婚活サポート・結婚相談所を経営している、作家の安本由佳さん。ご自身のインスタグラムに届くお悩みを毎週掲載します。リアルな婚活市場を取材してきた知見を生かし、恋愛、仕事、夫婦、家族、友だちなどいろいろな悩みにお答えします!お悩み:彼のスマホを盗み見たら、やっぱり浮気していた!『安本由佳のお悩み相談室』では、個人のインスタグラムで募集し、回答してきた3,000を超えるお悩みアーカイブの中から、ananweb読者の皆さまにもぜひ共有したい内容をピックアップしてお届けしています。みなさまにとって、自分らしく幸せに生きるヒントになれば嬉しいです!さて、今回ご紹介したいお悩みはこちら。お悩み:1年付き合っている彼がいます。けれども最近、心ここにあらずだったり私への対応が雑で会う頻度もめっきり減りました。仕事が忙しいのかな、と深く考えないようにしていたのですが「やっぱり絶対におかしい」と感じ、ついスマホを盗み見してしまったんです。そうしたら…。どうやらナンパしたらしい女の子を、LINEで自分からしつこく誘っていました。相手の女性はあしらっていたし今のところ既成事実はなさそうですが、彼はしきりに「飲みに行こう」とか「家に行かせて」などと誘っていて、確実に浮気心があります。スマホを盗み見てしまった自分も悪いし、このまま何もなかったことにするべきなのでしょうか。しかし彼に対する不信感は消えそうになく、モヤモヤを抱えながら付き合っていく自信がありません。(28歳・会社員)彼の浮気を見つけたときの、2つの選択肢いまさら正論を言っても仕方がないのは承知で、それでも最初に言わせてください。彼や夫のスマホを盗み見るのはやめましょう!ただそうは言っても、相談者さんだってわかっていましたよね。見てはいけない、見たって良いことは一つもないことはわかっていて、それでもどうしようもない不安に駆られ、真実を確かめたくて盗み見てしまったんですよね。そして、知ってしまいました。彼が隠していた裏の顔…彼女をおざなりにしてまで、ナンパで出会った(らしい)女性に自らアプローチをかけ、あしらわれているにもかかわらずしきりに誘っていた事実をーー。いま、彼氏の浮気を知ってしまった相談者さんには2つの選択肢があります。1つは、まあこの程度なら…と水に流し、様子を見るという方法。「飲みに行こう」とか「家に行かせて」などと下心丸出しで誘っている彼には腹わたが煮えくりかえる思いですが、相手女性にその気がなくあしらわれているそうだし、やり取りから察するに、おそらく彼のほうも遊び相手を探しているだけ。本命彼女としてドンと構えることができるなら、真顔で「もし浮気してたら許さないから」と伝えるくらいのジャブは打ちつつ(笑)、彼がナンパ女性に飽きるのを待つのも手です。しかしこの一件以外にも、過去の女性関係や普段の言動から、相談者さんの中で彼に対する信頼が失われてしまっているとしたら…もはや水に流すのはお勧めしません。彼と別れたくない一心で見て見ぬふりをしたとしても、恋人関係において何より重要な信頼に傷がついた状態のままでは遅かれ早かれ破綻します。彼に対して言いたいことも言えず、不信感を抱きながら付き合いを続けるなんて不健全ですしね。この場合には、もう一つの選択肢を選ぶほかありません。逃げずに覚悟を決めて彼と真正面から向き合いましょう。失われた信頼を取り戻す、たった一つの方法は…確かにスマホを盗み見たことは相談者さんの過ちです。この点について言い訳の余地はありません。しかし元を辿れば、彼の不誠実な言動が相談者さんに不信感を抱かせ、恋人関係を続けるうえで欠かせない信頼が揺らいでしまった…最大の問題点はここにあるわけです。「近頃の言動が不誠実で、信用できずにスマホを見てしまった。あなたのことは好きだけど裏切られたという気持ちは消えない。信頼できないから、別れるしかないのかなと思ってる」ーー例えばこんなふうに、ハッキリと、まずは自分の考えを伝えてはどうでしょうか。彼のことが好きで別れたくなかったとしても、先述のとおり、信頼のないまま付き合いを続けたところで先は見えています。ここはプライドを持ち腹を括って、蔑ろにされてしまうような関係性にはノーを突きつけてください。もしかすると相談者さんの言葉を受けて、彼が自分の行いを反省し真摯に謝罪してくれるかもしれない。そうしたら、失われてしまった信頼をすぐに取り戻すのは難しくても、再構築の可能性を見出すことはできますよね。この場合は「二度と信用を裏切らないでほしい」と釘を刺したうえで、相談者さんも「スマホを見てしまってごめんね」と謝り、もう一度互いに信頼を積み重ねる努力をしましょう。これができたなら、二人の関係は以前よりずっと強固なものになります。ただしーー浮気心を制御できない男女というのは、パートナーの幸せより自身の欲を優先してしまう自制心の弱い人です。それゆえ、たとえ釘を刺したところで浮気癖は治らない可能性が高いのも事実…。とはいえ、彼も相談者さんを失いたくないわけですから、細心の注意と配慮を払うようにはなるはずで、一定の抑止力はあります。ちなみに、もし彼が謝罪するどころか自分のことを棚に上げてスマホを盗み見た相談者さんを一方的に責めたり、あろうことか逆ギレしてくるような相手だった時は、すぐさま自ら率先して離れてください。その彼は相談者さんを幸せにしません。むしろこれを機に見切りをつけたほうがいい相手です。どんなに好きな相手だったとしても、互いに信頼と思いやりの心が持てなければ、恋人同士でい続けることはできませんから。筆者紹介安本由佳 作家 / 婚活サポート・結婚相談所経営慶應義塾大学法学部卒。2016年〜2020年まで東京カレンダーWEBで執筆し「二子玉川の妻たちは」「私、港区女子になれない」などのヒット小説を生み出す。著書に、婚活に悩む女子200名に取材して執筆した「不機嫌な婚活(講談社文庫)」、モテ商社マンと港区女子の恋愛模様を描いた「恋と友情のあいだで(集英社)」がある。リアルな婚活市場を取材してきた知見と、特技の四柱推命鑑定を取り入れた親身なアドバイスで婚活サポート・結婚相談所も経営している。©Photographer, Basak Gurbuz Derman/Getty Images文・安本由佳
