フリーアナウンサーの宇垣美里、モデル・俳優の紺野彩夏が25日、都内で行われたコンフェックスグループ『CARE Me(ケア・ミー)』の新商品発表会に出席した。イベントになぞらえて、日々の食生活について話題が及ぶと、紺野は「ご飯や生活のリズムが不規則になってしまうお仕事じゃないですか。夜ご飯を自炊するときも野菜多めににして心と体を労っています」と語る。これに大きく頷いた宇垣は「食べることが大好き。不規則になりがちな仕事だからこそ、一つひとつの食事をできるだけ、自分が食べたいものにしています。しょうがなく食べるじゃなく、これが食べたいから食べるんだっていう気持ちでいるようにしています」と語り「ちょっとストレスを感じそうな瞬間に食べれるよう、ちょっとしたお菓子は常に持ち歩いてます」と笑顔で明かした。また、質疑応答で“美を保つ秘訣”について問われた宇垣は「カロリーはあまり気にしていていない」と正直に話しつつも「その代わりに何でも食べるんじゃなく、食べるなら真剣に食べたい。自分が欲しいものを厳選して食べています。それがストレスなく美容にもいいのかな?」と答えていた。同社は近年、増加傾向にある食事制限ダイエットや栄養バランスの悪い食生活による「新型栄養失調」、自分自身の身体の不調を感じつつも“労わる”ことを遠回しにしている女性たちに向けて、女性特有の健康課題解決と“フェムケア”(Famale+Care)にフォーカスし、新商品『CARE Me(ケア・ミー)』シリーズ(全8種)を開発。女性に必要な栄養素を加えつつ、鞄に入っていたら「安心できる・癒される」要素を付加し、お菓子の美味しさや楽しさを感じながら気軽に不足しがちな栄養を摂取できる商品として発売する。
2024年03月25日俳優・伊藤沙莉が主演、石田ゆり子、岡部たかしが共演する、連続テレビ小説『虎に翼』(4月1日スタート月~土前8:00NHK総合※土曜日は1週間の振り返り/月~金前 7:30NHKBS、BSプレミアム4K)の記者会見が21日、都内で行われた。石田と岡部は、伊藤が演じる主人公・猪爪寅子の両親を演じる。石田は“一家団らん”の撮影秘話に話題が及ぶと「みんなでご飯を食べるシーンが出てくるんですが、そのご飯がすごくおいしい。その時間を何度も共にしているうちに本当の家族になったような気がします。撮影が終わると、そのご飯をみんなで食べる…というのが続いています」と回想した。岡部も「みんながお互いを信じて演じられている」とチームワークの良さに胸を張る一方で、「ご飯のシーンでいえば、僕は母がちゃんと箸の持ち方を教えてくれなかったんです。この歳(51歳)になって初めて、ゆり子さんに『箸の持ち方はこうなんだよ』って教えられています」と照れ笑いで告白。まさかのエピソードに会見場にドッと笑いが起こるなか、岡部は「やってみてもできなくて『こうだよ』と教えられるのは、とても幸せな時間でした(笑)」と話して、さらに場を和ませていた。第110作目の連続テレビ小説となる本作は、日本初の女性弁護士で後に裁判官となった女性を俳優・伊藤沙莉が演じ、彼女とその仲間たちが困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子どもや追いつめられた女性たちを救っていく。日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ三淵嘉子さんの実話に基づく、リーガルエンターテインメントとなっている。
2024年03月21日アイドルグループ・AKB48からの卒業を発表している岡部麟(27)が、18日発売の『週刊プレイボーイ』14号(集英社)の表紙&巻頭グラビアに登場。27日に発売する卒業記念1st写真集『Escargot(エスカルゴ)』から、ファン騒然の衝撃セクシーカットを解禁した。岡部は2014年にAKB48 チーム8のメンバーとして活動を開始。17年に50thシングル「11月のアンクレット」で表題曲選抜メンバーに初選出される。同年12月にチームAとの兼任が発表され、チームAキャプテンに就任。20年12月からはホリプロに所属している。本作は「リセットとリスタートの旅」をテーマに、本人が「思い入れのある場所」として選んだJR常磐線日立駅前から撮影をスタート。「これまでほとんど経験がない」と語った水着姿やランジェリーシーンなど、本格的なグラビアにも初挑戦した。2022年、23年に「世界で最も美しい顔 100人」にノミネートされた美貌、10 年にわたって多くのファンを魅了し続けたアイドルとしての可憐さはそのままに、「従来の岡部麟」のイメージを覆すような魅惑的なカットも多数収録。アイドルとしてだけでなく、ひとりの女性としての彼女の魅力を多面的に感じられる一冊となる。
2024年03月19日歌手・俳優の山下智久が主演するフジテレビ系4月期水10ドラマ『ブルーモーメント』(毎週水曜後10:00)に、ハナコの岡部大、仁村紗和、平岩紙、音尾琢真、そして真矢ミキが出演することが7日、決定した。岡部は同局系ドラマ初出演となる。『ブルーモーメント』は、現在『COMIC BRIDGE』(KADOKAWA)で連載中の小沢かな氏による『BLUE MOMENT』が原作。コミックスは2巻まで発刊しており、ファンの間で映像化が強く待ち望まれてきた人気作品。ドラマは、甚大な気象災害によって脅かされる人命を守るべく、知恵と知識を駆使して現場の最前線で、命がけで救助に立ち向かうSDM本部(特別災害対策本部)メンバーの奮闘物語となる。主演の山下はSDM本部のチーフ/気象研究官を務める主人公・晴原柑九朗、出口夏希は気象庁気象研究所の研究助手・雲田彩を演じる。岡部が演じるのは、ドラマのオリジナルキャラクターで、国土地理院官僚であり、SDMの情報班・山形広暉(やまがた・ひろき)。超がつくほどの地理オタクで、日本で唯一の国家地図作成機関である国土地理院で働く夢を抱いて入庁したが、気象研究所・予報研究部部長の上野香澄(うえの・かすみ/平岩)から熱烈な推薦を受け、半ば強制的にSDMのメンバーへ選出される。“人の生き死にには関わりたくない、地図が作りたいだけ”と豪語するが、なんだかんだ言いつつも結局は、地理に関する膨大な知識から晴原柑九朗(山下)らを全面バックアップする。仁村が演じるのは、SDM対策本部車ドライバー兼料理人の丸山ひかる(まるやま・ひかる)。SDMが指揮を執る場所が決まると指揮車両を運転してくるのだが、一刻も早く場所を整えるためか少々運転が荒く、車酔いしてしまう人(主に山形)もしばしば。一方で、チームSDMのために温かくておいしい食事を作り、彼らへのケアは一切怠らない。そんな彼女の普段の明るさからは一切感じさせないが、家族を災害で亡くした経験から、SDMへの参加を志願したという背景がある。音尾が演じるのは、東京消防庁・消防救助機動部隊長で、SDMの消防班統括責任者・佐竹尚人(さたけ・なおと)。試験運用中で寄せ集めのSDMにおいても“唯一の希望”と大臣に言わしめるほどのエースレスキュー隊員。園部優吾(そのべ・ゆうご/水上恒司)の上司でもあり、登山中に遭難した中学2年生だった優吾を救助して以来、彼の憧れの存在に。佐竹は、これまでの経験と実績からレスキュー隊員として“命を賭けても、命は捨てない”という強い信念を徹底して優吾らに教えてきたが、ある出来事が彼を襲い、究極の選択を迫られることになる。真矢が演じるのは、総務省・総務大臣の立花藍(たちばな・あい)。既存組織を否定する形になるSDMに対して慎重派であり、SDM推進派の防災特命担当大臣と対立している。特に、SDMチームが適材適所に人材がすべてそろっていないまま活動を始めていることを鋭く追求する。しかし、SDMに対して彼らに希望も感じている一面も。彼女がここまでSDMに固執するワケは、晴原の亡き婚約者の存在が関係していた。■真矢ミキのコメント――出演が決まった時の気持ち。「田中(亮)監督の演出は『アンサング・シンデレラ病院薬剤師の処方箋』(2020年)の時に、とても刺激的だったので純粋に楽しみです。今まで警察、検事、弁護士、医師といろいろ演じてきましたが、いよいよ政治家、それも大臣ですかと。襟を正すような気持ちと共に、容易ではない世界に飛び込むぞという心です」――演じる総務省・総務大臣の立花藍について。「立花の含みある物言いや行動は台本を読んでいても、問題集を解いているようです。立花に入る前にまずは、政治家、大臣の一日、過去のコメント、国会答弁、派閥などについて調べ、今は政治に浸かっています。根底に息づかせたいことは、はやり色々な意味でタフでなければと思います。可能でしたら、どこかのタイミングで実際の女性大臣の方にお会いできればと思っております」――主演の山下の印象や共演で楽しみなこと。「『ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~』という作品で山下さんの母親で共演させていただきました。去年は同じ場面はなかったものの、海外制作ドラマもご一緒でご縁を感じています。彼の成長は私が言うまでもなく、あの思春期のバスケをやっていた繊細な息子は、いまや懐かしく感じられるほど逞(たくま)しく大きく、私自身も鼓舞されております。今回、時を経て何を感じられるのか楽しみです」――ドラマ撮影への意気込みと、視聴者へメッセージ。「温暖化による自然災害が、日本だけではなく世界で巻き起こる昨今。このドラマのメッセージはきっと多くの方々に響き、多くの方に立ち上がっていただけるのではないかと思えてなりません」
2024年03月07日ドラマ『エルピス』で軽薄なようで内に熱いものを秘めたテレビプロデューサーを演じ、注目された岡部たかしさん。今さまざまなドラマでお見かけする“あの人”の正体とは?自分の普通の生活も、突き詰めて演じれば、人には面白く見えるんだなと。――もともと俳優を目指されたのは、どういう理由からですか?僕はバブル最後の頃に高校生だったんで、卒業後はわりといい会社に就職できたんですよ。でも、つまらなくて1年くらいで辞めちゃったんです。当時は会社に入ったら一生勤めるのが当たり前みたいな時代だから母親は大激怒。そこからバイトはしてたけど、23~24歳くらいになると周りと話が合わなくなって、田舎にいたくなくなるんですよ。そんなときに、芸能人になったらオモロいかなって…ただの現実逃避ですけどね。――でも芸能人になろうと思って、なれるものでもないですよね。だからまず劇団に入ろうと思うわけですよ。松田優作は文学座出身やったな、とか思って。でもそういう有名な劇団の研究所は授業料も高い。そんななか、非常に安かったのが柄本明さんの東京乾電池でした。でも当時は柄本さんのこともようわかってなかったです。ジャッキー・チェンは好きだったけど、映画をたくさん観てたわけでもないし、小津安二郎も黒澤明も観たのは東京に出てきてから。それも、観たら柄本さんと喋れるようになるのかなっていうくらいの理由でしたから。――東京乾電池というと、チェーホフなどの翻訳劇や、別役実の不条理劇などをやりますが、当時はそれも面白かったですか?僕は3年くらいしかいなかったんですけどね。別役さんも初めて知ったし、劇団内の作家が書いたホンもやってましたけど、あんまり意味はわかってなかったです。――でもお芝居は面白かった?城山羊の会(※山内ケンジさんが主宰、作・演出)の最初の頃と同じですけど、言葉も難しいし、苦しみしかなかったです。ただ、その頃所属していた事務所がホテルなどでミステリーイベントを製作していて、そこでお芝居するのは楽しかったんですよね。結構自由にやらせてもらえて。でも、“演劇”ってなると苦しみの方が大きくてどう楽しんでいいかって感じで。――でも辞めなかったわけで…。少しずつわかってきてはいたんでしょうね。でも、30代半ばぐらいになって、山内さんとやってきたこととかそれまでやってきたいろんなことと、自分の中の面白いと思えることとが、ようやく一致してきたというか。それまでもふざけてはいたんですけどね。――先ほどの話でいうと、フィットしない服をどうしたら面白がって着られるかをずっと模索し続けてきたのかなと思いました。本当に、面白くなかったらあかんっていうのはつねに思っていますね。何をするにも。――その頃には、演劇も面白くなってきたわけですか?城山羊の会で共演している岩谷(いわや)(健司)さんから、「あの瞬間から岡部がすべてわかった感じがした」と言われる舞台はあります。自覚はないんで「そうなんや」くらいですが。でも僕は感覚でやるタイプで、結局今でもノリなんですけど、岩谷さんは面白さを論理立ててやれる人なんですよね。――そんな岡部さんが、ご自身ですすんで出たいと思うような作品とか役はありますか?これはあまり言いたくない、というか恥ずかしいですけど、やっぱり城山羊の会にずっと出続けたいというのはあります。山内さんは、おもんなくなったら絶対呼んでくれへんやろなって思うんで。それは本人にもよう言わないですけど、山内さんが舞台をやるって聞いたら、声をかけられる前から勝手にスケジュールを空けて待ってます。でも少し前に、山内さんが長塚(圭史)さんと僕とで鼎談したときに「岡部さんとずっと一緒にやっているのは、やっぱり面白いからですよね」って長塚さんに聞かれて、「まあ、ずっといるからね」って答えたんですよ。少なくとも“いる”才能があってよかったと思ってます(笑)。でもそれ、なんかいい言葉やなと思ったんです。面白いですよね。――じつは昨年、出演者が自分の身に起きたことを演劇にして演じる『ワレワレのモロモロ』という舞台で、息子さんである俳優の岡部ひろきさんの回を拝見しまして。観ましたよ。――あれ(両親が離婚。久しぶりに会った父親の舞台を観て俳優を目指すお話)はどうご覧になりました?岩谷さんと村松(利史/としふみ)さんと午後の男優室というユニットで舞台をやっていたときも、自虐ものばかり作ってたんです。「自分のことじゃないと面白くない」というのは村松さんによく言われていて、それを書くのもどっか好きだったんですよね。自分の普通のあまり面白くない生活も、突き詰めて書いて自分で演じると、人には面白く見えるんだな、と。