普段私たちが本音と建前を使い分けているように、もちろん男性にも本音と建前があります。とはいえ、発言をそのまま受け取っていいのか、もしくは建前なのかを判断するのはなかなか骨が折れるもの。そこで今回は、男性の「本音」と「建前」の見抜き方をご紹介します。チェックしてみてくださいね!■ ぽっちゃりが好きというのは…多くの男性がいう「ぽっちゃりの方がいい」というのを建前だと疑う女性は多くいますが、これは本音の場合が多いもの。というのも、そもそも男女ではぽっちゃりの基準が違うことが多いのです。男性からすれば、標準体型以上であれば、やせ型であっても「ぽっちゃり」だと思い込んでいる可能性があります。よって「男性基準のぽっちゃり」であれば本音だということです。本音よりもまず、男女の基準の違いについて知っておくことが大事でしょう。■ 褒めてくれるのは…かわいいね、とかモテるでしょ?などと褒めてくる男性もいると思います。そういう褒め言葉は、言葉だけでは判断できませんが、状況で本音か建前か判断することが可能です。本音の場合で考えられるのは、あまり褒めない人が褒めてくれる場合や、髪型や服装の変化に気付いたうえで褒めてくれたり、具体的なパーツを褒めてくれたり、といった状況。逆に建前の場合は、誰にでも当てはまる言葉で褒めます。褒められたからと言って浮かれず、本音と建前を見分けることが大事ですよ。■ 休日の予定を聞いてくるのは…もし好きな人に休日の予定を聞かれたら、嬉しいですよね。これも、本心で聞いている場合と、場をつなぐために聞いている場合があります。この場合は、あとに約束を取り付けるか否かで本音か建前か判断がつけられますよ。もしこれが本音で、本当に休みが気になって聞いているのなら、休日にデートのお誘いをしたいと思っている証拠です。「遊びにいったり、暇なときは家でゆっくりしてたり半々かな」などと誘いやすい答えをして探ってみるといいかもしれません。興味を持たないようであれば、建前の可能性が高いでしょう。■ 男女では考え方が違う?男女ではやはり、考え方が違います。男性側が本音を言っているつもりでも、基準が違うから建前に聞こえてしまう、ということもしばしば。それなりに距離が縮まってきた場合は、いっそ本音かどうかを確認してしまってもいいかもしれません。言われたことを鵜呑みにする前に、今一度相手の言葉を考えてみましょう。(恋愛メディア・愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2022年03月12日「こんな人じゃないと思ったのに」結婚後に男性に対して、こんな気持ちを抱く女性は多いものです。こんな人だと思わなかった…を未然に防ぐために、今回は“ダメ夫予備軍”になりそうな要素を5つご紹介します。今彼の行動に照らして、考えてみましょう。あの時気づけばよかった、実はダメ夫予備軍だった彼氏の些細な行動【おおしまりえの恋愛道場】vol. 162大好きな彼と結婚できたはずなのに、1年2年と時間が経つと気持ちも落ち着き、ふと「なんでこんな人と結婚したんだろう」と覚めてしまう夫婦を見かけることがあります。また、子どもが生まれたことをキッカケに、“ダメ夫”ぶりが強調され、関係が悪くなる夫婦もいます。「あんなに好きだったのに、彼はなんで変わってしまったかな…」と悲しくなりますが、実は結婚後にダメっぷりが発揮される男性には、独身時からいくつかの片鱗が見えるものです。そういった大事な人間性を見落とさないために、今日は“ダメ夫予備軍”とも言える男性の5つの特徴を紹介します。ダメ夫予備軍1いじり強めで不快とギャグの線引きができない「お前ってホントだらしないよな〜」なんて、からかい半分のやり取り、付き合っているとよくあるかもしれません。でも、それを人前でもされたり、女性側が嫌だと言っても止めなかったりするタイプの男性は要注意。彼らの中で、家族(や親しい人)は、イジることでコミュニケーションを取るもの、という常識が根ざしている可能性があるからです。こうした男性と結婚すると、イジりコミュニケーションを毎日取ることになります。妻をねぎらったり褒めたりすることはなく、女性側は常にサゲ発言を受け取らなくてはいけなく、長期的にはしんどくなります。結婚するとモラハラに感じられることもありますが、こういった相手の「常識」を変えるのは難しいもの。付き合う前に気づけるのがベターです。【実際あったサゲ発言実例】妊娠した女性に対して「ホント太ったよね〜」ちょっとしたミスをした時「ポンコツだよな、俺がいないと何もできないじゃん」と笑う人前で彼女のガサツさを笑い話にするダメ夫予備軍2.「好きにしていいよ」で責任回避、話し合いが成立しない「の好きにしていいよ」一見優しく聞こえる言葉ですが、場合によってはただの責任転嫁のケースもあります。たとえば結婚すると、引っ越しや子どものこと、将来に関する大事な話し合いが必要なシーンは必ずでてきます。そのとき、好きにしていいよ男性の場合、話もロクに聞かず「そっちの考えに任せる」といった姿勢のままであることも。言葉の通り、女性側に全面的に任せ、どんな時も文句も言わないのならまだ良いのですが、こういうケースの場合、大体後になって「やっぱりこうすればよかった」といった不満を漏らすケースもあります。そもそも人との話し合いという大事なやり取りを軽んじる価値観があるから、こういった対応を取るのです。そんな男性ともしお付き合いしているなら、今から「向き合って話し合う」というイベントを持てるような取り組みをすることをおすすめします。【好きにしていいよ男性の実例】今後についてどう思ってるの?という女性の問いかけを無視してふて寝真面目な話をしようとしたら、スマホをイジりながら生返事喧嘩になるといつもだんまり、LINEも未読スルーダメ夫予備軍3.俺のペースは俺が決める!ドタキャンは日常茶飯事のマイペース男性人生で1番大切なのは自分自身です。それは誰しも同じなのですが、自分のペースを大事にしすぎてバランスを欠いている男性は要注意です。たとえば恋愛シーンであった話では、彼女が体調を崩してどうしても一緒に居てもらいたいとお願いしても、友達との約束があるからと出かけてしまう。なんて対応を過去には耳にしました。こうした自分のペースを柔軟に変えず、ガンとして貫き通す男性は、結婚して子どもが生まれてからも、同じく自分のペースをガンとして貫く可能性大。そうなると、しわ寄せは女性側に全部来ますから、辛い未来が待っているかもしれません。毎回合わせてくれとは言いませんが、柔軟に話し合って優先順位を適時入れ替えられる男性であるか、彼のことを見てみましょう。【マイペース男性の実例】彼女の急な頼みもガンとして自分の予定優先「俺はマイペースだから!」が口癖で、周りをいつも合わせさせる自分の気持ちを優先するあまり、彼女との先約をよくドタキャンするダメ夫予備軍4.「女ならさ〜」と男女役割求める男性男だから、女だから、といった性別による役割は、年々なくなりつつあります。とはいえ、個人の価値観の中にそれが根強くあり、2人の当たり前にズレがあると、結婚した後、バランスが取りにくくなるかもしれません。たとえば、「女性が家事をするべき」「結婚するってことは、自分の家のルールに従うべき」「稼ぐ方が偉い」なんて固定概念を持っていると、女性は一方的に無理を強いられることになりかねません。彼がそういった思い込みの強いタイプではないか、きちんと自分の言い分にも耳を傾けてくれる人か、恋愛中から確認していきましょう。【男女役割求める男性の実例】・稼いでない方が家事をやるべきと、子育て中の女性に家事を押し付ける・「結婚したんだから俺の実家とも仲良くしてよ」と家族の面倒事を押し付ける・「女は結婚したら生活安泰でいいね」と女性全般に対して偏見を持つダメ夫予備軍5.いつまでも息子な男性「子どもはいくつになっても可愛いもの」と思うのは、親として当然の想いです。だからといって「俺はいつだって親の子どもなんだ」と、堂々と子どもとしての権利を主張しすぎるのも考えものです。男女に限った話ではありませんが、男性の中には親が昭和的な発想を強く持っており、長男や息子といった役割を強く望まれて育ち、成人後もそのプライドを引きずっている男性が未だに多いのです。たとえば大人になっても「息子としての自分」を非常に重視し、その結果彼女や妻に無茶なお願いをしている男性はよくいるといいます。結婚とは、今までの価値観をお互いが持ち寄りながらも、新しい価値観やルールを作っていくことです。行き過ぎるとマザコンなんて言われるタイプですが、母親べったりに限らず、実の家族より夫婦関係をきちんと重視して考えられる男性かは、見ておきましょう。【いつまでも息子な男性の実例】何か決める時も、親の意見を確認してから行動する結婚した途端、家族づきあいや同居などをガンガン主張してくる「俺の家では〜」といった自分ルールを常に彼女に強要するダメ夫予備軍につながる5つの特徴をご紹介しました。こういった片鱗が恋愛中からも見えるようなら、ぜひ話し合いや改善策を考えた方がいいでしょう。「結婚したら変わるはず」「子どもができたら変わるはず」は、ほぼ変わらないと思った方がいいです。なぜなら、人の常識は状況から変わるよりも、本人の気づきがあって変わるものだからです。大好きな気持ちが強いと、こうしたネガティブな側面が見えなくなるかもしれませんが、ぜひ幸せな未来のために振り返ってみてください。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©Witthaya Prasongsin/Gettyimages©Nick Dolding/Gettyimages©Sanna Lindberg/Gettyimages文・おおしまりえ
2022年03月10日銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、婚活アプリで彼ができたという、55歳子持ちバツイチ女性。交際中とはいえ、仕事やコロナ禍を理由に彼とはまだ一度も会えてないという彼女に、佑雪さんのアドバイスは…?お悩み:「婚活アプリでマッチした彼が、なかなか会ってくれません」【クラブ佑雪】vol. 2321週間くらい前、婚活アプリで知り合ったお相手とお付き合いしてます。他県の方で有限会社経営、社員1名。私は派遣の事務。お相手は基本、月~土曜は大好きな設計の仕事で夜遅く、コロナのため、夜は飲み会ゼロにしてるとか、かなりプライベートは慎重です。コロナ前は月に7、8回は飲み会に行ってたそうです。毎晩、声が聞きたいと言われLINE。電話でも気が合うから、初回いつ頃会えますかと聞いていますが、クライアントの納期最優先で、知り合いの医師から聞いて、コロナの無症状感染を警戒してる様子のせいか「うーん」となり、コロナが落ち着いたら(会いましょう)と。嘘とかは大嫌いらしいです。1000万円以上の案件をいくつも抱え、仕事も次々と入ってきて、今月も4件断ったとか。彼は来年60歳。65までは今のペースで仕事するらしいです。私は今55歳。彼の方は去年のクリスマスは長男家族の引っ越しの手伝い。年末年始は次男が帰省。私もひとり息子が、年末年始に帰ってくるから、お互いメールのやりとりだねとなっていました。彼は、婚活アプリでは同じ県内の方ばかりとマッチしていたそうです。最初メールのやりとりするとき「何回も同じ県内の方とやりとりした?」と聞かれました。「県内も全国もした」と返答しました。「県内を離れられるの?」と何回も確認され、「近いし、何かあれば移動できる距離だから大丈夫」と返答しました。やさしいし、しっかりしてるし、自分の好きな仕事の話とか楽しいし、バツイチで子ども家族もアットホーム。釣りやギター等の趣味もあり、安心感あるお相手ですが、いつ頃会えるかを言われないから、疑問符がついています。お互い笑い話も、子どもの頃の話もしてます。私も、お相手も結婚希望の方、前提です。(ミント55歳バツイチ派遣)我々は婚活アプリという戦場で戦うソルジャーなのだ!「お付き合いしてます」とおっしゃるので、そのつもりで拝見させていただきましたが、果たして、その定義とは? 小学生の頃は交換日記を交わすことが、中学生の頃は学校から一緒に2人で帰ることが「付き合っている」ということだったので、定義はいろいろあると思うのですが、そうですか。1度も会ったことなくても、メッセージや電話でやりとりしていれば、「お付き合いしてます」が成立するんですね。お勉強させていただきました。まず、アプリでマッチして1週間ってことなんですよね?どうも年末のお話のようですし、確かに納期のあるお仕事をされているなら忙殺されるでしょうし、お相手に持病があれば、新規の方と県をまたいで会うとなれば、慎重になるというのも理解できます。そんなに焦らなくてもいいのでは?とは思いますけどね。あと、女性に生理があるように男性にもそっち方面の調子があったりして、いざ、デートしてそういう雰囲気になったときに備えようとなると“整えていかないと”っていうのもあるんじゃないですかね?年齢的にも、そういうのありそうじゃないですか?ありませんか?ただ、これは年代関係なく、注意していただきたいんですが、リアルの出会いでも独身って嘘ついてる人ってたくさんいるんですが、アプリでのマッチングだとその比率はさらに倍!だと思ってほしいんです。“結婚希望”の“独身”という嘘をついて“婚活”アプリで大活躍する既婚者は山ほどいますからね。彼らは軽い遊びのつもりでやっているんでしょうが、ひどい話です。で、自分のことを好きそうで、メッセージや電話のやりとりはするのに、会おうとなると、なんだかんだ理由をつけて会おうとしない男性に、ニセ独身は多いです。写真からして違ってる場合もありますから、そりゃ会えないでしょうね。ちなみに本物の写真を出してる場合は、自分の実力を試しているんでしょう。オレもまだまだイケるぞ! ってやつです。彼らの狙いは何か。まあ、暇つぶしです。ちょっと、ときめきたい的な。クラブやキャバクラだとお金もかかるし、プロの女性はお金目当てだから、そうじゃなく、素人さんと恋愛ごっこしたい、みたいな。アプリには多少の課金もしてるかもしれませんが、メッセージのやりとり程度ならほぼ、お金もかからない。要は安く気軽に遊べる娯楽なわけです。ひどいですよね、本当に。でも、婚活アプリってそういう場なんです。ロシアのウクライナ侵攻では虚々実々の情報戦が話題ですが、そこから真実をどう読み取るかに生き死にがかかってくる。それって婚活アプリだけじゃなく、引いては恋愛を含むすべての人間関係について言えることですよね。情報への対応が未来を分けますから。彼は「嘘とかは大嫌いらしいです」とのことですが、嘘をつかない人間はいません。恋愛という戦争で勝者になりたいのであれば、まずはその前提に立って、彼という人間を観察し、戦略を立てて行動されることをおすすめします。会ってもいない女性に対して、仕事の金額を言って、自分をアピールしている点も気になりますし(詐欺師にありがちなので)。まあ、そういうわけです。彼がいい人でありますように!ご武運を祈ります!【お悩み募集しています。こちらからどうぞ!】※マガジンハウスの会員登録をしていただくことになります。藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)元リアル銀座のクラブのホステスを経て、占い師・開運アドバイザー。著書に『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)。anan web上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママとしてお悩み相談「クラブ佑雪」、『TABI LABO』で「目覚めよ! 恋愛力 藤島佑雪のLOVE占い」など連載多数。©/Gettyimages占い・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子