2023年04月08日婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第137回は、婚活していると出会う“男性”についてのエピソードです。なかでも、いまでも印象に残っている「婚活男性3選」その47をお届けします。1.甘えられる相手を探す男【結婚引き寄せ隊】vol. 137それは30代から40代の男女が集まる婚活パーティに参加したときのこと。その日は、どちらかというと男性は40代のほうが多いようで、女性は30代と40代が半々といった年齢層になっていました。定番の自己紹介からスタートして、ひとりずつと顔を合わせていったときに、自己紹介カードの好きな異性のタイプの欄に“包容力のある女性”と書いてある40代半ばのサラリーマンの方と対面。最初の自己紹介はだいたい時間が短く、仕事や趣味といった差し障りのない話ですぐ終わることが多いなか、「仕事ばかりしてきまして…」と話す私に、その男性は「自立してる女性っていいですよね」とこちらを気遣うような発言も多く、好印象でした。でも、フリータイムで、さっそくその男性からふたりで話したいと言われ、会話していると、だんだん違和感を覚えてきたのです。「できれば毎日膝枕して癒してほしい」だとか、「ボクがしてほしいことをなんでもやってほしい」だとか、いろいろな話を総合すると、どうやらその男性は女性に“甘えたい”様子。その男性は、自立した強そうな女性を長年かけて探しているそうで、なんだか私は頼れそうだと思われたのでしょうか…。初対面から、自分の理想像を全力で当てはめて寄り掛かろうとする年上男性なんて、無理です。有り難いのかどうなのか困惑しながら、これは器の小さい私の手に負えそうもないなと、その場限りのご縁となったのでした。2.むりやり関西弁の男それはシングルが集まる婚活飲み会に参加したときのこと。少人数での飲み会だったこともあり、慌ただしく自己紹介をすることもなく、落ち着いた雰囲気のなか、和気あいあいと会は進んでいきました。飲み会も半ばに差し掛かった頃、参加している男女の出身地の話になり、その会では偶然ほかの参加者は関東地方の出身者ばかりのなか、関西出身は私だけ。それに気を遣ったのか、それともいつもそういったアピールをしているのか、関西に少しだけ住んだことがあるという話をしてくれた男性がいました。出身地の話をするまでは普通にみんなと標準語で会話をしていたのに、そこからその男性は、なぜか関西弁に。しかも、“なんちゃって関西弁”なので、ところどころイントネーションが妙なところがあり、いちいちツッコンでもいいのか初対面で距離感も難しく、対応に悩むところ。最初は私をはじめ参加者のみんながとまどっていたものの、そのうちその男性の妙な関西弁にも慣れてきて、飲み会も盛り上がっていきました。関西弁を話す男性は、女性からの人気も高いらしく、そういった場で関西弁を話すユーモアのあるところも好ポイントだったのかもしれません。とはいえ、最終的にはその場以降、誰ともご縁はつながりませんでしたが、いろいろな男性がいるんだなと充実した1日になったのでした。3.やる気のない男それはながらく彼氏のいない私を心配した女友達が、「いい男性がいるよ」と、紹介してくれるという話になったときのこと。指定された場所に行くと、ちょっと小洒落た居酒屋といった雰囲気のところでした。ウキウキして早めに到着してしまい、ちょっと恥ずかしいなあと思っていたら、紹介するといわれていた男性と一緒に女友達が登場。当時はイケメン好きだった私の好みを知っていた女友達のおかげで、好み通りのイケメン男性を連れてきました。ついうれしくなってテンションが上がり、けっこうおしゃべりしてしまった私でしたが、後になって思えば相手の男性はそんな勢いに押されているようで、質問したら答えるけれども自発的にいろいろ聞いてくることはなく…帰宅後、連絡先を交換したものの、その日以降いっさい連絡はありませんでした。紹介されるということは相手の男性も彼女を探しているんだろうな、と勝手に思っていたものの、女友達によくよく話を聞いてみると、仕事に夢中になってずっと独り身の私を心配して、実はそれほど恋人探しに興味がないシングルのイケメンを無理やり連れてきちゃった、ということでした。がーん。だからか、相手はまったく盛り上がっていなかったのは。女友達の気持ちもわからなくもないし、でも最初から無理筋だったなんて。まあ、あんなイケメンが相手にしてくれるわけないか、とひたすら落ち込んだのでした。婚活していると、普段はあわないような出来事にも遭遇することがあります。最初からうまくいかなくても、七転び八起きできっと、いい恋ができるはず! みなさんの未来が素晴らしいものでありますように。文・かわむらあみり©Tom Werner/Getty Images©Prostock-Studio/Getty Images©mihailomilovanovic/Getty Images
2023年04月07日不倫の経験がある人は、“あえて既婚者を好きになった”わけではなく、“結果的に不倫になってしまった”という場合が多いのではないでしょうか。未希さん(仮名・31歳)もかつてそんな恋愛をしてしまったひとりですが、彼女の場合は相手の男性に大きな非があったと言います。当時、どんな状況だったのかを語ってもらいました。マッチングアプリ疲れを感じ始めたころ「もう3年以上も前の話です。そろそろ婚活を始めようと、友だちと一緒にマッチングアプリに登録したんですね。最初のうちは、友だちと情報交換をしながら楽しくやっていました。何人かの男性と会ってはみたんですが、実際に会うとイメージと違う人ばかりで…。プロフィールにかなり盛れた写真を使っている人だったり、自分の自慢話ばかりしてくる人だったりと、ガッカリすることの方が多かったんです。マッチングアプリ疲れを感じて、そろそろやめようかなと思っていたとき、ある男性とマッチングしました」相手はメガバンクの銀行員「剛さん(仮名)という人で、年齢は私の4つ上。銀行員をしているとのことでした。メッセージをやり取りすると感じが良かったので、これで最後にしよう…という思いで実際に会ってみました。すると、今まで会ってきた人たちとは段違いにステキな人でした。これまでガッカリさせられ続けてきただけに、救世主のようにも感じましたね。その日から直接連絡を取り合うようになったんですが、マメにLINEをくれて。それがとても心地良く、好意も増していきました。そして、次に会ったときに告白され、交際を始めました」次々に不審な点が…「交際のスタートからしばらくは好調だったんですが、だんだんと不審に思うことが増えてきました。ある日、剛さんが友だちと沖縄旅行に出かけたときのこと。旅行中もLINEでやり取りをしていて、“写真が見たい”と送ったんです。すると、送られてくるのは景色の写真ばかり。“剛さんが写っている写真はないの?”と聞くと、色鮮やかな鳥と撮った写真が1枚だけ送られてきました。そして後日、二人で会ったときです。剛さんは少し日焼けをして、肌の色が小麦色になっていました。会話をしながら、ふと彼の手を見ると、左手の薬指のところに薄っすら白い線が…。“指輪のあと?”と思いましたが、そのときは突っこんで聞くことができませんでした」車の中である光景を目撃して…「そこから1週間ほど経ったころ、剛さんの車で出かけることに。駅で待ち合わせをしたんですが、私は少し早く着いてしまったので、付近をブラブラ歩いていました。すると、駅から少し離れた場所で停車している車の中に、剛さんの姿を見つけたんです。私には気付いていない様子だったので、そ~っと近付いて様子を見ました。そこで、思いがけない光景を目にしたんです。剛さんの左手薬指には指輪がはめられていて、まさに指輪を外し始める瞬間でした。一瞬、意識が遠のきましたね。剛さんが既婚者であると確信し、私はそっと車から離れました…」“いつの間にか不倫に巻き込まれていた女性の告白”をご紹介しました。まさか既婚者だとは思ってもいなかったわけですね。不可抗力ではあるものの、不倫であることは事実。気付いた時点で、関係を断つべきでしょうね。©tomcat/Taka/PIXTA(ピクスタ)文・塚田牧夫