――そこは知らせないでよ、とかは思われなかったんですね。そうですね。本当のことですし、面白かったんでいいかなと(笑)。城山羊の会『萎れた花の弁明』は、12月8日(金)~17日(日)まで三鷹市芸術文化センター 星のホールにて上演。作・演出は、映画監督として『At the terraceテラスにて』なども発表している山内ケンジさん。本作では山内作品の常連である岩谷健司さん、岡部たかしさんのほか、岡部さんの息子である岡部ひろきさんも出演。おかべ・たかし1972年6月22日生まれ、和歌山県出身。劇団東京乾電池を経て、城山羊の会のほか、岩谷健司と共に、自身が演出も担当する演劇ユニット・切実を結成し活動。映像作品では、ドラマ『エルピス―希望、あるいは災い―』のほか、『リバーサルオーケストラ』『ハヤブサ消防団』、現在放送中の連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK)などに出演。ジャケット¥81,400(カズキ ナガヤマ/スタジオ ファブワーク TEL:03・6438・9575)シャツ¥24,200(ユハinfo@juha.tokyo.com)その他はスタイリスト私物※『anan』2023年11月29日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・鹿野巧真ヘア&メイク・浜田あゆみインタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2023年11月25日近頃、頻繁にドラマでお見かけするようになった岡部たかしさん。でもご本人ときたら「気づかれても、たぶん名前は出てこないと思う」と自嘲する。でも間違いなくその存在が気になっている人、増えてます。役とノリが合わないときに助けてくれるのが、自分の体やったりするんですね。――連続テレビ小説『ブギウギ』をはじめ、近年ドラマでの存在感が光っています。ご自身ではその活躍をどう感じていますか?舞台でも映像でも、お仕事をいただけるのは光栄なことだと思っています。でもそんなに変化はないんです。店で隣り合わせて気づかれても、たぶん名前は出てこないし、呼ばれたと思ったら検索したスマホ画面が見えてたり(笑)。――仕事を引き受ける、引き受けない、の線引きはありますか?いや全然ないですね。こういう役をやりたいとか、やりたくないとか全くないんですよ。――そうなんですね。少しトボけた風味の笑える作品に出られている印象が強いので…。それは城山羊の会によく出ているからじゃないですか。――それはあるかもしれません。山内ケンジさんが主宰、作・演出する城山羊の会は、隠しきれない人間の本能や本性があぶり出される瞬間を笑いに包んで描く作風で人気の演劇ユニットです。城山羊の会には長いこと出してもらってるんで、山内さん、もう書くことなくなるんちゃうかって不安になったりすることはありますけど。どんな作品でも、声をかけてもらえるのは、嬉しいです。――山内作品を初めて観たとき、あまりにシュールで笑っていいのか迷ったんですが、岡部さんは当初から面白いと確信してました?面白いとは思っていましたけど、最初の頃は全然芝居ができないし、和歌山出身で標準語も慣れてなくて、苦労した覚えがあります。山内さんが求めるのは…今も一貫しているんですが、声のトーンと大きさ。とにかく役を作らないでくれ、と。でもやっぱり初めの頃は作っちゃう。それで「やりすぎ。そんなでっかい声でやるんだったら聞こえない方がマシ」って言われてました(笑)。当時、山内さんの舞台には亡くなった深浦加奈子さんが毎回出ていらして、深浦さんに相談したりしてたんですけど、「世界一面白い人と芝居やってるんだから、それを自覚しなさい」と言われたのは覚えています。――今やレギュラーメンバーです。稽古初日の台本の読み合わせから、やっぱり笑えるんですよ。山内さんは結構当て書きされる人で、その人が言うだけで面白かったりするんで、すごいんですよ。僕が面白くなってるかはわからないんですけど、その人にフィットしているセリフやから、無理にいじったり作ったり無理矢理着こなさない方がいいんかなって思います。――でもつい、面白く見せたいって気持ちになってしまいそうです。僕はむちゃくちゃなるんです。でも一回、本番でめちゃくちゃウケて終わった後に、「狙ってやってるのがムカつく」と言われました。バレないようにやってたつもりだったのに。だから最近はバレないように(笑)。そこはちょっとうまくなってきている気がします。――次回作『萎れた花の弁明』は、どんな作品になるんでしょうか。まだわからないんですが、前作がわりと王道だったので、次はめちゃくちゃなことをしたいと言ってましたから、楽しみにしています。ただ、過去には途中でお客さんが帰るくらい激しいものもありましたからね。まあ、山内さんはそれすらも喜んでましたけど(笑)。――出ている側としては?まあ面白いですよね(笑)。山内さんが喜んでるんやったらええか、みたいな感じです。――ちなみに岡部さんご自身は、どんなものを面白がるんですか?この間の『キングオブコント2023』のサルゴリラさんとか、ニッポンの社長さんとか好きでしたよ。ただ、単にネタだけじゃなく、やっぱり演技のうまさがきいてて、やってるその人自身が滲み出るような方が好きなんかなと思います。山内さんの言葉じゃないですけど、やっぱりその人に似合ってないことをやってると笑えなかったりするんですよ。――でも、自分にフィットする役がくるとは限りませんよね。役をもらって困ることがあるんですよ。自分と役のノリが全く合わなくて。いくら面白くしようとしても全然楽しくならない。でもそういうときに助けてくれるのが、自分の体やったりするんですね。じつはそういうことを考えたのはわりと最近なんですけど。たとえば、銀行員っていうとちゃんとせなあかんイメージありますけど、姿勢が崩れた人もいるわけじゃないですか。必ずしも感情から入らなくても、体から役のノリを作っていくのもありかなって。――なにかそこに気づいたタイミングがあるんでしょうか。いろいろなタイミングがあるんですけど、近いところだとドラマ『リバーサルオーケストラ』ですね。主人公を追いかけた後に、すごく長いセリフを喋るんですけど、どうも面白くない。それで追いかけるシーンで、必死になって本気で走ったんです。そしたらすごく滑稽な体になって、それがノリになって、セリフも喋れたってことがあって。体が変わったら感情が追いつくんやって、この歳になって発見するっていう(笑)。城山羊の会『萎れた花の弁明』は、12月8日(金)~17日(日)まで三鷹市芸術文化センター 星のホールにて上演。作・演出は、映画監督として『At the terraceテラスにて』なども発表している山内ケンジさん。本作では山内作品の常連である岩谷健司さん、岡部たかしさんのほか、岡部さんの息子である岡部ひろきさんも出演。おかべ・たかし1972年6月22日生まれ、和歌山県出身。劇団東京乾電池を経て、城山羊の会のほか、岩谷健司と共に、自身が演出も担当する演劇ユニット・切実を結成し活動。映像作品では、ドラマ『エルピス―希望、あるいは災い―』のほか、『リバーサルオーケストラ』『ハヤブサ消防団』、現在放送中の連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK)などに出演。ジャケット¥81,400(カズキ ナガヤマ/スタジオ ファブワーク TEL:03・6438・9575)シャツ¥24,200(ユハinfo@juha.tokyo.com)その他はスタイリスト私物※『anan』2023年11月29日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・鹿野巧真ヘア&メイク・浜田あゆみインタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2023年11月25日渡辺美里のおよそ1年半ぶりの新作となるデュエットアルバム『Face to Face~うたの木~』の収録曲が発表され、併せてジャケット写真も公開された。今作はこれまで洋・邦問わず歌い継ぎたいカバー曲を収録してきた“うたの木”シリーズの最新作。渡辺美里に縁のある11人のゲストが参加し、それぞれとのコラボレーションによるカバー曲が収録されている。また、初回限定盤には昨年10月から約4カ月に渡って開催された『プレミアムツアー Good Timeʼ 22~ʼ23』より、今年1月に大阪・フェスティバルホールにて行われたライブの模様を収録した特典Blu-rayが付属することもアナウンスされた。<リリース情報>デュエットアルバム『Face to Face~うたの木~』5月3日(水) リリース『Face to Face~うたの木~』ジャケット●初回生産限定盤【CD+Blu-ray】9,900円(税込)●通常盤【CD Only】3,300円(税込)【CD収録】01. It Don’t Mean A Thing / duet with LiLiCoWritten by Duke Ellington / Irving Mills02. 憎みきれないろくでなし / duet with 増子直純(怒髪天)Words:阿久悠Music:大野克夫03. 東京ブギウギ / duet with 世良公則Words:鈴木勝Music:服部良一04. ウナ・セラ・ディ東京 / duet with LiLiCoWords:岩谷時子Music:宮川 泰05. グッド・ナイト・ベイビー / duet with 真藤敬利Words:ひろ・まなみMusic:むつ・ひろし06. L-O-V-E / duet with 小堺一機Written by Kaempfert Bert / Gabler Milt07. ハリウッド・スキャンダル / duet with 西寺郷太(NONA REEVES)Words:阿木燿子Music:都倉俊一08. やさしい悪魔 / duet with 川村結花Words:喜多條忠Music:吉田拓郎09. やつらの足音のバラード / duet with 泉谷しげるWords:園山俊二Music:かまやつひろし10. バン・バン・バン / duet with 山口智充Words & Music:かまやつひろし11. maybe tomorrow / duet with 大江千里Words & Music:大江千里12. Dream A Little Dream Of Me / duet with 光田健一Written by Fabian Andre, Gus Kahn and Wilbur Schwandt TRO【Blu-ray収録】■プレミアムツアー Good Timeʼ 22~ʼ23 @フェスティバルホール(2023/1/29)01. ジャングル チャイルド02. 世界で一番 遠い場所03. 10 years04. BIG WAVE やってきた05. 満月の夕06. BELIEVE07. 風になれたら08. 君の弱さ09. すき10. 明日があるさ11. My Revolution12. 冷たいミルク13. パイナップル ロマンス14. NEWS15. 蝶のように 花のように~You are the only one!~16. 人生はステージだ!17. 恋したっていいじゃない18. ぼくらのアーチ19. オーディナリー・ライフ20. 愛がお仕事21. サマータイム ブルース22. IT’S ALL RIGHT!<ライブ情報>『デビュー記念日38th特別企画Face to Face』5月2日(火) 東京・渋谷区文化総合センター 4階 さくらホール開場 18:00 / 開演 18:30料金:全席指定 10,000円(消費税込/特典映像付き)問合わせ:SOGO TOKYO(Tel:03-3405-9999)オフィシャル・サイト:::ブログ:
2023年04月03日株式会社ぶどう社(所在地:東京都世田谷区、代表者:市毛 未知子)は、新刊『境を越えてPart1 このまま死ねるか!?』(著者:岡部宏生)を2023年4月5日に発売いたします。定価1,870円(本体1,700円)四六判・208ページ●内容私は、ALS(筋萎縮性側索硬化症)という病気の当事者です。ALSは、運動神経だけが選択的に侵されて、二年から五年で随意筋(自己意識下で動かすことのできる筋肉)のほとんどがまったく動かせなくなる病です。全身不随になって生きるか、生きることを諦めるかを、自分で決断しなければならない極めて過酷な病です。この本のタイトル、「このまま死ねるか!?」という問いは、まさに自分への問いかけです。発病してからいったいどれほどこのことについて考えたでしょうか。この本を通して、私は自分にまた問い続けています。「このまま死ねるか!?」と。(まえがきより)現在の私の「境遇」は、身体的な最重度の障害者。「日本で一番外出の多いALS患者」と言われる著者。全身不随の体で、睡眠時間を削って仕事や活動に追われる毎日を送っている。そんな著者が、発病からの17年間を綴る。どう生きているのか?何ができるのか?社会的価値とはなんだろうか?人間の尊厳とはなんだろうか?あんななら死なせてあげたほうがよいのか?安楽死・尊厳死が論じられる社会で、人間が生きていることそのもの、存在そのものの意味を、社会へ、そして自分へ、「生きたい」と「死にたい」をくり返しながら問い続ける。「生きる意味は?」という答えなき問いの一つの解答が、ここにある。ALS当事者が3年半をかけて、一文字一文字を文字盤で書き下ろした、渾身の1冊。解釈は無限であること、事実は一つであること。「文字盤という道具で耳だけを頼りにして原稿を書くことは、私にとって大変な苦労でした。それでも、本の執筆は幸せな時間でした」(あとがきより)●もくじ1部 死にたくなる時は誰しもあるけど本当に死んでよいのだろうか?1章 生きることも死ぬことも自由だというのは大きな勘違いだった2章 生きる決意と生きていけることは別だった3章 無限にある生き方をどう生きるか2部 生物は生きることを前提として存在している4章 人は価値観に縛られる5章 境を越えて終章 明日死んでも生きていても●著者岡部 宏生(おかべ ひろき)1958年東京都生まれ。