不倫をしているときは、バレないようにしようと必死になるあまり、言動におかしなところが出てきやすいと言えます。そのちょっとした変化や違和感を見逃さないことが、不倫を見つけ出す大きなきっかけにもなるでしょう。そこで今回は、妻が「夫の不倫に気づいた瞬間」について紹介します。スマホの存在感がなくなった「あるときから夫のスマホをまったく見なくなりました。ずっとポケットやカバンの中などに入れていて、私の前では隠しているような感じ。トイレやお風呂にも絶対持っていき、机に置きっぱなしにすることも全くなかったです。さすがに不自然すぎて、不倫しているなと勘づきました」(30代・女性・建築関係)不倫をしているときには、スマホの扱い方に変化が起きやすいもの。肌身離さず持ち歩く、常にマナーモードにする、電話に出ない、画面を下に置くようになる…など。スマホをあまり目の前で出さなくなり、スマホの存在感がなくなってきた場合は、隠したいという気持ちがかなり強く働いているのかもしれません。家族のスケジュールを知りたがる「あるときから、『来週の予定はどんな感じ?』『明日は何時頃に帰宅するの?』と、夫が私のスケジュールを頻繁に聞いてくるようになりました。今までは一切そんなことをしなかったので、すぐに怪しさを感じましたね。結局不倫していたことが発覚し、バレないようにするために私の行動を把握したかったんだなと後から気づきました」(20代・女性・アパレル関係)不倫相手との時間を作るために、妻のスケジュールをできるだけ知っておきかったのでしょう。不倫をしていると、どの日なら会えそうか、どこに行くと危険か、どの時間帯は安全かなど、気になることは多いはず。あまりにも細かく聞き出そうとしてくるのであれば、不倫のサインかもしれません。一緒に遊んだ人が変わる「会社の後輩とゴルフに行ったと言っていたはずなのに、後日聞いたら地元の友人と行ったことになっていたんです。前にも同じようなことがあり、そのときは私の聞き間違いかと思いましたが、そうではないことに気づきました。『後輩と行ったって言ってたじゃん』と言った瞬間に、夫はかなり焦った顔をしたので、そこで不倫を確信しました」(30代・女性・広告代理店)不倫をしているときには、ウソや隠し事が増えていきます。いろいろなウソをついていると、自分でも何が何だかわからなくなり、そこからボロが出てしまうのでしょう。話のつじつまが合わないことが多くなってきたのなら、流さずにしっかりと問い詰めたほうが良さそうです。夜中にコンビニに行くことが増えた「『アイスを買ってくる』『小腹が空いたからなんか買ってくる』と言って、夫が夜中にちょこちょこコンビニへ行くようになりました。めんどくさがりなのに帰宅後に出かけるのは変だなと思い、ベランダから隠れて見ていたら、外に出るなり電話をしている夫の姿が……。そのとき、『不倫相手との電話だ』とピンときました。怒涛の勢いで問い詰めたら、夫はすぐに諦めて白状しましたね」(20代・女性・出版)妻のいる前で不倫相手と連絡を取り合うのは、かなりリスキーな行動。だからこそ、トイレやお風呂場などでこっそりと連絡をする男性も多いでしょう。また、どうしても電話をしなければいけないときなどは、何か言い訳を作り出して外に出るケースもあるようです。夫にいつもと違う様子が見られるようになったら、怪しいところがないか警戒したほうがいいでしょう。隠しきれない部分がいろいろと出てくるはずなので、細かくチェックしてみてくださいね。©buritora/Adobe Stock ©kapinon/Adobe Stock文・山田周平
2024年03月25日既婚者の上司と恋に落ち、不倫に溺れてしまった美咲さん。結婚願望を抱きながらも、不倫相手の和哉さんのことを諦めきれず、6年間も不倫関係を続けてしまいます。辛抱強く粘った結果、ついに和哉さんは離婚。なんとその2週間後に美咲さんと再婚し、2人はド派手な結婚式も挙げたそうです。略奪に成功し、すっかり浮かれていた美咲さんですが、人生はそう甘くありませんでした。前妻との子どもを溺愛する夫「和哉と結婚してからは、幸せな日々が待っていると信じていました。結婚式を挙げる直前に、不倫を批判する友人から絶縁されたり、会社の同僚から陰で悪口を言われたり、いろんなことがありましたが、そんなことは私にとって大した問題ではありません。和哉が私の元に来てくれるのを6年間も待ち続けて、ようやく手に入れた幸せなんです。大抵のことは我慢できました」ただ一つだけ、美咲さんには耐えられないことがありました。それは子どものこと。和哉さんと前妻の間には、小学校高学年になる娘がいました。和哉さんは娘のことを溺愛しており、離婚後もかなり頻繁に娘の顔を見に行っていたそうです。「不倫が理由で離婚したことは当然子どもには隠していたし、私の存在も秘密にしていたようです。1年くらい経ってから再婚したことを子どもに打ち明けたようですが、相当泣かれたと言っていました。娘のメンタルを心配して、和哉はより頻繁に会いに行くようになりました。ようやく彼を手に入れたと思ったのに、なんだか孤独な気分でした。これでは不倫していた頃とさほど変わりません。私との間にも子どもができれば、状況は変わるかなと思って、妊活も頑張り始めたのですがなかなかうまくいかなくて」「夫が浮気をしている…?」妊活を始めてから、美咲さんと和哉さんは衝突することが増えていきました。「妊活に対するテンションが全然違うんです。私は本気で子どもが欲しいのに、和哉はいまいち本気で向き合ってくれないというか…。私ばかりが頑張っているような感じで、不満が溜まっていきました。一度『本気で子ども作る気ある?』って聞いたら、彼が言いにくそうに打ち明けたんです。実は娘から『弟や妹は絶対に作らないで。パパの子どもは私だけだよね』って言われていたらしくて…。愕然としました」こうして2人がギクシャクし始めた頃…。美咲さんは、和哉さんの異変に気づきました。急にスマホを肌身離さず持つようになったのです。「女の勘で、和哉が浮気していることにすぐ気づきました。私と恋愛し始めた頃もそうだったんですが、彼って、夢中になっている相手にはものすごくマメにLINEするタイプなんです。だから彼を観察していたら、誰か他の女性と恋愛していることは明らかでした」美咲さんは、夫が寝てる間にスマホの中身を見ようとしましたが、ロック解除ができずに断念。そこで探偵に浮気調査を依頼することにしました。そして明らかになったのは、衝撃の真実だったのです。これぞ因果応報。浮気相手の正体に衝撃を受け…「探偵が渡してきたのは、和哉が女性と手を繋いで歩いたり、キスをしている写真でした。その相手の女性、誰だったと思います…?なんと、前妻だったんです。いつのまにか、2人はヨリを戻していたんですよ。頭に血が昇って、前妻の家に怒鳴り込みに行きました。『これって不倫ですよ!訴えますからね!』って言ってやったんです。でも彼女曰く、酔っ払ってちょっとイチャイチャしただけで、不貞行為はないとのことでした。さらには、意地悪そうに笑って『不倫したのはあなたの方だったじゃないですか。どの面さげてそんなことが言えるんですか?』と言ってきました」それ以来、美咲さんは和哉さんと前妻の関係を疑いながら、毎日を過ごしていると言います。「やっぱり本当は、前妻との間にカラダの関係もあるんじゃないか…とか考え始めたら止まらなくって。かと言って子どもの存在がある以上、前妻と会うなとも言えなくて、毎日辛いです。先日、誰かに話を聞いてほしくて、昔の友人を呼び出しました。でも友人からは慰めてもらうどころか、『なんだか全然幸せじゃなさそうだね。結局そうやって略奪した後も、一生何かと戦い続けるんだね』と言われてしまい、返す言葉がありませんでした」美咲さんはこの先どんなに辛くても、離婚するつもりはないと言います。和哉さんとの子どもを授かるまで、絶対に諦めたくないのだとか。「私の夢は、昔から変わっていません。大好きな人と結婚して子供を産むことなんです。それ以上は何も望まないのに、どうしてこんなに苦労ばかりするのでしょう。不倫して略奪した相手から、再び奪われるかもしれないという恐怖に苦しむなんて。これがいわゆる因果応報というものなんでしょうか…」彼女も自覚しているように、やはり自分がした悪い行いがいずれ報いとして自分の身に降りかかってくるという「因果応報」は、実際にありうるのかもしれません。不倫に溺れる女性は、自分が幸せになることしか考えていない身勝手な人が多いです。結局自分が同じ立場になってみてはじめて、不倫をされた側の家族の苦しみを思い知るのかもしれません。©oatawa/Adobe取材・文 小泉幸
2024年03月24日「因果応報」という言葉が存在しますが、悪い行いをしたら悪い報いがあるというのは、実際に起こりうるのでしょうか。例えば、不倫相手を妻から奪う「略奪婚」。誰かを傷つけて手に入れた幸せは永遠に続くのか…というのは、気になるところです。今回は「因果応報は実際に起こりうるということを、身を持って知った」と語る、略奪婚経験者・美咲さん(仮名・35歳)のエピソードを紹介します。上司と部下の禁断の関係美咲さんが、不倫を始めたのは、27歳の時でした。相手は、同じ会社に勤める和哉さん・35歳。2人はもともと、上司と部下の関係だったといいます。「和哉と私は金融系の会社で働いていて、私が彼の秘書をしていたんです。彼には奥さんがいて、まだ子どもが小さいことも知っていましたが、一緒に仕事をしていくうちに次第に惹かれていって…。お互いにずっと特別な感情を抱いていることには気づいていました。大阪出張に一緒に行ったタイミングで、ついに深い関係になってしまい…。そこから不倫が始まりました」もともと美咲さんは結婚願望が強く、30歳までに結婚するのが目標でした。それなのに、妻子持ちの男性と恋に落ちてしまったのです。「以前の私だったら、既婚者と付き合うなんて絶対にありえないことだと思っていました。そんな私が不倫の道に足を踏み入れてしまったのは、和哉が本当に魅力的だったから。仕事もできるし、頭もいいんです。それに高身長で見た目も爽やか。“結婚するならこういう男性がいい”と私が思い描いてきたタイプそのものでした。だから、好きになってはいけないとわかっていても、その気持ちに抗えなかったんです」誰よりも彼が一番魅力的美咲さんにとって何より辛かったのは、周りの女友達が次々と結婚していくことでした。「結婚が決まった女友達が、マウントを取ってくるんです。『不倫なんて時間の無駄だし、さっさと別れて婚活しなよ。結婚っていいよ~』と、上から目線で言われて…。でも正直、友人の結婚式に行って新郎新婦の姿を見てもちっとも憧れないんです。『あんな男性のどこが良くて結婚したんだろう…。やっぱり和哉が一番だなあ』って思っちゃって。マウントを取ってきた友達のことをいつか絶対見返してやる、と心に誓いました」会社では、ずっと彼氏がいないフリをしていたそうです。同じ社内で上司と部下の関係である以上、不倫をしていることは絶対にバレてはいけません。「同僚から『なんで彼氏ができないの?』と聞かれるたびに、悔しい思いを堪えていました。本当はすごく素敵な彼がいるのに、話せないなんて…」婚活をしようと決意したものの…数年が経った頃、和哉さんとの関係に終止符を打とうと思った時期もあったといいます。その頃、和也さんが別の会社に転職をし、会社で顔を合わせることはなくなっていました。彼から離れるなら今だ、と思った美咲さんは、婚活を始めることにしました。「やっぱり結婚がしたいなあと思って…。和哉からは『まだ子どもが小さいから妻が納得してくれなくて、離婚はすぐには難しそうだ』と言われていました。だから婚活をして他の男性を探そうと思ったんです。でも他の男性に会えば会うほど、むしろ和哉の魅力が浮き彫りになって…。彼より素敵だと思える男性は1人もいませんでした。だから『いつか必ず離婚する』と言ってくれている和哉を信じて、待つことに決めました。友達からは猛反対されましたよ。『いつか離婚するっていう既婚男性の言葉は99.9%嘘だから信じちゃいけない』と何度説得されたことか。それでも私は意志を貫きました」結局、不倫は6年も続きました。そして、ついに和哉さんが妻と離婚することになったのです。「もう1日たりとも待てない」「ずっと離婚に応じてくれなかった奥さんが、ようやく離婚届に判を押してくれて、やっと私の番がきました。私は33歳になっていて、一刻も早く結婚がしたかったので、和哉に『私は6年も待ったんだから、これ以上は1日たりとも待てない』と伝えました」美咲さんの希望により、和也さんは前妻と離婚した後、なんとたった2週間後に美咲さんと再婚したといいます。さらにはその半年後に、都内の有名レストランでド派手な結婚式も挙げたのだとか。「周囲からはかなりバッシングされました。友達の1人からは、『略奪しておいて、前の奥さんや子どもに何の配慮もなく、速攻で入籍したり派手な結婚式を挙げるなんてさすがに引くわ』と言われて、それ以来疎遠になりました。でもその時の私は、ようやく和哉と一緒になれたことがとにかく嬉しくて、浮かれていたんです。誰に何を言われても全く動じませんでした」こうして6年の不倫を経て、ついに略奪婚を成し遂げた美咲さん。夢にまで見た幸せな結婚生活を送れると信じていました。ところが彼女を待ち受けていたのは、想像すらしていなかった地獄のような現実だったのです…。美咲さんの話を聞いていて感じたのは、不倫に夢中になると、客観性を完全に失ってしまうのだということ。他の男性を見ても「和哉さんほど魅力的な男性はいない」と感じたといいますが、彼が既婚者である時点で、例えどんなに魅力的だとしても好きになるべき相手ではありません。不倫は、毒薬のようなもの。道ならぬ恋に溺れ、常識的な感覚を失ってしまう人が多いようです。©AlexGukalovUkraine/Adobe取材・文 小泉幸