2022年03月07日陽菜さん(仮名・27歳)は、外資系企業に勤めるエリートの賢樹さん(仮名)と結婚。憧れだったセレブな結婚生活が送れるかと思いきや、結婚後に彼の“ドケチ”な本性が現れ、実際は息の詰まるような生活をしていたそう。そんな生活に嫌気がさしていた頃、陽菜さんに転機が訪れ、状況が一変したのだとか。現在に至るまでの経緯を詳しくお聞きしました。セレブな結婚生活のはずが我慢の連続「賢樹さんとの結婚生活は、我慢の連続でした。彼は何かにつけ、生活費を抑えようとしてきましたから。料理にしても、食べると“おいしい”とは言ってくれるものの、“味付けを工夫すれば、もっと安いお肉でもおいしくなる”とチクチクと言ってくるんです。最初は倹約家なのかなと思っていたんですが、日を追うごとに増えていく小言にどんどん鬱憤が溜まっていくように…。そんななか、私の妊娠が発覚しました。妊娠したことを伝えると彼も喜んでくれて、優しい言葉をかけてくれましたね。その結果、一時期は家庭の雰囲気が和やかになったんですが…」子どもを病院に連れて行きたがらない夫「私が“無痛分娩がいい”と彼に相談をしたんですね。すると賢樹さんが険しい表情を浮かべ、“それ、お金がかかるでしょう?”と否定してきました。さらに、“普通分娩のほうが思い出に残ると思うよ”と言うんです。費用を出すのは彼ですから、私も強くは言い返せません。結局、無痛分娩は諦め、自然分娩で子どもを産むことに。そして出産後、彼は子どもを可愛がってくれるんですが、ケチな部分は相変わらずでした。あるとき、子どもの肌に赤い湿疹ができていたんです。慌てて病院に連れて行こうとすると、彼が止めるんです。“湿疹なんてすぐ治る”と。“そんなのでお金を遣っていたらキリがない”と言い出して…。しかし、しばらくしても湿疹が治らないので、ようやく彼の許可がおり、病院へ行くことに。すると、先生に“なんでもっと早く連れてこないんだ”と怒られました」SNSでうっぷん晴らしをする日々「当時の私は賢樹さんにチクチク言われながらの子育てに、かなりのストレスを感じていました。そこで我慢の限界を迎えた私は、ストレスを発散するためにSNSを始めることに。今までまったくやってこなかったので、登録するところからスタート。最初は子どもの写真などをアップしていました。ただ、たまに賢樹さんに言われたことなどをのせていたんですね。“それは100円ショップでいい”“美容室は1年に1度でいい”など、普段とは違う彼の裏の顔を、冗談交じりにのせていました。すると、これが高評価。“いいね”もたくさんついて、“面白い”とコメントされるように。次第に私も楽しくなっていったんです」夫婦に訪れた転機「でも、あるとき、そのSNSの存在が夫にバレてしまったんです。仕事から帰ってきていきなり、“これはなんだ”とスマホを突きつけられました。“俺の文句ばっかじゃねえか”と。どうやらそのSNSを見た周囲の人たちに、相当からかわれたようでした。私もちょっとやりすぎた感はあったので、素直に謝ったんです。するとタイミングよく、彼のスマホに電話がかかってきました。相手は彼のお姉さん。お姉さんは彼にとって憧れであり、自慢の存在。そのお姉さんが、私のSNSを見て同情してくれたようでした。“あなたのケチさは度を越している”“もっと寛容になりなさい”とお姉さんに叱られ、賢樹さんもだいぶ反省したようでした。それからは、生活費もだいぶ自由に使えるようになり、家庭の状況も改善されましたね」“ケチすぎる夫に嫌気がさした妻の告白”をご紹介しました。憧れの結婚生活を送れると思いきや、その後に苦労の日々が待ち受けていることも。ただ、何かしら行動を起こせば、気づいてくれたり、助けてくれる人もいるはず。それが、今回のケースのように夫婦関係が改善されるキッカケとなる場合もあるようです。©globalmoments/gettyimages©WANDER WOMEN COLLECTIVE/gettyimages文・塚田牧夫
2022年03月04日お金持ちな男性との結婚に憧れる人もいるでしょう。陽菜さん(仮名・27歳)も理想の男性と結婚し、夢のような生活を手に入れたはずでした。ところが、実際には息の詰まるような生活が待っていたそう。どんな結婚生活だったのか、彼女に詳しくうかがいました。誕生日パーティでの出会い「数年前に、ある男友だちの誕生日パーティに招かれました。30歳ということで盛大に祝いたいと、パーティルームを貸し切り20人ほどの男女を集めていましたね。そこにひとり、男性が遅れてやってきたんです。スラッとしていて背の高い、カッコイイ人でした。一瞬、女性たちが色めきだったのがわかりましたね。すると男友だちが、“こいつケンキっていうんだ”と紹介してくれました。“カッコイイのに彼女もいないし、まったく遊びもしないんだよ”とも言っていました。賢樹さん(仮名)はカッコイイうえに有名な外資系企業に勤めるエリート、おまけにとても優しい話し方をする人で、まさに非の打ちどころのない男性でした」絵にかいたような素敵な家族の一員に「賢樹さんと連絡先を交換し、後日、私のほうから食事のお誘いをしました。“当たって砕けろ…!”という気持ちでアタックしたんですが、なんと“OK”という返事が来たんです!そして、彼が“行きたいお店がある”と連れて行ってくれたのが、高級レストランでした。しかもそこで、花束をくれたんです。“もうすぐ誕生日でしょう?”って。もう、その時点でメロメロでしたね。交際が始まってしばらくしたのち、賢樹さんの実家にお邪魔する機会があったんです。これがまた、絵に描いたような素敵な家族。彼のお姉さんはCAをしていて、かなりキレイな人でした。彼にとっても自慢のお姉さんのようでしたね。“こんな家族に囲まれたら幸せだろうな…”と思っているうちに、彼にプロポーズをされ、本当に素敵な家族の一員になることができました」徐々に現れる彼の本性「彼と結婚したのち、家賃20万円のデザイナーズマンションで暮らし始めました。私は仕事を辞めて専業主婦に。これから夢のような生活が始まるんだとワクワクしていたんです。しかし結婚後、賢樹さんが徐々に交際していたときには見せなかった本性を現しはじめました。ある日キッチンで、ちょっとお高めの洗剤を使っていたんですね。すると彼が、“これ高いやつじゃない?”と指摘してきたんです。私が“手が荒れないように”と言うと、“100円ショップのでいいでしょう”と言われました。掃除用具などもオシャレなものを使っていると、“100円ショップで同じようなの売ってるよ”と、とにかく100円ショップを推してくるんです。結婚後に一緒に暮らしはじめてわかったことですが、実は彼、とてつもなくケチな人だったんです…」「美容室なんて1年に1回でいい」と言われ「あるとき、髪が伸びてきたので美容室に連絡したんですね。すると、ちょうど今日空いているというので、出かけることに。一応、賢樹さんにもそのことをLINEで連絡したんです。すると、家を出てしばらくした頃、賢樹さんから返事が来ました。“髪伸びてたっけ?”と。“まだいいんじゃない?”と言ってくるんです。そこで、“色も入れたいし”と言うと、“そんなのいいでしょう”と言われ、結局予約したばかりなのにキャンセルする羽目になったんです…。そして、帰宅した賢樹さんが私を見て言いました。“ほら伸びてないじゃん”と。“美容室なんて1年に1回でいいんだよ”とまで言うんです。そんな細かい指摘が、日を追うごとに増えていきました。その結果、最初は“倹約家な人で偉いな”と彼のことを尊敬していた私も、結婚して半年が経つ頃には彼のケチすぎる裏の顔に嫌気がさしていましたね」“ケチすぎる夫に嫌気がさした妻の告白”をご紹介しました。外資系企業に勤めるエリートの賢樹さんと結婚したことで、憧れの結婚生活を送れるかと思いきや、現実は我慢の連続だったそう。交際中は本性を見せない男性もいることから、陽菜さんのように結婚後に夫の本性を知り、夫との生活に嫌気がさしてしまう人もいるようです。©AleksandarNakic/gettyimages©Park Kwang jin/gettyimages文・塚田牧夫
2022年03月04日結婚したら彼は変わった。こうした言葉はよく聞くものです。では、どういうタイプの男性だったら、結婚しても変わらず幸せな夫婦関係でいられるでしょう。今回はいい夫婦関係を築ける男性に共通する、5つの素敵な価値観をご紹介します。結婚後に幸せ確定!?いい夫婦関係を築ける男性はここが違う【おおしまりえの恋愛道場】vol. 161恋愛と結婚は違う。よく聞く話です。では、ずっと幸せが続く結婚をするためには、相手がどんな性格や価値観だったらよいか知っていますか。今回は結婚した後もよい関係が築ける男性が持っている5つの要素を紹介します。ぜひ、自分の彼やこれからお付き合いする男性に当てはめ、考えてみましょう。性的な役割を決めつけてない「男なら」「女なら」私たちは長く男女に根ざした役割を、当たり前に受け入れてきました。男は仕事で成果を出して一人前女は愛嬌女は料理ができた方がモテるなどなど、人それぞれいろんな男女の思い込みがあるでしょう。これを今からゼロにするのは難しいのですが、だからといって自分や相手が性的な役割の思い込みを強く持ちすぎていると、結婚後はハードモードが待っているかもしれません。男性の性役割への強い思い込みについては、過去にこんな要望をされた話を耳にしました。家事は女性の方がやるべき。子育ては女性の方が得意だから、俺にできることはない。俺より稼がないで!どれも言葉にすると嫌な感じがしますが、相手に言葉で伝えなくとも、こうした思いを抱えている男性はまだまだいます。彼と子育てや家事、仕事についてどう考えているか話し合うことで、これらの価値観を確認することができます。ぜひ事前に聴いてみましょう。自発性と改善力がある例えば家のことや2人のイベント、約束事に対して、彼は自分から気づき、行動を起こしてくれるでしょうか。男性の多くは仕事の時はいろいろできても、オフになると、自分から環境や関係を良くしていこうという力が働きにくくなる人もいます。女性よりも男性の方がプライベートに休息(力まず頑張らない自分)を求めたがるからかもしれません。でもプライベートだからといって、何もしない、何も気づかない、言っても動かない、むしろ頼むと不機嫌になる…なんて男性では、今後家庭というプライベート基地をともに作る相手としてやや心配です。もちろん、最初から完璧かつ自発的に動ける男性はそういません。だんだんと「こういう時はこれをしてほしい」とこちらの希望を具体的に共有していくと、改善されていく男性もたくさんいるのです。その結果、自発的な行動が生み出されたり、生活が改善されたりしていくような男性であれば、きっと2人の結婚生活も安心したものになるでしょう。肯定的でポジティブ「ホント(彼女の名前)って、バカだよな〜」こんな男性からの言葉があった時、あなたはどう受け止めますか?言い方はマイルドかもしれませんが、こうした否定的な言葉が常に出るような男性だと、あなたは彼とコミュニケーションを取れば取るほど、知らぬ間に心が傷ついていくかもしれません。男性の中には一定数、女性を下に見たり、批判的なコメントを投げかけたりする人がいます。本人からしたら、女性の改善を願ってのことらしいです。しかしこうした男性と一緒だと、女性は何をしても肯定されたり褒められたりすることがなく、だんだんと心が乾いていきます。人の成長は肯定や褒め言葉がないと促されない、と言われています。つまり、日常的に肯定的でポジティブな言葉をたくさん使う男性は、結婚した後のコミュニケーションもスムーズに取れ、お互いの成長にもいい影響を与えてくれる可能性が高いのです。否定的な発言をする男性は「お前を思って言っている」「だって事実だし」と自分を正当化して変えようとしないことが多いです。相手を思うなら、相手の嫌がることはしない。これって普通のことですよね。あなたの隣にいる彼は、こうした無自覚の攻撃言葉を使っていませんか。話を聴く姿勢をもっている例えば彼に大切な話をしたとき、きちんとスマホから目を外し、体を向け、自分の話を最後まで聴いてくれているでしょうか。話をさえぎってアドバイスしてくる、後回しにしたがったりする、はたまたスマホを操作しながら話を聞こうとするなどはよくある態度かもしれません。「聴く」とは、相手の話にきちんと向き合い、言葉の意味や感情を深く理解をしようとすることを指します。一般的な「聞く」は、ただ発せられる音を耳に入れるだけであり、これだけでは深くお互いを尊重したコミュニケーションを取っていくのは難しくなります。この違いをきちんと理解していると、彼は(自分も)会話に対してどの程度「聴く」姿勢を持てているか、どの程度信頼してコミュニケーションを取れる相手なのか、わかるかもしれません。パートナーをちゃんと優先する恋愛でも夫婦関係でも、パートナーとなる相手は、人生において優先し大切にすべき存在です。相手が何か困っていたり不満に感じていたりすることがあれば、できる限り優先して相手と向き合い、解決策を一緒に考えていくことが大事といえます。しかし、世の中には「パートナー=優先するべき存在」という価値観がない男性がいます。友達や仕事の予定を常に優先し続ける。親の言うことを絶対的に守る(彼女や妻の意見は後回し)。自分のやりたいことしかかなえない。彼はこんな価値観をもっていませんか。仕事に関しては優先するかどうか、判断が難しい局面もあるかもしれません。しかし、常に「仕事なんだから」を盾に、問答無用で彼女や妻を後回しにする男性は、人生のパートナーとして見た時、不安を覚えるものです。状況を変えられないにしても、困っている相手にまず意識を向け、そしてどうしてなのか話を聴き、その上で今できる解決策を一緒に考える。これだけでも、相手は「自分をちゃんと優先してもらえた」と感じるものです。彼はちゃんと優先順位を間違わず、あなたに寄り添ってくれる相手でしょうか。ちょっと考えてみましょう。結婚したあともいい夫婦生活を築くために、男性に欠かせない5つの要素を紹介しました。これは男性に向けて書きましたが、女性にも同じことが当てはまります。ご自身も相手も今回紹介した5つの要素がちゃんと備わっているか、今一度振り返りながら、素敵なパートナーシップを築いてくださいね。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©AVI stock/Gettyimages©blackCAT/Gettyimages©Maskot/Gettyimages文・おおしまりえ
2022年03月03日卒業後すぐに結婚し、自らの意思で専業主婦になった葵さん(当時25歳)。ある時、夫の紹介でファッション関連のPR企業で事務のアルバイトを始めます。初めて経験する華やかな業界で、20代を謳歌する同僚たちに刺激を受けた葵さんは、イケメンデザイナーの晴人さんと深い仲に。知らない世界を教えてくれる彼に惹かれ、夫を騙しながら不倫を続けますが、彼女を待っていたのは恐ろしい結末でした。夫と不倫相手をつい比較してしまう…「晴人はいつも素敵なデートに連れて行ってくれて、一緒にいると自分が特別な女性になったような気持ちになれました。会員制のお店とか、有名人が集まるパーティとか、キラキラした世界を見せてくれる彼が本当に完璧な男性に思えて…。でも家に帰ると、ごく普通の夫が待っていて、私は家事に追われるだけの刺激のない毎日。そのギャップにどんどん嫌気がさしていきました。夫の祐樹のことが物足りなく思えてきてしまって、急激に気持ちも冷めていったんです」変わらず優しく接してくれる妻思いの祐樹さん。しかし晴人さんと比較するとどうしても、夫がつまらない男性にしか見えないのです。決定打となったのは、葵さんの誕生日でした。「夫が誕生日当日にお祝いしてくれるというので、本当は晴人と過ごしたかったけれどさすがに我慢して、夫とディナーに行きました。だけどそこでも晴人と比較してしまいます。夫婦で何度も行ったことのある近所のイタリアンを予約してくれましたが、内心『晴人みたいにもっとオシャレで高級なお店を予約してくれたらよかったのに…』と考えていました。プレゼントにくれたピアスも、趣味に合わなかったし、晴人だったらハイブランドのジュエリーをくれるんだろうなあ…なんて思ってしまいました」不倫相手に本気になった結果、夫に全てを打ち明けて…こうして、夫への愛情は完全に冷めた状態で、晴人さんとの不倫を続けていた葵さん。しかしそうはいっても、家庭がある手前、多くても週1のデートが限界です。晴人さんへの思いが強くなるにつれて、「もっと会いたい」「お泊まりもしたい」という欲望が止まらなくなっていきます。「ある時晴人が、『葵のことを独り占めしたい。そんな冴えない旦那と離婚して、俺を選べばいいのに』と言ってきました。その一言で、ギリギリ保っていた心のストッパーのようなものが一気に外れてしまい…」ついに葵さんは、晴人さんと一緒になるために離婚を決意しました。しかし夫の祐樹さんが、そう簡単に離婚に応じてくれるはずはありません。そこで正直に、他に愛する男性がいることを打ち明けたのです。「晴人の存在を明かしただけでなく、もう夫のことは男として見られず、愛情は完全に冷めてしまったことや、働き始めてから新しい世界を知ってしまい、卒業してすぐに結婚したことや家庭に入ったことを後悔しているという本音も、洗いざらい話しました。夫は本当にショックを受けていて、現実を受け止めきれないようで…。まずは一旦、別居することになったんです」葵さんはすぐに荷物をまとめると、家を飛び出しました。行き先はもちろん、晴人さんのところ。しかし彼の反応は思ってもみないものでした。不倫相手から言われた、信じられない一言「てっきり別居を喜んでくれると思ったら、真逆だったんです。『旦那と離婚すればいいのに』って言っていたのも本心ではなかったらしく、まさか本当に離婚に踏み切るとは思ってもいなかったみたいで、『離婚騒動に俺を巻き込まないでくれ』と言われました。これは後から知ったことですが、晴人には私以外に何人も女性がいたらしく、そのほとんどが人妻でした。つまり人妻と不倫することでただスリルを楽しんでいただけだったようです…」結局、晴人さんからは冷たく拒絶され、行き場を失ってしまった葵さん。幸い離婚はまだしていなかったので、心を入れ替えて家庭に戻ることを決意したものの、何もかも元どおりというわけにはいきません。「夫の信頼を完全に失ってしまい、なんとか離婚は踏みとどまってもらっているものの、別居状態が続いています。こうなってみてようやく気づいたのが、私のことをいつも一番に考えて気遣ってくれた夫の存在の大きさ。でも、そんな夫を裏切った私に、前のように優しくしてくれるはずもなく…。大切なものを失ってしまったことを、本気で後悔しています」結果的に、全てを失ってしまった葵さん。現在は別居中ですが、いつ夫から離婚を切り出されるのではないかとビクビクしながら毎日を過ごしているそうです。本当に大切なものが何なのかを失ってから気づいても、時計の針は戻すことができません。日々の幸せに感謝することを忘れ、誘惑に負けてしまうと取り返しのつかない結果が待ち受けていることがあるのです。©PLASTICBOYSTUDIO/Gettyimages©Michel Tripepi / EyeEm/Gettyimages©Yuichiro Chino/Gettyimages取材・文 小泉幸
