」が9日、東京・浅草の東洋館にて開催され、昨年の『M-1グランプリ』で準優勝したヤーレンズ(楢原真樹、出井隼之介)がグランプリを獲得。終了後に同祭の実行委員会名誉顧問を務めるビートたけしが登壇し、若手芸人の現状についてコメントした。若手芸人の支援や育成を目的に、ビートたけしが名誉顧問を務める「江戸まち たいとう芸楽祭」で行われた「ビートたけし杯」。見事グランプリに輝いたヤーレンズの楢原は「『M-1グランプリ』では悔しかったので、今回結果が出てとにかくうれしい。たけし杯は絶対獲ると思って、直前にライブにいっぱい出て準備していました」と狙っていたことを明かすと、出井も「ここに向けて照準を合わせてきたのでうれしいです」と笑顔を見せる。たけしは「いまの漫才師は、腕はすごいけど、全体的に腕が上がっているので飛び抜けた存在が出てこない。技術ではなく、くだらなくても決定的な差ができるほどの大笑いをさせてくれるようなコンビが出てこないとスターにはなれない」と語る。グランプリを獲得したヤーレンズについても「客前なのに時間が5分以内と短いから、かわいそうだよね。聞いたらいつもの実力が出ていなかったみたいだね」と慮ると「ウケる、ウケないにかかわらず(時間が短いので)間をとらないでネタを連発しているコンビが多かった。そのなかで(ヤーレンズは)一番場慣れしていて余裕があったかな」と評する。すると楢原は「長いネタの方が得意なので、もし持ち時間が長くなるなら、次も出て連覇を狙いたい」と意気込む。ナイツの土屋伸之は「客席も一番笑っていた」とヤーレンズを評価すると、塙宣之も「去年の『M-1グランプリ』では迷った末に令和ロマンに入れましたが、今年も決勝に行くぐらい面白かった」と太鼓判を押していた。さらにたけしは「お笑い芸人に求めること」について聞かれると「お笑い芸人に人権や投票権はいらない。その代わりに舞台で好きなことをやらせてくれ。酒飲んで何しても認めてくれ。普段の行いで一般市民であることを求めて、もう片一方で芸は破天荒じゃないとダメだという。そんなのおかしい。芸人にも治外法権を!」と語っていた。
2024年02月10日お笑いコンビ 令和ロマンの高比良くるまと松井ケムリが、30日に都内で行われた映画『笑いのカイブツ』(公開中)の公開記念トークイベントに滝本憲吾監督とともに登壇した。同作は“伝説のハガキ職人”ツチヤタカユキの類まれな半生を描いた同名私小説の実写化作。15歳から6年もの間、一心不乱に大喜利番組に投稿し続けたツチヤ(岡山天音)は、念願かなってお笑い劇場の作家見習いになる。しかし、純粋に笑いだけを追求するだけでは生きていけない大人の社会に負けてしまう。その後、ラジオ番組への投稿が注目を集め“伝説のハガキ職人”となったツチヤは、尊敬する芸人から声をかけられ大阪から上京。必死に馴染もうとするが。もがきながらも「笑い」に人生を捧げる不器用すぎるツチヤと、その熱量に突き動かされていく人たちの姿を描く。○■令和ロマン、『笑いのカイブツ』で描かれたリアルすぎる大阪の作家に「心がキュッとなった」今作で仲野太賀と板橋駿谷が演じた劇中のお笑いコンビ・ベーコンズの漫才指導を担当した令和ロマン。同作の印象について松井は「大阪の劇場の作家さんがちょっとリアルすぎる。ベテランの方々との関係性とか、芸人への当たり方とかがリアルすぎて、心がキュッとなった(笑)。こういう人に怒られたことあるな~と思いながら」と実体験と重なる部分もあったと話す。高比良も、お笑いを題材にした他作品とは違うと感じたそうで「本当に(ツチヤみたいな)こういう人っていっぱいいるんです。世間の芸人のイメージって“クラスの人気者”とか“おしゃべりな人”が多いと思われているかもしれないですけど、芸人でも“おもしろいこと言いたいけど、しゃべり方がわからない”みたいなやつが大半。だんだんしゃべれるようになってきて、結果が出始める。内向的におもしろい人が多い」と分析。松井も「お笑いの作家さんが主人公って珍しい。漫才とかを題材にした作品はいっぱいあるし、我々からすると気になる部分もあったりするけど、(今作は)一切なかった。“お笑い界のリアル”ですよね」と絶賛していた。
2024年01月30日“運も実力のうち”といわれるお笑い界、今年最も引きの強い“福男”は誰!?TBS特番『お笑いアカデミー賞』の“とにかく芸人としての運のみを競う”戦いに勝利した強運の持ち主が、本誌登場です!“持ってる”芸人が残る運頼みのガチ勝負。ランダムで落ちてくる金ダライ、予測不能なダイビングマシン、福引き…。運のみが試される「福男ゲーム」により「最優秀福男芸人」を選ぶ企画が、年イチのTBS特番『お笑いアカデミー賞』内で開催!’21年から始まったこの企画、過去の放送で決勝戦に勝ち残ったのはオードリー・春日俊彰、パンサー・尾形貴弘、コットン・西村真二、ニューヨーク・屋敷裕政…と、不思議と人気者ばかり。この「福男ゲーム」の結果から、今後さらに飛躍する芸人が分かるというウワサも…!?すでに人気者の芸人たちの中でも、さらに強い運の持ち主が「福男」ということで、その引きの強さを目撃しに、収録現場を取材しました!START…残り56人やす子、ヒコロヒー、囲碁将棋、鬼越トマホークなど、参加した芸人たちは総勢56人。一同、名前の入ったお揃いの緑ジャージに着替え、体を張った運試しに挑戦することに。ちなみに、過去の第1回、第2回ともに、パンサー・尾形が「最優秀福男芸人賞」をもぎ取り、2連覇中と絶好調!