2024年03月24日学生時代から異性関係に悪癖をもっている友人・優菜さん(仮名)を警戒しながらも、完全に距離を置かずにいた佳奈さん(仮名)。結婚した際、披露宴に優菜さん(仮名)を呼ぶことになったそうですが、「絶対に夫に近寄らせたくない」と思ったそうです。古い友人によって亀裂が入った夫婦関係に頭を悩ませる20代女性のエピソードを、メンタル心理カウンセラーの並木まきがお届けします。夫の密会現場を目撃佳奈さんが結婚をして1年ほど経ったころ、どことなく夫の様子がおかしいと感じ始めたとのこと。表面上は穏やかな生活が続いていたそうですが、「夫は不倫をしているのではないか」と疑うような行動もどんどん増え、内心では落ち着かない毎日になっていたと佳奈さんは当時を振り返ります。「まだ結婚して1年くらいでしたし、まさか不倫ではないよね?と思いながらも、やっぱり夫の様子がおかしくて…。不安を感じていたある日、夫が『残業で遅くなる』と連絡をしてきたので、私は衝動的に夫の身辺調査をすることにしました。会社の前で待ち伏せをしていると、夫は会社を出てからレストランへ向かったんです。ガラス張りのおしゃれなお店だったので、外から見ることができてラッキーだったのですが…。そのレストランで夫を待っていたのは、披露宴のとき以来、しばらく連絡を取っていなかった優菜でした」優菜さんはかつて婚約中の男友だちを寝取った経験があり、それを悪びれもなく話してくるようなタイプ。披露宴でも、夫に近寄らせないようにと思っていたそう。そのため二人の姿を見つけたときには、「なんで夫と優菜が!?」と軽いパニックになったと語ります。関係修復が難しいほど亀裂の入った夫婦関係「思わず密会現場に乗り込むと、夫は慌てて平謝りして、『優菜ちゃんと二人きりで会ったのは今日が初めてだから!』と叫びました。優菜は落ち着いた様子で、『なに慌ててるの?別に食事くらい良くない?』という態度。私が二人を責めても埒が明かない状態でした。自宅に帰ってから夫を問い詰めてみると、優菜が私の結婚式で夫を見てから、SNSのDMを通して徐々に夫に対してアプローチし、接触をはかったことを知ったんです。もちろん、夫にはその場で優菜のSNSアカウントをブロックしてもらって、二度と連絡をとらないと約束させました」その後、佳奈さんは優菜さんと一切の関係を絶ったとのこと。それとなく共通の友人に優菜さんの近況を聞いてみると、いろんな人とトラブルを起こしていることもわかったそうです。「今はとりあえず、夫との関係修復を目指しています。でも、あの場で安易に乗り込まずに、不倫の証拠を掴んでから離婚しても良かったのではないか…と思う日々を送っています。このときの一件以来、私は夫への愛情が急激に冷めてしまい、経済的な理由だけで一緒にいるような感じなので、子づくりをする意欲も湧きません。こんな関係になるなら、不倫の証拠を掴んで、二人にしっかり慰謝料を請求して、そのお金で新生活を始めたほうがよかったんじゃないか…とすら考えてしまいます」夫婦間の信頼関係は一度壊れてしまうと、修復するのは並大抵のことではありません。言葉では「やり直したい」と伝えていても、気持ちがついてこないケースも多いのでしょう。©peach100/Adobe Stock ©kei907/Adobe Stock文・並木まき
2024年03月24日不倫をするつもりはなくても、気づいたら不倫をしてしまっていた…ということもあるかもしれません。相手が既婚者だと知らずに付き合ってしまうと後悔することになるので、きちんと見極める目を持つべきでしょう。そこで今回は、男性が「既婚者」だと気づいた瞬間について紹介します。自宅に絶対入れてくれない「付き合って数か月が経ち、彼とおうちデートがしたかったんですが、家には絶対に入れてくれませんでした。私の家には来るのに彼の家はダメ。そもそも住んでいる場所も詳しくは教えてくれないので、さすがに怪しいと思って調べたら、立派な一軒家に住んでいました。表札には妻や子どもと思われる名前もあり、既婚者だと確信しました」(20代・女性・営業)既婚者であれば、家族がいる自宅に不倫相手を招くなんてできるわけがありません。とはいえ、外でデートをして知り合いに見られるのも怖いので、女性の家には行きたがるというパターンは多いかも。家に入れない、家の場所を教えない、家の近くには一緒に行かない、といった行動を取る男性はかなり怪しいでしょう。スマホに家族写真があった「彼がスマホで撮ったおもしろい写真を見せてくれようとしたときに、一瞬カメラロールの中が見えて、そこに家族写真が何枚かあったんです。それがすごく気になって、彼の目を盗んでこっそりとスマホを覗いたら、案の定、妻や子どもと彼が映っている幸せそうな写真がたくさんありました」(20代・女性・飲食)どんなに隠そうとしても、ちょっとしたところからボロは出てくるもの。家族がいる場合は、家族の存在がチラッと垣間見える瞬間も多いはずです。特にスマホには個人的な情報もたくさん入っているので、写真やLINEなどから既婚者であることを突き止められるケースもあるでしょう。「ごめん寝てた」が多すぎる「夜に連絡をすると、電話はまず出ないし、LINEも返信をくれないことが多くありました。そして、翌朝に『ごめん寝てた』といつも言うんです。20時くらいに電話をしても『寝てた』でごまかそうとするので、絶対にウソだと確信。彼を問い詰めたところ、既婚者であることが発覚しました」(30代・女性・不動産関係)仕事から帰宅した後、既婚者は自宅で家族と過ごすので連絡が遅くなりがち。平日の夜になかなか連絡が取れないなら、既婚者かどうか疑うべきかもしれません。ほかにも、休日や連休を一緒に過ごせなかったりすることも、既婚者かどうか見分けやすいポイントと言えます。指輪の跡が見えた「彼と付き合うようになって少し経った頃、彼の左手の薬指に指輪の跡みたいなものがあることに気づきました。彼がうちで寝ているときにじっくりと確認したら、確実に長い間つけているであろう指輪の跡があったんです。そこからは彼の知り合いなどにも探りを入れて、結婚していることを暴き出しました」(30代・女性・IT)左手の薬指に指輪の跡があったら、既婚者かもしれないと警戒したほうがいいでしょう。結婚指輪は普段からずっとつけている人も多いので、くっきりと跡が残っている場合も。指輪の跡がある理由が納得のいくものではないのなら、ウソをついている可能性が高いでしょう。おかしいと感じる点があるのなら、見過ごさずに彼の言動などをチェックしてみましょう。既婚者との交際はリスクを伴うので、大変な目に遭う前にスパッと縁を切ることが大事ですよ。©maru54/Adobe Stock ©oatawa/Adobe Stock文・山田周平
2024年03月23日不倫をしている男性が最も恐れているのが「妻に不倫がバレること」。ところが不倫をしょっちゅう繰り返している常習犯の男性に話を聞くと、「妻には絶対バレないように心がけているポイント」があるのだとか……。今回は、不倫経験のある男性に話を聞き、「妻に不倫がバレないよう気を付けていること」を探ってきました。妻とは共通点が一切なさそうな女性「結婚後も、妻以外の女性と付き合っていたことは実は何度かあります。でも妻にはバレないよう細心の注意を払っています。大事なのは、どういう女性と付き合うか。例えば共通の知人が一人でもいるような相手には絶対手は出さないし、妻と少しでも共通点がありそうな女性は避けています。年齢が近いとどこかで繋がるリスクがあるので、浮気するならなるべく年上の女性を選ぶようにしていますね。見境なく女性に手を出すような男はすぐに浮気がバレますが、僕は今まで妻にバレたことはありません」(トモ/34歳)確かに、妻と不倫相手の間に共通の知人がいたために、不倫がバレてしまった…というのはよくある話。しかし、妻と一切繋がりのなさそうな女性を選べばバレないだろう…というのは、あまりに浅すぎる考えです。世間は想像以上に狭いもの。意外なところで接点があったり、噂が回って不倫が知れ渡ってしまうケースも多いです。妻の繁忙期や出張のタイミングが狙い目「僕の妻はCAで、家を留守にすることが多いんです。妻がフライトで日本にいないタイミングを狙って、不倫相手の彼女とデートやお泊まりをしています。代わりに妻が帰宅するときには、僕が料理をしたり、残業しないで家にまっすぐ帰るようにしています。そのため妻はむしろ僕のことを良い夫だと思っているようで、全く疑われていません。妻と一緒にいるときは120%思いやりを見せて、妻の出張や繁忙期の時だけ外で遊ぶようにすれば、浮気はバレにくいです」(慶太/33歳)自分の出張中や単身赴任中に浮気をしている話はよく聞きますが、妻の出張や繁忙期を狙って不倫相手とデートをする…とは、呆れたもの。家では良い夫やイクメンのふりをしているけれど、実は隙を見て、外で遊んでいるということもあるようです。妻の目の前ではスマホを触らない「女性が男性に疑いを持つのって、だいたいスマホがきっかけだと言いますよね。少しでも疑いをかけられたら面倒なので、妻の目の前では基本的に、仕事の連絡以外スマホに触れないようにしています。不倫相手の女性と連絡を取るのも、妻が眠ってからです」(奈緒/30歳)こそこそと誰かにLINEばかりしていたり、スマホを肌身離さず持ち歩いていたら、妻に疑われるようになった…という話もよく聞きます。しかしだからといって、スマホを触らないようにしていれば浮気がバレないと思ったら大間違い。女性の勘は本当に鋭いので、いつもと違う行動が少しでもあれば、怪しいと疑いをかけられてしまうこともあるでしょう。不倫をしている男性が「妻に不倫がバレないよう気を付けていること」を紹介しました。そこまでして浮気がしたいのか…と呆れてしまうエピソードばかり。しかし絶対にバレないと思っているのは夫だけで、どんなに完璧に隠し通しているつもりでも、妻は夫の異変にすぐ気づきます。“女の勘”を甘く見ないほうがいいでしょう。©aijiro/Adobe文・小泉幸
2024年03月22日舞美さん(仮名・34歳)の夫・正恭さん(仮名)は営業職で、夜遅くまで接待という日が多い生活が続いていたそう。それでも休日は家族との時間を大切にしてくれていましたが、ある時期から夫の外出が増え始めます。そんなとき友人から、知らない女性と一緒にスーパーで買い物正恭さんを見かけた、という話を聞くことに…。不倫を疑い、調べたところ、夫は仕事と偽って若い女性の家へ頻繁に通う二重生活を送っていることが判明。その後、どんな結末を迎えたのか詳しく伺いました。入手した不倫の証拠「探偵から不倫の証拠を入手したものの、それをどう使うべきか悩みました。夫に突きつけて不倫を明らかにしたとして、もし離婚となった場合に生活はどうなるのか不安だったからです。私は仕事もしていないし、収入面が心配。何より子どもはどうなってしまうのか……。そういったことを考え、行動に移せず悶々としていたときです。知らない番号から電話がかかってきました。嫌な予感がしましたが、何か大きな変化が訪れようとしている気もして、私は通話ボタンを押しました」かかってきた電話の主は…「電話相手は木島(仮名)と名乗る女性で、“正恭さんとお付き合いしている者です”と言われました。続けて、“いつ正恭さんと別れるんですか?”と聞かれたので、“そんな予定はありません”と答えると、“嘘だ”と返されました。女性は、“正恭さんと結婚を約束している”と言い、さらには“彼の子どもを堕ろしている”と。その発言を受けて、これは電話で話して解決するような簡単なものではないと思いました。私は直接会って話がしたいと提案し、待ち合わせをして対面することになったのです」「夫婦関係は冷めきっている」と聞かされていた不倫相手「待ち合わせ場所にやってきた木島さんは、若くて大人しそうな女性でした。ここまでの経緯を聞いたところ、正恭との出会いはとある飲み会だったとのこと。そのときは結婚していると知らず、関係を持ってしまったといいます。のちに結婚していると知ったものの、“夫婦関係は冷めきっている”と聞かされたようです。付き合いが始まり、半年ほどして妊娠が発覚。木島さんは産みたいと伝えたそうですが、“今はまずい”と正恭に止められたそう。“もし妻が知れば逆上して離婚もできなくなる”と言われ、やむなく堕ろすことを選択し、離婚を待つことにしたそうです」地獄に落ちていく夫「子どもを産むのを諦めた後、木島さんは精神的に不安定になったと言います。仕事に行けなくなり、退職せざるを得なくなってしまったそう。辛そうに語る姿を見て、彼女も正恭の被害者なのだと思いました。木島さんの話をひと通り聞いて、私は離婚を決意。木島さんともよく話し合い、別れることを勧めて納得してもらいました。そして、正恭にここまでの代償をしっかりと払ってもらおうと、お互いに協力し合うことで話がまとまりました。弁護士に相談して、まずは正恭に慰謝料を請求することに。私はもちろん、木島さんに対してもです。木島さんの慰謝料は、働けなくなってしまったぶんの金額も加算して計算してもらいました。私はさらに、財産分与と養育費も十分にもらえる形で進めました。すべてを請求したあと、正恭は一文無しの状態になったようです。仕事も続けていけなくなり、転職するはめに。今では生きがいをなくしたかのように生活していると聞きます。こうして夫が地獄に落ちていくさまを、私と木島さんはしっかりと見届けました」“夫の二重生活に気付いた妻の告白”をご紹介しました。夫の二重生活は、このようにして終焉を迎えたようです。夫にとって楽しかったはずの二重生活は、もう二度と振り返りたくもない過去となったのでしょう。まさに自業自得の結末と言えます。©mapo/Adobe Stock ©taa22/Adobe Stock文・塚田牧夫