2022年03月01日「今よりももっと幸せになりたい」。そう望むことは当然であり、多くの人の願いかもしれません。しかし現状に満足できずに欲を出し過ぎると、すべてを失うことになりかねないようです。今回は、穏やかで安定した結婚生活を送っていたはずが、もっと華やかな世界に足を踏み入れたいという欲求を抱いたことで、不倫に走ってしまった葵さん(当時25歳)のエピソードを紹介します。専業主婦になったものの、寂しさが募り…「夫とは、私が大学生の時に合コンで出会いました。4歳年上で、まだ学生の私からするとすごく大人の男性に見えたんです。大学を出てすぐに結婚しました。周囲からは『早すぎない?』とビックリされましたが、彼のことが本当に大好きだったので、迷いはありませんでした」葵さんは、卒業してすぐに、夫の祐樹さんと結婚。もともとやりたい仕事や夢がなかったという葵さんは、はじめから就職活動はせず、専業主婦の道を選んだそうです。「社会経験をもう少し積んでからでも遅くはないのでは…」という親や知人からの心配の声もありましたが、彼女は断固として譲りませんでした。「最近では珍しいと言われそうですが、専業主婦として夫の祐樹に尽くすのが私の生き方のような気がして。祐樹も、仕事はしてもしなくてもどちらでもいいよ、と言ってくれました。これといって趣味もないし、女友達もあまりいない私にとっては、夫しかいなかったんです。昔から私は、彼氏ができるとベッタリのタイプ。恋愛体質といえるのかもしれません」ところがいざ結婚生活をスタートさせてみると、予想外のことが待っていました。ちょうどそのタイミングで夫の祐樹さんが大手企業からベンチャー企業に転職。年収はあがりましたが、前の会社では残業もほとんどなかったのに、急に激務になってしまったのです。家事が得意な葵さんは、主婦としての務めもしっかりと果たしていましたが、夫の帰りが毎日遅く、寂しさが募っていきます。子どもを作ろうと二人で誓い合ったものの…「寂しさを感じるほど、夫への依存心がどんどん高まっていて、メンタルも不安定でした。それでも夫はすごく優しくて、どんなに疲れていても私をぞんざいに扱うことはしません。当初は、結婚してしばらくは夫婦ふたりの時間を大切にしようと約束していましたが、子どもが生まれれば状況もメンタルもいろいろと変化がある気がして、子どもを作ろうとふたりで決めました」しかし想定外の展開が再び訪れます。子どもを作ろうと決めたものの、なかなか授かることができなかったのです。「クリニックにも行って妊活していましたが、特にこれといって原因も見つからず…。2年ほど妊活を頑張っていましたが、うまくいかないのでますます精神的に滅入ってしまいました。本気で私のことを心配した夫から、ある提案があったのは、そんな矢先のことです」夫の祐樹さんが、「アルバイトでいいから外で仕事をしてみたら?」と提案してきたのです。葵さんの精神面を心配し、妊活は一旦休憩して、気晴らしに仕事をしてみては…という夫なりの気遣いでした。「ベンチャー企業で働いている夫は、ベンチャー界隈の人脈が豊かでした。それで、ちょうど事務スタッフを探しているというファッション系PR会社の社長に頼んでくれて、週3くらいで仕事をすることになったんです。でも、今思えば、それがすべての始まりでした…」刺激的で煌びやかな世界こうして、夫の口利きで仕事をスタートさせた葵さん。しかし、大学を卒業後すぐに結婚して家庭に入った葵さんにとって、初めての社会人生活は、あまりに新鮮で、刺激的でした。オフィスで働いたことがなかった分、苦労ももちろんありましたが、ファッション系PRの業界は華やかで、葵さんにとってはとても眩しいもの。家で毎日夫を待っているだけの寂しい生活を思い出すと、雲泥の差です。「なんでもっと早く働きに出なかったんだろう…って、本気で後悔しました。週3とはいえ、会社に行くのが本当に楽しかったです。社員の人たちは年齢も近い人が多く、みんなとても華やかでした。社員同士仲が良くて、しょっちゅうオシャレなお店に飲みに行ったり、クラブに行ったりもしているようでしたが、私はあくまで優先しなくてはならない家庭があります。20代を思いっきり謳歌している同僚たちが本当に羨ましくて、指を咥えながら眺めていましたね。夫には申し訳ないけれど『こんなに早く結婚しなきゃよかった』と考えたことも、一度や二度ではありません」しかし、夫の祐樹さんは相変わらず優しく、「たまには会社の人と飲みに行ってリフレッシュしてきたら」と言ってくれたそうです。葵さんはその言葉に甘え、金曜の夜などに同僚たちと一緒に飲みに行くようになりました。するとそこには、葵さんの運命を変える出会いが待ち受けていたのです。「同僚の紹介で、デザイナーの晴人と知り合いました。彼も夫と同い年の4つ上。晴人は人を惹きつけるようなオーラを放っていて、会った瞬間から私は心を奪われてしまったんです。その気持ちは晴人にも見抜かれていたようで、私が結婚していることを知りながらも、『人妻っていいよね』なんて言いながら、最初からかなり積極的に口説いてきましたね。この日を境に、彼と連絡を取るようになり、深い仲になるまで時間はかかりませんでした。夫と、晴人は全く正反対のタイプ。夫はよく言えば穏やかで優しいですが、どこにでもいそうな普通のサラリーマンで、刺激に欠けるんです。一方で晴人はイケメンだしセクシーだし、デザイナーとしても成功しています。私の知らない煌びやかな世界をたくさん見せてくれて、次第に、夫の祐樹がすごくつまらない男性に見えてきてしまったんです…」優しい夫を裏切り、イケメンデザイナーと不倫関係をスタートさせてしまった葵さん。ところが、世の中はそう甘いものではありませんでした。たとえ代わり映えのしない毎日だとしても、自分のことを心から思ってくれる家族の存在や、安定した穏やかな毎日の暮らしは、何物にも代えがたいはず。それを忘れ、不倫の誘惑に負けてしまうと、最後は恐ろしい結末が待っていることがあるのです。©K-Angle/Gettyimages©PLASTICBOYSTUDIO/Gettyimages©Maki Nakamura/Gettyimages取材・文 小泉幸
2022年03月01日銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、職場の上司や同僚から複数の男性を紹介されるも、いつも数回のデートで終わってしまう28歳女性。佑雪さんが、男性が真剣に結婚したいと思う本命彼女の特徴を教えてくれます!お悩み:「最後に会ったときは楽しかったのに、その後お誘いがありません」【クラブ佑雪】vol. 231私は男性とお付き合いしたことがありません。自分に自信がなく、恋愛から逃げてきました。でも、パートナーが欲しいという願望はあります。今まではなかったのですが、最近職場の上司、同僚から紹介していただくことが増え、ありがたくお会いしています。毎回「お付き合いできたらいいな〜」と思うのですが、いつもなぜか、うまくいきません。数回お会いするものの、進展しないのです。3か月前に紹介していただいた方(33歳で顔と声がタイプ)と3回お会いしました。1回目の食事は相手からのお誘いで、2回3回目は私から誘いました。また遊びに行こうという話をしましたが、その後、連絡はありません。連絡もないし、お誘いもないということは脈なしなのかな?でも会ったときは楽しく会話も盛り上がったし…と堂々巡りの思考から抜け出せません!私から積極的にいくべきか、このまま待ち続けるべきか悩んでいます。長くなりすみません。恋愛初心者の私にアドバイスをお願いします。(すずし28歳未婚事務員)誘われないなら、とるべき道はひとつでは?上司や同僚から男性を紹介されているなんて、ご相談者さまは職場ですごく信頼されているんでしょうね。それって、社会人としてきちっとしているうえに、女性としても魅力的だなって思われている証拠ですよ。じゃなきゃ、自分の大事な人間関係を差し出しませんよ。合コンの人数合わせに呼ばれたとかじゃなく、職場がらみでマンツーマンでの紹介というのは“結婚前提”でしょうしね。なので、自信がないなんて、もったいない!まあ、その謙虚さも含めて評価されているのかもしれませんが。しかも、どの方も「お付き合いできたらいいな〜」レベルの素敵な方なわけでしょ?紹介でそんないい打率、なかなかないですよ!おそらく、上司も同僚もご相談者さまをよく見ていて、ちゃんと「この人となら結婚までいくかもな」というお相手に声をかけているんでしょうね。いやあ、愛されてますね!なのに、うまくいかないと。ひとつには会ってる人数が少なすぎるっていうのがあるのかも。まあ、数会えばいいってもんでもないですが、男女交際初級の手前、入門編のページを開いたばかりのご相談者さまが男性のハートをうまく扱えないって聞いても、それ、普通かなって思いますけどね。百戦錬磨のホステスだって、席に着いたお客さま全員どころか、1/3にすらボトルを入れてもらえることってないですから。まず、心構えとしては「期待をしつつ頑張るけれど、期待はしない」くらいの心づもりでいるのがいいかもしれません。あとね、気になるフレーズがあるんですよね。「恋愛から逃げてきました」「お付き合いできたらいいな〜」「恋愛初心者の私」。え? って感じ。友人からの軽い紹介と違って、同僚、さらに上司っていうオフィシャルなところからの紹介なわけでしょ?最初に申し上げたように、それって間違いなく“結婚前提”の紹介なわけですよ。つまり、日本庭園のある料亭で鹿おどしカコーンみたいな、正式な形ではなくても、お見合いなわけ。呼ばれてきた男性も、どういう知人かはわからないけど、28歳で知人の部下や同僚という“絶対に遊び相手にはしちゃいけない女性”を紹介されるからには、そのつもりで来ているはずですよ。特に33歳の方なんて、年齢的に本人も結婚したいから、来てるんじゃない?ただ彼女が欲しいだけだったら、みんな紹介自体、断ってると思いますよ。なのに、ご相談者さまの捉え方が結婚じゃなく、恋愛モードなんですよね。それはお相手男性陣から「なんか、違う」って思われますよ。結婚への、ひいては人生に対する本気度が感じられなかったんじゃないかな、っていうのも理由として考えられます。もうひとつは“喰いたりなかった”可能性。会って1回で終わった場合はいいですよ。単純に合わなかったんでしょうし、好みじゃなかったんでしょうから。そもそもご縁のない人たちです。でも3回会ったってことは、彼の方でご相談者さまの外見や雰囲気などは女性として“アリ”だったわけです。じゃなきゃ、複数回会いませんから。そこは少なくとも、オッケーラインだったわけです。でも、会ってみたけど、彼の心に引っかかるものがないと判断されたんでしょうね。で、そこにはご相談者さまに“パートナーとして求めるもの”がなかったというのもあるでしょうし、先に述べたように結婚への本気度が感じられない、大人の女性ではなく、フワフワして恋を夢見る女の子みたいな印象しか感じられなかったというのもあるでしょう。また、ご相談者さまは楽しかったかもしれませんが、彼が気を遣うばっかりだったかもしれません。本気じゃないと人の心って、動かせないんですよ。今回はお相手にその気がなくて、ご相談者さまが彼との可能性を求めたいのであれば、本気でアプローチしてみればいいんじゃないですかね。「このまま待ち続けるべきか悩んでいます」とおっしゃいますが、この状況で彼から連絡がくるわけないですからね! そこの現実も把握してください。そして、自分が彼を楽しませるよう、工夫すればいいんじゃないですかね。人生一度っきり。そして、素敵だなと思える人って、そんなに会えるもんじゃないですから、なんか彼が興味がありそうなプランでも用意して、お誘いしてみたらいいんじゃないですか? ご武運お祈り申し上げます。【お悩み募集しています。こちらからどうぞ!】※マガジンハウスの会員登録をしていただくことになります。藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)元リアル銀座のクラブのホステスを経て、占い師・開運アドバイザー。著書に『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)。anan web上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママとしてお悩み相談「クラブ佑雪」、『TABI LABO』で「目覚めよ! 恋愛力 藤島佑雪のLOVE占い」など連載多数。©AleksandarNakic/Gettyimages文・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子
2022年02月28日結婚後から妊娠中まで、身勝手な義父母の行動に悩まされてきた蘭さん(仮名・30歳女性)。無事に出産を乗り越えたものの、義父母の身勝手さは出産後も変わらず…。しかし、そんな蘭さんにも思いがけない転機が訪れたそう。今回はメンタル心理カウンセラーの並木まきが、出産後の義父母との関係について彼女に話をうかがいました。義父母と離れたい… イライラも限界へ蘭さんは、出産後も義父母の身勝手な行動に振り回される日々を送っていました。出産前は我慢できていたことでも、出産を終えて育児が始まると、蘭さんのメンタルも我慢の限界に…。以前なら許せていたはずの義父母の行動も、育児中だとイライラが募ることもあり、蘭さんは「もう、こんな結婚生活は嫌だ!」とまで考えるようになっていたそう。「その頃はもう、夫にもギャーギャーと毎日、義父母の文句を言い続けていました。もともと穏やかな性格の夫は、私が夫の両親について悪口を言っているのに、いつも静かに話を聞いてくれていましたね。義父母の行動を肯定も否定もせず、ただ私の話を聞いてくれていたって感じです。今思えば、夫がそんなふうに私に向き合ってくれていなければ、とっくに夫婦関係は破綻していたと思います」ある出来事を機に夫がついに行動に…ある日、夫の出張中に子どもが高熱を出し、蘭さんはひとりで対処することに。しかしそんなときでも義父母からの身勝手な要望は止まることがなく、子どもの看病をしている蘭さんに対して「持病の通院があるから、送り迎えをしろ」という要求を義母がしてきました。「子どもが熱を出しているから無理だ、と伝えたのに義母はまったく理解してくれませんでした。義母の持病のための通院は、少し遅れてもまだ薬もあったし、タクシーでも行ける距離。そもそも、その日に行かなくてはいけないってことでもなかったようなので、2~3日後にしてほしいと伝えたけれど、ダメでした。それで私は、信頼できる友人に子どものことを数時間お願いし、義母を病院へ送迎したんです。出張から戻った夫にそのことを話すと、いつもは温厚な夫も激怒。義父母にその場で電話をし、今までどれだけ私が我慢していたかを伝えてくれたそうです。そして、夫は夫で我慢の限界を迎えていたようで、『妻と子どもを守るために、僕は離婚してもいいと思っています。そうでもしないと、あなた達を引き離すことはできないですよね?』と言ってくれたんです」この夫の発言には、義父母もさすがに何かを感じたようで、それ以来、蘭さんに対する義父母からの理不尽な要求はピタリとおさまったのだそう。蘭さんいわく「反省したと言うよりも、息子から厳しいことを言われたのがショックだったようです」とのことでしたが、夫がきちんとあいだに入って解決に導いてくれたことに、蘭さんはとても感謝していました。蘭さんのケースのように、義父母との問題に夫婦で真剣に向き合うことで、事態が好転することも少なくありません。妻ひとりでは解決が難しいことでも、義父母の息子である夫が話すことで解決できることもあるはず。義父母との関係に悩んだときは、まずは夫に相談できるといいですね。©Rawpixel/gettyimages©Lena Ivanova / EyeEm/gettyimages文・並木まき
2022年02月25日義父母の身勝手な行動によって、心身ともに疲弊してしまう女性もいます。今回はメンタル心理カウンセラーの並木まきが、そんな体験をした女性に当時の話を聞きました。義父母から旅行のプレゼント!嬉しかったはずがとんでもない悲劇に…蘭さん(仮名・30歳女性)は、結婚してから半年後に「新婚旅行代わりに」と義父母から旅行券をもらったそう。結婚当初は「新婚旅行に行きたいね」という話を夫としつつも時間だけが過ぎてしまい、新婚旅行に行くタイミングを逃していたとのこと。義父母の心遣いに感謝をし、旅行を心から楽しみにしていたと言います。「ところが、ですよ。旅行初日ホテルに着くと、同じホテルには義父母と夫の兄弟家族が一緒に宿泊していたんです。“新婚旅行”って聞けば、夫婦水いらずの時間を過ごすための旅行だと思うじゃないですか?それなのに、蓋を開けたら“親族旅行”だったというわけです。まぁ、その時点では『ちょっとビックリしたけれど、この旅行をきっかけに義父母や義兄弟と仲良くなれればいいかな』と気持ちを切り替えて、楽しもうとしていました」しかし、旅行中の行動は全員一緒が鉄則。夫婦で過ごす時間はほとんどなく、さらに前日に風邪を引いてしまった蘭さんを様々な場所に連れ回し、雑用を押しつけるなど、義父母の行動は目に余るものだったとのことです。「結局はずっと、家族みんなで行動を共にする羽目になりました…。微熱があり体がダルかったときにも、義母の希望で東京観光に付き合わされたり、ひどいときはお土産を持つ荷物係として使われたりなど、身勝手すぎる義父母の行動に悩まされましたね」夫も心配してくれたものの、その場は蘭さんが「大丈夫」と強がったこともあり、常に義父母のサポート係のような位置付けで旅行することになってしまったそうです。旅行後、心身の疲れから体調が悪化… だんだんと募る不満「その旅行から帰ってきたあとは、心と体の疲れのせいか、高熱が出て3日間ほど寝込むことになりました。家で静かに休みながら、『なんで私がこんな思いをしなくちゃいけないんだろう?』『私、義父母に何か悪いことした?』という考えがグルグルと頭を巡っていましたね。そして、だんだんと義父母の行動には不満しか募らなくなっていきました。というのも、その旅行のときだけでなく、旅行から帰ってきてからも、どんどん義父母の私への態度は悪化していて、体調が悪いと言っているのに用事を言いつけてきたり、遠隔で雑用を押し付けてきたりと、ひどい態度だったんです…」旅行から帰ってきた後も、義父母の行動に振り回され続けた蘭さん。そんな義父母に対し日々不満を募らせていたとき、妊娠が発覚。義父母は妊娠したこと自体は喜んでくれたものの、つわりの時期なども容赦なく雑用を押しつけてきたり、食事に連れ出したりしてきたそう。その後、無事に安定期を迎え、子どもを出産。とはいえ、蘭さんの胸の中は今後の生活に対する不安でいっぱいだったそう。義父母の自分勝手な行動に振り回されたことで、日々の生活にも大きな影響が出るようになってしまった蘭さん。しかし、義父母との関係はこれから先も続くもの。蘭さんのように義父母との関係に悩み、解決策のない暗闇にいるような気持ちになる女性も少なくないのでしょう。©SolStock/gettyimages©Oscar Wong/gettyimages文・並木まき