2023年04月02日婚活サポート・結婚相談所を経営している、作家の安本由佳さん。ご自身のインスタグラムに届くお悩みを毎週掲載します。リアルな婚活市場を取材してきた知見を生かし、恋愛、仕事、夫婦、家族、友だちなどいろいろな悩みにお答えします!お悩み:父親の不倫がトラウマで、男性を信じられません…『安本由佳のお悩み相談室』では、個人のインスタグラムで募集し、回答してきた3,000を超えるお悩みアーカイブの中から、ananweb読者のみなさまにもぜひ共有したい内容をピックアップしてお届けしています。みなさまにとって、自分らしく幸せに生きるヒントになれば嬉しいです!さて、今回ご紹介したいお悩みはこちら。お悩み:結婚前提でお付き合いしている彼がいるのですが、特に何があったわけでもないのに「いつか浮気するに違いない」と疑ってしまいます。理由には心当たりがあって…父親が不倫していたことによるトラウマです。私の父は、母が私を妊娠中から不倫を繰り返していました。不倫相手からの嫌がらせ電話を私が受けたこともあります。そのせいで、男の人は浮気をするものだ、特に妊娠・育児中は絶対するに違いない、という考えが消えません。彼はそんな人ではないと信じたい気持ちはあるのですが、癖のように浮気される未来を想像してしまうのです。彼は子どもが欲しいと言いますが、自分も母親と同じように不倫されるのではと思うと妊娠・育児期間が怖くてたまりません。(27歳・会社員)男性は誰でも浮気する?あろうことか妻の妊娠中から不倫を繰り返し、実の娘に男性不信のトラウマを植え付けた。ーー他所様のご家族に失礼を承知で言いますが、相談者さんのお父様はあまりに身勝手で罪深い。不倫相手からかかってきた嫌がらせ電話の対応をしたこともあるなんて、思春期の相談者さんが受けた傷や嫌悪は計り知れないです。本当に辛い思いをしましたね。相談者さんが、もっとも身近な異性である父親を見て「男の人はみな、浮気する生き物なんだ」と思うに至ったことも仕方のない話です。むしろそう思い込むことで気持ちの整理をつけていた部分もあるでしょうから。しかし、きっと相談者さんもわかっていらっしゃる通り「男性は誰でも浮気する」とひとまとめに語るのは極論です。「男はみな、機会さえあれば浮気するもんだ」などと訳知り顔で語る人は確かにいますが、これは自身の浮気心と自制心のなさを正当化しているだけ。自分がそういう種類の人間だという話であって、たとえ機会があっても自身の欲より家族の幸せを優先できる男性は存在します。そうは言っても、ワイドショーやネット記事は連日不倫ネタで溢れているじゃないか!と思われるかもしれません。ただこれにも事情があります。不倫ネタは視聴率(PV)がとれるため重宝されていること、それから不倫バッシングをする人たちの声がやたら大きく拡散されやすい、という背景が大きく影響しています。現実には、平穏な結婚生活を送っている夫婦もたくさんいます。けれどもそういう人たちはわざわざ自ら「幸せです」とアピールしません。拡散される要素もないからネット記事にもならず、存在が見えづらいだけなのです。親子の人生は、まったくの別物相談者さんは「自分も母親と同じように不倫されるに違いない」と、トラウマによるマイナス思考に取り憑かれてしまっていますが、この思い込みは、客観的に見れば、まるで根拠のない妄想です。なぜなら相談者さんと母親はまったくの別人だからです。まったくの別人がまったく別の人生を生きているのだから、同じ結果になるわけがないのです。もっと言えば、相談者さんの彼と相談者さんの父親は何の関係もない赤の他人です。無関係の別人格なのに、父親が不倫していた=彼も不倫する、なんて図式が成り立つわけないですよね。前述のように、浮気や不倫を繰り返すのは、家族(パートナー)の幸せよりも自身の欲を優先してしまう、自制心の弱い人です。なので浮気する人は性懲りもなく何度も繰り返す一方で、しない人はしません。相談者さんの彼は、パートナーを大切にできない、自制心の弱いタイプの男性なのでしょうか。「彼はそんな人ではないと信じたい」とおっしゃっているから、少なくともこれまでのお付き合いにおいては、信頼が破綻するような事件は起きていないのですよね。にもかかわらず、父親がそうだったからという理由で疑ってかかるのは、彼があまりに可哀想です。ただトラウマはそう簡単に消えるものではありませんし、ふとしたタイミングで猜疑心を抱いてしまう、それは相談者さん自身にも止められない衝動だという言い分もわかります。そこで提案ですが、互いに結婚を考えるくらい思い合っている相手ならば、父親の話を彼に打ち明けてみてはどうでしょうか。父親の不倫がトラウマで男性不信に陥っている、と正直に伝えるんです。ただあなたのことは信じたいし、信じているから、決して裏切るようなことはしないでほしい。ーーそう言って釘を刺しておけば、たとえ万が一この先の未来で彼が浮気心に負けそうになるタイミングが訪れたとしても、一定の抑止力にはなるでしょうから。筆者紹介安本由佳 作家 / 婚活サポート・結婚相談所経営慶應義塾大学法学部卒。2016年〜2020年まで東京カレンダーWEBで執筆し「二子玉川の妻たちは」「私、港区女子になれない」などのヒット小説を生み出す。著書に、婚活に悩む女子200名に取材して執筆した「不機嫌な婚活(講談社文庫)」、モテ商社マンと港区女子の恋愛模様を描いた「恋と友情のあいだで(集英社)」がある。リアルな婚活市場を取材してきた知見と、特技の四柱推命鑑定を取り入れた親身なアドバイスで婚活サポート・結婚相談所も経営している。©EmirMemedovski/Getty Images文・安本由佳
2023年04月01日女性にとって結婚は、いつの時代でも人生のテーマですよね。結婚に必要なのは決断と勢いだと言われています。この春、心を決めて勢いに乗れるのは、あなたかもしれません。そこで今回は、星座別に「この春、結婚運が上昇中ランキング」というテーマをお送りします!■第6位:山羊座この春の山羊座の結婚運は、自分から動き出すと波に乗れるでしょう。パートナーと結婚について話してみたり、婚活を始めたり、あなたが自分で始めるのがポイント。体裁を気にするところがある山羊座ですが、心が決まれば、ぶれることはありません。素直なことばを忘れないようにして、愛され上手になりましょう。■第5位:獅子座この春は、婚活を始めるのに良い時期です。楽しみや喜び事に敏感な獅子座ですから、結婚前に大いに楽しんで盛り上がる準備をしておきましょう。おつき合いしている彼がいるなら、今のうちに2人で楽しみを共有しておくと、一緒に生活しても同じ時間を笑い合えます。ゆっくり準備しながら、気持ちを温めていきましょう。■第4位は...第4位は、射手座この春の射手座は、迷いがとけて結婚へ前進できる運気です。束縛されるのが苦手なあなたは、結婚に対してちょっとネガティブだったかもしれません。ですが、友人の結婚などをきっかけに、彼との将来を現実としてとらえられたようです。あなたが運をつかまえれば、上昇するのはあっという間。形になるのに時間はかかりません。婚活中なら、未知のことに積極的なタイプを条件にプラスしましょう。(堀田美幸/占い師)(ハウコレ編集部)