2024年03月22日「亭主元気で留守がいい」という言葉もありますが、たとえ適度な距離感を保っている夫婦であっても、あまりに留守の時間が長くなれば不安になることもあるでしょう。舞美さん(仮名・34歳)の夫は、仕事に熱心で家を空ける機会が多く、そこにはある秘密が隠されていたのだとか…。当時の状況を詳しくお聞きしました。接待でお酒を飲むことの多い夫「夫の正恭(仮名)とは、私がよく通っていた知り合いの居酒屋で出会いました。夫も私もお酒好きで、初対面からノリも合い、この人とならずっと楽しく過ごせるかもしれない…と交際がスタート。トントン拍子で結婚まで進みました。私は出産して1児の母になり、仕事を辞めて育児に専念するようになったんです。夫は相変わらずお酒をよく飲んでいましたが、仕事と遊びはしっかりと分けるタイプ。営業職ということもあり、夜遅くまで接待という日も多かったのですが、翌朝はダラけることなくシャキッとして仕事に出かけるので、そこまで不満はありませんでした」どんどん減っていく家族との時間「夫の職場では週に1~2回、朝のミーティングがありました。自宅よりも実家のほうが職場に近かったので、翌朝が早い日は実家に泊まることも。仕事は忙しいようでしたが、土日は家族の時間を確保してくれていましたね。でも、次第にその時間がだんだんと減ってきたんです。土曜日は今まで家で過ごしていたのに、接待でゴルフなどに出かけるようになりました。ゴルフには興味がなかったはずなのに…と違和感をおぼえつつも、仕事の一環だから仕方ないと飲み込んでいました」友人が見かけた、夫の密会現場「ある日、友人が家に遊びに来てくれました。その友人が、“昨日、正恭さんを見かけたよ”と言うのです。友人の家の近くに深夜まで営業しているスーパーがあり、そこで夜遅くに見かけたそう。しかも、“若い女性と一緒だった”と言われました。昨日というと、夫が実家に泊まっている日でした。ですが友人の家は、夫の実家からはだいぶ離れた地域にあります。それに友人は、“一緒にいる女性は妹さんかと思った”と言うのですが、夫に妹はいません。少しずつ膨らみ始めていた違和感が、そこで一気に噴き出しました。ボヤッと抱いていた不倫の疑いが現実味を帯びてきたのです」夫の二重生活が判明「しばらく不安を抱いたまま、解消できずに生活していましたが、息苦しさに耐えられなくなりました。かといって、夫に直接尋ねる勇気はなかったので、探偵に依頼して調べてもらうことに。勘違いであることを祈りましたが、結果はクロ。夫の不倫が明らかになったのです。相手はやはり若い女性で、夫が週に何度か女性宅に通っていると報告を受けました。念のため、夫の実家に連絡を入れてみると、“正恭はしばらく顔を見せていない”とのこと。実家に泊まると言っていたことすら嘘だったとわかり、愕然としましたね。夫は長い間、自宅と不倫女性の家を行き来し、二重生活を送っていたのです…」“夫の二重生活に気付いた妻の告白”をご紹介しました。夫は、仕事と遊びはしっかり分けるタイプだったようですが、女性関係にはだらしなかったようです。二重生活などはいつまでも続かないはず。いつか必ず綻びが生じるでしょう。©kei907/Adobe Stock ©tsutenkakuboys2/Adobe Stock文・塚田牧夫
2024年03月22日銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、知り合いの不倫にモヤモヤしているという23歳女性のお悩み。これからいろんな経験をしていくであろう彼女に向けて、佑雪さんが広い視野で物事に対処する知的な大人になるための指南をしてくれます!お悩み:「いい人だと思っていた人が不倫!」【クラブ佑雪】vol. 338いい人だと思っていた人が不倫していました。 人間にはいろいろな顔があることも知っているけれど、なんかすごくショックでモヤモヤします。(はな23歳学生)「大人は、裏切られてからが本番」うんうん。わかるわかる。今、23歳でしょ? これからもっともっと、そういうことがあるから、まずはよかったんじゃないかな。その手始めが他人事で。細かくは書いてないからわからないけど、お悩みを拝見する限り、自分の彼氏や家族がってことじゃなさそうですからね。今後、不倫じゃなくても別の話で自分にもっと近い存在で信頼しきっていた人の意外な部分を見ちゃったり、なんなら裏切られてしまう経験もするでしょうからね! っていうか、天寿をまっとうすれば、そういうことの1回や2回はあって当然。そうなったら、モヤモヤどころじゃ済まないですから。まずはモヤモヤ程度で済んだってことで、よかったんじゃないですか?たとえば赤ちゃん。天使じゃないですか。いい匂いがして清らかな、聖なる存在。それが言葉を覚えて話し出すと「あれ? こんな人だっけ?」ってなっていく。天使だと思い込んでいた存在が、平気でウソをついたり、無茶な欲求をするなどエゴを出しまくってくる。赤ちゃんも人間だっていう事実を突きつけられる瞬間があるわけです。かわいいかわいい赤ちゃんですらそうなんですから、大人なんか当たり前なんです。だから、文明社会にはルールがあるんです。不倫は刑法では犯罪ではありませんが、民法では不法行為とされています。ちゃんと法で定められているんですね。これ、もし、人間が不倫しなかったら、そんな法律は要らないわけです。するんです、人間は。悲しいけれど、法律って“人間は必ずする”っていう前提で定められてますから。今回、ご相談者さまは不倫にショックを受けていらっしゃいますが、お金絡み、暴力系、いろんな犯罪が毎日起こっているのが世の中ですし、毎日起こすのが人類なんです。不倫に話を戻すとですね。ひとまず、今の日本においては不倫は民法ではダメ。倫理上もNG。で、ご相談者さまはどのへんに引っかかったのでしょうか?「あら、この人、民法でダメなことやってたの?」ですか? それとも「人として、パートナーを裏切るなんて、ひどい!」って感じ? 後者の場合、もし、パートナーがその方の婚外恋愛を認めていたとしたらどうですか? たとえば、お金の問題から離婚すると面倒なことになるから戸籍上は夫婦だけど、関係性は冷めきっているから、お互いの婚外恋愛は認め合おうっていう話になっていたら、どう感じますか?また、結婚制度も、婚外恋愛がダメっていう考え方も、時代や国、宗教によって捉え方が異なるわけです。つまり、そこに普遍性はありません。ちなみに今の日本では婚前交渉(結婚前にセックスをすること)は咎められませんが、イスラム文化圏では禁止されています。だから、イスラム教徒の方々からすると結婚もしてないのにそういうことをしてると「えーっ」ってなるはず。そう思われることに対して、どう感じますか?法律と倫理と宗教と、人間がやってしまうことの間で、いろんな思いが交錯すると思います。それをどう捉えて、心のなかで処理をしていくか。そういう作業を知的に行えるようになるのが大人になることです。今回の体験を今後の人生に活かしてくださいね。【お悩み募集しています。こちらからどうぞ!】インスタでもお悩み募集中!インスタからのお悩み募集はこちら@yousetsu.fujishimaマガジンハウスの会員登録からのお悩みはこちらから。藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)元リアル銀座のクラブのホステスを経て、占い師・開運アドバイザー。著書に『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)。anan web上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママとしてお悩み相談「クラブ佑雪」、『TABI LABO』で「目覚めよ! 恋愛力 藤島佑雪のLOVE占い」など連載多数。©ArtCookStudio/Adobe Stock文・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子
2024年03月22日不倫は許しがたい行為ですが、相手から謝罪を受けることで、寛容な姿勢になれる場合もあるかもしれません。一方で反省の色が見えなければ、余計に怒りが込み上げてくることもあるでしょう。今回はそんな、“不倫夫を絶対許せないと思った瞬間”について、経験のある女性たちに話を聞きました。あまりに短い自粛期間「夫はお酒が好きで、よく飲みに出かけます。ただ飲むだけならいいんですが…以前に飲み屋で知り合った女性と不倫をしていたんです。私がいち早く気付き、1回きりの関係だったということで、ひとまずは許すことにしました。夫自身もお酒が原因だと自覚していたようで、“しばらくお酒は控えます”と反省の色を見せました。ところがその1週間後、“友人と飲みに行ってくる”と気軽に出かけようとしたのです。あまりに短い自粛期間に、ぶちギレてしまいましたね」サトミ(仮名)/30歳本来ならば、「お酒をやめる」でもいいぐらいの罪をおかしているわけです。大事な予定というわけでもなさそうなのに、たった1週間でお酒を再開するのは、反省の色があまりに薄いといえるでしょう。「夫がモテたほうがいいだろう?」と開き直り「以前に夫が不倫したとき、必死な謝罪を受けたので、“今回だけは”と見逃したことがありました。そこからしばらく、休日などは二人で出かけていたんです。あるとき、出先で私の友人と会いました。話の流れで、友人が“夫が最近太っちゃって”と、自分の夫の体型を気にする発言をしたんです。そして私の夫を見て、“スラッとしていて羨ましい”と褒めました。そのあと夫が、私に対して“やっぱり夫がモテたほうがいいだろう?”と得意げに言って許せなかったです」クミ(仮名)/32歳夫の発言は、まるで不倫を正当化しているかのよう。妻としては夫が開き直っているように感じたのでしょう。「いつまで泣いてんだよ」と腹を立て「かつて夫に不倫されるという経験をしました。私は毎日が辛くて、苦しくて仕方ありませんでした。普通に生活していても、つい涙が込み上げてきてしまうんです。そんな日々がしばらく続いたとき。部屋で夫と一緒に過ごしていると、私はまたふと悲しくなり、涙を流してしまいました。そこで夫が、“いつまで泣いてんだよ”と、腹を立てたように言ってきたのです。その発言を聞いて、この人とは一緒にいられないと思いました」サユミ(仮名)/29歳誠意の欠片もない言葉です。自分に非がありながら、よくそんなことが言えたもの。そんな相手とは、早急に別れたほうがいいかもしれませんね。お店選びで「高くない?」「ふとしたときに、夫のクレジットカードの明細を見てしまい、不審な支払いがあったことから夫の不倫が発覚しました。離婚の危機に直面しましたが、なんとか持ち直し、普通の生活ができるぐらいになったころです。二人で外食をすることになり、私がネットで店を探していました。すると、夫が横から覗いてきて、メニューの値段を見ながら “高くない?”と言ってきたのです。不倫相手とは高いお店に行っていることを知っていたので、ふざけるなとキレました」ホナミ(仮名)/30歳不倫相手にはお金を使えるのに、妻に対して出し惜しみするのはおかしな話です。妻をないがしろにしているような態度に怒りが込み上げてきたのでしょう。“サレ妻が不倫夫を絶対許せないと思った瞬間”をご紹介しました。不倫をした人たちのなかには、自分のおかした罪の重さを理解していない人もいるようです。そうなると、また不倫を繰り返す可能性も高いと言えます。妻としては、毅然とした態度を示すべきでしょう。©ペイレスイメージズ1(モデル) / PIXTA(ピクスタ) ©プラナ / PIXTA(ピクスタ)文・塚田牧夫
2024年03月21日3年以上の不倫を清算し、婚活をスタートさせたところ、トントン拍子に結婚へと至ったという32歳の美優さん(仮名)。入籍までは順調に進むも、結婚式の準備を始めたところで過去の不倫が義母にバレてしまい、状況が激変します。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、過去に不倫歴がある32歳新婚妻の悲劇的な末路をお届けします。義母の友人が元不倫相手の知り合いで波乱の展開に着々と結婚式の準備を進めていた美優さんですが、あるとき義母に呼び出され、“あなた、不倫していたの?”と言われます。実は義母の友人が、美優さんの元不倫相手と知り合いだったことから、義母に美優さんの過去の不倫歴がバレてしまったのだとか…。「義母は会社を経営していて、交友関係がとても広い人。若者をターゲットにした商売をしているので、息子と変わらない年齢の友人も多いんですよ。結婚が決まってから、義母は息子の結婚式の準備について親しい友人たちに相談していたそう。私たちの写真も見せながら話をしたところ、なんと義母の友人の一人が、私の元不倫相手の男性と繋がっている人だったみたいで…。その人が義母に対して、私が過去に不倫をしていたことをバラしてしまったのです」その後、美優さんは義母から呼び出しを受けて向かうと、鬼の形相で「不倫をするような人だとは思わなかったわ。息子を騙したのね!」「あなたを息子の妻とは一切認めません」と一方的に告げられました。そして目の前でLINEをブロック、電話も着信拒否に設定されてしまったとのこと。美優さんが必死に謝っても、義母は聞く耳を持たなかったそうです。妻の不倫歴を知った夫から「離婚してくれ」と…美優さんの不倫歴はすぐに夫の耳にも入ったそう。義母と会った日の夜、夫は「式を挙げる前でよかった。今ならまだ間に合うから、申し訳ないけれど離婚をしてほしい」と、美優さんに土下座をして頼んできたそうです。あまりにも急な展開に、美優さんはどうしていいかわからず、夫との話し合いでもひたすら謝り続けることしかできなかったと振り返ります。「夫は将来的に義母の会社を継ぎたがっていたので、義母が認めない女性とは結婚生活を続けることはできないと判断したようでした。どんなに謝っても離婚の意思を変えてはもらえず、『過去のことだから、母さんの知り合いが繋がっていなければまだよかったけれど、母さんが知ってしまった以上は続けられない』と、夫は極めて冷静に頭を下げてきました。そんな夫の姿を見ているうちに、私もだんだん『あぁ、これは本当にダメなんだ。もう今からどんなに謝っても、過去は消えないし許してはもらえないんだ』と悟りました。夫の希望通り、その翌週には離婚届を提出して夫婦関係は終了しました」二人で借りた新居には夫が住み続けることが決まり、「新生活の準備で必要だろうから」と、結婚式のために貯めていた二人の貯金はすべて美優さんに渡してくれたそう。そのおかげで、離婚後はすぐにアパートを借りて新生活を始められたと美優さんは言います。「悪いのは私なのに、離婚後の生活の心配までしてくれるような優しい男性との結婚を、自分の過去のせいでダメにしてしまったのが情けなくて仕方ありません。不倫さえしていなければ、今ごろは夫とも義実家ともいい関係をキープできていたんだろうなと思うと、過去の自分の行動は本当に愚かでした…。今もまだ結婚生活が終わってしまった事実を受け止めきれない毎日ですが、もう二度と不倫なんてしないし、いつかはまた優しい男性とご縁があって再婚できればいいなと思います」過去の不倫歴は別れてしまえば関係ないと思いがちですが、美優さんのケースのように「世間は狭い」としか言えないような展開で、とんでもない事態を引き起こすことも。将来の自分を苦しめないためにも、不倫には絶対に足を踏み入れるべきではないでしょう。©buritora / PIXTA(ピクスタ) ©naka/Adobe Stock文・並木まき