2022年02月25日彼が忙しすぎてなかなか会えない。会ってもどこか上の空で、恋愛が楽しくない。そんな悩みを抱えている女性はいませんか。実はそれ、忙しい相手に対して、やってはいけないコミュニケーションを取っているかもしれません。激務な男性との恋愛では、ポイントを押さえた効率的かつ思いやりのあるコミュニケーションを取ることが大切です。そんな3つのポイントを紹介します。忙しい彼との恋愛、それでも愛されたいとき大事にしたい3つのポイント【おおしまりえの恋愛道場】vol. 160仕事に忙しい彼と恋愛していると、どうしても一般的な恋愛よりも女性側が気を遣うシーンが多くなりがちです。そんな時、ふと「彼とこのまま付き合って良いのかな」「彼は私のことどう思ってるんだろう」なんて不安がよぎることもあるでしょう。今回は、そんな不安を吹き飛ばし、より良い恋愛関係を続けるための3つのポイントを紹介します。女性から見て、自分の彼は激務だなと感じる人は、意識してみてください。考えさせすぎるコミュニケーションを取らないLINEの頻度は、カップルによりさまざまです。激務だけどマメにLINEをする男性もいれば、忙しい時は音沙汰なしの人もいます。最適な頻度はカップルごとに決めていってほしいのですが、そのコミュニケーションの中身では、1つ気をつけてほしいことがあります。それは、彼の思考を奪いすぎないコミュニケーションを心がけるということ。具体的には、以下のようなことが当てはまります察することを要求する「なんで私がそっけないか分かる?」「なんか寂しい(何で寂しいか気づいて)」女性はつい、無意識に相手に自分の気持ちを言わなくてもわかってほしいと思いがちです。しかし、男性はこうした女性の言葉にならない感情を読むことが苦手です。忙しい彼にとっては、こうしたコミュニケーションはより負担に感じられることも。察してもらうのではなく、自分の気持ちを適切に言葉にして伝え、スムーズなコミュニケーションが取れるよう、意識してみましょう。本心とは違うことを伝えてリアクションをみる「別に会わなくても平気!(だけど本当は会いたい)」「どっちでもいい(本当はこっちがいい)」「怒ってない(本当は怒ってる)」女性の中には、こうした本心とは逆の言葉を発して、相手の行動や態度を見ようとする人がいます。「あまのじゃく」と言われるタイプですが、言葉の裏や意図を適切に読む作業が必要になると、忙しい人にとっては面倒に感じられるものです。そもそもあまのじゃくの女性は、本心を自分でも気づいていないケースも多いです。彼に本心の解明を求めるのではなく、まずは自分で自分のニーズを気づいてあげましょう。無茶な要求をする「好きなら今から来て」「もっと時間作れるでしょ!」忙しい男性は、今の状況を対処するのでいっぱいいっぱいです。そんな時、女性から無茶なお願いをされると、気持ちがポキっと折れてしまうことがあります。私たちが無茶な要求をしそうになった時というのは、大体が感情に不満が溜まっているときです。彼に無茶な要求を突きつける前に、自分の中の寂しさや不満をきちんと感じてみましょう。そして気持ちを整理してから、もう彼に何をどう伝えるべきか、もう1回考えるほうがいいでしょう。忙しい彼を察しすぎない彼が忙しいと、どうしても彼の都合に合わせることが多くなります。そしてそんな関係に心地よさを感じるシーンを体験すると、もっと彼ファーストな行動が彼女側には増えるものです。しかし、激務な彼といい恋愛を続けていくなら、こうした過度な彼ファースト行動は控えた方がいいです。なぜなら、合わせてもらった側というのは、どんどん要求がエスカレートしたり、どんどん言わなくても察してくれる彼女のことを当たり前だと感じるようになるからです。忙しいのは大変とはいえ、忙しくしているのは彼個人的の選択で責任です。彼女は許す範囲でそれをサポートする振る舞いはしても良いですが、あえてたくさん気を回しすぎる必要はありません。自分の要求を無視して彼の過ごしやすいデートをいつもする。彼の疲れが取れるような振る舞いや過ごし方をする。彼に負担にならないような頻度で会う。こうした付き合い方をするとき、本当に自分の心は納得して満足しているのか、一度振り返ってみてください。女性は自分の幸せになれる行動を、責任を持って取ることが大切。それが巡り巡って、2人の関係も長期的な安定へと繋がります。一緒の時間を濃く楽しいものにする忙しい彼と一緒に過ごす時間は、一般的なカップルよりも時間が少なかったり、頻度が高くなかったりするかもしれません。だからこそ、お互いその時間は濃く楽しい時間にする努力をすると、メリハリがつき、より良い関係につながります。具体的には、無計画にデートを過ごさない(ダラダラする時は、ダラダラを楽しむという意識づけが大切)。会話中にスマホを触ったりしない。一緒のときは、相手に意識を向け続ける。こうした意識と行動をちょっと変えるだけで、特別な場所に出かけなくても2人の時間はより濃密なものになります。デートの時の意識づけは、ぜひ2人で話し合って最適なルールを決めていけたら良いでしょう。あまり時間がない2人だからこそ、よりその中で幸せを感じられるような選択をしてみてください。忙しい彼といい恋愛を続ける3つのコツをお伝えしました。普段の振る舞いやコミュニケーションの癖といったものは、無意識であることがほとんどです。今日紹介した3つのポイントをぜひ参考に、限られた時間の中でいい恋愛を育んでいってくださいね。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©blackCAT/Gettyimages©PhotoAlto/Laurence Mouton/Gettyimages©jacoblund/Gettyimages文・おおしまりえ
2022年02月24日現在大量発生中のレスなひとびと、いわゆる「レスびと」の相談内容を、TVや雑誌など多くの媒体で活躍中の、恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美さんにうかがいます。セックスレス、恋愛レスと、レスにもいろいろある。今回は、派手婚を夢見る名古屋出身の26歳女性。彼と彼の同僚たちとの飲み会に参加した時のこと、泥酔した彼が…!三松先生が男性がドン引きする本命女性の行動を教えてくれます!愛菜(26歳)広告代理店で働く彼から念願のプロポーズ。でも、演出レスでブーたれる【レスなひとびと】vol. 149昔は、名古屋の結婚式といえば派手でした。とにかく華やかな式に、豪華な嫁入り道具。もちろんいまでも、地域に関わらず、派手婚に憧れるひとはいます。名古屋出身の愛菜は、派手婚志望の26歳。広告代理店で働く彼氏の宗介とは交際3年。きっともうすぐゴールインだと信じて疑わない。プロポーズだって、きっとすごい演出をしてくれるはず。今日は、宗介の同僚たちと汐留で飲み会。広告代理店、ということでメンツは派手だ。「会社の同僚に紹介してくれるなんて、そろそろだな」なんて思いつつ。愛菜も名古屋時代の華やかな友達を誘ってやってきた。ファッションは、ボディコンシャスなレースワンピに肩掛けカーディガン。デコルテには、宗介にもらったヴァンクリのペンダントが誇らしげに輝いている。さすが広告代理店ということで、皆さん、盛り上げ上手。場はすぐにあたたまった。愛菜はほっとしてお手洗いに立ち、リップを塗り直した。席に戻ろうとした、そのとき。「愛菜」「えっ、あ、宗介!酔ってるの?」気心の知れた仲間と飲んだせいか、ベロベロに泥酔状態の宗介。お手洗いに向かう狭い通路で、ダランともたれかかってくる。「愛菜〜」「ちょ、ちょっと、宗介」8センチのピンヒールで、身長180センチもある大柄な宗介の体を支えるのは、ちょっとつらい。よろける愛菜の向こうの壁に、宗介は両手をついて。泥酔しながらも目を見て言った。「ねえ愛菜。結婚しよう」えっ、こんなところで?プププ…。喜びより先に浮かんだのは、シチュエーションへの不満。結婚式は派手に、もちろん式につながるプロポーズだって派手に、華やかにと思っていた。ましてや広告代理店に勤める宗介。しっかり演出してくれるものだと。「とりあえず、席戻ろ」まずは受け流して、聞かなかったことに。宗介の手を取り、席に戻る。宗介が元気ないので一次会で撤退。ああ、もっと宗介の同僚と話したかったんだけどな。タクシーで宗介の自宅へ。「飲みすぎたんだね、しょうがない、今日はこのまま寝よっか」と明るくフォローする愛菜に衝撃の一言。「違うよ、さっき愛菜がプロポーズを受け流すからだ。本当は酔ってなくて、酔ったフリだった。勇気出して言ったのに。めちゃくちゃプライド傷ついた。もう、愛菜の愛を信じられない。ほんとはクールだったんだよな」え、ええーっ!?酔ったふりのプロポーズ?計算しすぎだろ。たった、あれだけのことでこれまでの3年が。驚く愛菜。泥酔のプロポーズ、一体、どうしたらよかったの。【三松さんからのコメント】「たった、あれだけのこと」とあなどるべからず。男女の仲が悪化する原因のひとつに「まともに取り合わないこと」があります。多いのは、真剣に話しているのに相手はスマホを見て空返事ばっかり、という相談。今回はスマホではないけれど。愛菜さんは「理想のプロポーズではないから」という理由で、宗介さんの話を受け流してしまいました。宗介さんは、やっとの思いで言ったとのこと。確かに、泥酔した(ふりの)状態でのプロポーズは理想ではないかもしれません。でも、いかなる状況でもうれしい気持ちは伝えたほうがよかったですね。プロポーズの思い出は、いつでも上書き可能なんです。「何度でもプロポーズして」って笑い合えるのが一番。あとで「好きな人に108本の薔薇の花でプロポーズされるのが夢だったんだ。宗介にしてもらえたらすっごくうれしいんだけど」と伝えて、ロマンチックなやつをしてもらえばいいのです。相手に期待しすぎない。自分で伝える。「プロポーズの自立」をしていい時代なのです。大事なのは、エブリタイム相手に真剣に向き合い、関係を崩さないこと。信頼関係さえあれば、理想のプロポーズだって、ウェディングだって、一緒に作り上げることができます。結婚式関連の準備でモメるカップルはほんとうに多い。ひとりで理想をふくらませて頑なに突っ走るのはNG。「演出レスでもいいじゃない。一緒にいられることを喜ぶ‟ベーシックな幸せ”を忘れないで」三松真由美恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。コミック『「君とはもうできない」と言われまして』(kadokawa)好評発売中。©Milos Dimic/Gettyimages文・三松真由美
2022年02月24日好きな人ができれば、相手にも自分のことを好きになってもらいたいと思うはず。そして、最終的に両想いになれれば幸せですよね。でも、両想いにたどり着くのは、そう上手くはいかないもの。では、好きな人と両想いになるにはどうすればいいのでしょうか?そこで今回は男女に聞いた“好きな人と両想いになる秘訣”をご紹介します。「誰にも言っていないんだけど」を使う「今まで好きな人ができたときに使っていたのが、『誰にも言っていないんだけど』という言葉です。そのあとにちょっとしたことを打ち明けます。言われた相手は自分だけ特別なのかもと感じて、かなり嬉しいみたいですね。相手からも秘密を打ち明けられて、一気に距離が縮まることがあります」ナツキ(仮名)/27歳誰にも言っていないことを打ち明けるのは、特別なことであり嬉しいはず。秘密を共有している気分になりますよね。好きな人と2人だけの秘密で、心の距離を縮めていきましょう。持っているモノを褒める「気になる女性に対しては、その人の持っているモノを褒めますね。バッグや財布、スマホケースなどいろいろ。『それ、可愛いね』と伝えると、毎回すごく喜んでくれます。自然と会話も弾むようになり、付き合う確率はアップすると思いますよ」カズキ(仮名)/28歳褒められるのは誰でも嬉しいもの!特に持ち物はその人のセンスを反映しています。なのでそこを褒めるのは、内面を褒めることにつながるんですね。相手からすると、深い部分を理解してもらえている気分になるのでしょう。また、自分のことをよく見てくれていると感じて、相手を意識し始めるきっかけになるのかもしれません。会うたびに触れる回数を増やす「やっぱりボディタッチは有効だと思います。でも、相手に触れるのって緊張しますよね。なので最初のデートでは、まず1回触れることを目標に!そこからだんだんと数を増やしていきます。すると、相手も触れてきてくれるし、そのうち自然と手をつなぐ流れになることがほとんどです」ユズキ(仮名)/26歳カラダに触れることで、心の距離も縮まっていくのでしょう。勇気のいるアクションですが、最初の1回を乗り越えれば、少し気分も楽になっていくようです。あえて無茶なお願いをする「好きな人ができたら、いきなり誘うことがあります。『今日会えないかな?』とか、『今、〇〇にいるんだけど来ない?』と言って誘います。断られるんですけど、それでいいんです。『いきなり誘ってごめんね』と丁寧に謝ると、相手も『行けなくてごめんね』となりますよね。すると、次の約束がスムーズに進みやすくなるんです」ヒロシ(仮名)/30歳最初の段階での突然のお誘いは、ハードルが高くて断られることがほとんど。でも逆に、『次に誘われたら行ってあげようかな』という気持ちにさせることができるようです。高度なテクニックですが、好きな人とのデートの約束をするために一度試してみる価値はありそうですね。今回は、“好きな人と両想いになる秘訣”をご紹介しました。それぞれ自分なりの方法を持っているようですね。参考にするもよし、自分なりに工夫をして新たな方法を見つけるもよし!とにかくまずは、好きな人と接点を持っていくことが大切でしょう。©Anna Bizon/gettyimages©Commercial Eye/gettyimages文・塚田牧夫
2022年02月23日銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、交際当初に結婚する意志を確認したものの、最近彼が多忙ですれ違いを感じている30歳女性。佑雪さんが、解決策と長続きカップルの秘訣を伝授します!お悩み:「結婚するはずの彼と、すれ違うことが多くなってます」【クラブ佑雪】vol. 230付き合っている彼氏がいます。 出会いのきっかけはアプリですが、共通の知り合いがいたりと、親近感もあって付き合うようになりました。半年を過ぎたあたりから、彼の仕事が忙しくなりました。 部署異動もあり、朝早くから夜遅くまで働いて、お休みの日も仕事が入ったりすることもしばしばです。夜の営みも最近はしておらず、デートに行っても終電までに解散。ホテルに行くこともありません。お互いに付き合い始めに1年くらい付き合ったら結婚かなあと話していましたが、今彼がそのことを考えられる状況ではないのも重々承知です。ただ私も年齢的にも結婚も、子どもも考えたい頃で、このまま付き合っていていいのか。会ったらいつも楽しいですし、かまってくれますが、普段のLINEなどは割と淡白で、私のことが好きなのか?なんで付き合ってるの?と思ってしまいます。仕事の内容もまったく違い、すれ違いが起きることも多くなっています。私も彼に依存している部分はあると思いますが、多忙すぎる彼とどうしたらうまく付き合っていけるでしょうか?結婚の話をもちかけたいのですが、私からするのもと思ってしまうのですが、なにかいい方法はありますでしょうか?(花奈30歳未婚会社員)彼の気持ちがわからなくなったら迷ってるくらいなら、結婚の話、してみたら?だって、付き合ってるわけでしょ?権利っていう言い方もおかしいかもしれませんが、当然の権利だと思いますよ?「結婚の話をもちかけたいのですが、私からするのもと思ってしまうのですが」とありますが、ご相談者さまの人生を大きく左右することで、なおかつご相談者さま本人が今、このタイミングで気になってしょうがないなら“私から”切り出さなければ、ほかの誰も切り出さないのでは?なので、時間があるときに「今、現時点で結婚について、どう考えてる?」って、フツーに聞くといいと思います。そのときの表情も含めて、答えがわかるわけだから。そこで感じたことで、判断すればいいんじゃないですか?だいたいね、恋愛での悩みって、わたくしなんかに聞くより、交際相手本人に直接聞けば解決(結果がどうであれ)する話が9割!彼に核心を突く話ができないでいるってことは、2人は形的には“恋人”ってことになってるかもしれないけれど、中身はスカスカですからね。そういう2人の関係は脆いです。なんでも話せる親友になることを目指すというか、まして結婚したいくらいのお相手なら「なにがなんでも彼と親友になるんだ!」と腹をくくって、言いにくいことを言い、聞きにくいことを聞くことで、強い絆をつくっていけるようになりますから。あ、もちろん、どんなナマな感情でも投げつけていいということではなく、礼儀正しく、敬意をもったうえで、というのは欠かせませんけどね。あとは、女性と違って男性にとって、とりわけ忙しい方にとって、LINEはあくまで連絡手段であり、気持ちを伝え合うツールではありません。リアルで会ったときの感触を大事にしてください。そして、彼は今、働き盛り。忙しいというのは、頑張っているということ。そこを理解し、応援してあげたほうが彼も喜んでくれます。間違っても「仕事と私、どっちが大事なの?」みたいなことは口にしないように。今の彼にとっては、仕事あっての自分、仕事あっての恋愛、結婚でしょうから。まあ、そんなわけです。自分の都合で結婚を焦るより、彼の親友を目指して、きちんと聞くべきことを聞いてくださいね。応援してます!!【お悩み募集しています。こちらからどうぞ!】※マガジンハウスの会員登録をしていただくことになります。藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)元リアル銀座のクラブのホステスを経て、占い師・開運アドバイザー。著書に『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)。anan web上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママとしてお悩み相談「クラブ佑雪」、『TABI LABO』で「目覚めよ! 恋愛力 藤島佑雪のLOVE占い」など連載多数。©Constantinis/Gettyimages©Cavan Images/Gettyimages文・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子