2023年03月28日結婚はいつ頃になるんだろう?彼は考えてくれているのかな?結婚は2人の気持ちも大切だけれど、タイミングの問題も大きいですよね。今回は、星座別の「この春、結婚のチャンスが訪れる女性」というテーマで4〜6位をチェックしてみましょう。■第6位:乙女座パートナーを探して婚活中の乙女座は、この春、条件の合う相手と巡り会う予感。ただ、現実の行き詰まりを、結婚によって打破しようとしているなら、まずは自分の本心を見つめ直しましょう。きちんと気持ちにけじめをつけてから将来を考えないと、途中でぶれてしまう可能性が出てきます。おつき合いしている彼がいるなら、あいまいさはNG。将来への気持ちを正直に打ち明けると、未来へ開けるでしょう。■第5位:蟹座この春の蟹座は、おつき合いしている彼との結婚へ動き出したくなりそうです。「好きだから結婚したい」という気持ちが先行すると、彼との間でギクシャクしてしまいそう。リラックスして彼との時間を楽しんでいるうちに、一緒にいたい、将来もずっと一緒にいようと自然に感じ合えるようになるでしょう。結婚のチャンスだからこそ、焦りは禁物です。■第4位:水瓶座まさか!と周囲が驚くような相手との結婚話が浮上するかもしれません。水瓶座の恋愛はちょっとクール。けれどこの春、2人の間に結ばれた強い絆は結婚という形を目指すようです。水瓶座にとって、お互いが自立して束縛しないような形が理想ですが、相手にばかり変化を求めるとうまくいきません。たまにあなたが折れてゆずると、スムーズに進むでしょう。(堀田美幸/占い師)(ハウコレ編集部)
2023年03月26日婚活サポート・結婚相談所を経営している、作家の安本由佳さん。ご自身のインスタグラムに届くお悩みを毎週掲載します。リアルな婚活市場を取材してきた知見を生かし、恋愛、仕事、夫婦、家族、友だちなどいろいろな悩みにお答えします!お悩み:恋愛対象外のおじさんからフェードアウトしたい『安本由佳のお悩み相談室』では、個人のインスタグラムで募集し、回答してきた3,000を超えるお悩みアーカイブの中から、ananweb読者の皆さまにもぜひ共有したい内容をピックアップしてお届けしています。みなさまにとって、自分らしく幸せに生きるヒントになれば嬉しいです!さて、今回ご紹介したいお悩みはこちら。お悩み:私は正社員ではあるもののお給料が安く、日々の生活すら苦しい状況です。そんな私を見かねた知人女性がリッチな経営者の男性(Sさん・53歳)を紹介してくれました。年上すぎるなと思いつつも先日ふたりで食事に行ったのですが、やっぱりどうしても異性として見られません。しかしSさんには気に入られてしまったようで、再び食事に誘われました。その場ではOKしたものの憂うつで仕方がないです…。穏やかで優しい方だし紳士的で食事もごちそうしてくれますが、もう1回だけ食事に行ったらその後はフェードアウトしてもいいと思いますか?紹介者に失礼でしょうか?(37歳・会社員)異性の前に、人として。大人なら礼儀正しい行動を年の差婚は珍しい話でなく、世の中には親子ほど歳の離れた恋人・夫婦も数多くいらっしゃいます。とはいえ年齢差をどう感じるかは人それぞれ異なるので、37歳の相談者さんが53歳の男性を異性として見られなくても仕方のないことです。ただ、Sさんを紹介してもらったのは相談者さんの意志でもありますよね。相談者さんが「お給料が安い」「生活が苦しい」と吐露していたから、知人女性はわざわざ自身の時間と労力と縁を使い、経済的に余裕のあるSさんに話を通し、紹介してくれました。そして、相談者さんもその厚意をありがたく受け入れたわけです。それなのに、せっかくいただいた縁をフェードアウトで終わらそうとするのは…大人としてどうでしょう。恋愛対象として考えられない相手だったとしても、人としての礼儀はあって然るべきです。好みでないからといって失礼な態度をとるのは感心できません。相談者さんはSさんから2回めのデートに誘われ、OKしました。断りきれずに仕方なくであっても「行きます」と答えたのだから、会う前からフェードアウトすることばかり考えているのは失礼だと思いませんか。Sさんも多忙な中で時間を作っておられるだろうし、きっとごちそうしてくださいますよね。男女として関係を発展させる気がなくても、せめて楽しい時間を過ごせるよう気を遣うのがマナーです。良縁を掴むために大切な心がけとはもちろん、こちらにその気がないのに過剰なスキンシップをしてくるとか、しつこく口説かれるとか、下心丸出しの男性にまで礼を尽くす必要はありません。そういう場合はまったく話が別です。空気の読めない(読もうとしない)相手に対しては、初対面だろうが紹介だろうがはっきりノーを言ってください。相手が強引すぎるとか、気が弱くてはっきりノーが言えない女性はフェードアウトの手を使ってもやむなしです。しかし相談内容を拝見する限り、Sさんは穏やかで優しく、紳士的な振る舞いで接してくださっています。不快な思いをさせられるわけでも決断を迫られるわけでもないのなら、好意を必要以上に重く受け止めず、まずは人として関係を築くことからスタートしてもいいのではないですか。相談者さんはお給料が安く、生活に余裕がなくて困っているのですよね。たとえばそのことをSさんに相談してみてはどうでしょう。Sさんは年齢も上で経験豊富、経営者として活躍されている方だから、キャリアアップに役立つ良いアドバイスがもらえそうです。それに、そうやってコミュニケーションを重ねていくうち、自然と距離が近づいて、Sさんのことを男性として素敵だなと感じる未来がくる可能性もないとも言い切れませんよね。人との出会いは一期一会。恋愛はもちろん仕事も友人関係も、ひとつ一つの出会いを大切にする心が良縁につながっていきます。筆者紹介安本由佳 作家 / 婚活サポート・結婚相談所経営慶應義塾大学法学部卒。2016年〜2020年まで東京カレンダーWEBで執筆し「二子玉川の妻たちは」「私、港区女子になれない」などのヒット小説を生み出す。著書に、婚活に悩む女子200名に取材して執筆した「不機嫌な婚活(講談社文庫)」、モテ商社マンと港区女子の恋愛模様を描いた「恋と友情のあいだで(集英社)」がある。リアルな婚活市場を取材してきた知見と、特技の四柱推命鑑定を取り入れた親身なアドバイスで婚活サポート・結婚相談所も経営している。©Cavan Images/Getty Images文・安本由佳 イラスト・ELLEJOUR
2023年03月22日もし40歳で妊活を始めたら……?大人気マンガシリーズ、今回はハルさん(@haru_natsu20220101)の投稿をご紹介!「40歳で妊活始めました」第24話です。【前回までのあらすじ】看護師として働く40歳のハルさんは、結婚や妊娠を諦めかけていました。しかしパートナーができ、妊娠したハルさん。喜ぶハルさんでしたが、すぐ流産し……。しばらく落ち込んだハルさんでしたが、時間と共に心の整理をし……。その後結婚が決まり、パートナーと妊活の相談をした結果、期限付きで取り組むことになり……。同僚も結婚を祝福し……妊活について聞かれ……正社員のままではダメ……?なんと同僚から「妊活するなら正社員のままでは働けない」という話を聞き、衝撃を受けるハルさん。寝耳に水だったハルさん。同僚に慌てて理由を聞くと、納得の回答がきて……?