東京都育ち。2006年春にALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症。2007年、在宅療養を開始。2009年、胃ろう造設、気管切開・人工呼吸器を装着。2010年、自身が代表を務める訪問介護事業所「ALサポート生成」を設立。2011年、一般社団法人「日本ALS協会」理事・副会長に就任。2016年、一般社団法人「日本難病・疾病団体協議会(JPA)」理事に就任。一般社団法人「日本ALS協会」会長に就任(2018年まで)。2018年、DPI日本会議特別常任委員に就任(2020年より常任委員)。2019年、特定非営利活動法人「境を越えて」を設立。著者 岡部宏生●書籍概要発行 :株式会社ぶどう社著者 :岡部宏生版形 :四六判頁数 :208ページISBN :978-4-89240-255-5Cコード:0036定価 :1,870円(税込)<販売サイト>Amazon: ●出版記念オンラインイベント開催日時 : 4月24日(月)18:30~記念トークセッション: 岡部宏生+濱口竜介監督+山本晃久プロデューサー申し込み : ※当日、取材にお越しいただけます場合は、事前に【お問い合わせ先】までご連絡ください。※会場の都合上、お断りする場合がございます。【お問い合わせ先】特定非営利活動法人 境を越えてHP&SNS: Email : info@sakaiwokoete.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月22日2023年3月15日(水)より、宇垣美里さんがMCを務める新番組『宇垣美里と考える30からの歩き方』が始まります。30代をポジティブに生き抜くための秘訣をリアルなミニドラマから学んでいく当番組。豪華なスタジオゲストにも注目です。そんな新番組『宇垣美里と考える30からの歩き方』の見どころをご紹介します。30代を生き抜くための秘訣が学べる!2023年3月15日(水)夜10時より、新番組『宇垣美里と考える30からの歩き方』が始まります。MCを務めるのは宇垣美里さん。スタジオゲストにはモデルの近藤千尋さん、お笑いトリオ、3時のヒロインの福田麻貴さん、タレントのJOYさん、お笑いコンビ、レインボーの池田直人さんらが登場します。番組内では、30代男女が人生を決断するきっかけとなった“コトバ”を題材に、リアルなミニドラマを展開。ドラマ内に出てくる“コトバ”について、さまざまなライフステージを生きる宇垣さんとゲスト陣がトークを繰り広げます。初回放送のテーマは“結婚”記念すべき初回となる3月15日(水)放送回のテーマは、私たちにとっても身近な“結婚”について。“結婚したいと思ったコトバ”、“まだ結婚はいいかなと思ったコトバ”などを題材としたミニドラマが放送されます。ミニドラマにはラストアイドルの元メンバーも出演。美女たちが演じるリアルなストーリー、とても気になります!宇垣さんとゲスト陣の価値観が気になる!『宇垣美里と考える30からの歩き方』では、ミニドラマをもとにトークが展開されていきます。宇垣さんは、さまざまなライフステージに立つゲスト陣とどのようなトークを繰り広げるのでしょうか。“結婚”というテーマで、初回からかなりの盛り上がりを見せそうな当番組。ミニドラマの内容はもちろんのこと、スタジオトークにも注目です!30代を前向きに生きていきたい方必見!仕事や恋愛・結婚など、人生の転機を迎えることが多い30代。そんな目まぐるしい時期を前向きに過ごすためのコツが、『宇垣美里と考える30からの歩き方』の中で見つかるかも。リアルかつ多様な意見に触れられる新番組、とても楽しみです!ぜひABEMAでチェックしてみてくださいね。Information『宇垣美里と考える30からの歩き方』【初回放送日時】2023年3月15日(水)夜10時00分〜夜10時30分【MC】宇垣美里【ゲスト】近藤千尋、福田麻貴(3時のヒロイン)、JOY、池田直人(レインボー)※順不同(C)AbemaTV,Inc.文・比嘉桃子
2023年03月14日フリーアナウンサー・宇垣美里をMCに迎えた、ABEMAの新番組「宇垣美里と考える30からの歩き方」が3月15日(水)22時より放送されることになった。本番組は、様々な場面で転機を迎える30代の男女が、仕事や恋愛・結婚において「人生の選択」を決断するきっかけとなった“コトバ”を紐解きながら、30代をポジティブに歩んでいくための秘訣を学ぶトーク番組。メインMCを宇垣さんが務め、スタジオゲストにはモデル・近藤千尋、お笑いトリオ「3時のヒロイン」の福田麻貴、タレント・JOY、お笑いコンビ「レインボー」の池田直人ら、ライフステージの異なる多彩なメンバーが登場する。番組内では、「人生の選択」にまつわる“コトバ”を題材に、男性目線、女性目線で描かれたミニドラマを公開。スタジオでは、ドラマ内で鍵となる“コトバ”を議題として、宇垣さんとゲスト陣が登場人物の心理を推測しながら、それぞれの経験を踏まえたトークを繰り広げる。初回となる3月15日(水)の放送では、“結婚”をテーマに30歳の男女が“結婚したいと思ったコトバ”、“まだ結婚はいいかなと思ったコトバ”など、結婚にまつわる様々な価値観に触れていく。また、ミニドラマにはアイドルグループ「ラストアイドル」の元メンバーが多数出演。普段は見ることのできないような演技やリアルなストーリー展開にも注目だ。「宇垣美里と考える30からの歩き方」は3月15日より毎週水曜22時~ABEMA SPECIALにて放送。第1話:テーマ「結婚」第2話:テーマ「お金」第3話:テーマ「仕事」(text:cinemacafe.net)
2023年03月08日フリーアナウンサーの宇垣美里が31日、都内で行われた「テンピュール新製品・新CM発表会」に出席し、バレンタインについて語った。テンピュールは2023年、「未来の睡眠」をテーマに掲げ、マットレスや電動リクライニングベッド等の新製品を発売。この日のイベントでは、テンピュール ブランドアンバサダーの松井秀喜氏がニューヨークからリモート出演し、さらにゲストとして宇垣美里と見取り図が登場した。もうすぐバレンタインということで、バレンタインについてトーク。宇垣は「私チョコレートがすごく好きなので、バレンタインの時期は高ぶっていまして、1月5日ぐらいからバレンタインのためにネットで一生懸命注文して、昨日ぐらいもまた追い注文して、それが届くのを楽しみにしています」とうれしそうに話した。チョコレートをあげたい人を聞かれると、「周りのスタッフの方とか、一緒に仕事をさせていただいている方とかにチョコレートをプレゼントするのがすごく好きで、この人にはこのチョコレートが絶対合う! とか選んでにやにやしている時間が楽しいので、早く渡したいです」と答え、「喜んでもらえるに違いないと自負しております」と胸を張った。
2023年01月31日フリーアナウンサーでタレントの宇垣美里が、13日にABEMAの「ABEMA NEWSチャンネル」で配信された報道番組『ABEMA Prime』(毎週月~金21:00~23:00)に出演し、視線によるハラスメント“見るハラ”について語った。この日、他者から向けられる視線によるハラスメント、通称「見るハラ」を特集。性的な視線と感じて不快感や恐怖心を抱く人がいる一方で、「自意識過剰では?」などと理解されにくい現状を考えた。番組MCを務める宇垣は、「嫌な気持ちになる人がいることは理解できる。性的な意味がなくても、知らない人がずっと見てきたら恐怖を感じるし、それが好意の視線だとしても『なんで見ているの?』と疑問に思う」とした上で、「どこから“見るハラ”なのか? となると、境界線が難しい」と冷静に分析。「見てしまうこと自体は止められないと思う。だけど長時間見ることは失礼だと分かって欲しい」とも呼びかけ、「私はボーっとしているので、見られていることに気が付かないこともあるけど……。知らない人に長い間見られるのは気持ちの良いことではない」と自身に置き換えた。また、「街中で宇垣さんがいたら、ファンの方は嬉しくなって見てしまうのでは?」という質問を受け、「以前、海外の空港でたまたま日本の有名人を見かけた。その時に私は『きっと疲れているだろうから、私たちがいることで気をつかわせたら申し訳ない』と、友だち全員で知らない顔をして、見ないようにした。それが気遣いなのかな? と個人的に思った」と実体験も告白。「こうやって『これが嫌なんだよ』と話題にすることで、自身の振る舞いを改めるかもしれないし、周りの人が『それってダメらしいよ』と声を掛けるかもしれない。社会はそういう風に一歩一歩良くなっていくものだと思う」と締めくくっていた。
2022年07月15日フリーアナウンサーで女優の宇垣美里が、15日にABEMA NEWSチャンネルで配信されたニュース番組『ABEMA Prime』(毎週月~金曜21:00~)に出演し、自身の学生時代を語った。同番組は、「あっ」と驚くニュース解説や議論を通して、視聴者や出演者・制作者の考え方や視点が変わることを目指す報道番組。15日の配信では、帰国子女が抱える特有の悩みにフォーカス。文化や価値観の違いによってイジメを受けたり、日本社会が思い描く“帰国子女像”とのギャップが重荷となり、経歴を隠したりするケースを紹介した。帰国子女の話をきいた宇垣は、「日本社会は“溶け込めない人”や“自分たちとは違う”と感じた人に対して、厳しい側面があると思う。勝手に人のことをカテゴライズする風潮も根強くある」とコメントし、「帰国子女のように、自分とは違う価値観を持った人を排除しようとするのは、本当に“あるある”だと思った。私は中学生まで“ガリ勉”と呼ばれて息苦しかったが、積極的に勉強をする生徒ばかりの高校に進学したら、息をするのがすごく楽になった。“休み時間に教科書を開いていても誰も笑わない”というコミュニティがあることに気付いたし、学校社会には“足並みを揃えないといけない風潮”があると感じた」と自身の学生時代を振り返った。また、最後には「帰国子女の方が生きやすい社会になることは、日本で生まれ育った“みんなにあわせるのが苦手な人”や“自分の思っていることを言いたい人”にとっても生きやすい社会になることと同義だと思う」と分析し、「こういう悩みを抱える人はたくさんいると思うので、社会が変わっていく必要があると思う」と訴えかけていた。
2022年06月17日今回、ご紹介するのは、『しろめし修行僧』。人気芸人トリオ・ハナコの岡部大さんが修行僧・たくあん役でドラマ初主演を果たした、グルメドラマです。岡部大さんと、たくあんの弟・つぶあんを演じた中山翔貴さんにお話をうかがいました。「食べっぷりと惚れっぷりを楽しんでいただきたいです」【イケメンで観るドラマ&映画】vol. 109『しろめし修行僧』は、“白飯に合う最高のおかずとは何か”という究極の問いに迫る新たなグルメドラマです。主人公は、ラッパーを目指しているものの、ほぼニートのような生活を送っている寺の息子・米田たくあん(岡部大さん)。見かねた寺の住職である父・こしあん(松平健さん)から命じられたのは、“托鉢”の全国行脚修行!行く先々で登場するしろめしに合うおかずやその土地で出会うマドンナとの恋模様。同じく修行中の親友・ぶりあん(犬飼貴丈さん)との友情など、心がほっとあたたまる見どころが大盛りのドラマです。ーーオファーをいただいたときのお気持ちを教えてください。岡部さん最初は嬉しさよりも驚きのほうが大きかったです。まさか自分がドラマで主演をさせていただくなんて思ってもみませんでしたから。実は、『考えすぎちゃん ON TV 〜ワンクールだけの大冒険』(2021年/テレビ東京)という番組で、祖父江さん(『しろめし修行僧』のチーフプロデューサー)、濱谷さん(『しろめし修行僧』とファーストサマーウイカさん主演ドラマ『私(あたい)のエレガンス』のプロデューサー)とご一緒させていただいたことがあって。そのとき、ファーストサマーウイカさんと僕が、「ぜひお願いします」と売り込みをしたんです。まさか、4月クールのドラマに、ウイカさんと僕をそれぞれ主演に起用していただけるとは。ーープロデューサーの方々、その場の社交辞令ではなく、有言実行なところがかっこいいですね!岡部さん本当にそう思います。『考えすぎちゃん』さまさまです(笑)。いただいた台本を読ませていただき、“僕が演じるしかない”と、さらに、やる気満々になりました。中山さん僕はバイトの休憩中に、マネージャーさんから出演のお電話をいただいて。その瞬間、嬉しさと緊張する気持ちでいっぱいになりました。ーー中山翔貴さんのお父さまは、岡部さんの事務所の大先輩でもある、人気タレントの中山秀征さんです。超がつくセレブリティなのに、バイトをされているんですね。岡部さんお坊ちゃまお坊ちゃまされている方かなと思ったら、すごく自立した良い子なんです。僕は秀さんに大変お世話になっていて。秀さん、翔ちゃん、次男さんと3人で、僕の単独ライブを見に来てくださったこともあるんです。中山さん岡部さんの単独ライブ、本当に面白かったです!岡部さん今回、共演が決まったときに、秀さんからLINEをいただき、“しごいてやってくれ”と言われ、“一緒に頑張ります”とお伝えしました(笑)。翔ちゃんとご一緒できて良かったです。秀さんという共通のお話ができますから、撮影の合間に、“お父さんはおうちではどんな感じなの?”と聞いたこともありました。ーー中山さん、中山秀征さんは、おうちではどのような方ですか?(笑)。中山さんテレビで観る印象と同じだと思いますが、家の中のことはぜんぶ母が主導で決めています。ーー岡部さんは新婚さんですから、参考になりますね。岡部さん僕も妻に決めていただくのが、夫婦円満の秘訣なのかなと思っています(笑)。ーー出演が決まって、中山秀征さんはどのようなアドバイスを?中山さん「素晴らしいキャストの方々が揃っているので、その方々から吸収しながら、全力で頑張るしかない」とアドバイスいただきました。