2022年02月21日結婚相手に選ぶなら、一緒にいて安心できる頼もしい男性がいい!と考える人は多いでしょう。付き合っている段階で、しっかり見極めておきたいですよね。そこで今回は、「頼れる夫」になる男性の特徴を紹介します。「先読み」してくれる「真夏の暑さで体調が悪くなったとき、すぐに察知してお水とか氷を持ってきてくれた先輩がいて、本当に心強かったです。先読みして気遣いができる人は素敵だなって感じますね」(20代・女性・インストラクター)先読みができる男性は、観察力があって、相手の気持ちを考えられる人なのかも。言われたことだけをやるのではなく、相手がどうしてほしいのかを察して動こうとしてくれるので、一緒にいるととても頼りになることでしょう。あなたが喜ぶようなことや欲していることを、先読みしてさりげなくやってくれるのは、それだけあなたへの愛情が深い証拠かも!基本的に「打たれ強い」「ショックなことがあってもヘコたれない男性は、すごく強い人だと思いますね。なんとか耐えながらも前向きになろうとする姿はカッコイイです」(30代・女性・商社)うまくいかないことがあったときには誰でも落ち込むもの。ですが、いつまでもウジウジしていたら、周りの人に迷惑をかけてしまうこともあるかも。そんなときでもしっかりと気持ちを切り替えて、どう対処すればいいのかを考えられる人はきっとタフな心の持ち主のはず。打たれ強さがあれば、たとえ家庭内でトラブルが起きた場合でも、なんとかして乗り切ろうとする姿勢を見せてくれる、頼りがいのある夫になる可能性が高いでしょう。「いざというとき」に心強い「変な人にからまれたときに守ってくれたり、家の水道が故障したときもすぐに来てくれたり、夫は付き合っていた頃からとにかく頼りになる人でした。今でも色々と助けられています」(20代・女性・IT)いざというときにどういう対応をするのかは、頼れる男性かどうかを見抜くうえでとても重要なポイント。オロオロしたり、パニックを起こしたりするのではなく、落ち着いて冷静な行動が取れる男性は、魅力的に見えますよね。何よりも、あなたのことを守ろうとしてくれるのなら、これからもずっと大切にしてくれる可能性大!いつも「行動」で示す「リーダーシップを行動で示せる男性は、やっぱりみんなから頼りにされますよね。結婚してもちゃんと引っ張ってくれる夫になる想像がしやすいです」(30代・女性・出版)いくら言葉でカッコイイことを言っても、実際に何もしてくれないのであれば意味がありません。大事なのは、口先だけではなく、ちゃんと行動で示してくれること。自ら考えて動き、責任感を持っている男性は、結婚してからも家庭のために積極的に動いてくれる人でしょう。「頼れる夫」になる男性に共通するのは、“相手のことをよく見て行動する”ことのようです。結婚生活を送っていくうえでは、色々な問題が起こってしまうもの。そんなときに、夫が頼りがいのある人だったらとても心強いことでしょう。ふたりで力を合わせれば困難だって乗り越えていけるはずです。©Ridofranz/gettyimages©Georgijevic/gettyimages文・山田周平
2022年02月20日真由香さん(仮名・30歳女性)は、妊娠を義母に伝えたときに告げられた「おばあちゃんって呼ばないで」という衝撃的な言葉がずっと頭から離れずにいました。ショックのあまり、そのことを夫にも打ち明けられず、モヤモヤした気持ちをひとりで抱え続けたまま、出産予定日を迎えたそう。今回は、メンタル心理カウンセラーの並木まきが、その後の結末について真由香さんにうかがいました。母子ともに無事に出産を終え…しかし義母は面会にも来ず「出産予定日を少し過ぎて、無事に出産を終えました。特に問題もなく退院の日を迎えましたが、入院中は夫や実の両親は何度もお見舞いに来てくれたのに、義母は私と娘の顔を見るのも嫌だったのか、一度も病院に来ることはありませんでした。妊娠中に告げられたショッキングな言葉の件もあり、病院に来られても笑顔で対応できる自信もなかったです。なので、義母が来なくて、それはそれでよかったのかもしれません」娘が生まれてからは、子育てに追われ始めた真由香さん。妊娠中には頭から離れなかった義母の言葉も、いつしか忙しさのおかげで忘れかけていたそうです。「まぁ、面会にも来なかったような義母ですし、孫ができても“私をおばあちゃんとは呼ぶな”と言ってきたような人ですから、頼るのはやめようって最初から決めていました。初めての育児は想像以上に大変で、しかも夫は夜勤も多い仕事で、イクメンってタイプでもなかったから、まさにワンオペ育児で大変な毎日でしたね」突然、義母が押しかけてきて…事態は思わぬ結末へそんなある日、アポイントメントなしに義母が真由香さんの自宅を訪れて、事態は急変します。「ピンポンが鳴ったので対応すると、そこには怖い顔をした義母の姿が。妊娠報告以来、連絡をとっていなかったので、なんで押しかけてきたのかわかりませんでしたが『開けなさい!』と怖い顔で言われたので、とりあえずオートロックを解除し、自宅に入れました」すると義母からは「あなた、なんで子どもを連れてこないの?私の孫でもあるのに、妊娠報告以来、何ひとつ連絡をよこさないなんて、何を考えているの!」と、真由香さんは大きな声で怒られたのだそう。「これには、さすがに驚きました! 私はてっきり、孫ができても嫁として認める気はない、と義母から宣言をされたと思っていましたが、その後、義母と話をしてみると、どうやら義母の言葉はそういう意味ではなく『“おばあちゃん”という言葉の響きが好きじゃないから、違う呼び方で呼ばせてね』という意味だったとのこと」つまり、真由香さんが数か月にわたって悩み続けた義母の言葉は、義母が真由香さんや孫を拒絶するという宣言ではなく、まだ50代の義母が「おばあちゃん」という呼び方に抵抗があるという意味で発せられたものだったそう!なかなか誤解が解ける機会がないまま、時間ばかりが過ぎてしまったとわかり、その日は義母と一緒に大笑いをしたそうです。まるで漫画やドラマのような展開ですが、嫁姑間では突発的に出た相手の言葉の真意がわからずに、誤解を抱いたまま年月が過ぎてしまうことも起こるのでしょう。真由香さんのケースでは、短期間で誤解が解けて笑い話になったようですから、一件落着で何よりですね。©Image taken by Mayte Torres/gettyimages©damircudic/gettyimages文・並木まき
2022年02月19日今回紹介するのは、長期間の妊活期間を経て子どもに恵まれ幸せの絶頂期に、義母の意味深な言葉によって長期にわたって深い悩みを抱えてしまった女性のエピソード。メンタル心理カウンセラーの並木まきが話を伺いました。妊娠早々、義母の言葉で奈落の底へ真由香さん(仮名・30歳女性)は、結婚4年目にして初めての妊娠。新婚当時から、妊活に励んでいたものの授からず「そろそろ本気で不妊治療を考えないとダメなのかな…」と考えていた矢先に自然に授かったとのこと。ずっと孫の誕生を楽しみにしていた実の両親や義父母には、妊娠がわかったその日に報告したそうです。「実の両親に報告したときは自分のことのように喜んでくれて、私も本当に嬉しかったです。『男の子でも女の子でもどちらでもいいから、とにかく元気に生まれてきてほしいね』なんて気が早い話もしました。それで気分が良くなった私は、その足で義父母に報告しに行きました。実家も義実家も電車で30分以内で行ける距離なので、妊娠初期の私でも気軽に行ける距離なのがよかったなと思いながら。ところが、義実家で妊娠を報告したら、思いもよらない衝撃的な言葉を浴びせられてしまったんです」妊娠の報告を聞いた瞬間は、義母も義父もとても喜んでくれ、「よかったわね」「頑張った甲斐があったわね」と、義母からも優しい言葉をかけてもらったとのこと。ところが、その直後に耳を疑う言葉が義母の口から飛び出します。夕食を食べている最中、冷たい顔をした義母から衝撃の一言が「その日は夫が残業だったので、そのまま義実家で私だけ食事をいただいて帰ることになったんですけど、食事の最中に怖い顔をした義母から『ところで、妊娠はめでたいけれど、私のことはおばあちゃんって呼ばないでね』という衝撃の言葉が飛び出してきたんです。もともと義母は、実の母と比較するとちょっと冷たいところのある人だと思っていたんです。だけど、妊娠がわかった日にこんなことを言ってくるなんて、耳を疑いましたね。妊娠したことを祝ってはくれたけれど、私は嫁として認められていないのかなとか、孫ができたからと言って義実家で大きな顔をするなと言っているのかなと不安な気持ちになりました。義父はその言葉が聞こえなかったかのように知らん顔をしているし、そのときは、あまりのショックで『わかりました…』と返事をするので精一杯でしたね」そのまま義父母とは他愛もない世間話をして、その日は義実家をあとにしたという真由香さん。しかし、心の中では「やはり義母は、想像以上に冷たい人だったんだな」と悲しい気持ちになったそうです。あまりにショックだったため、夫にはなかなか打ち明けられず、それからしばらくの間、真由香さんはこの問題をひとりで抱えることに。そして、あっという間に出産予定日を迎えました。妊娠を告げた直後に、義母から予期せぬショッキングな言葉が飛び出せば、不安な気持ちにもなりますよね。嫁姑の関係はなかなか本音をぶつけ合うのが難しいことも多く、傷ついた気持ちをその場で本人に伝えられずに苦しむ女性も少なくないようです。©Oscar Wong/gettyimages©Ziga Plahutar/gettyimages文・並木まき
2022年02月19日男性の中には、恋愛よりも仕事や趣味に没頭し、気づけば奥手で経験少なめのまま大人になってしまった人もいます。こうした男性は、普段なら恋愛対象として見ないかもしれませんが、実は関係を深めると素敵な側面もたくさんあります。今日はそういった奥手男性の良い面と注意したい面について、それぞれ紹介します。経験少なめの奥手男性と恋愛するメリットデメリット【おおしまりえの恋愛道場】vol. 159恋愛経験が少ない奥手の男性って、皆さんのまわりにもいたりしませんか?ちょっと口下手だったり、女性にとってはついていきにくい趣味に没頭していたりして、いつもなら恋愛対象として見る機会はないかもしれません。でも、そんな恋愛経験少なめの男性とお付き合いすると、良い面がたくさんあります。とはいえ注意すべき面もありますので、あわせて紹介していきます。奥手男性と恋愛するメリットまずはメリットから3つ、紹介していきます。彼らは恋愛経験があまりないからこそ、彼女ができたら大事にするし、安定した長い付き合いが叶いやすいケースが多いです。浮気のリスクが低い奥手男性の多くは、恋愛や異性とのフランクな絡みが苦手だったりします。だからこそ奥手と呼ばれるのですが、見方を変えれば浮気のリスクがとても少ないと言えます。以前奥手男性(ほぼ恋愛経験なし)と交際した女性に聞いたところ、女性の扱いといった当たり前のことを何も知らないからこそ、最初こそ失礼な態度もあったそうです。しかし根気強く、されたら嫌なこと、してほしいことを伝えた結果、自分も相手も心地よい関係が築けたと話します。自分の心地よさを詰め込んだ関係性ができる恋愛経験が少ない男性には、“女性はこういうもの”という先入観が、よくも悪くもなかったり、偏っていたりします。だからこそ、彼女になったらそれを1つ1つ正していく作業が必要です。これは考え方を変えると、自分の希望を伝えやすい関係を築きやすいとも言えます。とはいえ、デートは常に男性がおごるとか、ブランド物をしょっちゅう買ってもらいたいとか、そういう無茶なお願いはいけません(笑)。例えば、メールの頻度やデートの頻度、特別な日の過ごし方とか、恋愛をしていればよく男女で希望のズレが生じやすいシーンは、適切に伝えると、奥手男性との恋愛では希望が叶いやすいということです。安定した長い恋愛ができる奥手男性は、恋愛においては極めて受け身なことが多いため、お互いがある程度心地よく過ごせる距離感を築けたら、長く安定した恋愛が楽しめるケースが多いです。恋愛を新たに始めるって正直エネルギーが必要です。結婚を見据えた女性なら、こうした安定した恋愛相手を検討するのも、ありかもしれませんよ。奥手男性と恋愛する際の注意点続いては、奥手な男性との恋愛で注意すべき点を3つ紹介していきます。恋愛経験がそこまで豊富ではなく、奥手な性格の男性は、コミュニケーションや関係性の築き方にも注意点が必要です。ぜひ参考に、より良い関係づくりを目指してくださいね。男性発信の提案は少ないまず、恋愛経験が少ないからこそ、男性側からのデートやお店の提案はかなり少ないと思いましょう。提案してほしいなら、「こういう時はこうした提案をしてほしい」と、1つ1つ希望を伝えて、相手の常識をアップデートしていく必要があります。以前筆者が出会ったある奥手男性のエピソードを紹介します。彼は、女性にデートの候補店を出してと言われた際、なぜか5店舗全部イタリアンを選出していました。彼の中では、おしゃれ=イタリアンという鉄板の組み合わせがあったのでしょう。でも、複数候補を出す時は、異なったジャンルのお店も出せたら、なお良かったかもしれません。経験の少なさから、こうした独自のルールを奥手男性は持っています。彼女になった場合は、きちんと自分の希望があるときは伝え、相手に女性にとっての当たり前を、伝えてあげると良いでしょう。自分の世界を大事にするあまり寂しくなるかも奥手男性は恋愛には奥手ですが、だいたいの方が趣味にはすごく積極的だったりします。恋愛に向けるエネルギーを趣味に注いでいるんですね。だからこそ、付き合った後はその趣味の世界をある程度尊重してあげられないと、彼との関係は良くない方向に向かうかもしれません。もし一緒に少しでも楽しめそうならトライしてみて、難しそうなら、趣味の時間や趣味の人間関係を尊重してあげられたら良いですね。もちろんデート中も趣味のゲームから離れないといった場合は、時間の使い方を間違っていますから、きちんと線引きはしましょう。お互い心地よい関係を保つため、大事なものを尊重し合うことを忘れずに。感情的に伝えると関係が壊れる恋愛奥手男性の多くは、比較的口下手で寡黙な人も多いです。だからこそ、女性としては困ったときや感情的になったとき、相手にどう伝えたら良いか迷うかもしれません。伝える際に注意してほしいのが、恋愛奥手男性の多くは「気持ちを察する」という行為が苦手であることが多いです。女性が何かに不満を持ち感情的になっている時は、「ただただ不満の本質が分からないから聞いてるこっちが冷めていく…」なんてケースもあります。この場合、女性が不満感を持つことは否定しません。でも彼に対しては、「何に対して不満であり、どうしてほしいのか」といった“事柄”を中心にきちんと伝えるようにしましょう。ただ気持ちが消化できず聞いてほしいだけのときは、「不満を聞いてほしいだけ」だと自分のニーズを伝えましょう。そうでないと、いつまで経っても2人の心の距離は縮まらず、すれ違い続けます。そして男性も女性も、最後には「やっぱりわかりあえない」といった結論を出し、気持ちが冷めていってしまうこともあるのです。奥手男性との恋愛において、良い面と注意すべき点をそれぞれ紹介しました。奥手な男性は恋愛経験が少ないかもしれませんが、別の側面では情熱的だったり、独自の世界を持っていたりします。そうした良い面を尊重できれば、きっと素敵な関係が築けるものです。ぜひ素敵な恋愛を楽しんでください。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©Westend61/Gettyimages©nd3000/Gettyimages©Studio4/Gettyimages文・おおしまりえ