今回も存在感を示すか!?スタジオ入り競争…56人55人「収録開始は5分後」と事前に伝えられ、スタジオ外の打ち合わせホールで待つ芸人たち…でしたが、ここからすでに運試しがスタート。「収録スタジオに入るのが一番遅いような、気の抜けた人は参加資格なし」とのことで、余裕の表情で最後にやって来た見取り図・盛山が最初の脱落者に!金ダライ宝釣り…55人10人次なる種目には56人分の金ダライがずら~り。ダウンタウンがどれか一つの金ダライに繋がった紐を引くと、金ダライが落下。頭に当たった芸人は次に進める。ここで勝ち抜けるのはなんと10人。「“持ってない”芸人には、なぜか落ちてこない」というジンクスがまことしやかに囁かれているとか。金ダライが当たった“持ってる”10人は、アインシュタイン・河井、NON STYLE・井上、ジャングルポケット・太田、ちゃんぴおんず・大崎、パンサー・菅、ヒコロヒー、マヂカルラブリー・村上、見取り図・リリー、宮下草薙・宮下、やす子。ラッキーダイビングマシン…10人2人次は残った10人が2組に分かれ、ダイビングマシンに挑戦。ダウンタウンがボタンを1つ選び、押すと1人だけ落下防止の装置が外れ、滑り落ちたら“持ってる”人。傾斜の角度がグングン上がり、体重100kgを超えるマヂカルラブリー・村上のハーネスがちぎれそう…。福引き3本先取…2人1人勝ち進んだのはアインシュタイン・河井と見取り図・リリー!一方の鼻フックが吊り上がるくじなどの福引きを、3本先に引き当てた方が「福男」に!熱々ローション風船…尾形vsリリー福引き3本先取の勝者・リリーが福男…と思いきや、2年連続福男のパンサー・尾形からの「待った」が入る!最終決戦の舞台は熱々の青いローション入り風船。風船が割れ、ローションを浴びた方が勝ちということで、見事、最も運のいい芸人に輝いたのは…!?運だけでどんどん勝ち上がる姿に注目してほしい。’24年真の福男芸人見取り図・リリー――「最優秀福男芸人賞」受賞、おめでとうございます!リリー:ありがとうございます。盛山:ありがとうございます。リリー:おい!(笑)――盛山さんは、最初に脱落されて…。盛山:コンビの片方が福男で、もう片方が最初に脱落するっていう。2022年のコットンもそうでしたね。リリー:確かに。すごい奇跡。――早速、福男になられたリリーさんの今年の抱負を教えてください。リリー:ダウンタウンさんの番組で福男になったんで、今年は“ポスダン”ですね。ポスト・ダウンタウンになります。盛山:言いすぎや!リリー:強運なんで。お笑い界も芸能界も、僕がどんどん運で勝ち上がっていく姿に注目してほしいですね。盛山:運のみで。なんかダサいなあ…。リリー:運は大事ですから。――強運の持ち主ということで、普段からゲン担ぎしていることは?リリー:毎朝、起きたら太陽を見て、今日もよろしくお願いします、平和に過ごせますようにって、心の中で唱えてますね。もう10年以上前から続けてます。盛山:ルーティン怖いな!……え、大丈夫?なんか辛いことある?――そんなモーニングルーティンから生み出されるリリーさんの強運にあやかる方法はありますか?会える場所とか…。盛山:リリーと会える開運スポットね。リリー:それこそライブとか劇場なら、僕らといつでも会えますので、来ていただきたいですね。あとは東京の麻布十番らへんをうろちょろしてるんで…。盛山:ほんまにしてるやつやん!見取り図リリー、盛山晋太郎からなるお笑いコンビ。『ジョンソン』(TBS系、月曜21:00~22:00)、『ラヴィット!』(TBS系、月~金曜8:00~9:55)の水曜レギュラーのほか、『スタンド・バイ・見取り図』(TBSラジオ、日曜23:00~23:30)などで活動中。『お笑いアカデミー賞』’21年から始まった年に一度の“笑いの祭典”。総合司会を務めるダウンタウンの二人が、各部門において、その年最もお笑い界を盛り上げた芸人の功績を讃える。表彰される部門は「最優秀多忙賞」「最優秀推され芸人賞」「最優秀高額買い物賞」など。※『anan』2024年1月17日号より。写真・岩澤高雄(The VOICE)構成、文・間野加菜代(by anan編集部)
2024年01月16日1月12日、お笑いコンビ トム・ブラウンの布川ひろき(39)がInstagramを更新。元ゾフィーのサイトウナオキ(43)の近影を披露した。ゾフィーは昨年11月に解散を発表。その理由として、相方の上田航平(39)は『しくじり先生俺みたいになるな!!』(Abema)で「サイトウの酒と女遊びが酷すぎた」と明かしている。耐えかねた上田がサイトウに「酒をやめてゾフィーがんばるか、解散して酒飲むかどうする?」と質問した際に、サイトウは「酒飲みたいです」と回答。解散が決定したという。解散にあたってサイトウは、《これからは居酒屋おじさんとして生きていきます》とコメントしていた。布川はそんなサイトウの近影を《トム・ブラウン布川です。現在の元ゾフィー斉藤さんです》とのコメントとともに投稿。そこには青と白とオレンジと茶色の混ざった模様のフリースを着用しパーマを当て、“チャラさ全開”に激変したサイトウの姿が。眼鏡もこれまでの細いフレームのものから、太い黒縁のものをかけていた。この姿に対し、ファンからは《チャラ〜これはチェですねー!》《うわー、キツイそりゃ上田さんとは合わないハズだ》《チャラさに磨きがかかってきた》《弾けまクリスティですね!》との反応が寄せられている。