2023年03月20日ルームシェア婚とは、夫婦以外の他人と“ルームシェアしながら暮らしている結婚スタイル”のこと。なんでも、初期費用をおさえられる結婚のカタチとして選ばれているのだとか!さまざまな結婚のスタイルがありますが、まだあまり世間に広く知られてはいないかもしれません。そこでMOREDOORでは、このスタイルを選んだ夫婦に『メリットやデメリットなどリアルな話』を聞いてみました。ルームシェア婚を始めたきっかけは?『もともと結婚前に友人と仕事の関係でルームシェアをしていたから。』(39歳/会社員)『最初に結婚をした際は貯金が全くなく、友人間と協力をしてルームシェア型にすることで費用を抑えつつ賃貸を借りることができると思ったから。』(28歳/会社員)『お互い縛られず出費を抑えて暮らしたいから。』(55歳/在宅ワーク)障壁になったことは?『3人で居間にいる時に、必要以上に妻とだけ仲良くしない(もう一人にも気を使う)ようにしたこと。』(45歳/自営業)『ルームシェアと同様、プライバシーの問題があったこと。個室がしっかり分かれている広い家を選ぶことや、話し合いや取り決めをしっかりすることで乗り越えた。』(39歳/会社員)ルームシェア婚のメリットは?『家賃光熱費の節約となる。』(37歳/会社員)『3人でのルームシェアだったので、自分の家賃は3分の1で済んだ。』(45歳/自営業)『自宅では二人きりになることが少ないので、結婚後の夫婦ゲンカなど少なくて済む。むしろ二人の時間をどうやって作ろうかと絆が深くなる。』(39歳/会社員)ルームシェア婚のデメリットは?『プライバシーの確保が難しいこと。』(57歳/会社員)『お互いの友だちを気軽に呼べ合えないこと。』(55歳/在宅ワーク)『家に夫婦以外の人がいるというので、少し気を使ってしまうこと。』(28歳/会社員)「パートナーとの絆が深まったかも」と思う瞬間は?『どうやって二人の時間やスペースを確保するか考えるなど、試行錯誤するとき。』(39歳/会社員)『家に他人がいるため、どうしても深い話などができないが、二人になるとそういったことを頻繁に話をするとき。』(28歳/会社員)どんな人にルームシェア婚はおすすめ?『やはり、経済的に余裕がない人。』(35歳/会社員)『形にとらわれず、お互いに自立した関係を気付きたい人。』(37歳/会社員)『若いときにいろいろな経験をしてみたい人。』(45歳/自営業)一人一人異なる結婚観自立したい人や色んな経験をしたい人、生活費を抑えたい人などおすすめする点は実にさまざま!「2人の時間を確保するために絆が深まる」「家賃が3分の1で済む」と、ルームシェア婚ならではのメリットもありましたね。一方でプライバシーの確保や、少し気を遣う点をデメリットにあげる人も。パートナーとどんな生活を送りたいかは人それぞれ。ぜひ自分たちに合ったカタチを模索してみてくださいね。みなさんは“ルームシェア婚”をどう感じましたか?(MOREDOOR編集部)調査主体:MOREDOOR編集部調査方法:インターネット上のアンケート調査調査期間:2022年8月8日有効回答数:10人の男女
2023年03月19日婚姻届を提出していないけれど、夫婦同然の生活をしている“事実婚”。法律上の手続きが無いところが特徴的ですが、なぜ入籍せず事実婚を選ぶのでしょうか?そこでMOREDOORでは、実際に事実婚を経験した方々にインタビューをしてきました!事実婚を始めたきっかけは?『結婚という枠にとらわれずに恋人感覚で気楽にパートナーと暮らして行きたかったから。』(44歳/会社員)『同じ会社で働いていて、産休に入る時に相手方が責められないように。』(23歳/会社員)『お互いに離婚歴があり、結婚となると親戚関係でややこしかったり、籍を入れると何かと手続きが面倒だったりするから。』(46歳/保育士)事実婚の障壁は?またその乗り越え方は?『やはり親世代にとっては理解できないようで反対があった。とりあえず反対する気持ちは分かるが、見守っておいてほしいとお願いして、押しきった。子どもは結婚するしないには特にこだわらない様子だった。』(46歳/保育士)『自分の両親がよく思わなかったけれど、自分の人生だからと説明した。』(45歳/会社員)事実婚のメリットは?『結婚していないので離婚も無い事が最大のメリット。』(44歳/会社員)『自分の中で嫌なことや困難なことが相手との間に起こると、どうせ他人だしと割り切ることができる。』(40代/病院受付)『法的な手続きをしなくていい。』(46歳/保育士)事実婚のデメリットは?『家族関係と証明する物がないので病院関係などは説明するのに一苦労。』(35歳/自営業)『まだ理解の少ない世の中なので事実婚であると話すと、内縁関係などとネガティブに捉えられること。』(42歳/無職)『社会保障が家族として受けられない点。』(45歳/会社員)「パートナーとの絆が深まったかも」と思う瞬間は?『結婚(入籍)って本当に必要?と互いに意見が一致した際に絆が深まったと感じた。私は結婚=親孝行という感覚で捉えていて、正直私は自身の幸せを最優先したい考えなので世間や親の価値観とは異なった。こうした価値観をパートナーに伝えたところ、パートナーも私の価値観に共感してくれたので、この女性とならば一生共に楽しく人生を歩めるなと素直に感じた。』(44歳/会社員)『自身の家族がけがをして入院などとなったときに、結婚はしていないけども本当に自分の母のように親身になりケアをしてくれたところ。』(42歳/無職)どんな方に事実婚はオススメ?『自分の資産を守りたい人。』(45歳/会社員)『相手がバツイチでお子さんがいる方にはお勧めだと思う。相手のゴタゴタに巻き込まれたくないので、いいと思った。』(40代/病院受付)『一生パートナーと恋人感覚で過ごして行きたいと思っている人や、あらゆる面で責任を負わず気楽に人生を歩みたい人に。』(44歳/会社員)一人一人異なる結婚観パートナーと恋人感覚でいたい人、自分の資産を守りたい人……と、オススメの要素が幅広くありましたね。事実婚を選ぶ際に、しっかりとパートナーとの話し合いを経ていることが事実婚カップルの共通点でした!夫婦のあり方は人それぞれ。みなさんは今回のインタビュー結果を、どう感じましたか?(MOREDOOR編集部)調査主体:MOREDOOR編集部調査方法:インターネット上のアンケート調査調査期間:2022年8月8日有効回答数:10人の男女
2023年03月17日共生婚とは、『婚姻届を提出して法律的に夫婦になるものの、お互いの生活には干渉せずそれぞれ自由に暮らす結婚』を指すそうです。お互い夫婦関係ではなくルームメイトのようだという人もいるそうですが、実際はどうなのでしょうか?今回は共生婚をしている人々へ聞いた、リアルな声をご紹介します!1)共生婚を始めたきっかけは?「コロナをきっかけに、お互いにリモートワークになったので。」(38歳/フリーランス)「自分の居心地を良くするため。」(主婦)「生活時間帯が違うため。」(49歳/パート)共生婚のメリットは?「相手のペースに合せなくて良いのがメリット。」(34歳/主婦)「束縛もなく比較的自由に過ごせる。」(35歳/会社員)「寝る部屋も仕事する部屋も別という事もあり、お互いにマイペースで暮らせるところ。完全に部屋を分けることでリモートワークをする以前のような働き方ができ、メリハリをつける事ができた。」(38歳/フリーランス)2)共生婚のデメリットは?「あまり関心がなくなる。夫婦と言うより同居人。」(49歳/パート)「部屋が別なので物を取りにいくのが不便。」(54歳)「相手がいま何してるのかわからないので、何か用事で声をかけるときはちょっと気を使う。」(35歳/会社員)3)共生婚で「自分成長したなぁ」と思うのは?「相手に頼ったり依存しなくても、生きていけるようになったこと。」(34歳/主婦)「相手の生活を尊重できるようになったこと。」(55歳/在宅ワーク)「相手に振り回される事が少ない為、時間を有効に使える様になったこと。またお互い干渉しない為、細かいところが気にならなくなった。」(49歳/パート)4)どんな方に共生婚はおすすめ?「趣味にしっかり時間をかけたい人、ときめきを求めていない人。」(30歳/事務)「自分の時間が欲しい方、寝る時間と起きる時間が同じリズムじゃない夫婦。」(35歳/会社員)「二人ともリモートワークの方に。ただ、ある程度二人とも家事ができて家事分担が可能じゃないと一方に負担が増えバランスが取れないかも。そのあたりも考慮できる方におすすめ。」(38歳/フリーランス)どんな関係でありたいかさまざまな意見がありましたね!共生婚は、「互いの生活リズムが違う方」や「自分の時間が欲しい方」におすすめとのこと。近年リモートワークに切り替える会社が増えているので、共生婚の割合も今後増えるかも……!?どんな関係でありたいか、選択肢はさまざまです。自分たちに合ったカタチをぜひ探してみてくださいね。(MOREDOOR編集部)調査主体:MOREDOOR編集部調査方法:インターネット上のアンケート調査調査期間:2022年8月8日有効回答数:10人の男女