岡部さんはリアクションが素晴らしくて、表情だけでも面白いんです。笑いをこらえるのに必死でした。松平健さんは、ドラマの小道具のお茶碗を指して「これくらい食べれるの?」や、「このドラマのために坊主にしたの?」など、やわらかい声で話しかけてくださいました。ーー今回、中山さんを坊主頭にしたのは、中山秀征さんだとお聞きしました。中山さん撮影の前日に、必ず剃ってもらっていました。岡部さん野球部時代はどうだったの?中山さん高校時代から、ずっと家で剃ってもらっていました。ーー頭を剃るのが、とてもお上手ですね。中山さん慣れているからだと思います。ーー岡部さんの食べ方は、豪快なのにとても美しいです。意識して演技されているのでしょうか?岡部さんもともと食事のマナーには、厳しい家庭に育ちました。それと、食レポや大食いのお仕事で、ギャル曽根さんとご一緒する機会が多くて。ギャル曽根さんはどうしてこんなにおいしそうに、そしてキレイに食べることができるんだろうと、いろんなところを見て学ばせていただきました。ギャル曽根さんは、大きいけれどギリギリ口の中からはみ出さない、絶妙な一口の取り方がとても上手なんです。まだほかの方がコメントをしていて、自分が食べる順番が来る前に、キレイな一口を作って準備をされているんです。ーー美しく食べるには、テクニックが必要だったんですね。この後、中山さんが食べるシーンはありますか?中山さんぶりあんとつぶあんのスピンオフで、食べるシーンがあるのでぜひそちらも観てもらいたいです。ーーイケメンなおふたりのスピンオフが放送されたら、さらに『しろめし修行僧』のファンが増えそうですね。岡部さん僕は撮影現場に行くことができなかったのですが、本編とはガラリと違った雰囲気で、良い意味でぶっ飛んでいて面白いらしいですよ。ーー役作りで工夫されたことはありますか?中山さん僕は長男で、弟が3人いるんです。そのなかに、生意気だけど憎めない弟がいて。つぶあんの絶妙な弟感は、自分の弟をお手本にしました。ーー印象に残ったハプニングがあれば、教えてください。岡部さん修行僧の衣装を着てスタンバイしていたら、通りすがりのお年寄りの方に、手を合わせられました(笑)。ーーまるで第1話の冒頭シーンのようですね(笑)。中山さんは本作が俳優デビュー作となります。思い出のシーンはありますか?中山さん初めて撮影を行う日に、段ボールを置くシーンがあったのですが、なかなか決められた位置に置けなくて。NGを出してしまい、汗だくになったことを覚えています。岡部さんに「イケる、イケる」と励ましていただき、乗り切ることができました。ーーちなみに、ご家族の方々は、本作をご覧になりましたか?中山さん家族全員で第1話を鑑賞しました。みんな、面白かったと言ってくれました。ーーそれは何よりも嬉しい言葉ですね!最後に、ドラマの見どころをお願いいたします。中山さんなんと言ってもおいしそうに食べる岡部さん。そして、松平健さん演じるこしあんと僕が呪詛をかけるシーンです。毎回のお約束で、酸っぱかったり辛かったりといろんな呪詛で岡部さんを苦しめるので、楽しみにしていただきたいです。岡部さん食べっぷりと、マドンナへの惚れっぷりを楽しんでいただきたいです。惚れて食べて振られて帰るという流れとともに、エピソードごとに描かれるマドンナとの人情話を観ていただきたいです。それと、話が進むにつれて、たくあんとぶりあんの過去が明らかになるんです。次第にふたりの絆が強くなる様も楽しんでいただきたいです。インタビューのこぼれ話おふたりにとって、思い出のご飯は?「僕のせいで野球の試合に負けたとき、先輩が“飯食うぞ”と言ってラーメン屋に連れて行ってくれたんです。そのとき、先輩にごちそうしていただいたラーメンが心に残っています」(中山さん)。「僕はキングオブコントで優勝するまで、築地のお寿司屋さんでバイトをしていて。お店の大将や職人さんたちがみんな良い方で、入荷したばかりのマグロの貴重な部位をたくさん食べさせてくれました。そのときのまかないのご飯が思い出のご飯です」(岡部さん)。Information『しろめし修行僧』テレビ東京系にて毎週金曜深夜0時12分より放送中動画配信サービス、ひかりTV、Paraviにて配信中出演:岡部大(ハナコ)、犬飼貴丈、中山翔貴、松平健ほか©「しろめし修行僧」製作委員会『ひかりTV』にて6/1(水)より、スピンオフ『食パン修行僧』を配信予定。中山翔貴さん衣装協力:ジャケット ¥51,700(CULLNI/Sian PR03-6662-5525)パンツ ¥30,800(CULLNI/Sian PR03-6662-5525)シャツ ¥22,000(LIBERE/Sian PR03-6662-5525)、そのほかのアイテムは、スタイリスト私物写真・山本嵩文・田嶋真理 スタイリスト・あべひろみ (岡部大さん)小林洋治郎(Yolken/中山翔貴さん)ヘアメイク・染川知美(岡部大さん&中山翔貴さん)写真・山本嵩 文・田嶋真理 スタイリスト・あべひろみ (岡部大さん) 小林洋治郎(Yolken/中山翔貴さん) ヘアメイク・染川知美(岡部大さん&中山翔貴さん)
2022年05月19日渡辺美里が、5月5日(木・祝) 東京・渋谷LINE CUBE SHIBUYAでライブ『渡辺美里スペシャルライブ パイナップルロマンスのその先へ “雨のバカ~” 2022』を開催。伝説のライブとして知られる1989年に行われた西武球場でのライブ『SUPER Flower bed BALL ‘89』の“続き”を披露した。『SUPER Flower bed BALL ‘89』は2DAYSで開催され、2日目のライブ(1989年7月26日開催)が雷と豪雨のため途中で中止となったことで知られる。渡辺美里はライブが続行不可能と判断されたことを知ると、泣きながら「青春のバカヤロー!!雨のバカー!!」と叫び、それでも気持ちが収まらず、アカペラでお客さんと一緒に「My Revolution」を歌ったため、伝説のライブと呼ばれるようになった。本公演はその続きを行おうと企画されたライブで、途中換気休憩を挟む2部構成で行われた。第1部では、当時のライブ映像をバックにヒット曲「すき」を歌唱するなど当時歌うことのできなかったセットリストを披露。自身もMCで「あの日の忘れ物を取りに来ました!」と過去の自分に決着をつけた。第2部では、“その先へ”として1989年以降に発表した楽曲たちをパフォーマンス。途中、13曲のメドレーを含むなど全42曲を熱唱し、最後は最新のオリジナルアルバム『ID』から「It’s All Right」で幕を閉じた。併せて、この日のライブが6月26日にWOWOWにて全曲ノーカットで放送されることが決定。さらに、渡辺は7月に開催されるカバー企画のライブ『うたの木 彼のすきな歌Vol.1』に続き、10月から開催となる全国ツアー『プレミアムツアー Good Time ’22~’23』を発表。ツアーファイナルは2023年2月4日に日本武道館で行われる。<公演情報>『渡辺美里スペシャルライブ パイナップルロマンスのその先へ “雨のバカ~” 2022』2022年5月5日(木・祝) 東京・LINE CUBE SHIBUYA■バンドメンバーギター:佐橋佳幸ベース:有賀啓雄ドラム:松永俊哉キーボード:斉藤有太 / 奥野真哉サックス:山本拓夫<番組情報>『渡辺美里スペシャルライブ パイナップルロマンスのその先へ “雨のバカ~” 2022』2022年6月26日(日) 16:00~放送局:WOWOW番組HP:<ライブ情報>『渡辺美里 Billboard liveうたの木 彼のすきな歌 Vol.1』2022年7月3日(日) ビルボードライブ東京(1日2回公演)1stステージ 開場 15:30 / 開演 16:302ndステージ 開場 18:30 / 開演 19:30問:ビルボードライブ東京 03-3405-11332022年7月10日(日) ビルボードライブ大阪(1日2回公演)1stステージ 開場 15:30 / 開演 16:302ndステージ 開場 18:30 / 開演 19:30問:ビルボードライブ大阪 06-6342-77222022年7月16日(土) ビルボードライブ横浜(1日2回公演)1stステージ 開場 15:30 / 開演 16:302ndステージ 開場 18:30 / 開演 19:30問:ビルボードライブ横浜 0570-05-6565『渡辺美里 Live うたの木 彼のすきな歌 Vol.1』2022年7月23日(土) 福岡Gate’s7(1日2回公演)1stステージ 開場 15:30 / 開演 16:302ndステージ 開場 18:30 / 開演 19:30問:LAND 092-710-6167■バンドメンバー(予定)ピアノ:光田健一ギター:林部直樹パーカッション:ラムジチェロ:遠藤益民(エンドウ マスタミ)渡辺美里 全国ツアー『プレミアムツアー Good Time ’22~’23』【2022年】10月8日(土) 埼玉・戸田市文化会館10月14日(金) 京都・京都劇場10月15日(土) 岡山・岡山市民会館10月23日(日) 山形・やまぎん県民ホール10月30日(日) 神奈川・神奈川県民ホール11月2日(水) 東京・かつしかシンフォニーヒルズ11月5日(土) 長野・ホクト文化ホール11月12日(土) 茨城・結城市民文化センターアクロス11月23日(水) 福岡・福岡市民会館12月3日(土) 北海道・札幌教育文化会館【2023年】1月15日(日) 愛知・愛知県芸術劇場1月29日(日) 大阪・フェスティバルホール2月4日(土) 東京・日本武道館関連リンク渡辺美里 オフィシャル・サイト渡辺美里 Facebook渡辺美里 Twitter渡辺美里 ブログ
2022年05月06日アニメ賢者・フリーアナウンサーの宇垣美里さんが「キュンとする」をテーマに、おすすめアニメをご紹介。私、キュンのなかでも“切なキュン”が好きで。思いが通じるキュンよりも、こんなに思ってるのに通じない、痛みにも似たキュン。『ハチミツとクローバー』や『とらドラ!』は、まさに思春期ならではの甘酸っぱくて切ない感じがたまらない。『蛍火の杜へ』も思い合っているのに触れることができない歯がゆさを描いているんですけど、私は人間と人間ではない生き物との交流を描いた作品に弱くて、それだけでもうキュンなんです。『地球外少年少女』でも、AIが人間に向ける思いにじ~んとなりました。シリアスとくだらなさのギャップに痺れる『銀魂』とか“1人だけど独りじゃない”というメッセージに元気が湧いてくる『スパイダーマン:スパイダーバース』みたいなキュンもありますね。とにかくかわいいキュンなら『PUI PUI モルカー』。見てるだけで癒されるのに、ストップモーションのクオリティも高い。アニメーションの作りがしっかりしている作品が好きなので、演出の細かい動きも見逃さずにキュンキュンしてます。『ハチミツとクローバー』恋と才能に悩む美大生の、キラキラ光る青春群像劇。「ハチクロはキュンの宝庫ですよね。あの時代の空気感がギュッと詰まっていて、仲間うちの片思いを丁寧に描いている。誰かを大切に思ってるのに、矢印がバラバラでうまくいかなくて。思いが通じるキュンもあると思うんですけど、思いが通じない、苦しいキュンもあると思うんです。それに、私は美大生ではなかったけれど、大学生特有の何者でもない感覚は共感できる。自分は何がしたいんだろう、才能って何だろうっていう葛藤は、誰しも一度は通った道だと思うんです」。実写映画やドラマにもなった羽海野チカの代表作。美大に通う男女5人が、恋心と友情、才能に翻弄される姿を描く。Netflixなどで配信中。【I&II】コンプリートBlu‐ray BOX発売中Blu‐ray BOX:¥30,800発売元:アスミック・エース/フジテレビ販売元:KADOKAWA©羽海野チカ/集英社・ハチクロ製作委員会『とらドラ!』思春期の葛藤がまぶしい、不器用な学園ラブコメ「思いが錯綜して食い違う、キュンとしかこない名作です。私はあーみんっていうツンデレで高圧的な子が好きで『私めっちゃかわいい!』みたいな感じなんですけど、本当は周りがちゃんと見えてる大人な子。自分は気持ちがあるのに、“好きな相手が幸せになるなら”ってポンと背中を押せるんですよ。この作品を見る度、クラスの子たちに『お前たち、あーみんにありがとうって言いなさい!』」って気持ちになります(笑)」。ヤンキーと思われがちな高須竜児は、実は温厚で真面目な男子高校生。高2のクラス替えでワガママで短気な逢坂大河と出会い、互いの恋を応援する共同戦線を張る。Netflixなどで配信中。©竹宮ゆゆこ/アスキー・メディアワークス/「とらドラ!」製作委員会『蛍火の杜へ』触れたら終わってしまう、夏休みの淡い恋。「妖怪でも人間でもない存在のギンと、人間の蛍との交流を描いた大好きな作品。ギンは、蛍が危ない目にあっても手を伸ばせないんです。蛍もわかってるから、『絶対に触らないで』って泣く。お互いが大切に思い合ってることが丁寧に描かれていて、もう、すごい好きじゃん!って。最後も、よかったね!と、うわあ~!って気持ちが揺さぶられて…。切ないキュンです」。アニメ『夏目友人帳』のスタッフが緑川ゆきの原作を映画化。主人公の蛍は6歳の頃、祖父の住む田舎で狐の面を着けた少年ギンと出会う。「人間に触れると消えてしまう」というギンと夏休みの度に会ううち、蛍は恋心を抱いていく。©緑川ゆき・白泉社/「蛍火の杜へ」製作委員会『地球外少年少女』宇宙に投げ出された、人間とAIの漂流記。「これは恋愛がベースの作品じゃないんですけど、SFが大好きで、特に人間と人間ではない生き物との交流が好きなんです。この作品も、とある場面でAIが人間のためにする選択と発する言葉にキュンとして。人間のことを思ってくれたことに感動して、わーん!っていう気持ちに。生き物じゃなくても愛情は伝わるんです!」。舞台は2045年の宇宙。月生まれの登矢と幼馴染みの心葉は、日本の宇宙ステーション「あんしん」で地球移住のためのリハビリを行っていた。そこに彗星が衝突し、地球からの旅行客である子供たちと閉鎖空間に取り残されて…。Netflixで配信中。BD&DVD発売中。