2022年02月17日恋愛経験ゼロのまま大人になってしまうと、自分にはいろいろ足りないところがあるのではないか…と引け目を感じる女性もいます。また、いざ恋愛しようと頑張ってみても、正解がわからずつまずいてしまうこともあるでしょう。今回はそんな不安感を少しでも和らげるために、恋愛経験ゼロの大人女性が、やってしまいがちな失敗を5つ、対策と合わせて紹介します。恋愛経験ゼロの大人女性が陥りがちな5つの失敗と対策【おおしまりえの恋愛道場】vol. 158気づいたら恋愛よりも夢中なことがあり、恋愛から遠ざかったまま。女子校育ちで男性がずっと苦手。小さい頃男性が怖いと感じる出来事があり、それ以来苦手意識がある。などなど、恋愛経験がゼロの女性にもさまざまな理由があります。近年は、なんと男女どちらも20代以降の恋愛経験ゼロ率が高まっている、というデータもあるんです。経験値や興味など、いろいろな理由から恋愛経験ゼロを脱しようと思った女性が、やってしまいがちな失敗と対策案を紹介します。男性のリアクションに過剰反応してしまう1つめは、「男性のリアクションに過剰反応してしまう」という落とし穴です。たとえばいいなと思った男性とご飯の約束をした際、前後の流れ次第で、いわゆる脈アリ・ナシは見えてくるものです。でも、恋愛経験がない女性の場合、ご飯に誘われたという1点だけを見て、過剰に期待を膨らませてしまう(または不安になってしまう)ことがあります。対策この場合は「ただの友達だったらどう解釈するか」「仕事相手とのやり取りだったら、いつもの自分はどんな感じか」を思い出してみてください。恋愛という特別な取り組みだから、緊張して過剰反応してしまうだけなんです。プチパニックになった時は、とにかく“いつもの自分”の振る舞いを思い出せるよう、別のシチュエーションの自分を意識的に想像してみましょう。経験がないから恋愛に対するベキ論が強いデートは男性から誘うベキデートは男性がおごるベキお店選びは女性がでしゃばるベキではない相手の負担になるような提案は避けるベキなどなど、恋愛経験が少ない人ほど、こうしたベキ論を多く抱えている傾向があります。こうしたベキ論が全くないと、それはそれで100%相手のペースの恋愛になるので良くないのですが、かといって知識や今まで見知った情報だけで恋愛というものを決めつけるのは危険です。そもそも恋愛のルールは、2人がOKを出したらどんなものでもOKです。過去に聞いたびっくりOKルールを紹介すると、「風俗やキャバクラは浮気に入らないからいい」といった、人によって嫌悪感を覚えるルールをOKとしていたカップルもいました。対策自分が思う恋愛の理想や思い込みは、他のカップルでも当たり前のルールとしてあるものなのか。一度確認してみましょう。こういう人はヤダ、こういう関係は無理、と思うことは否定しません。でもその思いが自分が心から拒否したいものなのか、世間一般の常識からくる感情なのかを考えたいところ。後者ならそれは手放した方がいい思い込みです。男性や恋愛がただ怖い恋愛経験がないまま大人になると、男性や恋愛に対するハードルは上がっていきます。そして知らないというハードルが高くなった結果、そこには怖さがつきまといます。さらに怖さを抱くことを恥ずかしいと思うと、人は相手に恐怖や恥ずかしさがばれないよう、隠すようになります。この仕組みは、誰にでも起きるものです。でも怖さや恥ずかしさは隠せば隠すほど、実はうまく取り繕わねばという考えになり、よりいっそう自分らしさが隠れ、取り繕った接し方になってしまいます。恋愛に置き換えると、素の自分が出せず、変に強がったりガマンをしてしまう状況が生まれます。対策自分の中で、男性への恐れや苦手意識があることを認め、そして恐怖心をしっかり一人の時に味わってみてください。過去に男性へのトラウマ経験がある方は、一人でやるのではなくカウンセリング等専門機関を頼ることもおすすめします。感情には時間軸がありません。つまり、怖いと思ったその気持ちは、自分でしっかり認識して消化させないと、10年後も20年後もずーっとあなたの中に住み続けるのです。過剰に受け入れたり拒否したりしてしまう恋愛経験がない人がやりがちな行為に、距離感のとり方を誤ってしまうということがあります。例えば、彼から無茶なお願いをされた時、適切に断れずに全部受け入れてしまうとか。逆にどう対処したらいいか分からず、すべてをシャットアウトするケースもあります。過去に聞いた話をご紹介すると、ある恋愛経験がない女性は、初めてできた彼の誕生日で、行きたいお店やデートコース、プレゼントの品物を細かく指定されたといいます(全額彼女のおごり想定)。彼の要求は合計すると2桁万円を超えており、普通なら断るか、もう少し内容を検討するようなものでした。しかし、彼女はこれをドキドキしながらも承諾。「正直なんで?って思ったけど、嫌われたくなかったし、大人のカップルってこういうものなのかなって思ったら言い返せなかった」と、彼女は後から話していました。対策恋愛に限らず、経験がないことで「自分がおかしいのかも」と思うシーンは誰にでもあるものです。こういう時は、一人で考えず、相手にきちんと聞くのがベスト。相手に聞けないなら、経験者に聞いてみるなどした方がいいでしょう。ご紹介した事例なら、「その金額って私には高すぎるんだけど、もう少しなんとかならない?」と彼に聞き、双方納得できる道を探った方がよかったでしょう。そもそも恋愛というのは、経験のアルナシに関わらず、誰にでもマイルールが存在します。このマイルールをお互い提示しあい、時に自分や相手を優先し合うことが「価値観を合わせる」ということであり、恋愛の醍醐味なのです。相手を頭の中で妄想して疲れる最後に紹介するのは、片想い中や恋愛初期によくある妄想モードの弊害です。例えば、好きな人と会って別れた後、彼の態度や言葉を思い出し「こういう意図があったかも」「こんな気持ちかも」と考え、ドキドキワクワク、ときに不安になる人もいます。こうした妄想モードはゼロにはできないのですが、できるだけしない方がいいものです。なぜなら、人はそのことを考えた時間分、相手に特別な感情を抱いたり、都合のよい解釈をしたりしがちだからです。例えば妄想すればするほど、「この人は自分のことが好きかも」と思い込みを強くしたり、逆に「この人とは無理に決まっている」と過剰に思い込んだりするのは、よく起きがちな問題です。対策どうしても妄想してしまう場合は、妄想した事柄を紙に書き出しましょう。この際も、事実・感情・解釈の3つに分けて書き出し、自分の妄想が行き過ぎているのか、それとも適切な想像の範囲なのかを確認した方がいいでしょう。文字に起こすメリットは、書き出すことで自分の妄想と少しだけ距離を取ることができる点です。想像はしても良いですが、現実の恋愛における妄想は百害あって一利なし!ぜひ正しい付き合い方を身に着けてくださいね。5つのやりがちな失敗と対策を紹介しました。恋愛していないことを引け目に感じていると、相手に素直な接し方ができず、こうした5つの失敗はより発動しやすくなったりもします。だからこそ、恋愛経験がないことをいったん受け止め、それでも真正面から普段の自分で接することができる相手をぜひゆっくり見つけてほしい。恋愛は、たった1人の心から愛し愛せる人に出会い、良い関係を育めればそれで良いのです。モテたり、経験をやみくもに積む必要はなし!恋愛に特別感を持たず、頑張ってください。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©alvarez/Gettyimages©Tara Moore/Gettyimages©PhotoAlto/Ale Ventura/Gettyimages文・おおしまりえ
2022年02月10日銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、自分の浮気癖が原因で彼にフラれたものの、未練が残り彼に連絡してしまう18歳女性。一方の彼は、付き合う気はなさそうだが別れる前と変わらず優しくて…。佑雪さんが、曖昧な関係のまま本命を作らない男性の本音を教えてくれます!お悩み:「自分の浮気で別れた元カレの、思わせぶりな態度の理由は?」【クラブ佑雪】vol. 228私にはマッチングアプリで知り合った別の大学にいる、ひとつ年上の元カレがいます。 最初は彼のアタックで付き合ったのですが、私の浮気癖が激しかったことで別れを切り出されてしまいました。私は未練たらたらで、別れてからも彼に連絡してしまうことがしばしばあるのですが、彼の対応が付き合ってた頃とまったく変わらないのです。普通にデート(二人きりでカラオケに行くなど)もしましたし、手をつないだりハグもしました。 私が別れてるのにこんなことしていいの? と聞くと 「うーん…」 と黙ってしまって答えてくれません。これって別れたと言えるのでしょうか。ただ体の関係がなくなっただけにしか思えないです。そして彼の友だちにそのことを相談しても、友だちもよくわからないと言っていました。 彼は好きでもない人と軽い気持ちで手をつないだりデートをするような人ではないのは確かなのですが。 私から望んでおいてなのですが、なんだかとてもモヤモヤします。 彼は一体どんな気持ちで私と接しているのでしょうか?(みあ18歳未婚学生)恋愛で犯した罪は、自分にそのまま返ってきますまあ、そのままなんじゃない?そのままっていうのは「好きだけど別れてるし、本気で再び付き合う気はない」ってことです。ていうかね、それはそうとして。「彼は好きでもない人と軽い気持ちで手をつないだりデートをするような人ではないのは確か」って、なんでわかるの? ご相談者さまは18歳にして、人間の表裏をそんなに見抜けるの?そこまで見抜けている自信があるとしたら、なんで彼の気持ちがわからないの?ね、いかがです? わたくしから、このように言われると矛盾が見えてきますよね?こういう男性は世の中に溢れかえっています。まず、彼にとって、ご相談者さまのことは見た目だったり、少なくとも表面的な性格は好みのタイプ。めでたく恋人になれて、彼も嬉しかったでしょうし、好きだったと思いますよ。それなのに、ご相談者さまに何度も浮気されたってことですよね?それは傷つきますし、信頼もなくなったでしょうし、なんなら女性不信にすらなってしまった可能性があります。だから、別れたし、今も付き合わないんでしょう。じゃあ、なぜ、今もデートするのか?まず、ひとつめには、彼に今、決まった人がいないということ。そして、第2に、表面的には今も好みのタイプのご相談者さまに好かれていることが嬉しいということ。男性は彼に限らず、いつだってモテていたいですからね!で、手をつなぐ。「あ、手をつなぐの、オッケーなんだ」。ハグする。「ハグもオッケーなんだ」と、ご相談者さまの自分への気持ちの度合いを確認しつつ、物理的、精神的にも満足を得ているわけです。ここまでは“好きなタイプ”の女性になら、できるんですよ。ただ、セックスは好きな人、少なくとも“自分を傷つけない人”としかしたくないんでしょうね。だから、ご相談者さまとはセックスしないのでは?また、傷つけられたくないし。それから、どこかで彼はご相談者さまのことを女性として見下していると思います。厳しいことを申し上げますが「簡単に浮気をする軽い女性」と思っているはずです。じゃなかったら、自分と復縁する気満々の元カノの気持ちをもてあそぶように、手をつないだりハグしたり、そもそもデートしたりなんて、しませんから。ご相談者さまへの態度はどう考えても「どうせ、ほかの男性とも気軽に遊ぶんでしょ?だったら、今、相手がいない僕とも遊んで大丈夫だよね?」みたいな思いが、彼にあるからなんです。要は彼の軽い欲望を満たす相手として、利用されているというのが現状のようです。悲しいですか?傷つきましたか?でもね、ご相談者さまは、それ以上の思いを彼にさせたんです。そのことを知ってください。独身であれば、何股かけようと、どれだけ浮気しようと法律で罪に問われることはありません。でも、恋において、浮気は人を傷つける罪です。重い重い重罪です。今、ご相談者さまはその罰を受けているのだと理解しましょうね。ご多幸、お祈り申し上げます。【お悩み募集しています。こちらからどうぞ!】※マガジンハウスの会員登録をしていただくことになります。藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)元リアル銀座のクラブのホステスを経て、占い師・開運アドバイザー。著書に『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)。anan web上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママとしてお悩み相談「クラブ佑雪」、『TABI LABO』で「目覚めよ! 恋愛力 藤島佑雪のLOVE占い」など連載多数。©pitchwayz/Gettyimages占い・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子
2022年02月07日絢子さん(仮名・32歳)は、幼馴染だった悟志さん(仮名)と結婚。幸せな生活を送れるかと思いきや、義母から愚痴や嫌味を言われる日々が続き、精神的に追い詰められるように。しかし、義母との関係にも一筋の光が見えてきたと言います。そこで今回は、絢子さんが義母との関係性を修復するまでの経緯を教えてもらいました。誰にも相談できず…「お義母さんの家は近所なので、夫とよく顔を出しに行っていました。ですが、会うたびに私だけ嫌味を言われるので会うのが苦痛になってきて。義母と会う直前に手が震えることもありました。私の両親に相談しようとも思いました。でも、昔から家族ぐるみの付き合いをしていただけに、関係を悪化させてしまうのではないかと思うと、気を遣って話せませんでしたね。その結果、一人で抱え込み、状況はどんどん悪化していって…。そんな中、再び地獄の食事会が催されることになりました」地獄の食事会へ「食事会は、今回も義母宅での開催でした。私の両親を招き、姉も仕事の合間に駆けつけてくれました。お義母さんが料理を作ってくれるのですが、私は元々料理が苦手なので、上手く手伝うことができません。とにかく食べ終わった食器を片付けること、そしてトイレや玄関などの乱れを整えることに徹しました。食事会後は、姉も両親も帰宅。後片付けに入るのですが、ここでまたお義母さんの愚痴や嫌味が始まりました」ついに救いの手が…!「いつもなら悟志さんはすぐ寝てしまうのですが、その日は起きていたんですね。片付けをしながらお義母さんから、こそっと『相変わらず何もできないのね』と嫌味を言われたその瞬間、悟志さんが『いい加減にしろ!』と声を上げたんです。『絢子は片付けや掃除をしてくれていただろう』と言ってくれました。『人には得手不得手があるのだから、それぞれが得意なことをすればいい。できたことをちゃんと評価するべきだ』と…。息子に責められ、お義母さんはシュンとしていましたね。悟志さんはちゃんと見てくれていたんだと、私は涙が出そうになりました」姉からもエールをもらって「後日食事会で姉が忘れていったものを届けに、久しぶりに2人でお茶をしました。そこで、突然『よくやっているね』と言われて。『私だったらすぐに怒って、あの場をかき乱しちゃうよ。絢子はちゃんと周りを見て行動できるから偉いね』と褒めてくれました。そこでやっと、今までのお義母さんにまつわる悩みを打ち明けることができました。姉が言うには、『あの人は寂しがり屋なんだ』と。夫に先立たれ、息子も出て行き、一人で心細いから、私に当たってしまうのだとアドバイスをくれました。悟志さんの言葉もあり、お義母さんからほとんど文句を言われなくなりました。私自身お義母さんを避けるのではなく、あえて積極的にコミュニケーションを取っていくことで、今では近すぎず遠すぎずのいい関係性を築けていると思います。今まで意識したことはありませんでしたが、私は負けず嫌いだったみたいです。そしてなにより、ちゃんと自分のことを見てくれている人が周りにいることに感謝しましたね。やっぱり姉は偉大でしたが、私には別の魅力があるのだと気づけました」義母に愚痴を言われ続けた“30代妻の告白”をご紹介しました。一生懸命頑張っていれば、いつか誰かが救いの手を差し伸べてくれるものです。責められたときに、「私はダメなんだ…」と全て受け止めて嘆くのではなく、「この人はどうしてそんなことを言うんだろう」とその人の心境を考えることで開かれる道もあるのでしょう。人によって魅力は違います。自分の力を信じて、自分の描く理想の未来を目指していきたいですね。©Alexey_M/gettyimages©Hinterhaus Productions/gettyimages文・塚田牧夫