2024年03月17日過去に不倫をしていても、適齢期を迎え、まっとうな恋愛や婚活へと舵を切る女性もいます。しかし晴れて婚活が実って結婚したのちに、過去の不倫が影響して、予想もしなかった展開へと見舞われるケースも…。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、新婚早々に過去の不倫が影響してとんでもない事態に陥った30代前半女性のエピソードをお届けします。3年間の不倫の末に婚活を決意美優さん(仮名)は、7歳年上の男性と3年半もの間にわたって不倫をしていたそう。31歳のときに「このままでは結婚できないかも」と考え、不倫から足を洗って婚活を開始したところ、努力の甲斐もあり半年でゴールインが決まったそうです。「不倫をやめて婚活を始めてからは、いろいろなことがトントン拍子で進みました。私が不倫をしていたことは、ごく親しい友人の数名しか知らなかったので、『結婚したいから誰か紹介してほしい!』と周囲に頼みまくり、そのなかで出会った一人の男性とお付き合いを始めたんです。彼も結婚を意識していたので、交際4か月目でプロポーズを受け、半年後には入籍を済ませました」もともと年上好きな美優さんは、夫となる男性が8歳年上であることも気に入った理由だったとのこと。結婚が決まった当時は「こんなに早く結婚が決まるなら、もうちょっと不倫を楽しんでから婚活をしても遅くなかったかも」と、調子に乗ったことまで考えていたと振り返ります。入籍までは極めて順調に進むも… 結婚式の話が出てくると事態は急変結婚が決まったのが早かったこともあって、美優さんと夫には十分な結婚資金がなかったそう。まずは入籍を先行させて、結婚式は1年後にしようと話し合い、新生活準備に重点を置いて新婚生活をスタートしました。新居を借りて家具や家電を買い揃えると、あっという間に二人の貯金は底をついたそうですが、お金がないことが苦にならないくらい、毎日が新鮮で楽しかったそうです。「安定した愛情を注いでくれる夫にはとても感謝をしていましたし、贅沢はできなくても、人並みに結婚をできたことがとても嬉しかったです。貯金が底をついてからは、前よりも貯金のペースを上げて節約生活を楽しみながら、1年後の結婚式に向けて二人でせっせとお金を貯めました。ある程度、貯金が貯まってきたところで、『そろそろ結婚式場の下見やドレス選びもゆるっと始めたいね』という話に。彼のご両親や私の両親も巻き込んで、式の準備を始めました」結婚式や披露宴、新婚旅行の準備を進めるのは、幸せに溢れた時間だったと当時を語る美優さん。しかし祝福に溢れた時間はそう長くは続かなったそう。「ある日から、義母の態度がよそよそしくなったんです。何かしてしまったのかな?と不安に思いながら過ごしていると、義母に呼び出されました。そして開口一番に、“あなた、不倫していたの?”と。誰かから聞いたのか、私の不倫歴が義母にバレていたんです。義母の言葉を聞いて、目の前が真っ暗になりました。絶対にバレないと思っていましたが、悪いことはできないものですね。このときにようやく、不倫なんかするんじゃなかったと強く後悔しました…」不倫の過去を清算したつもりでいても、あとになってから過去が影響して災いが降りかかるケースもあります。自業自得な結果を招いてしまえば、後悔してもしきれません。せっかく掴んだ幸せも、過去の不倫のせいで台無しになるリスクがあると言えるでしょう。©maroke/Adobe Stock ©yamasan/Adobe Stock文・並木まき
2024年03月17日同じ会社で働く人とは毎日のように顔を合わせるため、不倫関係に陥りやすいかもしれません。ただ、一緒にいることが多いからこそ、社内の人に怪しまれてしまう危険性もかなり高いはずです。そこで今回は、「社内不倫」がバレてしまった原因について紹介します。社内のグループLINEに誤送信してしまった「同僚の男性と不倫をしていたことがありました。彼がうちに泊まったときにUSBを忘れて帰ったので、『昨日うちにUSBを忘れてたよ』ってLINEを送ったんです。でも、間違えて社内チームのグループLINEに送ってしまいました。気づいて送信取り消しをしたものの、すでに既読が3つくらいついていました。絶対にバレていると思いますが、チームの誰もそのことには触れず、ただただ気まずい感じになりましたね」(20代・女性・出版関係)会社の人とは連絡を取り合うことも多いので、誤送信をしてしまうケースもあるようです。愛情表現や不倫疑惑が生じるような内容などを誤送信すると、一気に噂が広まっていくことになるかも。誤送信したLINEやメールは文字として残るものなので、確実な証拠になってしまう場合もあるでしょう。二人だけの呼び名を言ってしまった「会社では彼のことを苗字で呼んでいますが、二人のときはあだ名で『たーたん』と呼んでいました。ある日、同僚の女性数人とランチに行ったときに、たまたま彼の話になったんです。そこで思わず、『たーたんって抜けているとこもあるよね』と言っちゃったんです。慌ててごまかしましたがごまかしきれず、結局それが原因で不倫がバレちゃいました……」(30代・女性・営業)カップル同士なら、二人だけの呼び名やあだ名で呼び合うこともあるもの。しかし不倫のように周囲に隠した関係だと、ほかの人がいる場所でもポロっとその呼び名で呼んでしまう危険も。明らかにカップルでなければ使わないような呼び名で呼んだ場合には、確実に不倫もバレてしまうでしょう。一緒に出張について行った「直属の上司と不倫関係になったときに、何度か一緒に出張に連れて行ってもらっていました。明らかに私が一緒に行くのはおかしいときもあったけれど、『うまいこと言うから大丈夫だよ』と彼に言われたんです。でも、実際は私たちの噂はどんどん広まっていて、一番仲のいい同僚にも『ほぼみんな気づいているよ』と言われちゃいました」(20代・女性・IT)公私混同しているような行動を取りすぎると、怪しまれる可能性は当然高くなるはず。強引に出張へ一緒に行ったり、同じ日に休みを取ることが多かったり、同じ時間帯に帰ることが多かったり……。本人はバレていないと思っていても、そういった行動はほかの人の目には不自然に映るものです。ケンカを持ち込んでしまった「同じ会社の先輩と不倫していたときに、大ゲンカをしたことがあったんです。会社でも冷たく接していたら、『怪しまれるからやめろ』と彼に言われました。それにもすごく腹が立って、会社の廊下で彼に文句を言ったら、そこでまた言い合いに。それを会社の人に聞かれてしまい、そこから噂が広まっていきました」(20代・女性・広告代理店)社内不倫は、二人が醸し出す雰囲気でバレてしまうパターンが多いと言えます。妙に馴れ馴れしかったり、反対にぎくしゃくしていたりすると、「あの二人、何かあったのかな?」と勘づかれるかも。プライベートのケンカを社内に持ち込むことは、言ってはいけない二人の秘密を自ら言ってしまうようなものでしょう。社内不倫がバレてしまうと、その後大変なことになるだけです。仕事に支障をきたすのはもちろん、最悪の場合は辞めなければいけなくなったりするかも。大きな代償が待っているので、不倫に足を踏み入れることは避けるべきです。©K+K/Adobe Stock ©健二 中村/Adobe Stock文・山田周平
2024年03月14日茉奈さん(仮名・29歳)は、結婚後に産休と育休を経て職場に復帰。その際、新人の男性社員の浅川さん(仮名)の育成担当になったそうです。時短勤務をしながら指導にあたるうちに、特別な感情が芽生え始めて…研修期間終了後に深い関係となってしまいました。その後、職場内不倫となってしまった二人の関係はどんな結末を迎えたのでしょうか。不倫後の職場の状況「浅川君と関係を持ってしまったあとも、引き続き仕事に加えて、家事や育児に追われる日々を送っていました。時間にも制限があったため、二人きりで会うことはなかなかできませんでした。職場でさりげなく目を合わせては、アイコンタクトを送る程度。ただ、連絡はマメに取っていたので、特別感や満足感はありました。彼も仕事に一生懸命取り組んでいて、成長していく様子を傍で見ることができました。お互いに充実感をおぼえ、生活にも張りを出ていると感じていましたが、そんな日々はあるとき急に幕を閉じることになります」夫から「この代償は必ず払ってもらう」と…「ある日、子どもを寝かしつけたあと、夫に“話がある”と言われました。そして、“不倫しているだろう”と単刀直入に告げられたのです。すべてを把握しているような様子だったので、これは抵抗しても無駄だと思い、不倫を認めました。離婚かな…と頭をよぎったんですが、“子どものために離婚はしない”と夫が言いました。ただ、“一生許さない”と。不倫相手である浅川君についてもすでに把握しているようで、私に対しても浅川君に対しても、“この代償は必ず払ってもらうから”と強い口調で言われました」上司に会議室に呼び出されて「私はともかく、浅川君に対しては何をしてくるのか心配でした。慰謝料の請求が考えられましたが、そのことについてなかなか浅川君に切り出せずにいました。すると数日後、職場で上司から呼び出しを受けたんです。会議室に入ると、すでに浅川君が座っていました。そこで上司から、“二人の関係について連絡があった”と言われました。誰からの情報とは明かされませんでしたが、夫からのリークであることは明白。だって、夫しか知り得ないことですから…。浅川君は青い顔をして、上司の言葉にただ頷くだけ。“近々処分がくだると思う”と言われ、その場はいったん解散となりました」息苦しさを抱える日々「数日後、辞令がくだされました。浅川君は地方の支社へ、私は同じ県内ではあるもののはずれの地域への配置換えとなりました。私の勤務地は、家から2時間もかかる場所です。小さい子どもがいながら通うにはあまりに厳しく、事実上のクビ宣告のようなもの。1か月ほど勤務しましたが、結局退社を選択しました。浅川君も、新たな支社に数か月間勤務したようですが、やはり退職したと聞きました。私が既婚者としてしっかり一線を引けていれば、彼の明るい未来を奪うこともなかったのでは…とも思ってしまいます。家庭においては、とりあえず離婚は免れたものの、子どもがいなければ夫とは会話もない状態。冷え切った夫婦仲への息苦しさを抱えながら、毎日を過ごしています」“育休後の時短勤務中に不倫に堕ちた女性の告白”をご紹介しました。不倫の代償として、息苦しい家庭生活がこの先も続くようです。むしろ離婚できたほうが楽……と思ってしまうかもしれませんね。©UTS/Adobe Stock ©aijiro/Adobe Stock文・塚田牧夫
2024年03月13日結婚して出産し、子どもが生まれて幸せな家庭に恵まれているにもかかわらず、不倫に走ってしまう女性もいるようです。茉奈さん(仮名・29歳)もそのひとり。当時を振り返り、とても後悔していると言います。では、いったいどんな状況だったのでしょうか。ある新入社員の研修担当に「私は4年前に結婚し、しばらくして妊娠が分かり、産休と育休を経て職場に復帰しました。会社が育児に協力的だったこともあり、時短勤務を活用して働くことができたんです。その後、春になって新入社員がやってきました。新入社員には3か月の研修期間が設けられています。人手不足ということもあり、私も時短勤務ながら一人の新入社員の担当にあたることに。担当するのは、浅川君(仮名)という、体育会系出身の男性社員でした。浅川君は礼儀がしっかりしていて、挨拶も丁寧。元気があってやる気に溢れる彼に好感を持ち、力になってあげたいと思いました」新入社員との関係性「ただ、私は時短勤務だったので、彼よりも2~3時間早く退社することになります。なので、その分の指示を出してから帰るようにしていました。周囲の社員にも彼のフォローをお願いしていましたが、“もし困ったことがあったらすぐに連絡して”とも、彼には伝えていました。すると、意外と彼からよく連絡が来るのです。ほかの社員に聞けば分かるんじゃないかという、確認事項程度のものもありました。私も、家のことをしながら対応していたので、つい口調が厳しくなることもあり、反省する部分もありましたね」研修期間が終了「次第に、家にいても浅川君のことを気にかけるようになりました。大丈夫かな…と心配する時間が増えていったんです。今思えば、そうやって私のなかで彼の存在が大きくなっていったのだと思います。そして3か月が経ち、研修期間が終了。彼もひとり立ちすることになりました。すると浅川君が、“今までお世話になりました”と挨拶をしてくれました。さらに、“お礼にランチをご馳走させてください”と言うのです。ランチぐらいなら…という気持ちで、二人で職場近くにある、ちょっといいイタリアンのお店に入りました。パスタがおいしい店だったんですが、“うまい!”と上機嫌に食べている彼の様子が子どもっぽくもあり、可愛らしく感じましたね。食べ終わるころ、彼が肩を落としながら、“関わりがなくなるのが寂しい”と言うのです。私もなんとなく寂しく感じて、“いつでも連絡して”と応えました」打ち上げを兼ねて二人で飲みに出かけて「その後、特に彼からの連絡はなし。なんとなく、職場で彼の姿を目で追う日々が続きました。すると、どうにも気になって仕方なくなってきてしまい、私のほうから連絡を入れました。“最近どう?”と尋ねて、“近況を報告し合おう”と、飲みに誘ったのです。“研修期間の打ち上げ”という名目も加えると、彼からもOKの返事が届き、初めて二人きりでお酒を飲みに出かけることになりました。当日、私は時短勤務を終え、いったん帰宅。家の用事を済ませ、子どもの迎えを夫に頼み、待ち合わせのお店に向かいました。食事が始まると、彼がかなりのハイペースで飲むので、私もそれにつられてお酒の量が増えました。しばらくして、彼はまた“寂しい”と言い出したんです。私に対して、“気になって仕方がない”と…。その言葉に、“私も”と素直に応えてしまいました。そして一緒に店を出たあと、自然とホテルのほうに向かってしまったのです」“育休後の時短勤務中に不倫に堕ちた女性の告白”をご紹介しました。研修期間のあいだに、先輩後輩以上の感情が芽生え、深い関係となってしまったようです。いくら後輩を放っておけなかったとしても、異性として意識してしまう前に、しっかり線引きするべきだったでしょう。©polkadot/Adobe Stock ©kapinon/Adobe Stock文・塚田牧夫