©MITSUO ISO/avex pictures・地球外少年少女製作委員会『銀魂』ふざけてもやるときはやる!江戸が舞台の痛快SFコメディ。「くだらない回とシリアス回のギャップが魅力。いつもは怒られそうなことばっかりやってる銀さんも紅桜篇ではカッコいいし、トッシーになったことで守りたいものができた土方は素敵だし、いざというときに立ち上がるかぶき町の人たちも頼りになる。一方でただ『ジャスタウェイ』って言ってるだけの回もあって(笑)。緩急がしっかりしているところが大好きです」。空知英秋原作の“SF人情なんちゃって時代劇コメディー”。江戸時代末期、宇宙から来た“天人”が台頭したため、便利屋になった侍の銀時。しかし昔の仲間が行方不明だと聞き、再び刀を手に事件の謎に切り込んでいく。各配信サービスで配信中。©空知英秋/集英社・テレビ東京・電通・BNP『スパイダーマン:スパイダーバース』スパイダーマンが夢の共演!マルチバースを駆け巡る。「アメコミっぽい吹き出しがバーンと出たり、ニューヨークの街を飛ぶ描写とか、とにかくビジュアルがすごい。作画担当が何人か倒れたんじゃないかなと思いました(笑)。本作では並行世界のスパイダーマンが集うんですけど、他の世界にも頑張ってる“その世界の自分”がいるんだと感じて。これって“あなたは独りじゃないよ”というメッセージだなと思えてキュンとしました」。マーベル・コミック原作の『スパイダーマン』初のアニメ作品。スパイダーマンが倒れ、2代目として街の平和を守る中学生のマイルス・モラレス。そこへ並行世界のピーター・パーカーが現れる。今年次回作が公開予定。Huluなどで配信中。ブルーレイ&DVDセット¥5,217/4K ULTRA HD&ブルーレイセット¥7,480発売・販売元:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント©2018 Sony Pictures Animation Inc. All Rights Reserved. MARVEL and all related character names:©&TM 2022 MARVEL.『PUI PUI モルカー』動きがキュート!作りも細かいコマ撮りアニメ。「見るだけでキュンです。かわいいんだもん。フワフワなフォルムに、なんといってもあの声!飼い主さんからレタスをもらって喜んでいたと思えば、どえらい演出の爆発シーンもあったりして、いい意味で裏切られること間違いなし。モルカーごとの性格の違いも見えてきて、そこもかわいい!」。羊毛フェルトで作られたモルモットの車“モルカー”を使ったストップモーションアニメ。のんびり屋、好奇心旺盛、臆病など様々な性格のモルカーが登場するオムニバス形式で、1話あたりは2分40秒と短い。セリフはないが、見里朝希監督家で飼われているモルモットの鳴き声を使用している。©見里朝希JGH・シンエイ動画/モルカーズうがき・みさと1991年、兵庫県生まれ。『アフター6ジャンクション』(TBSラジオ)に火曜パートナーとしてレギュラー出演。著書『今日もマンガを読んでいる』発売中。※『anan』2022年4月6日号より。取材、文・飯田ネオ(by anan編集部)
2022年03月31日吉川愛、横田真悠、齊藤なぎさ、箭内夢菜、宇垣美里が、累計発行部数300万部突破の人気コミックの実写ドラマ化「明日、私は誰かのカノジョ」のキャストに決定。キャスト陣や原作者をのひなお、監督を務める酒井麻衣からコメントが到着した。レンタル彼女でお金を稼ぐ主人公“雪”を演じるのは、2005年にCMでデビューし、2021年ドラマ「カラフラブル~ジェンダーレス男子に愛されています。~」で主演を務め、映画『ハニーレモンソーダ』(2021年)ではヒロインを務めて日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞、今回、単独主演となる吉川愛。孤独や寂しさを男で紛らわしてしまう“リナ”には「non-no」専属モデルで昨年は、大人気コミックの実写ドラマ「どうせもう逃げられない」でヒロインを務めた横田真悠。新宿・歌舞伎町でホストクラブに通う“ゆあ”には、指原莉乃プロデュースの女性アイドルグループ「=LOVE(イコールラブ)」のメンバーで、2019年『夏の夜空と秋の夕日と冬の朝と春の風「ナツヨゾラ」』では主演を務めた齊藤なぎさがオーディションから選出。ほかの女性と違い私は「私」を持っていると信じる“萌”にはオーディションから選ばれた、2019年「3年A組-今日から皆さんは、人質です-」、2020年2021年「ゆるキャン△」シリーズなどに出演し、女優やタレントとして活動の場を広げている箭内夢菜。そして外見の美しさを求めて整形を繰り返す30代女子“彩”には、元TBSアナウンサーで現在はテレビ、CM、ラジオ、執筆業など幅広く活躍している宇垣美里がそれぞれのキャラクターを演じる。今回発表されたキャストの写真は、それぞれ原作キャラクターの雰囲気を重視し、衣装やメイクも緻密にこだわって撮影されたという。原作をのひなお、酒井麻衣監督も「楽しみ」・雪役:吉川愛(主演)原作は元々知っていて、次に読もうと決めていた作品でした。漫画好きの友達から、「明日カノ」面白いと聞いていたので、その実写ドラマ化をできると聞いて、本当に驚きましたが、同じくらい嬉しくもありました。雪ちゃんを演じる上で、友達と話す時とレンタル彼女の時の差を出せるように気をつけながら、少しでも原作の雪に近付けれるように、そして私らしい雪を演じるように、頑張っています! 放送を楽しみにしていてください!・リナ役:横田真悠今回リナ役に決まった時は素直に嬉しかったです。原作を読ませていただいたんですが、面白くてページをめくる手が止まらなくて。個性豊かな女の子達の1人になれると思うと、心がワクワクしました。他の子は誰が演じるのかな、と現場で皆さんのお芝居を早く見たい!と思いました。別作品でお世話になった酒井監督とまたご一緒できることが嬉しいですし、成長した姿を見せられるよう頑張りたいです。・ゆあ役:齊藤なぎさ(=LOVE)原作は何度も読ませていただいた大好きだった作品で、携わらせていただきたいという思いでオーディションに臨みました。ゆあという素敵な役をいただき、とても嬉しい気持ちと同時に、緊張もしています。原作の世界観、そしてゆあちゃんの気持ちを大切に、作品の魅力をお届けできるよう頑張ります!悩みやコンプレックスを乗り越えながら生きる現代の女の子の『強さ』ぜひ沢山の方々に見ていただきたいです。・萌役:箭内夢菜今回、明日、私は誰かのカノジョで真矢 萌 役を演じさせて頂ける事が決まり、本当に嬉しく思います。酒井麻衣監督の作品に出られるという事で、一つ夢が叶った瞬間でもあります。『萌』のようなキャラクターを演じさせて頂くのははじめてで、役をつかむことに少し難しさも感じています。この作品を楽しみにしてくださっている皆様の期待に答えられるよう、撮影頑張ります!!ぜひお楽しみにしていて下さい!・彩役:宇垣美里アプリでの配信を毎週楽しみに待っていた作品のドラマ化に関われることを、とても嬉しく思います。今回、彩ちゃんにより近づくために髪もバッサリ切りました。内面はもちろんですが、見た目も原作ファンの皆さんの期待を裏切らないよう鋭意研究中です。意地っ張りで、自分にも他者にも厳しくて、その実とても繊細で優しくて不器用な彩ちゃんを、皆さんに愛してもらえるよう、精一杯頑張ります。・酒井麻衣:監督原作が大好きで、お話をいただく前から読んでおりました。をのひなお先生、原作、そして原作を愛する読者の皆様にリスペクトを込めて、キャスト・スタッフ一同、一丸となって描きます。今のこの日本を、自分の足で歩いている若者たちの姿に、強さを感じながら日々撮影をしております。吉川愛さんの訴えかけるような瞳と、その佇まい・表現力に魅了され、横田真悠さんの天真爛漫でいながらも嫌味のない様子に説得力を感じ、宇垣美里さんの彩へかける想いの強さと人間力に深みを感じています。ゆあ役と萌役は、何回もオーディションをさせていただき、齊藤なぎささんと箭内夢菜さんと出逢うことができました。キャストの皆様も原作愛が強く、今から「明日、私は誰かのカノジョ」をドラマとして体感できる事を私自身、とても楽しみです。・をのひなお:原作連載開始時、担当編集から「映像化狙いましょう!」と言われた時は「そんな…夢のまた夢…」と思っていましたが、まさかこうやって実現するとは…これもひとえにふたえに映像化に尽力していただいた関係者の皆様のおかげです。本作のファンの方もそうでない方も放送を楽しみにしていただけたら幸いです!「明日、私は誰かのカノジョ」は4月12日(火)~深夜、MBS・TBSドラマイズムにて放送。(text:cinemacafe.net)
2022年03月11日「2月中旬の週末、豊洲にあるベビー用品専門店に、ハナコの岡部さんが奥様と手をつないで一緒に買い物に来ていました。帽子を深く被りマスク姿の岡部さんは、同じくマスク姿でお腹の大きくなった奥様を気遣いながら、2人笑顔でチャイルドシートを選んでいました」(目撃客)菊田竜大(34)、秋山寛貴(30)、岡部大(32)からなる人気トリオ・ハナコは『キングオブコント2018』王者で、バラエティ番組で活躍中。なかでも岡部は、20年に連続テレビ小説『エール』(NHK)に出演するなど、俳優としても評価が高い。4月からはグルメドラマ『しろめし修行僧』(テレビ東京系)で連ドラ初主演も発表された。「同局の深夜グルメドラマの金字塔といえば『孤独のグルメ』。岡部さんは『松重豊さん演じる主役・井之頭五郎さんを目標に、とにかく精一杯食べまくります!』と高らかに宣言していました。撮影でも気合が入っており、彼の食べっぷりは見どころだと思います」(制作関係者)プライベートでは昨年3月に、約10年の交際を経て一般女性との結婚を発表した。《笑いのたえない家庭を目指しながら、より一層皆さまにも笑いをお届けできるように精進致します!》とコメントを出している。「ハナコは19年に菊田さん、20年に秋山さん、昨年は岡部さんと3年連続でメンバーが結婚した珍しいコンビです(笑)。岡部くんの新妻は早大時代のお笑いサークルの後輩なんです。奥さんの作るしょうが焼きと親子丼は絶品で、毎晩いっしょにお風呂に入っているとノロけていました。奥さんは3月中旬に出産予定だそうです」(芸能プロダクション関係者)岡部にとって、この春はパパ&連ドラ初主演、まさに笑顔の絶えない“公私の春”を迎えそうだ。
2022年02月26日●フリーになってのびのび執筆の仕事が増え「うれしい」フリーアナウンサーとしてテレビやラジオ、雑誌などに出演し、執筆業でも活躍している宇垣美里。2019年3月にTBSを退社し、さまざまな仕事に挑戦する中で、宇垣自身はどのように変わっていったのか。本人に話を聞いた。フリー転身からまもなく3年。「あっという間でした」と言い、「2020年と2021年はコロナ禍でいつの間にか終わっていたという感じだったので、それもあって時間の経過にびっくりしてます。一方で、3年前は会社員をしていたということにびっくりする部分もあって、時間の流れって不思議だなと思います」と驚いている。そして、「良くも悪くも丸くなったと思います」と自身の変化を明かし、「波に揉まれて角がとれていくように丸くなって、諦めることもできるようになった部分があり、とても安定しているなと。2年前より安定しているし、1年前よりも安定しています」と説明。心の安定が得られたのはなぜか尋ねると、「フリーになって、仕事によって行く場所は違いますが、マネージャーさんやヘアメイクさん、スタイリストさんなど、自分が信頼している方たちと新しい場所に行けるので、ゆとりが持てるというか、安心できる部分があるからなのかなと思います」と答え、「ありがたいです」と今の環境に感謝した。また、「よりのびのびできるようになりました。もっと広いプール、海に出たみたいな感じがしていて、人と比べても意味がないという気持ちが強くなりました」との変化も告白。「TBS時代も相当自由にさせてもらっていましたが、会社の中で周りの人が気になることもあって。今は広い海に出て、これだけたくさんの人がいるんだから比べても、という気持ちになったのかなと思います」と語る。フリー転身後、仕事の幅が拡大。漫画を紹介する連載「宇垣総裁のマンガ党宣言!」(『週刊文春』)や、映画を紹介する連載「宇垣美里の沼落ちシネマ」(『週刊SPA!』)がスタートし、美容本『宇垣美里のコスメ愛』や、フォトエッセイ『愛しのショコラ』などを刊行、「宇垣総裁のマンガ党宣言!」をまとめたエッセイ『今日もマンガを読んでいる』も昨年12月に発売した。「いろんなことに挑戦させていただいていて、ありがたいです。会社員には会社員のよさがもちろんありますが、会社員だからこそできないこともたくさんあって、そこから一歩出ると見えるものが全然違うなというのは実感しています」。そして、「連載の仕事はもともとやっていたものもありますが、圧倒的に増えました。私は書く仕事が好きなので、フリーになってよかったなと思うところの一つです」と執筆の仕事が増えたことに特に喜びを感じているそうで、「会社員時代は、何かをおすすめすることが難しかったのですが、フリーになってからは、そういったこともできるように。好きなものをおすすめすることが好きなので、すごくうれしいことだなと思っています」と笑顔を見せた。●人生を満喫中結婚は「したいと思った人がいた時に」『今日もマンガを読んでいる』は、TBS時代に執筆したエッセイ「拝啓、貴方様」も収録。今回の出版にあたり再度読み返した際に、宇垣は若さを感じたという。「2017年から2019年に書いたものなので、若いなって(笑)。その瞬間の若さや、尖っている時期じゃないと出てこない言葉や焦燥感みたいなものがあって、今後出せるものではないので新鮮でした」。どんなところに若さを感じたのか尋ねると、「今の私だったらそこまで心の針が動かないだろうなということに対してすごく針が振れていたり、怒ったり感傷的になったりしていて、若いなあと思いました」と答えた。