2022年02月04日結婚後に「義母から怒られるようになった」「お義母さんとの会話が続かない」など、嫁姑問題で悩まされることは少なくありません。なかには、そのストレスが大きくなり、日常生活に支障をきたすケースも…。絢子さん(仮名・32歳)も、義母との関係が上手くいっていなかった一人。身近な人物と比較され続け、悩んでいたのだそう。そこで今回は、彼女に義母との関係が崩れ始めたきっかけを教えてもらいました。夫とは幼馴染で「私にはひとつ年上の姉、順子(仮名)がいます。姉は昔から活発で、勉強もできて、生徒会長までこなすマルチなタイプでした。私はその逆。控えめな性格で、どちらかというとインドア派。美術部に入って一人で絵を描いているのが落ちつくタイプです。周りからはよく『お姉ちゃんと似てないね』と言われてきました。そして、近所に住んでいたのが、のちに私の夫となる悟志さん(仮名)です。悟志さんはサッカー部で、どちらかと言えば姉に近い人でした。3人は近所ということもあり、幼稚園から中学まで一緒。小さい頃はよく3人で遊んでいました」実家に戻ってきたのがキッカケに「私は大学を卒業して、一般企業の会社員に。実家暮らしで、平穏な日々を過ごしていました。姉は実家を出て、一人暮らしを。大手製薬会社に勤め、営業としてバリバリ働いていました。悟志さんは家を出ていたんですが、お父さんが亡くなり、実家に戻ってきました。そこからよく顔を合わせるようになりましたね。そしてあるとき、姉も一緒に3人で食事をしようということになったんです。でも当日、姉は仕事があり途中で抜けてしまい、悟志さんと2人きりになりました。気まずかったんですが、実は悟志さんも美術館巡りが好きで、私と趣味が合ったんです。そこから少しずつ距離が縮まり、結婚に至りました。今思えば、3人で食事していたときに姉だけ先に抜けたのは、私たちを2人だけにしようという配慮だったのではないかと思います」家族ぐるみで付き合いも…「結婚後は、2人で実家近くに家を借りました。だから、お義母さんの家にもお邪魔していたんですね。ただ、あまり歓迎されていない雰囲気を感じていました。元々家族ぐるみの付き合いもありましたが、結婚してからは年に1~2回食事会が催されるようになって。そこには姉も仕事の合間に駆けつけて、テキパキと準備を手伝ってくれます。逆に私は何をしていいか分からず、アワアワしてしまって…。そんなどんくさい私を見かねてか、お義母さんから『いいから座ってて』と言われ、ただ参加しているだけの状況になりました」義母との地獄の時間「義母宅で食事をすると、悟志さんはお酒が入ってすぐに寝てしまうのですが、私は残って片付けを手伝うようにしています。そうなると、お義母さんの愚痴が始まります。『あそこはもっと絢子さんに動いてほしかった』『絢子さんはもっと気を遣うべき』など、『座ってて』と言っていたわりにチクチク言ってくるんです。さらに、いつもきまって『順ちゃんはすごい』と姉を褒めだします。『頭もいいし料理もできる』と。きわめつけは、『順ちゃんが悟志と結婚してくれればよかったのに』とまで…。ほかにも、『どうしてあなたはできないの?』と尋ねてくることも。そして、そういった義母からのダメ出しは義実家を訪れるたびに増えていきました」姉にコンプレックスを抱く“30代妻の告白”をご紹介しました。大事な夫の母親であるため、なかなか強く反論することができなかったのでしょう。しかし、センシティブなコンプレックスについて責められると受けるショックも大きく、絢子さんとしても次第に義母に会うのが苦痛になってきてしまったそうです。©kazuma seki/gettyimages©Rawpixel/gettyimages文・塚田牧夫
2022年02月04日恋愛マスター、”メス力”でおなじみの恋愛コラムニスト・神崎メリさんによる、いまどき恋愛講座。今回は「ど本命彼女」の特徴を紹介します。ど本命彼女として愛される女性は感謝をする習慣がある本命彼女よりもより男性の心を掴んで離さない「ど本命彼女」。追われ、尽くされ、大切に愛しまれる対象である「ど本命彼女」たちは揃いも揃って感謝上手です。しかもただ感謝するだけではありません。あることを習慣化することによって、感謝の気持ちを男性の心により響かせる技術を持っているのです!貴女も彼への感謝の伝え方、アップデートしてみませんか?愛される女とその他の女の違いはどこにあるの?好きな人から愛される女性になるためには、まず男性心理をしっかりと学ばなくてはいけません。これはいつもお伝えしているのですが、男心を掴み愛情を育むのは料理の腕を磨くのと同じようなことなのです。美味しい食材を買ってきたとしても、適当に調理して焦げ付かせてしまったり、アク抜きの一手間を「まっイイか!」と省略した暁には、「…なんかマッズ!うわ〜食材無駄にしたわ…」と無惨な結果に終わってしまうでしょう…。うまくいく恋愛というのは「おクズ様」(貴女を大切にする気のない不誠実な男性のこと、腐った食材と同じで調理不可)を相手にしないことは大前提として、男女の違いをしっかりと学んだ上でのふるまいで完成されます。ステキな男性(美味しい食材)×男性心理を学んで実践(正しい調理法)=ど本命彼女というわけなのです。愛される女になる方法とは、実は超シンプルなのですが「まっイイか!」と自己流で恋愛して事故る人が多いことはお伝えしておきましょう(合掌)。さて、「ど本命彼女」になる上で一番大切な男性心理をご存知でしょうか?感謝上手な女から男が離れられない理由男性は「彼女の役に立っている」という実感を求めるイキモノです。一方女性が恋愛において心が満たされるのは、「彼氏に愛されている」という感覚。この男女の微妙な差をまずは知っておくことが大切です(落とし穴はここやで!)。すなわち男性は女性(彼女)の役に立って感謝されたいと切望しているということなのです。ここに気がつかずに多くの女性は下記のようなことをやらかしてしまいます。男性が女性のために一肌脱いで何かした時に(ドアを開けてあげたとか些細なことも)、女性は自分目線でこう判断します。1私が愛情を感じるのは大切にされたとき(きっと彼も同じに違いない)2彼が私に気を遣ってくれた3彼を大切にできてない!申し訳ない!そして思わず「ごめん!自分でするからいいのに〜」。男性はこういう反応をされたときこう感じます。1俺が愛情を感じるのは彼女の役にたって感謝された時2彼女が「ごめん」って受け取ってくれなかった3役に立てない男ですよ、どうせ俺は…(涙)こうしてお互いを自分目線で思いやるがゆえにすれ違ってしまうのです…(大切にされたいのに、彼を大切にできてないって謎の罪悪感が生まれるのよね〜)。受け取り上手な女性はここで「ありがと〜」と返すことができます。男性は自分がしたことに「ありがとう」と感謝をされ続ける限り、男心が満たされて彼女を大切にしてしまうというわけです。そして実は「ど本命彼女」として愛される女性は、もう1ランク上の「ありがとう」を伝えているのです!思い出し感謝で嬉しさ倍増貴女はこんな経験はありませんか?友人に誕生日プレゼントをあげて(ありがと〜)、それを忘れた頃に、「そういえば、前にメリ子にもらったIPSAのアイブロウパウダーめちゃよかったからリピ買いしたよ!」と思い出したように絶賛コメント。「え〜!うれしい!あれ選んでよかった〜」とこちらも満たされますよね。「ど本命彼女」は日常的にこれを実践しているのです。しかもプレゼントなど大きな出来事への感謝だけではありません。日常の些細なことにも「そういえば」と思い出し感謝を伝えることができます。すると男性から「もっと〜してあげたい!」と常に大切にされるようになるのです。その結果、彼女の役に立ちたい男心と、彼氏に大切にされたい女心のどちらもが満たされることになるのです(ど本命恋愛の円満ループな)。さてさて、「彼氏にどんなことを感謝したらいいのか、わからないんですが…」と疑問に感じた貴女!今日からスマホのメモ機能でも、手帳でもなんでもいいので、「彼氏がしてくれたことメモ」を習慣化してください!自分に対しての習慣彼氏がこんなことをしてくれたらメモしよう!好きなおやつを買っていてくれたいつもソファ側を譲ってくれる好きな食べ物や飲み物を覚えていてくれるドアを開けてくれる駅まで迎えにきてくれる一例です。「彼が〜してくれた」ことに目を光らせてメモしてください。相手に対しての習慣会う前にメモを読み返して「今日はあれ伝えよ」と頭に入れておくあたかも思い出したかのように「そういえば前〜してくれたの嬉しかった」と伝える「前に連れて行ってくれたお店、美味しかった!」とよき感想を伝えるここで注意点です。彼が好きと言ってくれるLINEをくれる会ってくれるこの辺のことに関してはあまり「ありがとう」と伝えるべきではありません。何故なら彼は自分が会いたくて会っている(LINEしている)のです。ここで彼女から「私と会ってくれてありがとう(うるうる)」と言われてしまうと、「あれ… 俺って追われているのかな?」という感覚になってしまいます。男性は自分が追われる立場だと、途端に気持ちが落ち着いてしまうもの。会うことや連絡についての感謝は基本不要です。例えば、「いつも遅くまで仕事で疲れてるのに、必ずおやすみってくれるよね」「いつも私の家の方まで来てくれるよね!ありがと!」など、わざわざ感のある時は感謝を伝えてもOKでしょう。この「彼がしてくれたことメモ」習慣は、貴女のメンタルを支えてくれる役割になってくれる日がきます。彼に対してイライラしたときなんかにぜひ読み返してください。「彼の悪いところばっかり見てたけど、こんなに大切にされてるじゃん…」と冷静になって、相手への感謝の気持ちが湧いてきますよ。尚、最初にお伝えしているようにくれぐれも「おクズ様」の数少ないいい所探しには使わないでくださいね。感謝の気持ちを持ち続けて、伝え続ける。ときに「え?そんなことあったね!覚えててくれたんだ!」と男性にサプライズ感覚をプレゼントしながら。感謝上手のメモ習慣を実践して離れられない女性になってくださいね!神崎メリ(かんざき めり)恋愛コラムニスト。1981年生まれ。ドイツ人の父と日本人の母の間に生まれる。自身の離婚・再婚・出産という経験から「男心に寄り添いながらも、媚びずに女性として凛として生きる力」を「メス力(りょく)」と名付け、SNS やブログにて発信、瞬く間に人気が広がり、現在ブログは月間200万PV、SNSフォロワー累計28万人。コメント欄には共感の声が殺到、恋愛に悩む幅広い年齢層の女性たちから厚い信頼と支持を集めている。2021年11月刊行の最新刊『なぜかいつも「ど本命」に愛される女性の4つの習慣』(永岡書店)など著書も多数。©PeopleImages/Getty Images©jacoblund/Getty Images©svetikd/Getty Images©nd3000/Getty Images文・神崎メリ
2022年02月03日付き合いそうで付き合えない、そんな宙ぶらりんな状態に陥ることもあるかもしれません。美春さん(仮名・28歳)も、俊和さん(仮名)と交際寸前になりながらも、その先になかなか進めなかった1人。さらに、彼を怒らせてしまった後に、とてもショックな出来事が起きたそう。今回は美春さんに、彼との関係がどのように決着したのか、詳しく教えてもらいました。あと一歩縮まらない距離「ホテルからの帰り道に彼の友達と遭遇したとき、そこで社交性が高く見えるように頑張って振る舞ったんですが、後から彼に“彼女ヅラするの、やめてくれる?”と怒られました。その日は気まずいまま別れることになり、“あぁ彼との関係も終わったんだな…”と思っていたんです。しかし、予想とは裏腹に、数日後に彼からLINEが来ました。そして、直接会って話すことになり、彼は“この前は申し訳ない”と謝ってくれたんです。私に頭を下げてくれた彼の姿を見て、改めて彼のことが好きなんだと感じました。さらに、“これでもっと関係を深めることができた”とも思えたのですが、その後も、彼が交際を明言してくれるような場面は訪れませんでした。彼との曖昧な関係が続いていたなか、そういえば、彼の家に行ったことがないと思い、“どこに住んでるの?”と尋ねたことがあるんです。そうすると、“辺りだよ”と曖昧に答えられるだけ。何をしても、彼とはあと一歩の距離を縮めることができませんでした」首にキスマークを発見「彼とホテルに行った日。俊和さんは疲れていたのか、ベッドですぐに眠ってしまったんですね。裸でうつ伏せで寝ている彼の首元を見たときに、あるものを発見しました。それは、キスマーク。最初はアザかなとも思ったんですが、色といい大きさといい、キスマークだと思いましたね。そこで、急に不安が押し寄せてきたんです。咄嗟に彼が寝ていることを確認したうえで、彼のスマホを手に取り、指紋認証を解除。彼のLINEを覗くと、女性とのやり取りが出てきたんです!」彼に婚約者がいることを知り…「そのLINEは、私とは違い親密なやり取りもされていました。遡って見ていると、“結婚”という文字まで出てきました。さらに、出会ったころに連れて行ってくれた人気のイタリア料理店は、もともとは彼女と行く予定だったこと。さらに、彼女が行けなくなったために、私を誘っていたということまでわかっちゃいました。そのときは、ショックが大きすぎて、しばらく呆然としていましたね…」最後の決断「しばらくして、俊和さんからは、“もう会わないほうがいい”と連絡が来ました。このまま関係を続けても、先はないからとのことでした。そこで私はすかさず、“彼女とうまくいってるんだね”と送りました。すると、“なんのこと?”と、“彼女なんていないよ”とトボけてきたんです。そのときになって、やっと目が覚めましたね。彼は誠実さのカケラもないんだと。その後、私は彼のLINEをブロック。彼との関係を終わらせることにしたんです。しばらく経ってから、俊和さんの彼女だという女性からSNSで連絡が来て、彼との関係について聞かれました。そこで正直に今はもう別れたことや、彼は“彼女はいない”と言いながら、私と会っていたことを伝えました。すると、その女性は“正直に話してくれてありがとう”、“おかげで私も彼との関係にケジメをつける決意ができました”と連絡がありました。その後、その女性から彼の浮気を理由に婚約破棄をしたことと、それに対し彼がかなり狼狽していたことなどを聞きました。私はというと、しばらくは立ち直れず、家に引きこもる日が続いていました。しかし、そんな私を見かねた友人が男性を紹介してくれ、その彼と付き合うことができ、いまは新しい彼氏ととても幸せな時間を過ごしています。今思うと、なんであんな不誠実な男性と関係を持っていたのか、不思議でなりません…」“彼に裏切られ、本命になれなかった女性の告白”をご紹介しました。交際寸前までいった相手との別れ際には、強い未練が残るかもしれません。とはいえ、そのまま彼との関係をズルズルと続けていても明るい未来は待っていなかったでしょう。そこで彼をスパッと断ち切る選択をしたからこそ、美香さんは、新しい彼氏と幸せを掴むことができたのかもしれませんね。©PansLaos/gettyimages©shisu_ka/gettyimages文・塚田牧夫
2022年02月02日出会ったときからお互いに印象が良く、もしかしたら付き合うかもしれない…と予感することもあるでしょう。美春さん(仮名・28歳)はそんな出会いをしましたが、あるとき雲行きが怪しくなったとのこと。今回は、美春さんに当時の彼との出会いからその後の予期せぬ展開までを教えてもらいました。出会いは「立ち飲みバー」「あるとき、女友だちと2人で飲みに行くことになり、オープンしたばかりの立ち飲みバーに入ったんですね。店内はすごく混んでいました。入れないかな…と思っていたら、“ここ空いてますよ”と、とある男性が声をかけてくれたんです。男性は2人で来ていて、自然な流れで一緒に飲むことになりました。2人とも会計士事務所で働いているとのことで、真面目で爽やかな印象でしたね。私は2人のうち、最初に声をかけてくれた俊和さん(仮名)という男性のほうに興味を持ちました。そこで、好きな異性のタイプの話になり、俊和さんは“ノリのいい人”と言ったんです。続けて、“社交性があって周りとすぐに仲良くなれるような人がいい”と言っていたのが、すごく印象に残りました」テンションを上げて「社交性」をアピール「後日、俊和さんから食事のお誘いLINEが来ました。なんでも、“人気店の予約が偶然取れた”と言うんです。俊和さんが言うには、そのお店は予約しても3か月待ちになるほどの人気店だと。そんなお店に私を誘ってくれるなんて嬉しいじゃないですか。だから、喜んでOKしました。そのお店はイタリアンで、評判通りの料理のおいしさ。彼の言っていた“社交性のある女性がいい”という言葉を思い出し、普段よりもテンションを上げて、店員さんに声をかけたり、社交性をアピールしていました。しかし、後からわかったことですが、このお店は元々俊和さんが別の女性と行く予定だったところ。その女性にキャンセルされたために、私を誘っていたことが後で判明するのです」ホテル帰りに手をつないで歩いていると…「2回目の食事のあと、ホテルに行きました。その頃、私は“このまま彼と付き合うことになるんだろうな…”ってうっすらと思っていたんです。そんなこと考えながら歩いていた、ホテルの帰り道。俊和さんと手をつないで駅に向かっていたんですが、急にパッと振りほどかれたんです。そして、向こうから歩いてくる男性に“おう”と声をかけました。俊和さんの友だちのようでした。その友だちは私に、“もしかして、俊和の彼女~?”と聞いてきました。ここで私は、社交性をアピールしようと思い、“どうでしょ~”と微笑みながら返したんです。続けて、“飲みに行こう”と言われたので、“ぜひ行きましょう!”と返しておきました。その日は時間が遅かったので、俊和さんの友人とはその場で別れました。でも、十分に社交性をアピールでき、彼の好みに近づけたのでは?なんて勝手に思っていました」「彼女ヅラするの、やめてくれる?」と告げられ…「そこから駅へと向かう途中、彼が急に黙り始めたんです。何か考え事をしているのかなと思い、私も黙って歩いていました。そして、駅に着いてホームに出ると、“ちょっといい?”とホームの端のほうに連れていかれたんです。もしかして、告白される!?とドキドキしていたら、突然、“彼女ヅラするの、やめてくれる?”と、彼に冷たく言われました。さらに、“ああいうところで出しゃばられると、イラッとするんだよね”と言うんです。その日はそのまま電車に乗って、気まずいまま別れることに。“あぁ、彼との関係はこれで終わったんだ…”と思いましたね」“ホテル帰りに予想外のひと言を浴びせられた女性の体験”をご紹介しました。彼のタイプの女性になるために努力していたものの、思いがけない形で覆された女性のお話。初対面で相手のことを詳しく知らないときは、話をすぐに鵜呑みにしないほうがいいのかもしれませんね…。©prostockvideos/gettyimages©AntonioGuillem/gettyimages文・塚田牧夫