2023年03月15日もし40歳で妊活を始めたら……?大人気マンガシリーズ、今回はハルさん(@haru_natsu20220101)の投稿をご紹介!「40歳で妊活始めました」第16話です。【前回までのあらすじ】看護師として働く40歳のハルさんは、結婚や妊娠を諦めかけていました。しかしパートナーができ、結婚を前提に付き合います。生理の遅れに気付いたのがきっかけで、妊娠が判明。ハルさんはその後、意を決して妊娠の報告をし……。まさかの反応が……!驚いたものの……彼氏は前向きな反応で……なぜかオナラをしてしまう彼氏に、笑いがこらえきれないハルさん。しかしその後、病院に向かったハルさんに、思いもよらない現実が待ち受けていて……。
2023年03月13日婚活サポート・結婚相談所を経営している、作家の安本由佳さん。ご自身のインスタグラムに届くお悩み相談を週1で掲載します。リアルな婚活市場を取材してきた知見を生かし、恋愛、仕事、夫婦、家族、友だちなどいろいろな悩みにお答えします!お悩み:結婚7年。夫のことをもう好きだと思えませんananweb読者の皆さま、はじめまして。安本由佳です。私の個人インスタグラムで2019年から続けているお悩み相談には、連日、さまざまなジャンルの相談が届きます。結婚話がいっこうに進まないとか、職場と家の往復で出会いがないとか、夫が不倫している/長年セックスレスで辛いといったディープな夫婦のお悩み、友達や同僚との付き合い方、あるいは義実家との確執…等々。私自身も正解はわかりません。しかし毎日寄せられるよろずの相談ごとに対して真摯に向き合い、心が少しでも軽くなるような解決策を…と考えて回答してきたところ「スッキリする」「ためになる」という声を多くいただくようになりました。そしてこのたび、これまでに回答してきた3,000を超えるアーカイブの中からananweb読者の皆さまにもぜひ共有したい内容をピックアップし『安本由佳のお悩み相談室』連載をスタートする運びとなりました。みなさまにとって、自分らしく幸せに生きるヒントになれば嬉しいです!さて、初回にご紹介したいお悩みはこちら。お悩み:結婚して7年。夫のことを好きだと思えません。プロポーズされた時から迷っていたものの「これを逃すと婚期が遅れそうだから」となかば妥協で結婚しました。それでも新婚の頃は楽しいこともあったのですが、時の経過とともにもはや嫌気が差しています。浮気とかDVとかモラハラとか決定的な理由があるわけではないし子どもがいるので離婚はしませんが、後悔が募ります。(37歳・主婦)うまくいく夫婦と、いかない夫婦の差そもそも大恋愛の末の結婚ではなく、迷いつつも「婚期が遅れるからここで手を打つか」という気持ちで結婚した。――そのことが、相談者さんの心の奥底でずっと引っ掛かっていたのかもしれませんね。しかし今、相談者さんが結婚生活に満たされない思いを抱いているのは、妥協して結婚したせいではありません。燃え上がるような恋愛から結婚に至ってもうまくいかない夫婦は山ほどいるし、お見合いなど条件先行の出会いから結婚しても幸せに暮らしている夫婦はたくさんいますから。そもそも、恋のときめきなんていう不確かな感情は長く続きません。惚れた腫れたで誤魔化しがきくのはせいぜい3年が限度。何の努力も工夫もせず同じ人を何年も何十年も好きでいるなんて、よほど情の深い一途な人を除き、大半の人にとって無理な話なのです。ではいったい何が明暗を分けるのかというと…それは、妻・夫を愛し続けようとする互いの強い意志と、すれ違っても歩み寄ろうとする思いやりの有無ではないでしょうか。何も手を打たなければ、愛は日常に負けてしまう結婚し共同生活が始まると、当初の新鮮さなどすぐに薄れて日常に追われます。そして、欠点や生活スタイルの違いなど受け入れ難い部分ばかりが目に付くようになるものです。ここで「嫌だ」「楽しくない」と不満を募らせていると、相手に対する嫌悪感がどんどん膨れ上がっていきますよね。何の努力も工夫もしないと、当然そうなります。一方、何年経っても仲良く幸せそうな夫婦もいます。よほど相性が良いんでしょ、と言ってしまえばそれまでですが、相性だけの問題ではないはずです。良好な関係を続けている夫婦は、何もしなければ愛が日常に負け、相手を嫌いになってしまう可能性が高いことをわかっていて、そうならないよう工夫を凝らし、愛する意志を持って努力を続けているのではないでしょうか。共通の趣味を持ったり、どんなに忙しくても定期的に夫婦でゆっくり話す時間を設けたり。生活スタイルや価値観の違いが浮き彫りになっても、どちらかが我を通すとか、一方が我慢するのではなくて、納得のいく妥協点を見つけるまでしっかり話し合う。こういう根気と労力の要るアプローチを面倒がらずに続けていくこと――これが愛する意志、です。相談者さんも、少なくとも最初は「この人と幸せになろう」と思って結婚を決めたのですよね。そんな風に思える相手と夫婦になり、子どもも授かった。どちらも奇跡的な確率で結ばれた絆です。もちろん夫側の意志と歩み寄りも必須ではありますが、せっかくの絆を大事にし、まずは相談者さんから愛する努力をしてみませんか。毎朝笑顔で挨拶するとか感謝を伝えるとか、たとえ小さな一歩でも、日々の積み重ねにより関係は確実に変わっていきます。筆者紹介安本由佳 作家 / 婚活サポート・結婚相談所経営慶應義塾大学法学部卒。2016年〜2020年まで東京カレンダーWEBで執筆し「二子玉川の妻たちは」「私、港区女子になれない」などのヒット小説を生み出す。著書に、婚活に悩む女子200名に取材して執筆した「不機嫌な婚活(講談社文庫)」、モテ商社マンと港区女子の恋愛模様を描いた「恋と友情のあいだで(集英社)」がある。リアルな婚活市場を取材してきた知見と、特技の四柱推命鑑定を取り入れた親身なアドバイスで婚活サポート・結婚相談所も経営している。©Edwin Tan/Getty Images文・安本由佳 イラスト・ELLEJOUR
2023年03月11日婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第134回は、婚活していると出会う“男性”についてのエピソードです。なかでも、いまでも印象に残っている「婚活男性3選」その46をお届けします。1.さっきと聞いた話が違う男【結婚引き寄せ隊】vol. 134それは30代の男女が集まる婚活パーティに参加したときのこと。最初の自己紹介タイムでは、女性は着席のままで男性だけ順番にとなりの席へと移動していく、いわゆる回転寿司タイプのスタイルでパーティがスタート。このスタイルだとひとりの持ち時間が3分ぐらいしかなく、なかなかじっくりアピールすることが難しいなか、前のめりで話を聞くスーツ姿の男性のことが強く印象に残りました。それは、おたがいに名前を言って挨拶したあと、交換したプロフィールカードの「趣味」の部分を見て、その男性は即座に反応したからです。趣味欄に、そのとき私は映画鑑賞・アート鑑賞と書いたところ、男性も「僕もものすごく映画が好きで、展覧会に行くのも好きなんですよね!」と言ってきました。趣味が同じだと話も合うと思い、男性のプロフィールカードの趣味欄を見ると、あれれ? 「スポーツ観戦」と書いてあります。「スポーツがお好きなのでは?」とたずねると、「なんか気恥ずかしくてスポーツって書いちゃったんですが、本当は映画とアートが好きです」という返事。時間もないため、その場ではその回答を流して、次々訪れる男性と自己紹介をしていきました。その後、フリータイムになって、偶然その男性と他の女性の会話が耳に入ってきたのですが……「趣味が料理なんですね、僕も料理が趣味なんです!」とその男性が女性にアピール。その女性は私と同じようにプロフィールカードに目を落とし、一文字も料理と書いていないことを確認したのか、「書いてないじゃないですか」と怪訝そうな顔をして、その場を去りました。