2024年03月13日結婚後も美容部員を続けていた優希さん(仮名・31歳)。化粧品の売れ行きが落ち込んだため、美容系インフルエンサーのママ友(絢さん・仮名・27歳)に宣伝をお願いするも、即断られてしまって。それに腹を立てた優希さんは彼女の夫(宗介さん・仮名・33歳)を略奪することを計画。やがて二人は不倫関係に。しかし、優希さんは突然宗介さんにさよならを告げられてしまいます。優希さんはいつの間にか不倫に本気になっていたので、宗介さんと別れることになり相当つらい思いをしたのだとか。でも、夫(忍さん・仮名・34歳)に浮気がバレていなかったので、とりあえず元の生活に戻ることにしたと言います。元不倫相手の妻からの電話…浮気の復讐を予告されて…「数日後、元不倫相手の妻の絢さんから電話がかかってきました。出るなり『あなたの依頼を断ったからといって、夫を略奪するなんて許せない』『二人でずいぶん不倫を楽しんでいたのね』と怒鳴られて。最近太り始めた宗介さんを不審に思った彼女が探偵にすべてを調べさせた様子。私は予想外に不倫がバレたことで頭が真っ白に。絢さんは『最終的に夫は私を選んだのよ』『こちらからもそれ相応の復讐をさせてもらうから…私のSNSをよくチェックしておくことね』と告げると電話を切りました」絢さんからの復讐は想像をはるかに超えるものだったそう。「しばらくすると、インフルエンサーである絢さんのSNSに私と宗介さんの不倫の証拠写真が投稿されました。彼の顔はわからないよう加工されていたのですが、なんと私の顔はそのまま載せられていて。さらに『美容部員のママ友から化粧品の宣伝をお願いされ、それを断ったら腹いせに夫を略奪されました』『私の何がいけなかったのでしょうか…』というコメントが書かれたのです。絢さんの言葉にたくさんの人が同情し、瞬く間にSNSは大炎上。不倫をとがめる発言はもちろん、私の名前や勤め先も特定されることに。街に出ても見知らぬ人からの視線を感じるようになりました」このタイミングで、優希さんは会社の上司から呼び出されたと言います。「上司の話はやはり絢さんの投稿についてでした。彼女は会社名こそ出さなかったものの、私の顔が世間にバレたことで勤務先が特定され、結果的に化粧品会社としてもSNSで炎上してしまって。上司に『君が個人的に宣伝を依頼したことで、会社にネガティブなイメージがついた』と叱責されたのです。私はこれ以上周りに迷惑をかけられないと考え、その場で責任を取って会社を辞めることにしました」夫に不倫がバレて…その時彼が下した大きな決断とは…?「帰宅すると、夫は怒り心頭でした。SNSで炎上したことで私の不倫も夫の知るところになった様子。私が慌てていいわけしようとすると、夫が『お客さまが来た』と言うので、後ろを振り返るとそこには私の両親が立っていたのです。両親はSNSをしないので不倫がバレることはないと秘かに高をくくっていたのですが…。顔を見るなり『忍さんからあなたが不倫していると聞いたわよ』『謝罪の気持ちがあるなら態度で示しなさい』と両親に怒鳴り散らされて。私は夫の目の前で土下座をして許しを請うたものの『君には愛想が尽きた…離婚しよう』と告げられてしまいました」優希さんは、それを受けて両親に絶縁されてしまいます。「私はすぐに家を追い出されました。実家を頼ることもできないので身を寄せるためのホテルを探していたら、夫から電話がかかってきて。『さっき保育園に娘(日和さん・仮名・4歳)を迎えに行ったら、周りの保護者から白い目で見られた』と言うのです。続けて『お前の不倫が原因で日和がいじめられたらどうするつもりだ』と責められて…その結果私は親権を失うことに。夫に慰謝料を払うため職探しをしているのですが…一度SNSで炎上している身なので、どこの化粧品会社へ行っても門前払いを食ってしまいます。今まで地道に積み重ねてきた美容部員としてのキャリアも意味をなさなくなってしまいました。家族も仕事も、住む場所も失って…一時の感情で不倫に走ったことを後悔してもしきれません」ほんの仕返しのつもりで不貞を働いた優希さん。不倫の代償として大切なものを失っても、すべて背負って生きていくしかありません。人生のやり直しはそう簡単にできないと覚えておきましょう。©kei907/Adobe文・菜花明芽
2024年03月12日「意に沿わない結果を受け入れられない」というのはかなり自分勝手ではないでしょうか。今回は、ママ友に頼み事をしたものの、断られたがために不倫に走ってしまった31歳女性のエピソードをご紹介します。美容部員として活躍するも…化粧品の売り上げは落ちるばかり優希さん(仮名・31歳)は結婚しているにもかかわらず、現在とある既婚男性(宗介さん・仮名・33歳)とW不倫しているそうです。なぜ、優希さんは先行き不安な恋愛に走ってしまったのでしょうか。「私は、夫(忍さん・仮名・34歳)と娘(日和さん・仮名・4歳)の三人家族です。結婚後も化粧品会社の美容部員を続けており、この仕事は自分の天職だと思っています。しかし、数年前から外出の機会が減ったことで、化粧品の売れ行きは思わしくなくて…常々何か解決策はないかと悩んでいました」仕事熱心な優希さんは、あるアイデアを思いつきます。「子どもが同じ保育園に通うママ友(絢さん・仮名・27歳)が美容系インフルエンサーをしていることを思い出しました。家族ぐるみで親しくしているので、SNSでうちの化粧品をお勧めしてくれないかと彼女にお願いすることに。すると『自分でいいと思った物しか発信しないから』と断られてしまって…。たしかに絢さんの言うことはごもっともですが、私は『友人なんだから少しくらい協力してくれてもいいじゃない!』と内心腹立たしく思っていました」この出来事をきっかけに、優希さんはママ友に仕返しをしようと企んだのだとか。「数日後、いつものように絢さん家族と一緒に出かけました。私はさりげなく彼女の夫に近づいて『奥さんってとっても美人ですよね、何も不満はないでしょう…?』と話しかけてみたのです。すると彼は『美容にいいことを押しつけられて困っている』と語り出し『白湯は飲むと基礎代謝が上がるからと、毎日水筒に入れて会社に持たされている』『週末には一定期間食事をしないファスティングに付き合わされて、お腹が空いて仕方ない』と愚痴り出して…。私は『それは大変ですね』と宗介さんに共感することで、徐々に彼の心を奪おうとしました」優希さんは、頼み事を断られた腹いせにママ友の夫を略奪しようと考えたのです。「秘かに宗介さんとLINEを交換し、頻繁に不平不満に耳を傾けました。彼が妻の絢さんに不満を抱いていたこともあり、すぐに不倫関係に陥って…。浮気がバレることを恐れ、二人とも『休日出勤』と家族に嘘をついて、週末遠方まで出向き人目を避けることを徹底。彼が妻の健康志向な食事に不満を募らせていたので、逆をついて私たちはメガ盛りのおいしい店を中心に食べ歩くことに。お腹いっぱいになるとそのままホテルへ行きカラダを重ねました」不倫を楽しんでいた優希さんにこの後思いもよらない出来事が起こります。不倫相手に突然別れを告げられて…あまりのことに納得できず…「ある日、彼から突然電話がかかってきました。いつも不倫がバレないようLINEで連絡を取り合っていたので何事かと思ったら、電話に出るなり『君とはもう別れる』の一点張り。私が『急に何を言っているの…?妻の絢さんといても息苦しいだけでしょ』と彼を諭そうとするも『やっぱり妻が一番なんだ』と言われたのです。いつしか不倫に本気になっていた私は、宗介さんの心変わりに気持ちがついていけず…。最後に『不倫はなかったことにしてほしい』と告げられ一方的に電話を切られてしまって…彼を引き止めることもできないまま私は別れを余儀なくされました」思い通りにならないと腹を立て不倫に走った優希さん。相手が既婚者だとわかっていたのだから、急に別れることになってもやむを得ないのではないでしょうか。©buritora/Adobe文・菜花明芽
2024年03月12日20代の頃に社内不倫をしていた不倫相手と、再び同じオフィスで働くことになった美咲さん(仮名)。夫には不倫を隠しきっているものの、元不倫相手からしつこく復縁を迫られ、過去の過ちのせいで苦労する日々を送っているそうです。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、過去の不倫のせいで今の生活に不安を抱いている30代女性のエピソードをお届けします。過去の不倫を隠すために、元不倫相手の連絡を無視できない日々美咲さんは、元不倫相手である田中さん(仮名)から復縁を迫られた際に、「今は夫が一緒に住んでいるから無理」と跳ねのけたそう。しかし、その後もオフィスにいるときに田中さんからやたらと視線を感じるようになったり、社内チャットが頻繁に届いたりして、どう対応すればいいか困ってしまっていたとのこと。過去の不倫を絶対に周囲にバラされたくない美咲さんは、田中さんを完全に無視することもできず、付かず離れずの距離感をキープするために苦心していたと語ります。「田中さんを逆上させて、不倫をバラされたら仕事にも家庭にも影響が出るので、それだけは絶対に避けたかったんです。だから、ときには彼の発言に対して、私が思わせぶりな態度をとることもありました。そんなことをしているうちに、ある日彼に自宅の最寄り駅で待ち伏せされてしまって…。さすがにこれはまずいと思いました。私の自宅近くにまで来るほど思い詰めているなら、今きちんと話そうと提案したのですが、田中さんは話を聞いてくれなくて。だから仕方なく『もうあなたと関係を持つことはできない』と、改めてはっきり伝えたんです」すると、田中さんは大声で「あんなに俺のことが好きだって言ってくれていたのに!」と叫び出したとのこと。周りに人がいる場所でいきなり感情的になっている姿を見て、美咲さんはしばらく唖然とした状態に。すると、突然背後から夫が現れ、「どういうことだ?」と声をかけられてしまったのだとか…。夫と元不倫相手が鉢合わせ「その日は雪が降る予報だったので、なんと夫は私を駅まで迎えに来てくれていたんです。まだ夫は駅に到着していないと思っていたんですが、実はもう着いていて、私が見知らぬ男性と会っている様子だったのでこっそり見ていたらしいです。かなりヤバい状況だと思ったので、田中さんを置き去りにする形でその場をいったん離れ、夫婦で家に帰りました。夫から『あいつは誰なんだ?』と聞かれたので、元不倫相手とは言わずに、昔付き合っていた元彼だと説明しました」最初は疑っていた様子の夫も、今までに密会の気配がなかったことや駅での二人の様子から、いったんは美咲さんの潔白を信じてくれたとのこと。しかし、本当に「元彼」でしかないのかを怪しまれる日々が続いているそうです。「田中さんは、夫と鉢合わせてからようやく大人しくなりました。しかし、夫はやっぱり私と田中さんの関係を疑っているみたいです。独身時代に付き合っていた元彼が同じ職場にいるなんて話はしたことがなかったので、腑に落ちないところがあるのでしょう。今は、不倫の過去をとにかく知られないように気をつけていますが、田中さんが暴走すれば職場にバレるのは時間の問題ですし、いつ夫に不倫がバレるか毎日恐ろしくてたまりません」過去のあやまちだと考えていても、家族を裏切った事実が発覚すれば、家族仲に影響が及ぶのは必然と言えます。「絶対にバレない」という自信があったとしても、不倫をするべきではないのは言うまでもありません。©polkadot/Adobe Stock ©ARAMYAN/Adobe Stock文・並木まき