2024年01月12日1月10日、現役ゴミ清掃員としても働くお笑いコンビ「マシンガンズ」の滝沢秀一(47)が自身のXを更新。多くの人が悩む、ゴミ出しの疑問に答えた。芸人の仕事のみでは食っていけず、36歳でゴミ清掃員となった滝沢。仕事を続けていくうちにゴミの世界の面白さに目覚め、正しいゴミの捨て方などをXで発信している。今回滝沢が取り上げたのは、総菜のパックなどに貼られているシール。プラごみとして捨てる際に、剥がすべきかどうか迷う人も多いだろう。滝沢は、総菜カップの写真とともに《お惣菜のシールはこのくらいで大丈夫です。おはようございます。ゴミ清掃員の滝沢です》と投稿。カップには剥がせなかったラベルシールが残っている。さらに、《よく質問されますが、きちんと剥がそうと思うとなかなか難しいです。リサイクルする時に熱処理でシールは無くなりますが、みんなが全く取らないと機械が詰まるとのことで、できる範囲で協力してくれると嬉しいです》と説明した。”ざっくり剥がす”程度で問題ないということだ。この解説は多くの人の疑問をスッキリさせたよう。《これ、めちゃくちゃ気になってたのでありがたい情報です》《ほんとどこまではがせばとか全部剥がしたほうがいいのかとかいろいろ思っていました。有難うございます》《完全に取らなくていいんだ!情報助かります》と感謝の声が寄せられている。
2024年01月10日2024年も楽しく笑って過ごしたいところですが、笑いに取り憑かれる生を送ることになってしまったある男の実話が映画化。ラジオ番組や雑誌へのネタ投稿で圧倒的な採用回数を誇り、“伝説のハガキ職人”と呼ばれたツチヤタカユキさんの私小説をもとにした話題作『笑いのカイブツ』がまもなく公開を迎えます。そこで、こちらの方にお話をうかがってきました。岡山天音さん【映画、ときどき私】 vol. 628映画『キングダム』シリーズや『沈黙のパレード』、『ある閉ざされた雪の山荘で』など話題作への出演が続き、実力派俳優として注目を集めている岡山さん。劇中では、5秒に1本ネタを考え続ける生活を送り、笑いにすべてを捧げた不器用なツチヤを見事に演じ切っています。今回は、自身も味わった苦しい過去や“演技のカイブツ”だと思う俳優仲間のこと、そして好きなお笑いなどについて語っていただきました。―精神的に追い込まれるような大変な役どころだったと思いますが、どのようなお気持ちで現場に挑まれましたか?岡山さん前回主演を務めたときからはだいぶ時間がたっていて、その間に経験値も増えていたので、どうしたら面白い作品になるかというのを事前に滝本(憲吾)監督といろいろ相談させていただきました。脇役のときだったら踏み込まないような領域にまで入ることになりましたが、それが主演としての責任ではないかなと思ったので。普段よりもリーチするべき範囲が広かったぶん、撮影前から監督とは信頼関係が築けたと感じています。ツチヤとは“同じ星に生まれてしまった人”みたいな感覚―とはいえ、現場では引き裂かれそうになる日々を経験されたとか。役作りで苦労したのはどのような部分でしたか?岡山さんツチヤが強烈な個性を持って生まれてしまった人物ということもあり、どうやっても社会とうまく混ざり合えないので、何をするにしても息苦しい感じはありました。ツチヤはただそこに存在しているだけで、とてつもない異物感みたいなものがありますからね。でも、僕自身がもともと持っている性質も完璧主義というか極端なところがあるので、ツチヤの行動原理はわりと最初からスッと入ってきたほうかなと。ツチヤのようなことはしないまでも、“同じ星に生まれてしまった人”みたいな感覚はありました(笑)。―監督も岡山さんのことを「いい意味で変」とおっしゃっているようなので、おふたりに近いものを感じていたのでしょうか…。ご自分でも変わっているなと思うことはありますか?岡山さん他人の身体に乗り移れないのでわかりませんが、自分が感じていることをみんなも感じているんだろうなと思っていますし、「自分だけ特別」ってことはないと考えています。でも、なぜか「変だもんね!」とはよく言われますね(笑)。その人のなかでどうしてそういう判断になったのかはどこに着目しているかによっても違うかもしれませんが、そんなふうに強烈な孤独というか誰ともわかち合えない瞬間を味わうことはあります。「何考えているのかわからない」とか「心を開いてくれないよね」みたいなことも言われることが多いですが、自分としては「けっこう開いているけどな…」と思うことも。なので、「この人も僕のことをそう思っていたんだ」と気付かされる日々です。10代は芝居にのめりこみすぎて地獄の日々も経験した―ご自身も若い頃は、オーディションに全然受からない“地獄の時期”があったとか。そういう部分でも、ツチヤには重なるところがあったと思いますが、岡山さんはどのようにしてつらい時期を乗り越えましたか?岡山さんツチヤと近い人間である感覚がありながら圧倒的に違うのは、僕はわりと周りに混ざることができますし、自分と異なるものにも美しさや面白さを見い出せます。自分のなかの“正義”がはっきりしているツチヤに比べると、僕はまだ定まっていない部分があったので折り合いをつけられる余白があったのかなと。外側からもらったものが自分のなかに根付いていることもあるので、そういう部分での差はあると感じています。―とはいえ、笑いに取り憑かれているツチヤのように、演技や役にのめりこみすぎて日常生活に支障が出たことはありませんか?岡山さんそれは、けっこうありますね(笑)。