昨年4月に30歳を迎えたが、心境の変化は「全くない」と言う。また、「よくしてもらっている先輩たちは、『30代楽しいよ』『40代はもっと楽しいよ』と言ってくれる方が多く、楽しみにしている部分が大きいです」と年齢を重ねていくことを楽しみに。「何歳になったから何々しなきゃという人もいると思いますが、私の好きな先輩たちは『やったー! もっと自由になった』と楽しんでいる方が多いので、私もそういう方たちの仲間入りをしたいです」。さらに、「いくつになっても、いつも楽しそうな人でいたい」と続け、「自分で楽しいことを見つけて楽しんでいる人って素敵だなって思うので、自分もそうありたいし、そのためにも新しい価値観など常々アップデートしていけたら。それこそ昔だと『この年になって結婚していないなんて』と言う人もいたと思いますが、今そんなこと言っている人は恥ずかしい。そういうことをちゃんとアップデートしていきたい」と語った。宇垣自身も、何歳までに結婚したいという考えはない。「結婚したいと思った人がいた時にするべきで、何歳までにしなきゃいけないとは思っていません。結婚しても楽しいと思いますが、結婚していない今もとても楽しいので、特にこだわりはありません」。漫画や小説、映画など、エンタメをこよなく愛する宇垣。「好きなものを追いかけたり集めたりすることが好きで、人生楽しいなって日々感じています。時間が足りないくらいです」とにっこり。「最近海外のドラマも見るようになりました」とさらに好きなものが増え、いろいろな配信サービスに加入して海外ドラマも楽しんでいることを明かした。今後、仕事に関してどのように思い描いているのだろうか。「お仕事はご縁なので、自分で選ぶことはなかなか難しいと思いますが、今後もいろんな新しいことにチャレンジしていきたい」と幅広い仕事に意欲を見せ、「ただその中で、書くことはやはりすごく好きなので、これからも続けていけたらうれしいです」と補足。やはり執筆業は、宇垣にとって特に大切な仕事になっているようだ。■宇垣美里1991年4月16日生まれ、兵庫県出身。2014月4月にTBSに入社。アナウンサーとして数々の番組に出演。2019年3月にTBSを退社し、同年4月よりオスカープロモーションに所属。現在はフリーアナウンサーとして、テレビ、ラジオ、雑誌、CM出演のほか、女優業や執筆活動も行うなど、幅広く活躍している。
2022年01月25日●登場人物の振る舞いや言葉に「支えられて生きている」テレビやラジオ、雑誌などに出演するほか、執筆業でも活躍している宇垣美里。大の漫画好きとして知られ、『週刊文春』の連載「宇垣総裁のマンガ党宣言!」では、独自の目線で選りすぐった漫画の魅力を紹介している。漫画から多くのことを学び、生きる力をもらっているという宇垣に、漫画の魅力を聞くとともに、執筆業のやりがいも聞いた。「両親が読書家で家に本がたくさんあり、読むものに困ったことはなかったです」。両親の影響で読書家になったという宇垣。漫画との出会いは小学生のとき。「お小遣いで『りぼん』を買っていて、妹が『ちゃお』、友達が『なかよし』を買っていたので、シェアしていました。そこから漫画が好きになり、たくさん読むようになりました」と明かす。そして、漫画は宇垣の人生と切り離せない大切な存在に。「物語の主人公や登場人物の振る舞い、言葉に支えられて生きているなと思います。特に漫画は世相を反映するものだと思うので、世の中のこういったことに傷つけられたという気持ちを昇華する漫画が多く、とても救われています」と漫画への思いを語る。好きな漫画は、多様性を描いた作品だという。「『自分とあなたはこんなにも違って、こんなにも分かり合えない部分があって、それでも一緒に生きるために頑張る』という作品がすごく好きで、そういう作品を読むと元気が出ます。分かり合えないことは誰だってあるのだと思えるし、ある種の諦めを抱いていいのならば生きていけるという、そこに気づけたのは漫画が大きい役割を担っていると思います」。特に大きな影響を受けたのが『美少女戦士セーラームーン』。この作品を見て育ったことで、「自分の力で生きていないと楽しくない」という思いが根底にあるのだという。「幼稚園のときから『セーラームーン』を見て育ち、女の子が戦って自分の大切な人や生きている場所を守るということを刷り込まれたので、自分の力で生きていく意識が強くなったのだと思います。友達も同じものを見ていた影響なのか、自分の足で立って生きていくという人が多いです」。また、自身の性格について「子供の頃から、納得していないことはできない性格でした」とも明かし、「理由がちゃんとあればできるけれど、なんだかよくわからないことはやりたくないという、昔から気難しい子だったと思いますが、ちゃんと説明してくれる両親や教師に恵まれていました」と語った。昨年12月には、「宇垣総裁のマンガ党宣言!」をまとめたコラム集『今日もマンガを読んでいる』を発売。連載で紹介した漫画54作品の評に加え、宇垣が敬愛する作家・恩田陸氏との対談や、TBSアナウンサー時代に執筆したエッセイ「拝啓、貴方様」も収録している。宇垣は「いつの間にかこんなにたくさんの漫画を取り上げていたんだなってびっくりしました。どれも大好きで、その時々に勇気をもらった作品ばかりなので、好きな作品がギュッと詰まっている宝物だなと思います」と愛情たっぷり。「漫画が大好きという方にも、あまり漫画を読んでこなかったという方にも読んでいただきたいなと。幅広いジャンルの漫画を取り上げているので、読みたくなる作品があると思います。特別な一冊がきっと見つかると思うので、お手に取っていただけたら嬉しいです」と語っている。●執筆業にやりがい「好きなものを紹介する仕事を増やしていけたら」執筆業において、その文才も注目を集めている宇垣。「小学生の頃から、いろいろな宿題の中で、読書感想文が一番得意でした」と言う。「走るのが速い子もいれば、私は書くことが得意だったという、それだけの差だとは思いますが、本に囲まれて育ったので、一般的な文章はこういう感じだよねとか、こういう語彙があるよねというのは、小さい頃から慣れ親しんできたので、そういったストックはあったのかなと思います」。高校生のときから毎日、日記もつけている。「そのときに思ったことを忘れるのはもったいないという気持ちがあって書いているところが大きいです。社会人になってからは『3年日記』を書くようになり、1年前と同じページに書くので、去年の今、何をしていたかわかって面白いです」。さらに、「日記を書くと、1日の中で一番印象に残っていることがわかる。ご飯のことばかり書いてあると、よほどおいしかったんだなとわかるし、寒かったことばかり書いてあると、本当に寒かったんだなと。書き終わって読んだときに、ここが一番印象に残っていたんだなって、自覚してなかった部分に気づくことができます」と日記を書く面白さを語る。今では執筆が仕事に。「書くことがすごく好きなので、とても幸運なことだと思っています」と喜び、「そもそも表現することが好きで、感じたことや思ったことを言語化するのがすごく好きなんです。そして、書く言葉は流れていかず残るので、即時性はないけれど、しっかり推敲することができて、一番自分の本心に近い形で表現できる方法だと思います」とやりがいを感じている。執筆業での野望を尋ねると、「漫画以外の作品も紹介したいと思っていたら書評を書くお仕事をいただいて、映画も好きだなと思っていたら映画のコラムを書かせていただけるようになって、やった! と思っています。自分が大好き作品を人に広めたい、あわよくば見てほしいという気持ちがあるので、好きなものを紹介する仕事をどんどん増やしていけたら」と語った。■宇垣美里1991年4月16日生まれ、兵庫県出身。2014月4月にTBSに入社。アナウンサーとして数々の番組に出演。2019年3月にTBSを退社し、同年4月よりオスカープロモーションに所属。現在はフリーアナウンサーとして、テレビ、ラジオ、雑誌、CM出演のほか、女優業や執筆活動も行うなど、幅広く活躍している。
2022年01月23日俳優の仲野太賀、女優の山本舞香、お笑いトリオ・ハナコの岡部大が出演する、マイナビ・マイナビ転職の新CM「やめるの、やめた」編が、12日より放送される。仲野、山本、岡部の3人が、大学時代から仲良しのサークルの先輩、後輩を演じる同CM。仕事も性格もバラバラな3人がそれぞれの転職の悩みと向き合い、相談しながら自分なりの答えを出していく様子を描いている。いつものように部屋で談笑する3人。仲野が「俺さ、今の会社やっぱやめるわ」と打ち明けると、岡部は「俺は、やめるのをやっぱやめるわ」と決心し、これに山本が「私は、やめようとしたのをやめるのをやっぱやめたわ」と紛らわしい一言で返す。それを聞いた岡部は困惑した表情を浮かべ、仲野は思わず「どっちだよ!」とツッコんでしまう。仲野演じる役の自室は「友達が集まりたくなる部屋」という設定で作られたこともあり、合間には仲野と岡部が好きな飲食店で盛り上がるなど、終始リラックスした雰囲気で撮影は進行。一方の山本は難解なセリフを入念に確認し、練習を重ねる姿も見られた。本番では仲野を中心にアドリブが続々と飛び出し、3人では初共演ながらも、本当の仲良し3人組のような自然の掛け合いを披露していた。■仲野太賀、山本舞香、岡部大インタビュー――撮影を終えての感想をお願いします。仲野:楽しくてあっという間に感じましたね。当日アドリブパートが多いことに気づいて、びっくりしました(笑)。山本:セリフがめちゃくちゃ難しくて大変でした(笑)。でも楽しくて、ずっと笑いっぱなしでしたね。岡部:3回留年しているという設定の役柄でしたが、僕自身2回留年していたので、すっと馴染めました。――共演されてみて、お互いの印象はいかがでしたか?仲野:山本さんとはもう 4 回ぐらい共演していて、安心感が出てきました。岡部さんはずっとコントを見ていたので、共演できてとても嬉しかったです。コント番組でも共演してみたいです。山本:和やかな雰囲気が求められる現場に仲野さんがいると、不思議と安心します。岡部さんはその場にいるだけで面白い方なので、自然と笑顔が作れるメンバーだなと思います。岡部:仲野さんはずっとドラマや映画で見ていたので、会ってすぐ大ファンだとお伝えしました。おいしいもの好きな趣味が共通していたので、休憩時間にお話しできたのも楽しかったです。山本さんは学年に一人はいた、可愛いけど目の前にすると緊張しちゃう女子を思い出しましたね(笑)。――もし今と違う仕事につくなら、どんな仕事をしてみたいですか?仲野:スポーツ選手には憧れますね。格闘技が好きなので、体を動かして多くの人を感動させる仕事がしたいです。山本:動物が大好きなので、動物と触れ合う職業につきたいです。飼育員さんとか獣医さんとか。岡部:スポーツの学部だったので、体育の先生をやってみたいです。ポロシャツを着てバスケ部の監督とかしたいですね。――CMのキャッチコピー「自分を向いて歩こう。」にちなんで、2022年、自分のためにやってみたいことを教えてください。仲野:やっぱり最近遠出できていないので、北海道とか行きたいですね。自然に触れたいです。山本:コロナで行けなくなったからこそ、海外に行きたくなりましたね。まだ仕事でしか行ったことがないので、プライベートで行ってみたいです。岡部:馬に乗ってみたいですね。最近大型バイクを買ったんですけど、乗りたい欲が湧いてきちゃって。上半身裸で布とロープだけで乗りこなしたいです(笑)。――転職をはじめ、今悩みを抱えている・頑張っている方へ、メッセージをお願いします。仲野:悩んでいる時は一人で抱え込んでしまうこともあるかと思いますが、今回のCMみたいに、仲間内で悩みを共有するのも一つの策だよって伝えてあげたいですね。山本:自分がやりたいことを迷わずにやって欲しいです。私自身、やらずに後悔するよりはやって後悔した方がいいと思って生きてきました。岡部:悩むということは真剣に物事に取り組んでいる証拠なので、悩んでいる方には「偉いよ!」って言ってあげたいです。
2022年01月12日株式会社ブランジスタメディアは、宇垣美里さんが表紙の、住宅・インテリア電子雑誌「マドリーム( )」Vol.41を公開いたしました。■ 暮らしスタイルマガジン「マドリーム」■ Vol.41テーマ「ゆるやかに時間が流れるあったか冬ごもり」表紙・巻頭インタビュー:宇垣美里さん 「マドリーム」は、20代後半〜40代の男女に向けて自分らしさを大切にしたライフスタイルを指南するウェブマガジン。おうち時間が増えたいま、暮らしを豊かにするヒント満載です。最新号には、「あったか冬ごもり」がテーマの最新号には、宇垣美里さんが登場。小説、マンガ、映画、コスメ、チョコレートなど、好きなものがたくさんある宇垣さんですが、寒い冬にはどんな過ごし方をしているのでしょうか? また、年末年始にチェックしたい、この冬おすすめの小説やドラマなどもご紹介くださいました。動画コメントでは、愛用しているピンクの湯たんぽのお話しや、この冬ゲットしたいあったかアイテムについても教えてくれています。ぜひチェックしてください。宇垣美里さんインタビュー 宇垣美里さん愛用品紹介ムービー 動画1: 第一特集:北風吹く日は、おうちが一番It's best to spend the cold season at home.暮らしの実例で見る「楽しく暖かく暮らす工夫」 日が短くなって、北風が吹いて、雪が積もって。冬は「早く家に帰りたい」と思う季節。だからこそ、家は暖かく、快適に、親しい人と一緒に楽しくいられる場所であってほしいもの。「手作りニット」でぬくもりあるリビングにしている家、「薪ストーブ」でぬくぬく快適な家、「日本の知恵・こたつ」で家族が集まる家など、冬のおうちでのほんわり暖かな暮らし方をご紹介します。第二特集:魅力を解説! 今住みたい街「寒くても、ほっこりとこもれる街」 ちょっとした用事でも「寒いから」とためらいがちになる冬。だけど、歩くだけで体も心もあったかくなれるなら、外に出るのが楽しくなりますよね。今回は、「素敵な街並み」「商店街」「カフェ」をキーワードに、ほっこりとこもれる街をご紹介。