2024年03月10日夫の単身赴任中に不倫に走ったものの、夫が戻ってきたと同時に不倫を終えて、絶対に周囲にはバラさない「完全不倫」を企む女性もいます。しかしそんな目論見が見事に崩れ、過去の過ちのせいでとんでもない展開を迎えることも…。相談者の心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきが、20代のときの不倫の代償を30代になってから痛感している女性のエピソードをお届けします。夫の単身赴任中に不倫… 絶対にバレない自信があったが美咲さん(仮名)は20代後半で結婚して、現在は30代。20代のときに夫が単身赴任になり、その間に職場の同僚と不倫をしていたことを夫に隠し続けているそうです。現在は、夫の単身赴任が終わったので同居を再開。夫婦仲は良く、不倫のことを知っている友人もいません。美咲さんとしては、不倫相手とは円満に別れることができており、相手は転勤して別の支社にいるため、もう鉢合わせることもないと安心していたそうなのですが…。「状況的に、絶対に私の過去の不倫が周囲にバレることはないだろうと思っていました。それなのに…悪いことを隠し通すのは、やっぱりできないのかなって感じる出来事に遭遇してしまったんです。ある日、元不倫相手の田中さん(仮名)が、私と同じ支社に戻ってくることを知りました。正直、もう顔を合わせるのは気まずいなと思っていたのですが、職場不倫だったので仕方ないですよね。田中さんが戻ってきてからは、彼とオフィスで顔を合わせないように気を付けていたのですが、ある時に田中さんに待ち伏せをされて、いきなり『もう一度関係を持たないか?』と誘われたんです」自分と似た境遇の元不倫相手不倫をしていた当時、美咲さんはすでに結婚していましたが、不倫相手の田中さんは独身だったそう。ですが、田中さんと話した際に別の支社へ異動したあとに結婚したと聞かされたそうです。「田中さんも既婚者なのに、なぜ私に声をかけてくるのかな?と、自分の過去を棚に上げながらも疑問に思いました。素直にその疑問を田中さんにぶつけたところ、彼は単身赴任でこちらの支社に来ていることを知りました。自分が不倫に走ったのと同じような状況であることを知って、なんだかちょっと親近感が湧いてしまって。それに、手っ取り早くヨリを戻せそうな私に声をかけてきたんだなぁと、同情すら感じましたね。とはいえ自分も不倫をしていた立場なので、田中さんを責めることはできず、彼の提案に対して肯定も否定もせずに愛想笑いをしていました。その日はうまく会話を切り上げられましたが、次の日からは社内チャットでも頻繁にメッセージが来るように。田中さんの視線を感じることも増えていって、対応に困りました。ですが、冷たくあしらって逆上されるのも怖いので、無視もできません。こんなことになるなら不倫しなければよかったです…」自分では上手に不倫を終えたつもりでいても、忘れた頃に過去の過ちのせいで予期しなかったトラブルに見舞われる場合もあります。そのときに不倫を後悔しても、あとの祭り。どんな状況であれ、不倫には足を踏み入れるべきではないでしょう。©mapo/Adobe Stock ©kei907/Adobe Stock文・並木まき
2024年03月10日不倫は人を裏切る行為です。不倫している最中は楽しいかもしれませんが、やがて大きな代償を払うことになり、結果的に悲惨な目に遭うこともあるでしょう。今回はそんな、“不倫妻が課せられた厳しいペナルティ”というテーマで、経験者にエピソードを語ってもらいました。10年勤めた会社を退職「結婚後、しばらくして職場で異動があり、別支社に移りました。そこで出会った上司と不倫関係に。1年ほどして、上司の妻に関係がバレてしまいました。上司の妻は怒り心頭。会社に報告され、上司ともども異動というペナルティを課せられました。私が異動を命じられたのは、通勤に2時間以上もかかる場所。最初は頑張って通っていましたが、やっぱり負担が大きくて体調も優れなくなり、10年勤めた会社を退社せざるを得なくなりました」エリ(仮名)/34歳不倫によって遠い職場への異動を命じられたというエピソード。じわじわとダメージの蓄積するペナルティかもしれません。友人が全員離れていった「若い男性と知り合い、不倫関係になったことがありました。周りの友人からは止められたんですが、私はのぼせあがってしまい、聞く耳を持てなかったんです。結局、1か月ほどで彼と連絡が取れなくなって関係はおしまいに。そこでようやく、友人からもまったく連絡が来なくなったことに気付きました。最終的には、5人ほどいた仲の良い友人たちと一気に疎遠に…。一時の快楽のために大事なものを失ってしまったと、今はとても後悔しています」アイカ(仮名)/29歳不倫によって友人たちからも見放されたようです。不倫に夢中になったことで人間関係が壊れてしまった、という人は少なくありません。不倫相手の妻が多額の慰謝料を請求「過去にW不倫を経験しました。一応注意を払ってはいたんですが、相手男性の妻が不倫に気付き、私に連絡してきたんです。妻からのメールには、“精神的苦痛を受けたので300万円を請求します”とありました。結果的には相手夫婦が離婚に至らなかったため、慰謝料は100万円で済みました。ただ、こちらもお金の件で夫に不倫がバレてしまい、現在は離婚協議中です」リカコ(仮名)/33歳不倫による慰謝料は高額になる場合が多いです。W不倫の場合はそれだけでは済まず、自分自身も離婚となるケースも珍しくはありません。子どもの親権を持てなかった「数年前に不倫をしていたころ、子どもを友人に預けて不倫相手と会っていました。後日、不倫をしていることが友人にバレてしまい、“不倫をするなら子どもを預かれない”と言われてしまいました。困り果てた私は、何度か子どもを連れて不倫相手と会うようになったんです。のちに不倫が夫にバレて、離婚話が持ち上がりました。親権を争うことになったんですが、以前に子どもを連れて不倫相手と会っていたこともバレてしまって…。それが子どもに苦痛を与えていたと判断され、親権を取られる大きな要因となってしまいました。後悔してもしきれません」ヒサコ(仮名)/35歳不倫をしても、親権は母親が持つというケースもあります。しかし、事情によっては子どもと引き離されることも。いくら後悔しても手遅れです。“不倫妻が課せられたペナルティ”をご紹介しました。不倫の代償というと慰謝料が頭に浮かびがちですが、ほかにも厳しいペナルティを受けることもあるようです。危険性をきちんと理解していれば、魔がさして不倫をしてしまうことはないのではないでしょうか。©健二 中村/Adobe Stock ©yamasan/Adobe Stock文・塚田牧夫
2024年03月09日優子さん(仮名・33歳)は、夫である清志さん(仮名)からのLINEの誤送信により不倫を疑い、不倫の証拠集めを始めます。そんななか、不倫相手として、同僚の安村さん(仮名)をあやしいと思い接触。同じアーティストが好きという共通点から、“ライブに行きませんか?”とSNSのDMで誘ったそうです。そのときの反応から、彼女は不倫相手ではないと思ったそうですが、彼女を通して情報集めができると思った優子さん。夫の不倫相手は、結局誰だったのでしょうか…。当時の状況をくわしく伺いました。夫の同僚とライブへ行くことに「安村さんと連絡を取り合い、好きなアーティストのライブチケットを入手しました。そのことを清志に伝えたんです。すると、“いつの間に連絡を取っていたんだ”と驚いた様子。そしてライブ当日、安村さんと久しぶりに会い、会場へ。お互いに好きなアーティストということもあり、とても盛り上がりました」同僚の告白「ライブ終了後に、“軽く食事でも”と誘ってお店に入りました。最初はライブの感想や世間話をしていたのですが、話がひと段落したときに、“私のこと、何か聞いていますか?”と言い出したのです。もしかして不倫相手…?とも思いましたが、とりあえず、“何も”と答えました。すると安村さんが、“実は昔付き合っていたんです”と、清志とのかつての交際を告白。正直かなり驚きましたが、職場が同じで私よりも付き合いが長いので、そういうこともあるかと、ひとまず受け入れました」夫の2股疑惑「さらに事情を聞くうちに、驚きの事実が判明。かつて付き合っていたという時期を聞くと、なんと私と重なっているのです。安村さんはあるとき一方的に別れを告げられ、その数か月後に人づて彼の結婚を聞いたそう。安村さんはそのとき初めて2股をかけられていた可能性を知ったといいます。そこで、最初に安村さんと会ったときの状況を思い出しました。清志と3人で偶然会ったとき、安村さんがやけによそよそしくしていた理由を理解しました。安村さんは、“ずっと言えずにごめんなさい”と謝ってきました。私は何も知らず、謝られるような立場でもないのに…。付き合いは浅いですが、すごくいい人だなと感じましたし、何より夫より信用できそうだと直感で思ったんです。そして安村さんは、“今では良かったと思っています”“優しい彼氏にも出会えましたし”と前向きに話してくれました」本当の不倫相手は…「私も、ここまでの経緯をすべて安村さんに伝えました。清志の怪しい行動から、不倫を疑っていると。そこから、私の持っている情報と、安村さんの知っている職場での人間関係などの情報を擦り合わせていきました。そこで一人、怪しい女性の存在が浮かび上がりました。別部署に勤める新人の女性です。私は、そこから再び調査を開始。SNSを駆使して、できる限りの情報を仕入れました。さらに、僅かな時間ではあるものの、清志のLINEを覗いたり、尾行したりしました。そうやって地道に集め続けた不倫の証拠を清志に突き付けたところ、不倫は事実であるとおとなしく認めました。その時点ですでに関係の改善は不可能だと判断。粛々と離婚へと話が進んでいきました。今は離婚も成立し、身辺もスッキリとした状況です。ちなみに安村さんとはその後も親しくしていて、たまにライブなどに一緒に足を運んでいます」“夫のLINEの誤送信から不倫を疑った女性の告白”をご紹介しました。夫の不倫により離婚に至ったものの、新たな友人ができたという救いもあったようです。辛い思いを共有しているだけに、絆も強いものとなったのでしょう。©naka/Adobe Stock ©oka/Adobe Stock文・塚田牧夫
2024年03月08日LINEは便利なツールであり、生活に欠かせないものという人も多いでしょう。だからこそ使い方を誤ると、とんでもない事態を引き起こす可能性も。優子さん(仮名・33歳)もかつて夫から送られてきたLINEによって、人生が変わってしまったそうです。当時いったい何があったか、事情を伺いました。夫からのLINEの違和感「5年前、友人の開いた飲み会に参加したとき、のちに夫となる清志(仮名)と出会いました。私は音楽を聴くのが趣味で、彼と話が合ったことから仲良くなったんです。清志の博識で話が上手だったところに惹かれて交際を開始し、1年後に結婚をしました。ある日、仕事が休みで家にいたとき、仕事中の清志からLINEが届きました。“今日も可愛いね”“一緒にいたい”というような内容だったんですが、普段はそんなことを言わないので、とても違和感をおぼえました。これはおそらく、別の女性に送ろうとしたものを、間違えて私に送ってきたのではないかと思いました」夫の不倫相手を突き止めることを決心「すぐに指摘しようとも思いましたが、いったん冷静になりました。“どうしたの?いつもそんなこと言わないのに”と、とぼけた内容のLINEを返しました。すると清志からすぐに、なんとなくそう思った、という返事が。それで疑いが晴れるわけもなく、内心焦っているんじゃないの?と思いましたね。続けて、“よかったら夜は外で食事しない?”と来たんですが、いかにも白々しい感じがしました。実際、その夜は二人で食事へ。不倫をしているんじゃないかと問いただしたい気持ちはありましたが、そこはグッと堪えました。清志は、私の反応を見て安心している様子でしたが、私はそのとき、絶対に不倫相手が誰だか突き止めてやると心を燃やしていたのです」怪しい女性の存在「夫の前では、不倫を疑っているような素振りを一切見せないようにしていたので、彼も安心したようでした。その後、不自然に出かけたり、残業をしたりする日があって、不倫への確信をさらに強めました。そんななか、私は不倫相手が誰なのか、夫の目を盗んで調べることに。相手は同僚ではないかと目星を付けて、SNSを駆使して職場の女性を調べられるだけ調べたんです。調べるうちに、私のなかで一人の女性が思い浮かびました。それは以前、清志の職場の近くを二人で歩いていたときに偶然会った同僚で、安村さん(仮名)という女性です。安村さんは会った瞬間、よそよそしいというか、慌てているような素振りがありましたが、すぐに清志が割って入り紹介をしてきました。私と安村さんには、好きなアーティストが同じという共通点があって、それを清志が話題に出してきたのです。その場で意気投合し、話が盛り上がりました。ただ、思い返すと、あのときの反応はおかしい…。私は、安村さんにDMを送ってみることにしました」夫の同僚をライブに誘ってみると…「丁度そのころ、好きなアーティストが久しぶりにライブをするというニュースが流れていました。それを理由に、興奮して思わずDMを送ってしまったというていで、安村さんに連絡を取ってみたんです。“お久しぶりです”と送り、ライブの情報などを伝えました。そして、ある程度やり取りをしたあと、“よかったら一緒にライブに行ってもらえませんか?”と聞いてみたんです。すると、“是非!”と返信が来ました。その反応で、この人は清志の相手ではないだろうと思いました。だって、不倫相手の妻とライブに行くなんてOKするはずないですから。でも、安村さんとつながって損はないと思いました。職場の人間関係を把握しているはずですから、探りを入れるのにはピッタリだと。私は、絶対に不倫相手を突き止めてやると、いっそう心を燃え立たせていたのです」“夫のLINEの誤送信から不倫を疑った女性の告白”をご紹介しました。夫に裏切られ、許せなかった当時の気持ちが伝わってきます。ここまで覚悟を決めたのなら、何かしら結論が出るまで突っ走るしかないのでしょう。©siro46/Adobe Stock文・塚田牧夫