特に10代の頃は、周りが求めているお芝居に到達しなきゃと思うあまり、あがいていた時期があったので、あのときは本当に地獄の日々でしたね…。先入観で勝手に作り上げてしまったり、「芝居とはこういうものだ」と安易に考えて抽象的なものを追いかけてしまったりしていたので、そのときは生活を後回しにしていました。なので、一緒に暮らしていた家族にはすごく気を遣わせてしまいましたし、当時は支障だらけだったと思います。いまのマイブームは、人間を“研究”すること―ということは、いまはそういう経験を踏んで、うまく切り替えられるようになったと。岡山さんそうですね。仕事とプライベートをわけないと、どんどん自分が貧しくなりますし、そこを面白くしないと日常の延長線上にあるお芝居も枯渇してしまうとわかったので。「生きているからにはいろんなことを味わわないともったいない」と気付いてから、どうしたら価値のある日常にできるのかを考えるようになりました。と言っても、まだ試行錯誤の日々ですが、「お芝居だけ鋭くできればいいんだ」という方向性からは変わってきているのを感じています。―ちなみに、ツチヤにとってのお笑いくらい、ハマっていることはありますか?岡山さん基本的に熱中することが好きなので、読書するとなったら、ずっと本を読み続けたりします。エンタメに関係するものはどれも好きですが、最近は人を見るのが面白いですね。昔だったら、時間があると台本と向き合ってばかりいましたが、いまはいろんな人と会うようになりました。長く付き合いがある人でも頻繁に会うと知らなかった側面が見えたり、イメージと違ったりすることもあるので、それが見えるのが面白いなと感じています。しかも、相手の反応によって、自分自身の内側や根っこを知ることに繋がりますからね。ここ数年は、そんなふうに人間を“研究”するのが僕のブームです。自分の好きなことの“奴隷”になっている人が好き―そのなかで、「この人は“演技のカイブツ”だな」と思った方がいたら教えてください。岡山さんそれは、本作でも共演した仲野太賀くんですね。初めてご一緒したのは10代半ばくらいですけど、テストや段取りのときだけでなく、セッティング中もどういうふうに集中力を高めて本番にピークの瞬間を持っていくか、というのをすごく丁寧にされています。僕は年齢を重ねるとともに、お芝居との向き合い方も現場での立ち振る舞いも変わってきた部分がありますが、太賀くんは青い炎が静かに揺らいで燃えているようなたたずまいが子どものときから変わっていない。単純に同じ質量のモチベーションをずっと保てていることがすごいですよね。それだけお芝居や周りに対して愛があるということでもありますが、僕の抱く人間像では測れない領域まで来ているので、そこに彼のカイブツじみたものを感じています。―なるほど。また、岡山さんは「ユーモアを持って日々を過ごすことを大事にしている」とお話されているようですが、ご自身の“笑いのツボ”は何ですか?岡山さんこれはお笑いに限らずですが、自分の好きなことの“奴隷”みたいになっている人が好きですね(笑)。表現が強く聞こえるかもしれませんが、周りがついていけない速度が出ていたとしても自分の本能のままに振り切って突き進んでいる人をみると爆笑してしまいます。その人のなかにしかない文脈で意味がわからなくても、もはやわからなさすぎて面白い。そういう人のお笑いを見ると純度100%という感じがして、自分も笑ってしまうことが多いです。いい悪いだけで判断せずに、その瞬間を楽しんでほしい―お気に入りの芸人さんはいらっしゃいますか?岡山さんずっと好きなのは、永野さん。バラエティ番組などに出られていると、みんなが永野さんの脳みそにお邪魔しているような状態になるので、そういう瞬間は至福のときですね。あと、若手芸人の小松海佑さんという方も、すごい角度のある企画をYouTubeとかでされているので見ています。その人だけの世界に連れて行ってくれるような芸人の方がすごく好きです。―それでは最後に、今年で30歳を迎える岡山さんから同世代のananweb読者に向けてメッセージをお願いします。岡山さん僕もいろんなことがよくわからないなと思うことが多いですね。日によって仕事も恋愛も肯定的に見つめられたり、そうじゃないときもあったりしますから。ただ、その瞬間に抱いている好きとか嫌いとか、ポジティブとかネガティブとかは、外側の常識から来るものだったりするので、それはあまり気にしなくていいと思っています。本来、感情の色味みたいなものはたくさん種類があるので、その瞬間ごとにしかない色合いを味わって楽しんでいけばいいのではないかなと。いい悪いだけで判断して終わらせてしまうのではなく、角度を変えたら面白い部分も見えてくるので、僕自身もみなさんと一緒に楽しんでいきたいです。インタビューを終えてみて…。穏やかな空気感をまといつつ、ときおり覗かせる鋭い視点と独特なワードセンスで楽しませてくださった岡山さん。監督が褒め言葉として「いい意味で変」とおっしゃっていたのも腑に落ちるほど、岡山さんワールドに引き込まれるような感覚がありました。本作では、演技のカイブツぶり全開の熱演を見せる岡山さんをぜひ堪能してください。魂を揺さぶり、笑いよりも涙が込み上げる!ヒリヒリするほどまっすぐな思いに突き動かされ、ほとばしる熱量に圧倒される本作。傷ついても、痛みを伴っても、好きなことに立ち向かっていくからこそ味わえる人生の面白さを体感させてくれる必見作です。