再開発で活気づく「下北沢(東京都)」、日本一の長さといわれる商店街がある「南森町(大阪府)」、名湯・道後温泉でほっとできる「松山(愛媛県)」に注目して、街の魅力やおすすめスポットを解説します。愛用品特集:あの人が語る 眠る前の愛用品Vol.14「インテリアにもなる音グッズ」星小結季さん(ネイビーズ営業部)・武居詩織さん(モデル) <動画企画>がんばらなくてもおいしい からだが整う 発酵食品レシピ今号の発酵食品は「甘酒」 ◎ 好評企画:街の目利きが案内する 住まいのタウンガイド街の魅力や生活に役立つ情報を教えてくれる不動産会社を取材した、住むためのタウンガイドです。[売買編]はこちらから: [賃貸編]はこちらから: <株式会社ブランジスタメディア 会社概要>URL : 本社所在地:〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町20-4 ネクシィーズスクエアビル代表者 :代表取締役社長 井上秀嗣事業内容 :電子雑誌出版・電子広告株式会社ブランジスタメディアは、株式会社ブランジスタ(東証上場6176)のグループ企業です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月14日株式会社ブランジスタメディアは、宇垣美里さんが表紙の、住宅・インテリア電子雑誌「マドリーム( )」Vol.41を公開いたしました。■ 暮らしスタイルマガジン「マドリーム」Vol. 41テーマ「ゆるやかに時間が流れるあったか冬ごもり」 表紙・巻頭インタビュー:宇垣美里さん 「マドリーム」は、20代後半〜40代の男女に向けて自分らしさを大切にしたライフスタイルを指南するウェブマガジン。おうち時間が増えたいま、暮らしを豊かにするヒント満載です。最新号には、「あったか冬ごもり」がテーマの最新号には、宇垣美里さんが登場。小説、マンガ、映画、コスメ、チョコレートなど、好きなものがたくさんある宇垣さんですが、寒い冬にはどんな過ごし方をしているのでしょうか? また、年末年始にチェックしたい、この冬おすすめの小説やドラマなどもご紹介くださいました。動画コメントでは、愛用しているピンクの湯たんぽのお話しや、この冬ゲットしたいあったかアイテムについても教えてくれています。ぜひチェックしてください。マドリームVol.41表紙:宇垣美里さん宇垣美里さんインタビュー: マドリームVol.41巻頭:宇垣美里さんマドリームVol.41インタビュー:宇垣美里さん宇垣美里さん愛用品紹介ムービー: 第一特集:北風吹く日は、おうちが一番It’s best to spend the cold season at home. 暮らしの実例で見る「楽しく暖かく暮らす工夫」 日が短くなって、北風が吹いて、雪が積もって。冬は「早く家に帰りたい」と思う季節。だからこそ、家は暖かく、快適に、親しい人と一緒に楽しくいられる場所であってほしいもの。「手作りニット」でぬくもりあるリビングにしている家、「薪ストーブ」でぬくぬく快適な家、「日本の知恵・こたつ」で家族が集まる家など、冬のおうちでのほんわり暖かな暮らし方をご紹介します。マドリームVol.41楽しく暖かく暮らす工夫第二特集:魅力を解説!今住みたい街「寒くても、ほっこりとこもれる街」マドリームVol.41寒くても、ほっこりとこもれる街ちょっとした用事でも「寒いから」とためらいがちになる冬。だけど、歩くだけで体も心もあったかくなれるなら、外に出るのが楽しくなりますよね。今回は、「素敵な街並み」「商店街」「カフェ」をキーワードに、ほっこりとこもれる街をご紹介。再開発で活気づく「下北沢(東京都)」、日本一の長さといわれる商店街がある「南森町(大阪府)」、名湯・道後温泉でほっとできる「松山(愛媛県)」に注目して、街の魅力やおすすめスポットを解説します。愛用品特集:あの人が語る眠る前の愛用品Vol.14「インテリアにもなる音グッズ」 星小結季さん(ネイビーズ営業部)・武居詩織さん(モデル) マドリームVol.41愛用品特集<動画企画>がんばらなくてもおいしい からだが整う 発酵食品レシピ今号の発酵食品は「甘酒」 マドリームVol.41動画企画発酵食品レシピ◎ 好評企画:街の目利きが案内する住まいのタウンガイド街の魅力や生活に役立つ情報を教えてくれる不動産会社を取材した、住むためのタウンガイドです。[売買編]はこちらから: [賃貸編]はこちらから: <株式会社ブランジスタメディア会社概要>URL: 本社所在地:〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町20-4 ネクシィーズスクエアビル代表者:代表取締役社長井上秀嗣事業内容:電子雑誌出版・電子広告株式会社ブランジスタメディアは、株式会社ブランジスタ(東証上場6176)のグループ企業です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年12月14日元AKB48で女優の島崎遥香、フリーアナウンサーの宇垣美里、モデルで女優の紺野彩夏が出演するドラマ『黙食女子』(全6話 毎週金曜22:30~)が、12月3日からひかりTVで独占配信される。同作は、うどん好きたちが至福の一杯を求めて名店を巡り、日々の喧騒も雑念も忘れ、黙々とうどんと向き合うグルメンタリードラマ。うどん好き女子役を島崎(中西千佳)、宇垣(滝田凛)、紺野(須藤由紀)の3人が務め、1話に1人ずつ主人公として出演する。また、同作には都内近郊に実在するうどんの名店が実名で登場し、全6話でうどん好きがうなる6つの名店を取り上げる。配信終了後には、毎回同店舗の別メニューを満喫するスピンオフも配信される。出演者コメントは以下の通り。■島崎遥香一緒にごはんを食べているような感覚で、ドラマを楽しんでもらえたらないいなと思います。食べたことのないうどんがたくさん出てきますので、ぜひご覧ください!■宇垣美里基本的にモノローグで展開する作品です。画として私がしゃべっているシーンはほとんどないので、集中して観ていただけるのかなと思います。ただ黙々と食べているところを見ているだけで、きっとお腹が減ること間違いなしです。ぜひご覧ください!■紺野彩夏みんなで一緒にうどんを食べる感じで、お家でも食べながら観てもらえたらいいなと思います。このドラマは、全国のいろんなうどんが見られるところが見どころです。ぜひご覧ください!
2021年11月19日今年はどんなコト、モノが人気だったのか、そこにはどんな背景があったのか、カルチャー好きの「SHOWROOM」代表の前田裕二さんとフリーアナウンサー・宇垣美里さんの2人が考察。その魅力をたっぷり紹介します。今年はどんなカルチャーが人気だったのか。まずは、トレンドの動向にも敏感な「SHOWROOM」代表の前田裕二さんに、ご自身が注目したことについて伺うと、「個人的にインパクトが大きかったのは、韓国カルチャーです。昨年から『梨泰院クラス』や『愛の不時着』など、エンタメの勢いはすごいものがありましたが、今年も9月から配信が始まった『イカゲーム』(すべてNetflixオリジナルドラマ)が、Netflixで過去最高の視聴者数を記録。僕の会社でも、『smash.』でBTSのコンテンツを立ち上げ、その反響の大きさを実感しています。ただ、これは韓国カルチャーに限ったことではなく、今年のトレンド全般に言えることですが、ヒットするコンテンツに共通しているのは、“顧客目線”をこれでもかというくらいに徹底的にやりきっているところ。受け手の感動に関して半端じゃないくらい研究している。また、設定が小難しくなく、間口が広いこともポイントです。特にこの一年の映像作品やゲームのヒットにはこの傾向を顕著に感じます」人気の秘訣は、いかに「ハラハラドキドキ」をやりきるか。映像作品では、映画『東京リベンジャーズ』や、Netflixオリジナルドラマ『今際の国のアリス』など、「渋谷」を舞台にした映像作品が目立った一年に。「妻夫木聡さんが出演していて日本でもヒットした中国映画『唐人街探偵 東京MISSION』にも渋谷が出てきましたよね。私の大好きな漫画『GALS!!』は、渋谷のギャルの物語ですが、原作と東京ガールズコレクションがコラボするなど人気です。渋谷はこれまでも注目されてきた街ですが、今年はなぜかな…。『東京2020オリンピック・パラリンピック』が開催されて、東京に注目が集まり、なかでも渋谷は象徴的な街だからかもしれませんね。特に駅前のスクランブル交差点は、関西出身の私も上京する前から知っていましたし、海外でもあの光景を見れば東京だとわかる人は多いと思います。“画”としての強さが、選ばれる理由なのでは」(フリーアナウンサー・宇垣美里さん)また、渋谷の雑多なイメージが、今どきヒットする作品のムードにハマりやすいと、前田さんは感じている。「『今際の国のアリス』でいうと、登場人物が、歩きスマホをしたり、吸ったタバコを道にポイ捨てするんです。TVでは扱えないような表現ですよね。渋谷は、そんな一種の危うさや、社会的に必ずしも許容されがたい人間の業や荒削りさも内包されている街。ちょっとハラハラする街です。デスゲームを軸とした『イカゲーム』しかり、最近人気になるコンテンツに共通しているのは、共感できるベースシナリオの上に、ピュアなハラハラドキドキが乗ってくるところ。そういう刺激的な描写と相性がいい街なんですよね。僕は以前から、渋谷が併せ持つ危うさの側面と希望の側面という一見相反するエネルギー、いわば、どこかベンチャー的な性格が大好きです。大きなリスクを張って勝負しに来て、ぺしゃんこに潰されちゃうかもしれないけれど、一方で何かすごいことが起こりそうな、えも言われぬ期待もある。僕の会社も渋谷にありますが、そういう常にドキドキと向き合えるところに惹かれて、ベンチャーが多く集まるのかなと思います」今年はコロナ禍も2年目となり、カルチャーを摂取する場は家の中が基本という人も多かったはず。インドアな娯楽の代表格ともいえるゲームでは、バトルロイヤル系の『Apex Legends』や、宇宙を舞台にした人狼ゲーム『Among Us』など、前田さんの話ともつながるハラハラドキドキ系タイトルがトレンドに。「僕が今年よくやっていたのは、『グランド・セフト・オート V』という、プレイヤーが街で車を盗むなど、かなりの悪事を働くゲームで、現実の世界では体験しないことの連続です。ちょっと悪さをするとすぐ警察が追いかけてきますが、捕まらないように逃げるというハラハラを一瞬で味わえます(笑)。『Apex Legends』や『Among Us』はオンライン上でプレイヤーが殺し合うゲームですが、今はまったり楽しむということより、こうした現実とはかけ離れた刺激がバーチャル空間で求められていると感じます」(前田さん)その理由には、昨今のユーザー側の志向の変化が影響していると考えられるという。「ある大ヒットネット配信ドラマの脚本を友人が手がけていたのですが、物語の開始5分で“事件”を起こす、つまり早い段階で刺激を作ることを意識していたと言っていて、これは面白いと思いました。配信ドラマでは、映画館と違って、ドキドキしない単調な流れに直面すると視聴者がすぐに離脱できてしまうからです。サクッと体験できるインスタントな刺激を提供することが重要なのでしょう。1.5倍速での再生が増えているのも、サクサク進んでほしいからだと思います。これはゲームにも言えることで、ヒットゲームに共通することは、実況映えすること。つまり、プレイ実況動画がたくさん上がるゲームは流行ります。最近は面白い実況を見て、自分でもプレイするという人がかなりいると思いますが、では、どうやったらたくさんプレイされるか?それは、「リアクションがとりやすい」ことです。つまり、ここでもやはり“刺激”です。『うわあびっくりした!』などリアクションをとれないと実況が面白くならない。となると、必然的に刺激的な展開が次々起こるゲームがプレイされますよね。FPS系(プレイヤー視点のシューティングゲーム)の、人を銃で倒し、倒される世界はまさに刺激の巣窟です。また、今年人気を集めたのは、最後の一人になるまで殺し合うなど設定がシンプルで初心者でも入りやすい、かつAPEXなど初心者でも熟練者に勝ちやすいタイトルでした。これらのわかりやすく始めやすいゲームが、コロナ禍を機にゲームを始めたライトゲーマー層を多く取り込んだのだろうと思います」(前田さん)現実世界では癒しやエンパワーメントを感じたい!ほかにもカルチャー系で話題だったものといえば、ストップモーションアニメの『PUI PUI モルカー』が印象的。羊毛フェルトでできたモルモットの姿の車“モルカー”は、SNSで話題となり、日本はもちろん台湾など海外でも大人気に。「私が出演している『アフター6ジャンクション』のパーソナリティの宇多丸さんが、『PUI PUI モルカー』放送開始前の記念イベントに参加されていたこともあり、私も最初から見ていて大好きでしたが、まさかこれほどブレイクするとは!まずはもふもふと丸いフォルムがめちゃくちゃかわいいのと、トコトコした動き…。たまらないです!なのにストーリーにはシュールなところがあって。そこも含めて楽しめたのが、多くの人の心を掴んだ要因だったのではないでしょうか」(宇垣さん)もふもふしたフォルムで、かわいいだけじゃないというのは、個人のクリエイターが手がけ、販売すると争奪戦になるという一点もののユニークなぬいぐるみのブームにも共通する模様。「余白というか、突っ込みどころがあるというのも愛される理由だと思います。人は誰しも矛盾やいびつさを抱えながら生きていると思いますが、そんななか、剛速球ストレートど真ん中みたいな、ただ純粋にかわいいだけ、というキャラは、劣等感すら覚えてしまう。その点、たとえばモルカーの場合は、行動も良い意味でツッコミどころが多いですが、そもそも“モルモットが車になる”なんて、ある意味、設定が狂気じみているところがむしろいい(笑)。しかも、モルカーも最近流行りの韓国ドラマの主人公も、原則弱い人の目線に立って寄り添います。こうしたキャラクターが報われる過程で心打たれるし、共感できる。