2022年02月01日銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、つまらないことで彼をフってしまった50歳女性。ヨリを戻したくとも彼のリアクションはそっけなくて…。佑雪さんが、男性の「本命彼女」と「遊びの女」への対応の違いを教えてくれます!お悩み:「自分から腹を立ててフッた彼と、復縁したいのですが」【クラブ佑雪】vol. 227あまり連絡してこない彼に腹が立ち、別れることに。つまらないことで怒ってしまったことに時間が経つにつれて寂しくなり、またやり直せたらと1か月経った頃に連絡をしたら「今月は予定が詰まっているから、また来月にでもごはん行こう!」と言われ、いつ頃になるか聞いてみると「落ち着いたら連絡するわ」と言われました。それからしばらく連絡がなく、こういった場合どのくらいの期間待つのがいいでしょうか?彼は忙しい経営者さんなので、普段から3〜4日連絡ない人なのですが。 ダラダラ待つのも時間の無駄かと思うのですが。(ヨギー50歳未婚か既婚かバツイチか不明役員)ご自身の扱われ方を客観視されてはいかが?なんですか? このお悩みは? 匂い的に独身同士って感じもしないから、W不倫かお相手だけ既婚者とか、そういう感じでしょうか? 正直、そういう匂いしかしないのでそういう前提でお話を進めさせていただきますね。ていうか、この男性の反応。不倫でもそうじゃなくても、完全に対応が“遊びの女性にしかしない対応”じゃない? 別に別れたことも、彼にとってはそこまでダメージじゃなさそうですしね。「たまにセックスする相手が1人消えた」くらいな感じで「また、別の探せばいっか」、なんなら「ほかに2、3人いるし」みたいな本音が、行間から聞こえてくるのはわたくしだけじゃないはず! もしかして、聞こえてないのはご相談者さま及び、ご相談者さまと似たような状況にある方々だけだったりして…。「落ち着いたら連絡するわ」ですが、お相手はお忙しい方なんですよね?で、いまだ連絡がないんですよね?つまり落ち着いてないってことなんでしょう。仕事にプライベートに、さまざまな予定が入っているんでしょうが、もしも、ですよ?もしも、彼にとって、ご相談者さまの優先順位が高ければ、「君はいつ頃なら空いてる?そこに合わせて調整するから」っていう、ひと言があって然るべきなんですけど、ないんですよね?ここでお相手がヒマな人だったら、ヒマで「おもしろいことないかな〜」みたいなときに何人か連絡してみて、全員断られたりしたとき、最後に「そういえば…」って感じで、ご相談者さまに連絡してくるわけですよ。そこまでにそんなに期間は要さないと思います。でも、彼は忙しいじゃないですか。そうなると次々、予定が突っ込まれてきますから、気づいたら毎日が忙しくて、毎日が余裕なくて、ご相談者さまのことを思い出す隙もなくなってるんじゃないですか?また、忙しければ忙しいほど、経営者という立場であれば、新しい方と出会うこともあるでしょうから、出会いもあるでしょうしねぇ。また、そこまで優先順位の高くなかったご相談者から、連絡頻度が少ないという理由でキレられたら、なんか、めんどくさいじゃないですか。結局、復活したところで、また、突発的にキレられるわけですから(断定)。ええ、わたくしが断定する以上に、彼のほうではもっと強い確信をもって断定してますよ。で、彼を含め、多くの男性は付き合う女性に対して、常に安定して穏やかな性格を望みますから。ヒマだったら、まだそれもエンタメとして楽しんでくれるかもしれませんが、忙しいところに、それをやられたら距離を置きたくなってとうぜん。なので「こういった場合どのくらいの期間待つのがいいでしょうか?」と言われましても、わたくしとしても、彼がよっぽどヒマで誰も相手にしてくれる人がいなくて、ご相談者さまがキレてきた記憶が薄まったタイミングじゃない?としかお答えのしようがないですね。アドバイス。そんなに手放したくないお相手なら、まして、お相手から優先順位が低い扱いをされているなら、ただの1度だってキレちゃダメです。というわけで、今後にこの学びを活かしていただけましたら幸いです。【お悩み募集しています。こちらからどうぞ!】※マガジンハウスの会員登録をしていただくことになります。藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)元リアル銀座のクラブのホステスを経て、占い師・開運アドバイザー。著書に『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)。anan web上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママとしてお悩み相談「クラブ佑雪」、『TABI LABO』で「目覚めよ! 恋愛力 藤島佑雪のLOVE占い」など連載多数。©JGI/Jamie Grill/Gettyimages文・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子
2022年01月31日妻の収入を頼り生活費もきちんと家に入れない夫。そんな夫の不倫を知った妻・涼香さん(仮名・30代後半)は、夫婦関係の修復に協力してもらうべく、息子を溺愛する義母にそのことを相談することに。しかし、事態はドロ沼の展開を迎えたのだそう。今回は、メンタル心理カウンセラーの並木まきがその後の展開について詳しく話を聞きました。義母に協力を求めるも「知らん顔」「夫が不倫をやめないまま、時間ばかりが過ぎていたので、私は義母に何度も相談しました。夫にも何度も話をしましたが『夜の生活に応じない君が悪い』という屁理屈を言って、不倫を正当化するだけ。さすがにこのままでは夫婦を続けられないと思い、義母からも夫に言ってもらうべく、当時の私は必死になっていました」ところが義母は、息子の悪行に関してはとことん知らん顔を貫き、それどころか夫の浮気に悩む涼香さんに対して「あなたのせいで息子がよその女性のところに行っちゃうのよ」などと、涼香さんを否定する発言を繰り返したそうです。解決の糸口が見つからず…離婚を選択そして、そんな生活が半年ほど続いた頃、身も心も疲れ果てた涼香さんは離婚を決意しました。「私は夫婦関係を修復したかったけれど、夫も開き直っているし、義母も息子の不倫を正当化するしで、もう無理だなって思ったんです。それに、たとえ今回のことを許しても、また不倫をするだろうなという気もしました。そこで、本当は離婚をしたくなかったけれど、一緒にいても不毛な関係が続くだけだと思い、離婚を申し出たんです。すると、あっさりと了承され、協議離婚が成立しました」夫の収入が低かったことから、「慰謝料を請求してももらえないだろう」と諦めていた涼香さん。そして、離婚が成立した3か月後、元夫が不倫相手と再婚したという話を風の噂で聞いたそうです。「なんだかバカにしているなって気がしますよね。こっちは色々悩んで不本意ながらも離婚を選んだのに、向こうは離婚して3か月でサクッと再婚しちゃうんだって呆れましたね」その後、元夫や義母のことは共通の知人からもあえて聞かないように過ごしていた涼香さんですが、結婚1年も経たないうちに再婚相手とも離婚に至ったという話を噂で耳にしたそう。「ああいう人は、反省をしないから同じ過ちを繰り返し続けるんだろうな」と、気の毒に感じたと語ります。「義母は義母で、自分が高齢になってきてひとり暮らしがつらくなってきたこともあり、新しい奥さんと息子と3人で暮らしたかったそうなんです。けど、その目論見も外れてしまったらしいですよ。やっぱり自分たちのことしか考えない人たちからは、人が離れていくんだなと思いましたね」一連のお話を伺ったあとに、「私は今、恋人もつくらずに、自分がしたいことだけをして、穏やかな日々を満喫している」と、涼香さんは嬉しそうに話してくれました。そして、いつかまた好きな人ができたら、交際や結婚を考えるかもしれないけれど、今は自分の好きなことだけをして楽しく過ごせる日々が訪れたことに心から喜んでいるようでした。©TwilightShow/gettyimages©yamasan/gettyimages文・並木まき
2022年01月28日結婚後に義母との関係に苦戦する人も少なくありません。涼香さん(仮名・30代後半)も、そんな経験をしたひとり。今回は、義母によって夫婦関係が悪化した女性から、メンタル心理カウンセラーの並木まきが話を聞きました。息子自慢が絶えない義母。しかし現実は…顔を合わせるたびに「うちの息子は優秀だから」「あんなにデキる男性は、なかなかいないわよね」などと、息子を褒めるようなことばかり口にしていた義母。そんな義母に対して、涼香さんは気になっていたことがありました。「義母の話と実態は、逆だったんですよね。夫は短期間で転職を繰り返して、収入も低め。生活費も入れたり入れなかったりで、私の収入がなければ安定した生活を送れていなかったと思います。でも、義母は息子の転職について『優秀だから、いろんなところから声がかかる』と理解していたようで…。しかし現実は、クビになったり左遷されるたびに別の職場を探しては移っていたという感じでした」夫のプライドと、義母に本当のことを話して波風を立てるのも面倒だと考え、あえて義母には真実を告げず、適当に話を合わせてきていたという涼香さん。しかし、夫のことを守っていた涼香さんの気持ちを踏み躙るような出来事が起き、状況は一変しました。夫の不倫が発覚…! 義母に真実をぶちまけると衝撃の一言が…「結婚2年目にして、夫の浮気が判明しました。夫はとにかく夜の営みが好きなタイプで、毎日でもしたいという人。一方の私は、仕事で疲れると、とてもそんな気分にはなれなかったのと、そんなにそういう行為を好む性格ではないので、夫の要望に応えられる日もあれば、断る日もありました。きっと、夫はそんな私に不満があったんでしょうね。そして、夫に浮気のことを問い詰めた結果、どこで知り合ったのかはわかりませんでしたが、かなり年下の女性と関係を持っていたことがわかりました」涼香さんは、夫の浮気が一時的なものなら許そうかとも考えたそう。しかし、不倫相手の女性とは数か月にわたって関係が続いており、一緒に旅行にも行った仲だと知り、「これは許すわけにいかない」と覚悟を決めたそうです。「長期間にわたり不倫をしていたとなると根深い問題だなと思いました。そこで、義母にもそのことを打ち明けたんです。そして、不倫のことを伝えるとともに、実は夫がクビになっては転職を繰り返していたことや、家庭に十分なお金を入れていないことをぶちまけました」すると、これまで息子を“優秀”と信じて疑わなかった義母には都合が悪かったのか、急に涼香さんに攻撃的な態度を見せてきたそうです。「息子の不倫を真剣に捉えてもらうことで、夫婦の関係修復に協力してもらえるかと思ったのに、それは大間違いでした。義母は私に『男性が不倫をするときは、たいてい妻に原因がある』と言い放ったんです」この出来事を機に、夫婦関係のみならず義母と涼香さんの関係も急激に悪化。そして、事態は最悪の方向へ進んでいってしまうのです。息子を溺愛する義母のなかには、息子のこととなると常識的な判断ができなくなる人も…。こういった場合、妻は予想以上に義母との関係に苦労することになるようです。©torwai/gettyimages©yamasan/gettyimages文・並木まき
2022年01月28日好きになった人がバツイチだった。大人になるほど、そんな出会いも増えるものです。離婚経験を否定的に見るか、気にしないかは人それぞれですが、もし彼との将来を考えるなら、今日紹介する3つのポイントは、必ず確認しておきましょう。バツイチ男性との恋愛、長続きのコツはこの3つをチェック【おおしまりえの恋愛道場】vol. 156好きになった人が過去に結婚・離婚経験のあるバツイチ男性だった。大人になるほど、こうした出会いも増えていくものです。離婚経験をポジティブに捉えるかネガティブに捉えるかは人それぞれですが、結婚を考えたお付き合いをする場合、やっぱり不安になる部分はあると思います。今回はそんな不安をしっかり解消して、いい関係を長く続けるために、押さえておきたい3つのチェックポイントを紹介していきます。ポイント1:なぜ離婚したか、本当の理由を確認離婚経験者とお付き合いする場合、おそらく多くの方が「なぜ離婚したのか?」という理由は確認していると思います。ただ、恋愛モードだからこそ確認が甘い場合もあります。例えば、「離婚原因は妻の浮気だ」と話す男性がいたとします。この場合、じゃあ悪いのは元奥さんだから彼は悪くないなと、それ以上聞かない人もいるでしょう。でも、果たしてそうでしょうか。ぜひ、相手とのいい関係を望むなら、もう少し踏み込んでみましょう。なぜ奥さんは浮気をしてしまったのか浮気がわかったとき、関係の再構築は考えなかったのか浮気がわかったとき、夫婦の関係はそもそもどうだったか例えば、上記のような詳細確認はしてみてもいいかもしれません。浮気という決定的な原因を作ったのは元奥さんだったとしても、そもそも当時の2人には、浮気に走るほどの関係悪化が裏側にはあったのかもしれません。その場合、関係悪化の原因は妻側のみということはなく、夫婦両方にあるはずです。例えば男性が家事や育児をまったくしない亭主関白な人だったとか、口論になるとモラハラ気質な部分があったとか。怖い理由も隠れているかもしれません。ここで「自分にも悪い部分があった」と非を認める男性と、断固として相手が悪いと言い張る男性にわかれるかもしれません。どちらがいいか悪いかという話ではなく、こうした突っ込まないと出てこない本音をきちんと直視することで、あなたと彼が将来いい関係を築けるか、見えてくるかもしれません。ポイント2:全員がハッピーな関係になっているかバツイチ男性の中には、前妻との間にお子さんがいらっしゃるケースも多いです。そして、多くの男性が養育費の支払いや定期的な面会交流をしている場合があります。関わり方は人それぞれですが、新たに交際をする女性の中には、こうした彼と実子&元妻との関係性に悩む方が少なくありません。自分との関係より、別れた妻やその子どもとの関係を優先されモヤモヤする養育費よりも、将来の2人のためにもっとお金を使ってほしいなどが悩みポイントのようです。こうした悩みを抱くことは否定しませんが、もし彼と結婚を見据えているのなら、あなたが一方的に不満を溜めるべきではありません。とはいえ、自分の意見を押し通すことが正解でもありません。バツイチ男性とお付き合いをしていくのであれば、彼とあなた、そしてお子さんや元奥さん、全員が納得できる未来を模索していく必要があります。例えば彼の面会が突然決まるためデートの計画が立てられない、なんて悩みがあれば、ある程度事前に日程調整をしてもらうことはできないのか、話し合う余地はあるでしょう。ほかにも、毎月の養育費の額に納得できないのであれば、自分の不満は妥当なのか、客観的なデータから見直すことから始めましょう。また彼がどういう気持ちでその金額を払っているのか、きちんと確認しながらお互い納得できるように話し合うことも大切です。こうしたやり取りなく、彼や元妻、そして子どもに対して不満をあなたが募らせていると、その恋愛は長い目で見てうまくいきません。自分も含め、この恋愛は全員がハッピーになるように動いているか、ちょっと確認してみましょう。ポイント3:恋愛のスタンスがあっているかバツイチ男性の中には、恋愛はしたいけどもう結婚はコリゴリと考えている人が少なくありません。恋愛はしたいけど結婚はしたくない。とても都合の良い考えに聞こえますが、それくらい彼も結婚で傷ついたということです。こうしたスタンスを知らず、結婚願望を抱いて彼とお付き合いしていると、1年2年もすると関係がこじれ始めます。筆者は過去にそういった相談を受けたことがありますが、結婚したくないというスタンスの男性を変えるのは難しく、予防策としてできることは、付き合う段階できちんと結婚や将来へのスタンスを確認しておくくらいです。また再婚への意思の確認だけでなく、デートの頻度や距離感などは、バツイチ男性関係なくしっかり確認しておくことをおすすめします。男女どちらも大人になるほど、自分の生活リズムをある程度尊重して恋愛したいと考える人が少なくありません。そうした希望を後から知るよりも、事前に把握し、納得できた方が、2人の関係はスムーズに深まるかもしれません。バツイチ男性との恋愛において、関係を長続きさせるために大事な3つのポイントをご紹介しました。恋愛は勢いも大事ですが、やっぱり“キモ”は押さえておかなくてはいけません。離婚という過去の経験を否定的に捉えるか、そうした経験もあるから今魅力的に相手を見ることができると考えるかはあなた次第です。ぜひ紹介した3つのキモを押さえて、良い恋愛を続けてくださいね。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©honey_and_milk/Gettyimages©PhotoAlto/Frederic Cirou/Gettyimages©Westend61/Gettyimages©Westend61/Gettyimages文・おおしまりえ
2022年01月28日リアル・モンスターワイフ、再び
シリーズ・モンスターワイフ
実録・ポジティブな離婚