2024年03月08日かつて不倫をしていたという人もいれば、今まさに不倫をしているという人もいるかもしれません。なかには、すでにパートナーにバレそうな状況を迎えている人も。今回はそんな、“今にもバレそうな現在進行形の不倫”について、女性たちに状況を語ってもらいました。夫を不倫相手の名前で呼んでしまった「私はたまに一人で飲みに行くんですが、あるバーで知り合った若い店員さんと親しくなり、いい関係になりました。ある日の休日も、夫と二人で部屋でダラダラしているときに、私は不倫相手の彼とLINEをしていたんですね。そしたら、夫に声をかけるときに間違えて、彼の名前である“カイくん”と呼びかけてしまいました。ちゃんと聞こえなかったのか、夫が不思議そうな顔でこっちを見たので、私は慌てて背中を掻いて、“ああ、痒い……”とごまかしましたが、怪しまれていると思います」マキ(仮名)/33歳名前を呼び間違えるというのは、パターンとしてはありがちかもしれません。そういった綻びが発端となり、破滅へと向かっていくのでしょう。スマホを忘れてGPSで探したら…「私の不倫相手は独身なので、彼の家へたまに遊びに行きます。あるとき彼の家から戻ってくると、手元にスマホがありませんでした。帰りのタクシーに忘れたと思いましたが、タクシー会社が分からず連絡できなくて…。夫にそれを伝えると、“GPSで分かるかも”と言われたので、探してもらいました。結局スマホは見つかりましたが、場所は明らかに彼のマンションを示していたので、必死でごまかしました」エイミ(仮名)/30歳スマホをなくしたときは、場所がどこかハッキリと分からない場合もありますよね。こういった状況から、不倫が発覚するケースもあるようです。夫に尾行されている「友人が企画したパーティに参加したときに知り合った男性と、不倫関係になりました。相手も既婚者で、土日のどちらかで会うことが多かったんです。ある日、夫には“友だちと飲みに行ってくる”と言って家を出て、駅に着いてなんとなく辺りを見回したとき、怪しい人影が…。雰囲気を見てすぐに夫だと分かったので、慌てて方向転換しました。その日は“友だちにドタキャンされた”と家に帰りましたが、翌週も同じように尾行をされました。おかげで、不倫相手とはしばらく会えていません」サチ(仮名)/31歳夫にはすでにかなり怪しまれているようです。実際に不倫相手と会えていないわけですから、ある意味では尾行は成功していると言えるかもしれません。上司のSNSに友だち申請「私は職場の上司と半年ぐらい不倫をしています。仕事終わりに二人で食事をしてホテルに行くような感じなんですが、細心の注意は払っているつもりです。夫には、怪しい素振りをまったく見せていないと思っていたんですが…。あるとき、不倫相手の上司から、“こんなの来たんだけど”とスマホを見せられました。なんと上司のSNSに、夫から友だち申請が届いていたのです。二人にはまったくつながりがないので驚きでした。もしかしたら、上司といるところを目撃されたか、LINEを覗かれたのかもしれません」(仮名)/30歳夫は不倫相手を特定して申請してきたのか、怪しいと思う相手数名に申請したのか…。なんにせよ不倫を怪しまれている可能性が高く、バレる寸前の状態なのでしょう。“妻が今にもバレそうな現在進行形の不倫”をご紹介しました。自分ではバレていないつもりでも、夫側はすでに何かを察し、行動に移っている場合もあります。バレていると少しでも感じているのであれば、一刻も早く罪を償うために何か策を講じるべきかもしれません。©kapinon/Adobe Stock ©kapinon/Adobe Stock文・塚田牧夫
2024年03月07日出産を機に仕事を辞めた明世さん(仮名・35歳)は、子どもが保育園に預けられる年齢になって、新しく事務の仕事を始めたそうです。そこで出会った、年下の上司・永瀬さん(仮名)に対して好感を持っていたところ、同じく永瀬さんのことを「推し」だと言う同僚の優美さん(仮名)と仲良くなり、普段から永瀬さんの話題で盛り上がるようになります。そんなある日、永瀬さんから食事に誘われ、流されるまま不倫関係に…。その後どうなっていったのか詳しく伺いました。同僚に後ろめたさを感じる日々「永瀬さんとは、職場では今まで通り上司と部下という立場で接していましたが、1~2週に1回くらいの頻度で食事をして、ホテルに行くような関係になりました。同僚の優美さんからは、相変わらず永瀬さんについての話題を振られるんですが、私としてはちょっとだけ後ろめたい気分でしたね。今まで一緒になって盛り上がっていたのに、愛想笑いだけで返してしまうことも増えて…。対応が素っ気なくなってしまい、申し訳ない気持ちもありました。すると、あるときから急に、優美さんの私に対する態度が冷たくなったのです」知らない人のSNSに息子の写真が…「私が優美さんに話しかけても、聞こえないふりをするんです。もう一度声をかけると反応してくれます、最初は必ず無視をされました。明らかに違和感を覚えるようになった日から数日後、家に妹が遊びに来ました。そこで妹がスマホを取り出し、『こんなの出てきたんだけど』と画面を見せてきたんです。それは誰かのSNSのアカウントの投稿で、画面には子どもの写真が表示されていました。モザイクはかけられていましたが、それはどう見ても私の息子。書き込みには、“不倫をしている同僚の息子”とありました。遡って見てみると、ほかにも“上司と不倫している同僚がいる”“家庭があるのにほかの男性と遊んでいるヤバい人”などの投稿がありました」SNSに投稿した人物の正体「SNSへの投稿が誰のものなのか、私はすぐに分かりました。最近のおかしな態度から察するに、投稿主は優美さんです。優美さんが裏アカを作って投稿しているに違いないと思いました。このままではマズいと思い、とりあえず優美さんに連絡。二人で会って話がしたいと伝えると、その日のうちに会う約束が取れました。カフェで待ち合わせて、SNSの件を切り出すと、優美さんは自分のものだと認めました。あるとき、私と永瀬さんが一緒に歩いている姿を見て、これまでの私の反応などから関係を察したとのこと。私もここまでの経緯を正直に伝えました」同僚の主張する“推し”のルール「私は、『さすがに子どもの写真をSNSに載せるのは違うのでは…』と訴えました 。すると優美さんから、『先にルール違反をしたのはそっちでしょう』と返されました。不倫がどうというより、“推し”に対するルールを破ってしまったことに怒っているようでした。優美さんから、『本当は会社に伝えるつもりだったけど、それは永瀬さんに迷惑がかかるからしない』と泣きながら言われました。私は『仕事はやめる』と伝え、『永瀬さんとももう会わない』と約束。しばらくして、SNSの投稿が削除されたのでホッとしましたね。永瀬さんに対しては、優美さんの件に関しては触れず、『事情があって仕事を辞めるから関係を終わりにしたい』と伝えました。永瀬さんには引き留められましたし、仕事を辞めても関係は続けたいとも言われましたが、断りました。職場では今もきっと、優美さんは変わらず永瀬さんのことを見守っているのかもしれません…」“年下上司と不倫に堕ちた妻の告白”をご紹介しました。不倫関係になることを誘った男性にも十分に責任があるはずですが、同僚にとっては明世さんを許せない気持ちが大きかったようです。何にせよ、社内不倫で職場に迷惑をかけることはやめてもらいたいものです。©2venus2/Adobe Stock ©fizkes/Adobe Stock文・塚田牧夫
2024年03月06日結婚や出産で一度仕事を辞めたあと、しばらくして再び働き始める女性も多いと思います。そんなとき、新たな職場で出会いに恵まれることもあるようです。明世さん(仮名・35歳)も、仕事復帰のために入社した会社での出会いから、思いがけず不倫に堕ちてしまったそう…。当時の状況を詳しくお聞きしました。職場での出会い「私は30歳のときに結婚しました。その後、子どもが生まれたことがきっかけで仕事をいったん辞め、育児に専念することに。やがて子どもが保育園に預けられる年齢になったので、また仕事を始めようと思ったんです。いろいろ探して、ある会社の事務職に採用されて働き始めました。残業も少なく、子育てしやすい環境です。そこで、ひとつ年下の男性上司である永瀬さん(仮名)と出会いました。永瀬さんは年齢よりもさらに若く見えて、可愛らしい顔立ちをしたイケメン。話しかけやすくもあり、好感を持ちました」上司を“推し”として見るように「あるとき、同僚の女性社員の優美さん(仮名)と一緒にランチへ行ったんです。そこで永瀬さんの話題になり、何気なく『可愛い』と発言すると、優美さんものってきました。さらに彼女は、『永瀬さん、私の“推し”なの』と言います。優美さんは既婚者ですが、3年前に転職をしてきたときに永瀬さんと出会い、そこから密かに推していたそう。永瀬さんの話題が盛り上がったことから、優美さんとは急激に親しくなりました。二人になったときには、よく永瀬さんについて話をするように。『ネクタイが可愛い』とか、『あの言動が面白かった』とか、密かに言い合って共感していましたね。学生の頃によくある、人気の男子生徒のうわさ話をするような感覚で楽しかったんです」息子のイタズラをきっかけに急接近「しばらくして職場の飲み会がありました。宴もたけなわとなったころ、私と優美さんはそれぞれ永瀬さんの隣に座りました。そこでプライベートな話が始まり、永瀬さんに彼女がいることが発覚。長く付き合っていて、結婚も視野に入れているとのことでした。そのまま会話の流れで、永瀬さんとLINEを交換することに。優美さんはすでにLINEを知っていたようなので、私だけ交換しました。とはいえ、LINEは交換したものの、連絡をすることはないだろうと思っていました。ところが翌日です。その日は休日で、息子と部屋で過ごしていました。私が家事をしていると、息子が私のスマホを触っていたんです。イタズラしていると思って取りあげたらLINEが開かれていて、なんと永瀬さんにスタンプを送っていました。慌てて削除をしましたが間に合わなかったようで、数時間後に永瀬さんからスタンプの返信が。その一件から1週間ほどしたころ、なんと永瀬さんから食事の誘いの連絡がきたのです」「ホワイトデーには早いけど」と誘いが…「食事の誘いには理由がありました。『いつもお世話になっているから』と、バレンタインデーのときにチョコをあげたので、そのお礼だったようです。『ホワイトデーには少し早いけど、食事でもどうですか?』といった内容でした。単なるお礼とはわかっていますが、ドキドキはしますよね。優美さんにも連絡が来ているのかな…と思ったんですが、優美さんの様子からしてそれはなさそう。私は密かにOKをして、永瀬さんと二人で出かけることになりました。場所は、オシャレな和風の居酒屋。料理がおいしかったですし、何より会話が弾んだことがうれしかったです。2時間ほど過ごしたあと、『もう1軒どうですか?』と誘われました。そしてお店を出てから、あてもなくプラプラと歩いて20分くらい経ったころに、『どこかで休みますか?』と聞かれて…。そのまま私たちはホテルへ行き、一線を越えてしまいました」“年下上司と不倫に堕ちた妻の告白”をご紹介しました。息子のイタズラという些細なきっかけが、二人の関係を進展させてしまったようです。事故と言えるかもしれませんが、間違いを起こさないように気持ちを食い止めることはできたはずです。©polkadot/Adobe Stock ©japolia/Adobe Stock文・塚田牧夫
2024年03月06日素敵な夫や可愛い子どもがいて、何不自由ない幸せな生活を送っているように見える女性が、実は不倫をしていた…などというエピソードを聞くことがあります。はたから見たら幸せそうな人妻が、不倫に手を出してしまうきっかけは何なのでしょうか?不倫経験のある既婚者女性に聞いた「不倫のきっかけとなった出来事」を紹介します。年下男性に声をかけられて…「マスクをしていると若く見えるのかもしれませんが、外を歩いていると、10歳以上年下の男性に声をかけられることがけっこう多いんです。私は30代半ばで夫もいるのに、若い男性に声をかけられると、まだまだ私もイケるな…という気分になって嬉しいんですよね。いつもはナンパされてもうまくかわしていたんですが、最近駅で声をかけてきた男の子が推しのアイドルにちょっとだけ似ていて…。実はそれ以来、夫にはもちろん秘密で、彼に時々会っています」(美沙/35歳)道端で声をかけられたのをキッカケに不倫を始めてしまった…という何とも大胆なエピソード。結婚後も“女として見られたい”という気持ちが勝ち、欲求を満たすために不倫を始めてしまう女性は少なくないようです。同窓会で想いが再燃「最近高校の同窓会があって、昔好きだった彼と再会したんです。その彼とは当時お互いに好きだったのに、いろいろいざこざがあって結局付き合うところまでは至らず、ほろ苦い青春の記憶として残っていました。相手も私もすでに結婚しているんですが、久々に会ったら相変わらずかっこよくて…。お互いに盛り上がって、同窓会の帰りにホテルに行ってしまいました…」(瑠衣/31歳)同窓会で会った元同級生と結婚した…というおめでたいニュースを聞くことがありますが、素晴らしい再会の場かと思いきや、不倫のきっかけにもなっているようです。昔好きだった相手や元恋人と久々に再会すると、盛り上がってしまう気持ちはわかりますが、同窓会マジックで道を踏み外すことのないようにしたいものです。韓国語を勉強する目的のはずが…「韓国ドラマにハマって韓国語の勉強をしているんですが、韓国人と知り合える言語交換アプリのようなものがあるんです。最初は韓国語を上達させたくてアプリを始めたんですが、そこで知り合った韓国人男性といい感じになって…。ちょくちょく渡韓して、彼と会っています。夫は、私が女友達と韓国旅行していると思い込んでいて、全く疑っていないようです」(サキ/34歳)外国語を上達させるには、現地の人と付き合うのが最も手っ取り早い…とは確かによく聞きますが、不倫とは残念な話。ちなみにマッチングアプリなどのアプリきっかけで不倫をしている人も多いですが、実際にトラブルも多いので要注意です。既婚女性に聞いた「不倫のきっかけとなった出来事」を紹介しました。誘惑はさまざまなところに潜んでいるようですが、感情に流されて、安易に不倫の道に足を踏み入れるのだけは絶対にやめてほしいです。男性は女性ほど勘が鋭くないと思いこみ、夫には絶対バレないだろうと高を括っていたら、実は夫は全てお見通しだったというエピソードもあるので、甘く見てはいけません。©Monet/Adobe文・小泉幸