コロナ禍で弱い立場に置かれた人が多い今、優しい弱者の勝利に自分を投影しやすいのかもしれません」(前田さん)もふもふつながりでいうと、上野動物園に双子のパンダが生まれたことも話題に。「ぬいぐるみに触ったり、うちにはワンコがいるのでその子を抱っこしたり、もふもふに触れて癒されていますが、家で動物の赤ちゃんの動画を見ているだけでも、ほっこりできる。直接会いに行きづらい今、動物園の職員さんが以前にも増して動物の動画をネットで配信してくれるので、それを私のようにありがたく享受している人はたくさんいると思います」(宇垣さん)一方、エンタメ作品では、昨年、アカデミー賞4部門受賞した映画『パラサイト 半地下の家族』など、社会問題が盛り込まれた物語がヒットする傾向が続いているが、今年は女性たちが自らの生きづらさを解消するために連帯するシスターフッドもののドラマや映画が豊作だった一年でもある。「私も今年、『17歳の瞳に映る世界』や『モロッコ、彼女たちの朝』『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』などシスターフッドが感じられる作品をたくさん観ました。私はシスターフッドものが好きで以前からよく観ていましたが、最近は作品数が増えているなと思います。『#MeToo』運動からの価値観のアップデートが目覚ましく、幸せな関係性の象徴として描かれてきた恋愛も、今はそれだけがすべてではないということが浸透し始めているからかもしれませんね。女性同士の連帯からは、すごくエンパワーメントされますし、女性特有の辛い現実があるからこそ、シスターフッドものが響くところはあると思います」(宇垣さん)「それこそ優しい弱者の勝利ではないですけど、難局を乗り越えるために弱い立場の人同士が手を取り合うのは、現実でもフィクションでも今の時代、とても必要とされている。それに、愛のカタチは恋愛だけじゃないという価値観は、確かに広がっていますよね。世の中には男女の恋愛ありきという風潮に息苦しさを感じている人もいて、そういう人たちが生きやすい社会にしたいと活動する人が増えると、そこを目掛けてコンテンツを作る人も多くなる。シスターフッドのような作品は、今後ますます増えていくと思います」(前田さん)まえだ・ゆうじ1987年生まれ、東京都出身。「SHOWROOM」代表。日本テレビ系『スッキリ』火曜コメンテーター。著書『メモの魔力 The Magic of Memos』(幻冬舎)がロングヒット。愛読者による“メモ魔会”も開かれている。うがき・みさと1991年4月16日生まれ、兵庫県出身。フリーアナウンサー。TBSラジオ『アフター6ジャンクション』火曜パートナー。『週刊プレイボーイ』(集英社)などでコラムを連載中。著書に『愛しのショコラ』(KADOKAWA)ほか。ニット¥35,200ワンピース¥39,600(共にドレステリア/ドレステリア 京都店 TEL:075・211・0213)ネックレス¥20,900リング¥18,700(共にココシュニック TEL:03・5413・5140)クオーツリング¥19,580(ステラハリウッド TEL:03・6805・0390)シューズ¥56,100(ザ・グランドインク〈ロランス〉/ザ・グランドインク TEL:03・6712・6062)※『anan』2021年11月17日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・滝沢真奈(宇垣さん)ヘア&メイク・山下智子(宇垣さん)取材、文・保手濱奈美(by anan編集部)
2021年11月13日フリーアナウンサーの宇垣美里が27日、都内で行われた宝酒造「タカラcanチューハイ『すみか』」の新商品発売記者発表会に出席した。缶チューハイのイメージキャラクター起用に「お酒大好きなのでうれしい」とにっこり。コロナ禍で自宅飲みも増えたが、冷蔵庫には手作りのおつまみを常備しているという。「煮玉子と浅漬けは常備していますね。冷蔵庫の中に食べるものが何もないと寂しくなる(笑)。煮玉子は一気に10個くらい半熟卵を作ってパックの中に醤油とみりん、しょうがを入れる。置いておいたら美味しくなる。あと卵はいくら食べても罪悪感がなくていいですよね」と紹介した。また餃子を作って焼く機会も多く、「すごく好きなので一気に焼いて残りを冷凍して後で食べる。スタンダードのひき肉も好きですが、大葉やパクチー、エビを入れるのも美味しい。つけダレもたくさん用意します」といい、特におすすめの味は「大葉。最高です、いい仕事します」とアピールした。コロナ禍でおうち時間が増えたが、自宅での“ちょっと贅沢”を聞かれると「旅行ができないからこそ、北海道だったり北の方のほうのカニを取り寄せたり、ちょっといいお肉を食べたり、主に食の部分を贅沢にしている」と告白。お酒を飲むことも好きだが、「食べることも大好き!」と無邪気に笑った。コロナが落ち着いたら「遠出がしたい」と宇垣。「旅行に行きたいですね。海外にも行きたい。季節ごとのスポーツを楽しむのも好き。夏だったらダイビング、冬ならスノーボード。意外とアクティブなんです。それを楽しむのが許される環境に早くなればいいなって。それを待つばかりです」と収束を願った。新CMでは自宅勤務後の女性が仕事終わりにお酒を楽しむ姿が描かれている。宇垣は「おうち風のスタジオで撮りました。みんな優しくてリラックスして、自然体のまま撮影できました」と振り返った。
2021年09月27日フリーアナウンサーの宇垣美里が5日、京セラドーム大阪で行われた「EXIA Presents KANSAI COLLECTION 2021 AUTUMN & WINTER」に出演。初めて関コレでメインMCを務めた。午後1時のスタートから約7時間。フィナーレとなったランウェイには出演者がマスクを着用して登場した。今回初めて関コレのメインMCを務めたフリーアナウンサーの宇垣美里は「楽しくてめちゃめちゃ興奮しました!」と振り返り、「ありがとうございました。バイバ~イ」と感謝した。抜群の美貌を誇る宇垣。イベント中に人気YouTuberのヒカルは、「女の子に着てほしいコスプレは?」と聞かれた際、「女子アナです。僕フリーのアナウンサーが好きです」と答え、さらに宇垣の名前を挙げて「今日は正直これ目当て」と話した。また、シークレットゲストとして出演した5人組YouTuber・コムドットのやまとも、トークの際に「えっ宇垣アナかわいすぎない? かわいすぎて話が入ってこない」とその美貌に驚いていた。「KANSAI COLLECTION(関西コレクション)」は2011年2月に大阪で誕生した日本最大級のファッションイベント。21回目となる今回は「J/COLOUR~日本の自然が育んだ四季折々の色彩」をテーマに、人気モデルやタレントによるファッションショーやトーク、アーティストによるライブステージを展開する。前回に引き続き、有観客での実施となった。
2021年09月06日フリーアナウンサーの宇垣美里が5日、京セラドーム大阪で開幕した「EXIA Presents KANSAI COLLECTION 2021 AUTUMN & WINTER」に出演。初めて関コレでメインMCを務める。袖部分がシースルーの大人ワンピースを着用した宇垣。耳には大ぶりの白いピアスで、髪は1つにまとめている。宇垣は「もうスタートから本当に華やか。これからショーやライブが楽しめるということで、とってもわくわく。一緒に盛り上がっていきましょう!」と来場したファンとオンライン視聴者に呼びかけた。「KANSAI COLLECTION(関西コレクション)」は2011年2月に大阪で誕生した日本最大級のファッションイベントで、今回で21回目の開催。人気モデルやタレントによるファッションショーやトーク、アーティストによるライブステージを展開する。前回に引き続き、有観客での実施となる。
2021年09月05日モロッコの長編劇映画として、日本で初めて劇場公開される『モロッコ、彼女たちの朝』から、踊りながらクッキー作りを楽しむ女性たちの本編映像が到着。さらに、宇垣美里や枝元なほみ、角田光代らのコメントが到着した。到着した本編映像は、妊婦のサミアとパン屋の店主アブラ、娘のワルダの3人が楽しそうに踊りながら様々なお菓子を作るシーン。陽気なアラブ音楽が流れる中、もうすぐやってくるお祭りに向けてパン屋のキッチンは大忙し。ビスコッティにもよく似た「フッカス」や、三日月の形をした「ガゼルホーン」など、たくさんの焼き菓子を作り上げていく。ワルダも一緒に手伝い、材料の粉をふりかけながら踊り出し、それを見たサミアも一緒になって楽しそうに踊っている。卵を割り、生地を混ぜ、型を抜き、オーブンで焼き…3人の手つきをクローズアップで捉えた映像からは、お菓子作りの喜びが溢れ出してくるよう。完成品は、甘い香りが漂ってくるような美味しそうな出来栄えとなっている。さらに、各界の文化人から絶賛コメントが到着。また、モロッコに住み料理の修行をした経験のある小川歩美(モロッコ料理 エンリケマルエコス オーナーシェフ)は「観る人をモロッコにワープさせてくれるでしょう。現地で生活していた時をリアルに思い出させてくれました」と作品のリアリティに太鼓判を押している。宇垣美里(フリーアナウンサー)伝統のパン、ルジザを作り上げるたおやかな動作にアイラインを引いた後の1ミリの微笑言葉よりも雄弁な横顔と瞳の揺らぎで閉塞的な世界に生きる孤独な2人の女の心情と心通わせ支え合う過程が繊細に丁寧に描かれていた枝元なほみ(料理研究家)偶然出会って、ふと<信じられる>と思う瞬間が訪れる。女同士が、それぞれの傷や痛みや優しい柔らかい心や言葉にできない気持ちの棲む生きることの<芯>で繋がっていく。悲しい映画ではないのに何故か泣けてしかたなかった。角田光代(小説家)すべての場面が、それぞれ一枚の絵画のようだ。苦悩を抱き、かなしみを背負っていても、彼女たちの生きる姿はなんとうつくしいのかと驚いてしまう。深田晃司(映画監督)女性への差別や偏見の厳しい現実を背景に、異性により消費されることのない俳優の身体や仕草、その表情が描かれること、ただそれだけでこれほど心地よい時間が流れることに驚かされる。新旧混濁としたモロッコの景観に加え、ザワザワとした街のさざめきがずっと聞いていたくなるほど心地よかった。山内マリコ(作家)行き場のない妊婦と彼女を受け入れるシングルマザー。連帯する女と女(とその娘)の物語に、こう問いかけられた。あなたにはこれができる?ジェンダーギャップ指数144位の国モロッコから届いた映画に、120位の日本の、ひっそり産み棄て罪に問われる女性たちが重なる。まったく他人事ではない。『モロッコ、彼女たちの朝』は8月13日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:モロッコ、彼女たちの朝 2021年8月13日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開©︎ Ali n’ Productions – Les Films du Nouveau Monde – Artémis Productions
2021年07月31日昨年上演された『PEACE HILL 天狗と呼ばれた男~岡部平太物語~』に続く第2弾『PEACE HILL2~東京オリンピック奮闘記~岡部平太物語』。上演を前に、岡部平太が「平和台(ピースヒル)」と名付けた平和台陸上競技で制作発表が行なわれた。岡部は、明治24年糸島生まれ。幼いころからスポーツ万能で、上京して加納治五郎に師事。その後アメリカに留学し、日本スポーツ界に初めて「理論的なトレーニング」を紹介するなど活躍した。戦争で愛息・平一を失った彼は、戦後、GHQに掛け合い現・平和台陸上競技場を建造。名前には息子の名前の一文字を使い、平和への思いも込めた。脚本・演出はギンギラ太陽’sの主宰・大塚ムネト。劇中では加納治五郎役を演じる。「前作は、戦争の恐怖にただ耐えるしかない人々が、最後に手を取り合って進むこと決意をする物語。今回は、少しずつ前に進み始める人々の姿を描きます。その辺りが現状とも少し重なる感じがしますね」。演出並びに主人公・岡部平太を演じるのは、大塚が「劇団を率いるその姿と岡部が重なった」と言う劇団ショーマンシップの座長・仲谷一志。「『東京2020オリンピック』の動向も見据えながら」作っていくと言うエンディングにも注目だ。前回は3部構成の大作だったが、今回は見どころをぎゅっと凝縮。戦争で開催されなかった1940年の東京オリンピック。強化コーチに就任するも病気で参加できなかった1964年の東京オリンピック。そして「東京2020オリンピック」という3つのオリンピックを柱に描く。「東京オリンピックという新たな切り口を入れつつ、人見絹江ら女性選手の指導にもいち早く力を入れた彼の人生が一から分かる物語になっています。新エピソードも満載なので、自分としてはほぼ新作。前作をご覧になっていない方でも楽しんで頂ける内容となっています」と大塚。一方、仲谷は「岡部の桁外れな人生は、36年の役者人生くらいでは全然追いつけない。演じるというより岡部そのものに触れたい」と抱負を語った。この日は、大塚が岡部の存在を知ったという原作本「PEACE HILL」の著者・橘京平氏や、キャラクターデザインを担当した谷口亮氏(東京2020オリンピック・パラリンピックの公式マスコットデザイナー)、岡部剛二氏(岡部平太氏の甥)、重松森雄氏(岡部平太の薫陶を受け1965年ボストンマラソンで優勝)ほか豪華ゲストが続々登場。重松氏がスターターを務め、大塚、仲谷両名がアンカーを走った “決意の対抗リレー”でも盛り上がった。出演者を代表して落語家・立川生志は「僕のアドリブ次第で上演時間が1時間50分とか1時間35分になるかも(笑)。岡部平太という人が福岡にいた、そして平和台を作った。その物語をみんなのパワーで伝える舞台です。ぜひ観てください」と笑顔で締めくくった。公演は6月3日(木)~6日(日) 西鉄ホールで上演。チケットは発売中。
2021年04月21日夫婦の危機
モラハラ夫図鑑
私のママ友付き合い事情