新たな年を迎えたいまこそ、自分のなかに眠る“カイブツ”も目覚めさせてみては?写真・園山友基(岡山天音)取材、文・志村昌美ヘアメイク・森下奈央子スタイリスト・岡村春輝トップス¥15,400(キート)、パンツ¥33,000(ウィザード/ともにティーニー ランチ 03-6812-9341)、その他(スタイリスト私物)ストーリー何をするにも不器用で、人間関係も不得意な16歳のツチヤタカユキ。唯一の生きがいは、大阪で暮らしながらテレビの大喜利番組にネタを投稿し、「レジェンド」になることだった。狂ったように毎日ネタを考え続けて6年、お笑い劇場で才能が認められ、念願叶って作家見習いとなる。しかし、笑いだけを追求し、常識から逸脱した行動をとり続けるツチヤは周囲から理解されず、志半ばで劇場を去ることに。自暴自棄になりながらも笑いを諦められないツチヤは、ラジオ番組にネタを投稿する“ハガキ職人”として再起をかける。次第に注目を集めると尊敬する芸人・西寺から声が掛かり、構成作家を目指して上京を決意するのだが…釘付けになる予告編はこちら!作品情報『笑いのカイブツ』1月5日(金)テアトル新宿ほか全国ロードショー配給:ショウゲート、アニモプロデュース(C)2023「笑いのカイブツ」製作委員会写真・園山友基(岡山天音)
2024年01月03日DMM.comが運営する総合動画配信サービス「DMM TV」は2024年1月19日より、『インシデンツ2』をDMM TVオリジナル作品として独占配信します。同作は、「DMM TV」オリジナルコンテンツのこけら落としとなったシリーズ1作目『インシデンツ』に続く、第2弾。企画総合プロデューサーは、引き続き佐久間宣行氏が務め、完全新作として超刺激的な“脱法コント”を届けます。■はぐれ者たちで贈る超刺激的な“脱法コント”独占配信決定!2022年12月23日より配信された『インシデンツ』。タブーとされた過激なネタを取り上げ、豪華キャストで地上波のコントでは放送することができない挑発的な内容は衝撃と笑いを引き起こし、話題を呼んだコント番組です。今回、新たなキャストを迎えスケールアップした完全新作『インシデンツ2』として生まれ変わりました。■新たにメンバーが加わりバージョンアップシリーズ1作目『インシデンツ』メンバーから、森田哲矢(さらば青春の光)、東ブクロ(さらば青春の光)、伊藤健太郎、ヒコロヒー、みなみかわが続投し、新キャストに加藤浩次を迎えた完全新作『インシデンツ2』。昨今、配信映像コンテンツが数多く存在する中で、その中でも異形で超刺激的なコントが誕生しました。“タブー”というテープを剥いで叫ぶ森田哲矢、伊藤健太郎、加藤浩次。そして不穏な表情で何か言う気満々な東ブクロ、ヒコロヒー、それに触発され今にもテープを剝がそうとするみなみかわ。この6人を中心に、いったんどんな“脱法コント”が見られるのか、期待が高まります。■作品概要『インシデンツ2』DMM TVにて2024年1月19日より配信開始※PG12※配信スケジュール1月19日第1話・第2話・第3話/1月26日第4話2月2日第5話/2月9日第6話(最終話)作品ページ:【制作スタッフ】(敬称略)企画総合プロデュース:佐久間宣行構成:オークラ脚本:オークラ、土屋亮一コント脚本:岩崎う大、渡辺佑欣監督:住田祟【出演者】(敬称略)森田哲矢(さらば青春の光)東ブクロ(さらば青春の光)伊藤健太郎ヒコロヒーみなみかわ加藤浩次他※番組の視聴にはDMMプレミアム会員への登録が必要となります。(エボル)
2024年01月01日映画『MEG ザ・モンスターズ2』4K UHD、ブルーレイ、DVDが12月20日(水) に発売。それを記念したイベントにお笑い芸人のやす子が登壇した。本作は全世界で5億ドルを稼ぎ、『JAWS/ジョーズ』を超えてサメ映画史上最高の世界興収を記録したパニックアクション『MEG ザ・モンスター』の続編。人類未踏の地である10キロの深海で発見された巨大ザメ“MEG”と巨大生物に立ち向かう人々の姿が描かれる。本作で主演を務めた“人類最強の男”ジェイソン・ステイサムにちなみ、“人類最強の女性芸人”として登場したやす子は「やす子です!はい~ち~!」と元気に挨拶。やす子のおなじみの口癖「はい~」と、巨大ザメ“MEG”の名前が「ハイチ」であることに掛け、サメのパペットと一緒に「はい~ち!」と笑顔を見せた。中高生時代は水泳の選手で、優勝経験もあるというやす子。ステイサムは俳優になる前は高跳びのトップ選手だったこともあり、優勝した当時のことについて話が及ぶと「出場者が私ひとりだけだったので(笑)バタフライの方はひとり、400mの方は60歳のおじいさんとふたりで泳ぎました。手応えはなかったですね。はい~」と取材陣の笑いを誘った。加えて「最近はもう全然泳いでない。(当時の)水着が入らない。MEGになっちゃいました~。わたしはモンスターです~。はい~」と、自虐を交えたエピソードを披露した。また、銛を使ってMEGと死闘を繰り広げたステイサムと同じく、“銛付き”も特技とのこと。MEGは全長23mでT-REXの6倍以上のサイズだが、やす子が仕留めた魚で一番大きかったサイズを聞かれると「15cmの“たい~(鯛)”。大きい獲物を獲りたいんですけど難しいんです」と答え、「自分も(銛付きを)やっていたので、興奮して映画を見ました」と、本作の迫力をアピール。「前作も見たんですけど、よりパワーアップして大満足していただけるんじゃないかと思います!