心の中で「さっきと聞いた話が違うなあ」と思いましたが、たぶんその男性は相手に気に入られたいから、とりあえず趣味に着目して同調しているのだろうと推測。それだけ婚活に意気込んでいるのかもしれないけれど、すぐバレるウソは命取りになるなあと思ったのでした。2.“普通”のハードルが高い男それは婚活サイトで出会った40代前半の男性とふたりで会うことになったときのこと。こちらの理想とする条件とも合い、向こうも私で良いと思ってくれて、何度かメールのやりとりをしたあと、実際に合う約束をしました。待ち合わせ時間の5分前にカフェに到着すると、すでに待っていたその男性は、笑顔で迎えてくれました。たわいもない話をしながらも、いよいよ本題といえる「将来はどんな家庭を持ちたいか」という話題に。「僕は“普通”の家庭を持てればそれで十分なんです」と言う男性に、「たとえば、具体的に奥さんに望むことって何なんですか?」とたずねると、「やっぱり毎朝“普通”に和食を用意してくれるとか、家に帰ったら“普通”にお風呂を沸かして待っててくれるとか……」という話が。いろいろ話をつっこんで聞いていくと、なんだか昭和の家庭のようなイメージを理想としていることがわかりました。ライフスタイルは人それぞれですし、人によって思う“普通”がどういうことなのかは異なるはずなのですが、この男性が考える「普通の奥さん像」には私はなれそうにないな、と思い、理想が固まっている場合はなかなか難しいなと実感。私にはハードルが高い“普通”の条件だったので、その日以降、男性とは会わなくなったのでした。3.なぜか前カノの話ばかりする男それは30代後半から40代前半の大人の男女が集まる婚活飲み会に参加したときのこと。参加したメンバーはみんな職業も年齢も異なるものの、それなりに恋愛も経験して、「あとは結婚するだけ」という人たちでした。そこでは妙にマウントを取ってくるような人物もおらず、落ち着いてじっくり会話しながら飲むという、マイペースで過ごせるような飲み会で、思わず参加者もお酒が進んで飲みすぎてしまうことも…。すると、向かいに座っていたトレーナー姿の男性が、涙ぐみ始めました。まわりは「どうしたの?」となぐさめていると、「実は別れた彼女のことがまだ好きで…」と言う男性。どうやら同棲していた彼女に振られたばかりで、泣き上戸になってしまった男性は、そこからえんえんと前カノのことばかり話し始めます。がんばって新しい出会いを探そうと婚活飲み会に参加したものの、やっぱり心の奥底では未練たらたらだったその男性に、なんと言っていいかわからず、とりあえず「復縁できるといいね」と応援して終わりました。いったい、何の時間だったんだろう…と思いながらも、生きていればいろいろあるよね、と納得できたのでした。婚活していると、いろいろな男性や場所に遭遇することもありますよね。そのうちきっと、いい恋がつかめるはず。みなさんの恋もうまくいきますように。文・かわむらあみり©Yellow Dog Productions/Getty Images©DjelicS/Getty Images©Allen Simon/Getty Images文・かわむらあみり
2023年03月08日自分は結婚したいのに、彼氏に結婚願望がないとなると悩んでしまいますよね。今の彼と別れて婚活をすべきかどうか、頭を抱えている女性もいるようです。ところが既婚者の男性に話を聞くと意外と多いのが、「独身時代はそこまで結婚願望がなかったけど、結局結婚した」というケース。今回は「結婚願望がなかった男性が結婚したくなった瞬間」を聞いてきました。海外駐在を機に婚活を決意「もともと結婚願望はありませんでしたが、考えが変わったのは海外駐在から帰ってきた先輩の話を聞いた時。先輩は独身なのですが、日本人がほとんどいない僻地のようなところに飛ばされたため、かなり孤独で辛い日々を過ごし、メンタルのダメージが相当のものだったようです…。転勤が多い会社で働いているので、僕もいつ海外駐在になるかわからない状況。先輩のようにはなりたくないな…と思って婚活を決意しました」(祐人/28歳/メーカー)新しい環境に身を置くとなると、誰だって勇気が必要ですよね。結婚願望がない男性でも、独りで生きていく自信がないと感じた時は、家族の温もりが欲しくなるのかもしれません。そのほかに、「病気の時に孤独を感じ、不意に結婚したいと思った」というパターンもよく聞きます。弱った時は誰かに手を差し伸べてほしくなるのでしょう。結婚した友人の新居に遊びに行ったら…「周りに離婚経験者も多く、リアルな話をいろいろ聞いています。だから結婚に対して夢も希望も抱いていませんでした。ところが飲み仲間の一人ができちゃった結婚をしたんです。もともとはその友人も『結婚なんて一生したくない』と豪語していたので、最初はなんだか裏切られたような気分でした。子どもが生まれてから新居に遊びに行ったんですが、奥さんがすっごくきれいで優しそうで、赤ちゃんもものすごく可愛くて…。絵に描いたような幸せファミリー!という感じで、その光景を見たら急にうらやましくなって、自分も結婚したいと思いました(笑)」(航/33歳/コンサル)結婚願望がない男性の中には、「幸せな結婚生活がイメージできないから興味がわかない」という人も多いようです。その結果、結婚=メリットがないと決めつけてしまっている可能性もあります。「結婚して一緒に暮らしたら、こんなに素敵な未来が待っているんだ」ということを具体的にイメージさせられれば、彼の気持ちも変わるかもしれません。幸せな既婚者カップルに会わせるのは、一つの手ですね。第二次結婚ラッシュに刺激を受けて…「20代で結婚する友人も多かったですが、僕はまだまだ自由を謳歌したいと思っていました。ところが30代前半になって、第二の結婚ラッシュなのか結婚式に招待される機会が一気に増えたんです。結婚式って、純粋に感動するじゃないですか(笑)。毎月のように誰かの結婚式に参列しているうちにだんだん考えが変わってきて、自分も幸せな結婚がしたいな…と思うようになりました」(大貴/32歳/IT)友人の結婚式に行けば行くほど、結婚したい気持ちに拍車がかかる!という方も多いのではないでしょうか。幸せそうな新郎新婦を見ていると、うらやましくなりますよね。「いつかは結婚したいけれど今ではない」というタイプの彼であれば、刺激を受けて結婚願望が芽生える…なんてこともあるかも?以上、「結婚願望がなかった男性が結婚したくなった瞬間」を紹介しました。「結婚願望がない」男性にも2パターンいて、本気で生涯結婚する気がないタイプもいれば、実は「今は結婚する気になれない」というだけの男性もいます。後者の場合は、タイミングさえ合えば彼が結婚を考える可能性もゼロではないかも。「どうして私と結婚してくれないの!?」と一方的に迫るのではなく、結婚相手としてのあなたの魅力をうまくアピールできるといいですね。©Compassionate Eye Foundation/Steven Errico/Gettyimages©Halfpoint Images/Gettyimages©Rawpixel/Gettyimages文・小澤サチエ
2023年03月03日もし40歳で妊活を始めたら……?大人気マンガシリーズ、今回はハルさん(@haru_natsu20220101)の投稿をご紹介!「40歳で妊活始めました」第5話です。【前回までのあらすじ】看護師として働くハルさん。周囲では妊活を始めていて……。そんな中、同僚は年齢を理由に妊活をやめてしまいました。ハルさんも40歳という年齢を考え、結婚や妊活を諦め出し……。大きな転機が訪れ……将来についても話し合い……妊娠に備えて……!彼氏ができたハルさん。するとハルさんは、ブライダルチェックをしようと病院へ向かいます。しかし、ブライダルチェックで婦人科の内診台に尻込みしてしまい……?
2023年03月02日もし40歳で妊活を始めたら……?大人気マンガシリーズ、今回はハルさん(@haru_natsu20220101)の投稿をご紹介!「40歳で妊活始めました」第4話です。【前回までのあらすじ】看護師として働くハルさん。周囲は妊活を始めていました。ハルさんも妊活をすべきか迷うものの、行動には移せず。そんな中、同僚の1人が「妊活をやめた」と泣きながら話し……。同僚を励まし……自分の将来を考え始め……もう1人の同僚は……自分の年齢を考え、1人で生きていく覚悟を決めようとするハルさん。しかしその後、ハルさんに運命の出会いがあって……!?