2024年03月03日婚活などの資金を手に入れるために、パパ活を始めたという30代会社員の春美さん(仮名)。しかし一度ホテルへ行ったことをきっかけに、パパ活相手の男性に本気になってしまい、不倫関係へと落ちてしまったそう。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、安易な行動によって地獄の展開を迎えた女性のエピソードをお届けします。「お金の関係は虚しいからもう渡さない」と彼に言われ…パパ活相手だった山内さん(仮名)と不倫をスタートさせて2か月ほど経ったときに、春美さんは山内さんから「僕たちは恋愛をしているのに、お金の関係が続くのは虚しいから、もうお金は渡さない」と宣言をされたそう。春美さんも、お金のやり取りをすると生々しい雰囲気になることが気になっていたので、山内さんの申し出を二つ返事で了承したそうです。「パパ活感がなくなって、普通の恋人関係で付き合えるようになるから、そのときの私は山内さんからの申し出がむしろ嬉しかったんです。今思えば、お金を渡さずにホテルに行けるので、山内さんにとってはメリットしかなかったんでしょうけど…。当時の私は山内さんに夢中だったので、彼の真意を疑うこともなく、なんでも彼の言う通りにしていました」妻に不倫がバレて慰謝料を支払うことに不倫ではあるものの、純粋な恋人同士のように金銭が絡まない関係になって3か月ほど過ぎたときに、事態は急展開を迎えます。春美さんのもとに、山内さんの妻を名乗る女性からSNSのダイレクトメッセージが届いたのです。「山内さんの妻だという女性から、“不倫の証拠を押さえている。すぐに夫とは別れてほしい。慰謝料もきっちり請求する”といった内容のメッセージがきたんです。私が不倫をしていることは友だちにすら話していなかったから、山内さんが何かヘマをしてバレたんだな…って思いました。すぐに山内さんに電話をしてみたのですが、なんと着信拒否になっていて、何度かけても繋がらなくて…。そのとき初めて、私は『これはヤバい』と気づいたんです」SNSのDMを無視していると、その後も何度か山内さんの妻からDMが届いていたそう。それも無視をし続けたら、そのうちに届かなくなったとのこと。しかしその後、山内さんの妻から自宅に内容証明郵便が届き、そこには不倫の慰謝料を請求する旨が書かれていたそうです。「自宅の住所まで知られてしまった以上、もう逃げられないと思いました。妻を名乗る女性からDMが届いて以降、山内さんはお別れも言わずに私のもとから去ったまま。内容証明が届いたときも誰にも相談できませんでしたね。ジタバタしても仕方ないので、慰謝料を払って終わらせるしかないんだなと諦めました」春美さんは借金をして妻から請求された額を支払い、山内さんとは結局、一度も連絡がつかないままで関係は終わったそうです。「払った慰謝料は、山内さんからパパ活で受け取っていたお金と比較にならないほど何倍もの額です。パパ活で儲けたつもりでいたけれど、借金をして慰謝料を支払った今は、むしろマイナス。恋愛もパパ活も順調に進めて、パパ活で得たお金で婚活を成就させるはずだったのに……まったく想定外の結末になってしまいました。今はまず借金を返済しないといけないので、恋愛や婚活どころではありません。あのとき、パパ活に手を出すべきではなかったし、山内さんからホテルに誘われたときにも断るべきでした。いろんなことを安易に考えていたせいで、取り返しのつかないことになってしまったと反省しています」どんな経緯で出会った相手でも、不倫関係になってしまえば、妻から慰謝料を請求されることも。安易な考えで関係を続けてしまうと、それだけドロドロの結末を迎えるリスクも高まるでしょう。©Monet/Adobe Stock ©one/Adobe Stock文・並木まき
2024年03月03日独身同士の出会いを求めていたはずなのに、パパ活をきっかけに既婚者との不倫に走ってしまう女性もいます。安易な行動を重ねた結果、自分でも想像しなかった悲惨な末路を迎えた30代女性のエピソードを、元議員であり相談者の心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきがお届けします。恋愛は恋愛、パパ活はパパ活と割り切っていたはずが…30代の会社員・春美さん(仮名)は、結婚願望はあるものの納得できる相手との縁に恵まれないまま、何年も時間が経過。そのうちに自分の稼ぎだけでは遊ぶお金も婚活にかけるお金も足りないと感じるようになり、パパ活に手を出したと語ります。「恋愛は恋愛、パパ活はパパ活って感じで、自分のなかでは割り切って考えていました。恋愛をするにしても、出会いの場に行くには洋服や美容代などそれなりにお金がかかるので、私の稼ぎだけではキツくて。最初は婚活代を捻出するために、友だちの勧めもあってパパ活を始めただけだったんです」容姿に恵まれている春美さんは、パパ活を始めてから順調に収入を増やし、遊ぶお金や美容代にも余裕が出てきたそう。しかし恋愛や婚活はまったく思い通りに進まず、焦りを抱える毎日だったそうです。「独身の相手を求めてマッチングアプリにも登録しましたが、いざ会ってみると“思っていた人と違ったな”という出会いばかりで。マッチしてメッセージのやりとりをして、会う約束をして……という一連の流れにもだんだん疲れてきていたんです。そんなときに、パパ活で知り合った山内さん(仮名)からホテルに誘われて、ついOKしてしまいました」割り切った「大人の関係」のつもりが心を奪われ…山内さんが既婚者であることを知っていた春美さんは、体を重ねるまでは「数いるパパのうちのひとり」程度にしか捉えていなかったとのこと。しかし体を重ねてしまったことによって、自分の気持ちに変化が生じてしまったと振り返ります。「肉体関係を持ったことで、情が湧いたのでしょうか。気づいたら、山内さんに恋をしていたんです。私は恋愛では一途な性格なので、好きな人ができてしまうと、もう他の男性は見えなくなってしまうんですよね。山内さんを好きになったときも、彼が既婚者であることはわかっていたけれど、もう気持ちは止められないところまできてしまっていました。だから山内さんから誘われるたびに、私は他の予定をドタキャンしてでも彼に会うようになりました」恋愛や婚活は計画通りに進んでいないことを認識しつつも、久しぶりに好きな人ができたことが嬉しかった、と春美さんは当時を振り返ります。最初の頃は「彼が独身だったらよかったのに」と思っていたそう。ですが、すでに婚活に疲労感を覚えていたこともあって、「しばらくは不倫でもいいかな…。誰もいないよりマシだし」と、ズルズルと関係を続けてしまったのだとか。山内さんとのデートではパパ活のお手当も受け取れたので、「好きな人と楽しい時間を過ごして、さらにお金までもらえるから一石二鳥だと思った」と当時を振り返っていました。パパ活がきっかけで不倫に足を踏み入れてしまい、なかなか抜け出せなくなるパターンもあるようです。自分では「お金のため」と割り切って始めたつもりでも、気持ちを奪われてしまった途端に、それまでとは異なる関係性になっていく例もあるでしょう。何がきっかけであれ、不倫には絶対に足を踏み入れるべきではありません。©maru54/Adobe Stock ©west_photo/Adobe Stock文・並木まき
2024年03月03日「不倫」と聞くと、昼ドラも顔負けの泥沼トラブルをイメージしがち。実際に、妻VS不倫相手の女性の争いにもつれ込むケースは珍しくはないようです。今回は、夫に不倫をされた経験を持つ女性に聞いた「夫の不倫相手との対決エピソード」を紹介します。夫の不倫相手から突然LINE「どうやって私の連絡先を入手したのかわかりませんが、夫の不倫相手の女性からいきなりLINEがきて『早く旦那さんと別れてください』と言われました。衝撃的なLINEでしたが、平静を装って返信をして会話を続け、その女性が夫と何度かお泊まりデートや温泉旅行に行っていることまで聞き出しました。おかげで不倫の証拠をやすやすと手に入れることができました。実は夫が不倫をするのはもう何回目かで、以前から離婚を考えており、できるだけ有利な条件で離婚するためにも確実に不倫の証拠が欲しかったんですよね。まさか不倫相手の方から暴露してくれるなんて思ってもおらず、お礼を言いたい気分でした」(小百合/33歳)不倫に本気になってしまった女性は、彼を手に入れたい一心で妻に直談判しにいったりと、自ら不倫を暴露する行為を起こしてしまうことがあります。禁断の恋に溺れるあまり気づいていませんが、どんなに愛しているとしても不倫は不倫。法的に、不倫相手は妻にかないません。友人に略奪された結果…「夫の不倫相手が、なんと私の友人でした。当時はかなり揉めたし、まさに修羅場。結局夫は私と離婚して、後々、友人と再婚したんです。当時は本当に悔しかったけれど…。不倫の経緯を知った共通の友人たちが、私の味方でいてくれたんです。2人の結婚式の招待を全員が断って、LINEもブロックしてくれたと聞いて少しスカッとしました」(江利佳/32歳)不倫を貫き、妻から略奪した時点では、勝ったような気持ちになるかもしれません。しかしそれによって、大切な友人たちが離れてしまい、誰にも祝福されないようであれば、決して幸せとは言い難いでしょう。「彼が愛しているのは私です」と言われて…「夫の浮気相手らしき女性からSNSにDMがきたことがあります。『彼が愛しているのは私です。早く離婚してあげてください。彼がかわいそうです』という内容のメッセージでした。夫を問い詰めて『不倫相手と別れないつもりなら、私は離婚するから』とはっきり伝えたんです。すると夫が必死で『つい魔がさして浮気してしまったけど、本気じゃなかった。許してほしい』とすがりついてきました。その後、不倫相手とは本当に別れたみたいです」(エリ/33歳)不倫をしている男性は、口ではうまいことを言っていても、本気で妻と離婚するつもりがないことがほとんど。不倫相手には「離婚する」と約束していたのに、最終的には妻のもとに帰っていってしまった…というケースは決して珍しくありません。夫に不倫された経験を持つ女性に聞いた「夫の不倫相手との対決エピソード」を紹介しました。そのほかにも、不倫相手が後々妻から慰謝料を請求された…などのエピソードもあります。妻と真っ向から対決して不倫相手が勝つ場合でも、何かしらの代償なしでは成り立たないのかもしれません。©pathdoc/Adobe文・小泉幸
2024年02月29日不倫に走るパターンはいろいろあるでしょう。なかにはちょっと変わったシチュエーションで、あり得ないと思われる相手と不倫関係に堕ちてしまった女性もいるようです。今回はそんな、“後悔している不適切な不倫相手”というテーマで、女性たちに体験談を語ってもらいました。親友の夫と…「高校時代から付き合いのある親友が結婚しました。相手の男性を紹介してもらいましたが、彼は年下で、昔はかなり遊んでいたタイプのよう。妊娠がきっかけで結婚することになったそうです。私は二人の子どもと遊んだりするために、よく家を訪ねることがありました。子どもが眠ったあと、3人で食事をすることも多かったですね。親友はお酒が飲めないので、親友の夫と私の二人でよくお酒を飲んでいました。あるとき、親友が寝ている子どもの様子を見に行った際に、酔った勢いで親友の夫とキスをしてしまったんです。一度してしまってからは、二人きりになると毎回キスをする流れができてしまいました…。今はキスまでですが、もしそれ以上を求められたら断れる自信はありません」アカリ(仮名)/26歳これは時間の問題かもしれません。親友の家庭を自分の手で壊す前に、今のうちに距離を置くべきではないでしょうか。息子の通う幼稚園の先生と…「息子が幼稚園に通い始め、送り迎えをするように。担当の先生と顔を合わせるんですが、若くてイケメンだったので、周りのママ友からも人気がありました。ある日、私がスーパーで買い物をしているとき、偶然その先生と会ったんです。どうやら家が近かったらしく、流れでLINEを交換することになりました。それからは、ご近所ということもあって誘いやすく、“お茶でもしませんか?”“食事でもいかがですか?”と出かける約束をしました。二人で出かけた際に、自然な流れで関係を持ちましたね。しばらくは不倫状態が続きましたが、息子の卒園と同時に関係も終わりました」メグ(仮名)/32歳子どもを巻き込んだ不倫は、相応のリスクを背負うことになるでしょう。同じ過ちを繰り返さないことを祈ります。夫の上司と…「夫の上司がとても面倒見のいい人で、妻が料理研究家ということもあり、夫と一緒にホームパーティへ招かれることがありました。上司はすごく熱い性格で、会社の仲間はファミリーだというような人。自分の夢などを食事しながら語るんですが、その姿に好感を持ちました。あるとき、夫の仕事のことで相談があり、個人的に連絡をしたのです。二人で会うことになったんですが、上司から“好意を持っています”と告白されました。後日、その告白を受け入れて、不倫関係に……。今も密かに関係を続けており、どうすればいいかわからない状態が続いています」ウミカ(仮名)/31歳個人的に連絡を取ってしまった時点でアウトでしょう。当然、責任はお互いにあると言えます。ペットショップの店長と…「結婚してペット可のマンションに引っ越しました。犬を飼い始めたくて近所のペットショップに足しげく通ううちに、そこの店長の男性と親しくなったんです。ワンちゃんをお迎えしてからは、店長と休みを合わせてドッグカフェやドッグランに出かけるように。車で送ってもらったりしているうちに、関係はどんどん親密になっていきました。そのうちペット抜きでも会うようになり、今は不倫相手として関係を続けています」ユイ(仮名)/30歳ペットがきっかけで不倫をしているとは、夫も気付きづらいかもしれません。可愛がっているペットを利用した、非常に悪質な行動でしょう。“妻が後悔している不適切な不倫相手”をご紹介しました。意外な相手と不倫をしていたというパターンもあるということは、自分でも思ってもいない相手と不倫に堕ちる可能性もあるということ。相手がどんな相手であっても、不倫になり得る人と二人で会うようなことは避けるべきでしょう。©kapinon/Adobe Stock ©yamasan/Adobe Stock文・塚田牧夫
2024年02月29日リアル・モンスターワイフ、再び
シリーズ・モンスターワイフ
実録・ポジティブな離婚