音楽も壮大!そこにサメがいるような感じ」と語った。続いてやす子が恐いと思うモンスターをイラストにしてもらうと、「コウメ太夫さんです……!」と、事務所の先輩芸人の名前を挙げ「コウメ会に入らないかと誘われて……。“はい~。”と答えるべきところ、すいませんちょっと時間をくださいと答えました」と話す。1日1回勧誘を受け続けているようで、困惑気味の表情を浮かべたやす子は「コウメ会に入った人は、100パーセントで芸人を辞めちゃうんですよね。あと、コウメさんは白塗りを麦茶で溶いて塗っていることがあって……香ばしい匂いがする時がある。あと、滑ったときに限って“チクショー!”って言わないし(笑)」とコウメ太夫を恐いと思う理由が止まらない様子だった。来年の抱負を聞かれたやす子は「『MEG ザ・モンスターズ』のようにでっかい人間になりたいと思います!」と宣言。「面白さがメガ級で、観たら“サメザメ”するかと思います!“上手~!!(ジョーズ)”」と独特の表現で作品をPRした。最後にクリスマスが間近ということで、“やす子ツリー”となって再登場したやす子。「みなさんメリークリスマス!」と、頭に乗せたツリーのカチューシャを自ら点灯し、「(頭に乗せたツリーが光っているので)敵に見つかっちゃう~!」と大慌ての素振りを見せた。改めて、これから本作を視聴する人に向けて、恐怖に打ち勝つ方法に触れ「チャレンジしてみないとわからないと思うので、攻撃は最大の防御!とりあえず向かってみるのは大事かなと思います。逃げるも良いと思います(笑)」とアドバイス。また、やす子がもしMEGと死闘を繰り広げるとしたら「戦車で轢きます。はい~」と会場の笑いを誘ったが、「銛付きって答えればよかった~」と後悔する様子をみせ、最後までやす子らしさ全開でイベントを締めくくった。<リリース情報>『MEG ザ・モンスターズ2』発売中【初回仕様】MEG ザ・モンスターズ2 <4K ULTRA HD&ブルーレイセット>ジャケット【初回仕様】MEG ザ・モンスターズ2 <4K ULTRA HD&ブルーレイセット>(2枚組/ブックレット付):8,580円(税込)映像特典内容:メイキング/深海からの新たな恐怖【初回仕様】MEG ザ・モンスターズ2 ブルーレイ&DVDセット(2枚組/ブックレット付):6,380円(税込)映像特典内容:メイキング/深海からの新たな恐怖MEG ザ・モンスターズ2 ブルーレイ&DVDセット(2枚組):5,280円(税込)映像特典は「【初回仕様】MEG ザ・モンスターズ2 ブルーレイ&DVDセット」と同一公式サイト: Warner Bros. Entertainment Inc., Shanghai CMC Pictures Co., Ltd. and Gravity Pictures International Limited. All rights reserved.
2023年12月21日お笑い芸人・レインボーの池田直人さんがプロデュースするビューティーブランド『makeumor』(メキュモア)が12月19日より発売されます。ローンチを記念して12月12日に東京原宿にて先行販売POP UPイベントが開催されました。原宿の路面に巨大な池田さんの顔が現れた話題のPOP UPイベントの様子をお届けします!■ユーモアが溢れる楽しい空間に11時から21時まで開催されたイベントにはブランドのローンチを楽しみに待つ多くの方が来場。一時は整理券が配布されるほど大盛り上がりの様子でした。店内はキラキラとしたド派手な内装にそれぞれのオリジナルキャラクターに扮した池田さんのパネルが設置され、まるで宇宙のような空間に。また、『makeumor』のロゴがプリントされたかわいいメッセージカードに好きなメッセージを書いて絵馬のように飾れるスポットがあったり、水占いによって“美しいお言葉”をもらえたりと、楽しいコンテンツもたくさん。“メイクをして日常を更に楽しく”といったブランドコンセプトを感じさせるイベントになっていました!■第1弾はメイクの要となる「肌への潤い」を重視したアイテム今回、登場する第1弾アイテムは2つ。どちらもメイクの要となる「肌への潤い」を重視したものとなっています。1つは日中の紫外線から肌を守りつつ、潤いを保つ日中美容液「syabaan(シャバーン)」(2,420円)。SPF50+PA++++で強力な紫外線から肌を守ってくれます。みずみずしいテクスチャーで、負担の少ないつけ心地が特徴。化粧下地としても使用できます。カラーはクリアとベージュの2色展開です。もう1つは、夜間にコンディションを整えてくれるシートマスク「churuun(チュルーン)」(1,980円)。豊富な美容液成分が、1枚のシートに凝縮し、保湿・毛穴ケア・肌荒れ防止などのさまざまな肌悩みをサポートしてくれるアイテムとなっています。日頃から美容に気を使い、美しい肌にも定評のある池田さん。そんな池田さんのこだわりが詰まった『makeumor』の今後の展開に目が離せません。(写真・文:杉田穂南/マイナビウーマン編集部)
2023年12月18日女性、児島気奈さん。気奈さんの作る“芸人ファースト”な舞台で、昨年のM−1王者ウエストランドも腕を磨いてきた。しかし、その陰には、芸人たちには見せない、気奈さんの地道な努力がある――。■「今まで生きてきた中で一番うれしい」’20年、ウエストランドがM-1決勝へお笑いライブをビジネスとして軌道に乗せる――。そのためにはライブの黒字化が必須だが、実現は簡単ではなかった。というのも、芸人ファーストのこだわりがあったからだ。「一般的なライブは芸人さんから会場費をもらうのですが、うちでは逆に、交通費を含めて3千円以上のギャラを支払っていました」10組の芸人が出演したら、1組3千円でも3万円の経費がかかる。80席の会場を借りるには5万円。1人1千円のチケットが完売しても収支はトントンだ。「いえいえ、満員でも赤字。スタッフたちのバイト代もかかるので、とても、とても」しかも、K-PRO名物のケータリングにもお金がかかる。「普通のお笑いライブは、先輩芸人が差し入れをすることが多かったんですが、それは運営側がしっかりやらないといけないと思って、おにぎりやパンを差し入れるように。パンがあると、今度は『牛乳も欲しいわ』となる。そうなるうちにエスカレートして(笑)。売り上げが減ってしまうけど、おなかをすかしている芸人が喜んでくれるとうれしいし、ライブのランクによって高価なお弁当にしていくと、モチベーションも上がります」毎回のように出る赤字は、自腹で賄うしかない。朝マックの店員やクレーム処理のコールセンター、栄養ドリンクの実演販売などのバイトをかけもちしていたという。当時から気奈さんを知る、お笑いコンビのアルコ&ピース・平子祐希(45)が振り返る。「気奈ちゃんって“私”を見せない。でも、ギャラもケータリングも出るのだから、どう考えても赤字で身を削っているはずなんです。だから芸人の間では“気奈ちゃんのためにウケよう”っていう気概がありました」平子もほかの芸人同様、下積み時代は将来への不安が募り、毎日のように“いつまで続けられるのか”と気持ちも揺れ動いていた。「ボクが芸人として食べられるようになったのは33歳。長い下積み生活で、唯一、プロとして扱ってもらえたのは、ギャラが発生したK−PROライブでした。自信を失いそうなとき、なんとか耐えることができた場所。ボクの芸人人生の生命線だったんですね」独自の劇場を所有する吉本興業の芸人とは違い、“非吉本系芸人”はネタを披露する機会が少ない。ネタ見せの機会がどれほどあるかは、M-1など賞レースの結果にも如実に関わってくる。K-PROライブは、舞台を求める芸人の受け皿となっていたのだ。もちろん、精神面のフォローも怠らなかった。ウケずに落ち込んでいる芸人がいれば「うちのお客さんはネタの中身を見てくれるから、いつかきっとウケるようになるよ」と励まし、お客さんが少なければ、知り合いに頼んで来場してもらい、客席を埋めていた。ライブの主催を始めたころは「どうせ女だから、すぐにやめる」「芸人目当て」と陰口もたたかれた。けれど、気奈さんの“愛”を浴び、K-PROライブに出演する芸人はメキメキと成長。テレビでも活躍していった。さらに、1日の公演回数を増やすことでお客さんの数も増加し、徐々に黒字化も達成。’18年には、他事務所から芸人を集めてライブを主催するだけではなく、若手芸人を育てようと芸能プロダクションを立ち上げることに。「立ち上げ当時は、挨拶の仕方から教えていたので、所属芸人につきっきりでした」そんな気奈さんを複雑な思いで見ていたのは、K-PROライブ常連で、’22年、M−1王者に輝いたタイタン所属のウエストランド・井口浩之(40)と河本太(39)だ。「児島さんは苦楽を共にしてきた戦友だと思っているけど、こう言っては失礼なんですが、母親のような存在。だからK−PROに所属している芸人ばかり世話をしているのを見て、母を取られたような感覚になったんですよ」(井口)「たしかに、母みたいな存在。ボクが大きなホールで、別の舞台の緊急ブザーを鳴らしてしまったときも、かわりに児島さんが謝ってくれたんです」(河本)「“お笑いの母”としての話じゃなくて、たんなる迷惑かけた話じゃねーか」(井口)「いや、お笑いのアドバイスとしては『太くんは、井口くんがオチを言う前に笑ったりして邪魔していたけど、だいぶマシになったよね』って、10年目くらいにほめてくれたんです」(河本)「そんなの、1年目で気づけよ。しかも、厳密に言うと、今でも邪魔しているからな」(井口)そんなウエストランドは’20年12月、K-PROライブ出身芸人として初めてM−1決勝に進出。結果は10組中9位だったが、気奈さんは「今まで生きてきた中で、一番うれしい」とわがことのように喜んだ。その笑顔は、井口の心に残っていた。だからこそ、再び勝ち進んだ’22年のM−1決勝戦前日には、「やってやりますよ!」と気合を入れたメッセージを送ったのだ。そんな思いを受け止めた気奈さんは、事務所でスタッフたちとテレビ越しに応援した。「優勝が決まった瞬間は、スタッフも涙を流して喜んでいましたが、私はうれしくてテレビに映る2人を見て笑いながら拍手してました。井口くんはK-PROの楽屋番長で、後輩の面倒もよく見てくれたから、優勝してさらに忙しくなったらどうしようと、ふと不安になってしまってました(笑)」だが、ウエストランドは義理堅く、M-1優勝直後の超多忙な時期であっても、K-PROの年末ライブにサプライズゲストとして、駆けつけてくれた。舞台袖から客前へ飛び出そうとするとき、ウエストランドの2人は気奈さんと顔を合わせた。「いつものように、ドライな感じで『おめでとう、よかったね』と祝ってくれて……、泣いちゃいましたね。M-1で優勝したときは自分のために泣いて、このときは児島さんに恩返しができたうれしさで泣いたんですよ」(河本)気奈さんもよく覚えている。「すごくキレイな涙を流していて、太くんっぽいなって(笑)」舞台裏での一瞬の出来事で、言葉を交わすことはなかったが、気奈さんは心の中でこう叫んだ。「すごい、スターになったよ。年に1組しかなれないチャンピオンになるなんて、ヒーローにしかできないこと。それをK−PRO出身の芸人が成し遂げてくれたんだね!」■芸人の人生のターニングポイントとなる舞台を、これからも作り続ける!「最近、児島さんが、かわいい犬を飼い始めて、抱いて喜んでいたんです。児島さんがお笑い以外に興味を示しているのを初めて見ました」(ウエストランド・河本)飼い犬をかわいがるだけで奇異に思われるほど、気奈さんは一日中、お笑い漬けだ。朝、起床するなり、録画しているお笑い番組を見て、11時にはオフィスで事務仕事。15時からは劇場入りして、公演を取り仕切る。「ライブが終わるのは22時くらいで、それから事務所に戻って2時間くらいご飯を食べつつ事務作業をしています。いつも寝るのは深夜の3時、4時ですね。空き時間には、芸人さんには失礼なんですが、左右のイヤホンで違う漫才を聴きながら、スマホの画面でコントを見たりしています」今は、東京だけでなく、全国各地でライブを開催している。「行った先が芸人の出身地だと、家族が見に来てくれるんです。『この子、しっかりやっているようで安心しました』なんて言われると、涙が出るほどうれしくなります。自分の舞台を、親が応援してくれるなんて素晴らしいことじゃないですか。今後も、芸人さんの人生のターニングポイントとなる舞台を作っていきたいですね」芸人がお笑いだけで食べていけるようにと、粉骨砕身する気奈さんは“お笑いの母”と慕われているのだが――。「正直言って、抵抗はあるんです。“お笑いのお姉さん”くらいの立ち位置でいいですよ。ライブ会場では『気奈さんは代表なんだから、雑用はしなくてもいいですよ』ってスタッフに言われますが、いまだにこの世界に飛び込んだ17歳のときと同じ気持ちのままで、みんなで一緒に舞台を作っていきたいんです」気奈さんが情熱を注いだ劇場が、心温まる笑いに包まれる――。(取材・文:小野建史)
2023年12月10日ピーチ・ジョンは11月8日、ギャル芸人のエルフ荒川さんによる最新作の着用ビジュアルと、オリジナルストーリーの漫画「ナイスバディブラ恋物語」を公開しました。エルフ荒川さんが着用したのは、全身スタイルアップに導く「ナイスバディブラ」シリーズの最新作「ナイスバディブラチュールオーバー」。サイズに応じて厚みを変えたカップでボリュームをプラスし、ぷるんと柔らかな形良いバストに仕上げるアイテムとなっています。カラー展開はボルドー、ピンク、ネイビー、ブラック、ホワイトで、お揃いのショーツとソングも別売りで用意しています。公開ビジュアルでは、同アイテムの着用にくわえ、いつもとは一味違うフェミニンなヘアメイクも見どころとのこと。コンテンツページ内では、実際に着用した感想も語られています。「ナイスバディブラ恋物語」は、漫画家・イラストレーターの山科ティナさんによるオリジナルストーリーで、公式通販サイトのコンテンツページにて公開しています。■商品概要ナイスバディブラチュールオーバー価格:3,900円サイズ:A・B・FカップUB65/70/75C・D・EカップUB65/70/75/80ナイスバディショーツチュールオーバー価格:1,800円サイズ:S、M、Lナイスバディソングチュールオーバー価格:1,800円サイズ:S/M、M/Lカラー:ボルドー、ピンク、ネイビー、ブラック、ホワイト(フォルサ)
2023年11月13日9月21日、お笑いファンの間に激震が走った――。あの“レッドカーペット芸人”が逮捕されたことが報じられたのだ。逮捕されたのは正村綱良容疑者(41)。今年4月30日から5月2日までの間に、警察官になりすまして高齢女性からキャッシュカードをだまし取ろうとしたとして、9月20日に詐欺未遂の疑いで逮捕された。宮城県警は特殊詐欺グループの「受け子」とみて調べを進めているという。この正村容疑者、実は吉本興業のお笑いコンビ「タカダ・コーポレーション」の「おやきくん」として活動していた過去がある。「SMショートコント」や、「タカダ・コ~ポレ~ショ~ン♪」と歌いながら体を左右に揺らす持ちネタが有名で、『爆笑レッドカーペット』(フジテレビ系)や、『エンタの神様』(日本テレビ系)などの人気番組にも出演。また、正村容疑者の相方であった大貫さんが、’80年に起こった「一億円拾得事件」で1億円を拾ったトラック運転手・大貫久男氏の孫であることでも話題に。コンビは、正村容疑者が’15年に吉本興業を自主退社するにあたって解散している。数々のバラエティ番組に出演したかつての人気芸人が詐欺未遂の疑いで逮捕――。その“笑えない”末路には、ネット上では驚きの声が相次いだ。《タカダ・コーポレーションのおやきまじか…世代すぎてタカダコーポレーション♪ってなるのに》《元タカダ・コーポレーションのおやきさんって坂上忍さんの番組で『借金踏み倒し芸人』として取り上げられて怒られてなかったっけ?レッドカーペットとかで見てた世代から、なんか切ないね。》《久しぶりに、「#タカダ・コーポレーション」の名を見たと思ったら、ツナTheインおやき逮捕・・・。悲しいな・・・。(´;ω;`)》《タカダ・コーポレーション好きだったのに…やっぱり世の中金かぁ…》
2023年09月22日夫がわたしを忘れる日まで
編集部の「これ、気になる!」
兄の連れてきた婚約者は…