2023年03月01日お付き合いする人が現れたとしても、結婚までの道のりは人それぞれです。そんななかでも、性格や運勢がスピード婚にピッタリの人、スピード婚にも対応可能なタイプの人などをランキングしました。■第3位:おうし座おうし座さんがスピード婚に向いているのは、お付き合いと結婚との両方を非常に誠実に結びつけているためです。お付き合いをした人は、結婚する人!と考える傾向が強いため、いざ結婚の運があるお相手と付き合えばたちまちトントン拍子に話が進んでしまうことがよくあります。本来は慎重派の性格ですが、流れに乗るのも上手です。■第2位:てんびん座てんびん座さんの場合は、結婚を非常にシビアに考える節があり、そもそも早い段階での結婚を前提にお付き合いのお相手を探しているケースさえもあるでしょう。一方、お付き合いのなかには結婚に至らないものもありますが、その場合は「メリットがないから」と早い段階で別れてしまう傾向も強いといえます。スペック、損得などさまざまな条件からお相手が結婚に向いていると思えば決断は早いです。■第1位は...第1位は、うお座。うお座の女性は、お相手から望まれてのスピード婚を経験することも多いでしょう。決して、自分が「早く結婚したい!」と考えているわけでなくても、お相手から「早く、早く」と言われれば首を縦に振ってしまうタイプです。したがって、早めに結婚したいと考えるお相手かどうかが、スピード婚になるかどうかの分かれ道となります。(あん茉莉安/占い師)(ハウコレ編集部)
2023年02月26日婚活中にじっとしていては、せっかくのチャンスも手に入りませんね。自ら動いて、出会いの女神を味方につけることが必要です。今回星座別の「婚活が上手くいく星座ランキング」を占ってみました。■第3位:みずがめ座様々な人との出会いを、緊張せずに楽しめてしまうみずがめ座さん。婚活についても色々なシチュエーションを経験したいため、恋する男性のタイプも多様でしょう。その結果、あなたの婚活がどんどん活性化していくのです。■第2位:しし座見た目の華やかさや積極的な行動で、目立ってしまうしし座さん。婚活の場では男性側の注目を集め、あなたの魅力的なパワーに引き寄せられていくでしょう。あなた自身が婚活を楽しむことで、恋愛のチャンスが拡大します。■第1位は...第1位は、さそり座のあなた。婚活で知り合った男性たちに、丁寧に向き合おうとするさそり座さん。その一途さがお相手に伝わり、婚活が上手くいきやすいのです。じっくりと恋を育んでいこうとするあなたの姿勢は、婚活のお相手を真剣な気持ちにさせるでしょう。(ライター名/Mika)(ハウコレ編集部)
2023年02月17日婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第132回は、婚活していると出会う“男性”についてのエピソードです。なかでも、いまでも印象に残っている「婚活男性3選」その45をお届けします。1.必ず微妙に遅刻する男【結婚引き寄せ隊】vol.132それは20代から30代のお酒好きな人たちが集まる飲み会に参加したときのこと。何回かの席替えがあったのち、柔らかい雰囲気でニコニコしている30代の男性と隣同士になりました。その男性とは何気ない会話をしただけだったものの、同じテーブルについた男女で意気投合して、このメンバーだけで今度飲みに行こうという話に発展。約束の日はメンバーの休日に合わせた日程ということもあって、スタート前から到着した人もいて、ほとんどの人たちがスタート時間に集合するなか、少し経ってからあのニコニコ男性が遅れて到着しました。とはいえ、遅れてきたのも15分ぐらいで、そのときはそんなに気になりませんでした。とくにそのメンバーの誰かにときめくようなこともなく、この日もお開きとなりかけた頃、なぜかニコニコ男性に「また会える?」と聞かれ、可もなく不可もなくという印象だったのでとりあえず会うことに。しかし、ふたりで会う約束の日、ニコニコ男性は約束の時間にまだ現れません。連絡しても留守電になり、電車で地下にいるのかな、それとも……などと思いながら、先にカフェに入って待っていました。約束の時間から20分ほど経った頃、「いやあ待たせたね〜」と、ニコニコしながら男性が到着。モヤモヤしながらも、結局、最後まで「ごめん」の一言もありません。なんだかテンションが下がり、結局、お茶だけして帰宅。思い起こせば、最初の飲み会のときから遅れてきた男性がいたけどあれはニコニコ男性でした。その後の少人数飲み会にも遅れてきたし、今回も。大幅に1時間以上遅れることはないものの(いや、そんなには待ちませんけどね)、毎回、微妙に遅刻してくるルーズさが嫌でこの日限りの縁となったのでした。2.マニュアル頼りの男それは40代を中心とした大人の男女が集まる婚活パーティに参加したときのこと。さすがに出会い目的で恋活を兼ねているような人はおらず、ほとんどが真剣に結婚を考えているような婚活男女が揃い、すぐに「将来の家庭像」の話になるなど、スピード感のある婚活パーティでした。そんななか、「おいしい珈琲とビールが好き」という共通点のあった40代前半のサラリーマンの男性と気が合い、フリータイムで連絡先を交換してもいいパーティだったため、交換して後日会うことになりました。事前に「何がしたいですか?」「どこに行きたいですか?」「食べたいものはありますか?」などと、ちょっと質問攻めにされながらも、会うときの段取りをしてくれているんだな、と思ってなるべく回答し、いざ当日となりました。「に掲載されていた話題のイタリアンのお店です」と紹介され、予約してくれていたお店でランチをした後は、「女性はご飯とは別腹で甘いものが食べたいですよね?」と確認され、スイーツのお店へ。ふと「最低でも3回はデートしましょう」と言うのでなぜかとたずねると、「えっ? なんでも3回で決めるのがルールなんじゃないんですか?」と逆質問される始末。どうやら恋愛マニュアルや定番デートの仕方の記事を読んで、その情報通りに動いている様子でした。自分のためにやってくれていることはとてもありがたいことではあるものの、ちょっとしんどいかなと感じて、結局は疎遠に。決め込みすぎたプランより、心のままに出かけたり、会話したりしたいなと思ったのでした。3.なんでも任せる男それは婚活サイトで知り合った30代後半の男性と、ふたりで会う約束をしたときのこと。おたがいに住んでいる場所から遠すぎず、中間地点にあるちょうどいい駅を出た場所で、午後に待ち合わせをすることにしました。とくに何をすると決めないで待ち合わせたため、「どこに行きますか?」と話すと、「行きたいところでいいですよ」という返事。ぶらぶらと散歩して、ウインドーショッピングをしていると小腹もすいてきて、「そろそろお茶でもしますか?」と話すと、「任せますよ〜!」という返事。通りすがりのカフェに入り、メニューを見ながら何にしようか考えつつ、「何にします?」と聞くと、「なんでもいいですよ、任せます」という返事。「えっ!?」と驚いたら、「じゃあ同じものにしようかな」というではありませんか。あれーっ? なんか無気力なのかそれとも人任せタイプなのか…と思うようになり、結局最後までこの男性は“お任せします”ばかりの男性でした。自己主張が激しすぎても大変ですが、まるで自分の意思のないようなお任せばかりも大変です。いや、こっちには興味がないから、テキトーに過ごしていたのかもしれませんが、なんともいろんな男性がいるもんだと溜め息をついたのでした。婚活していると、仲良くなれそうな男性、仲良くなりたくない男性がわかってくることもあります。なんでもまずは行動のみですよね。みなさんの恋もうまくいきますように!文・かわむらあみり©Ugur Karakoc/Getty Images©ProfessionalStudioImages/Getty Images©JackF/Getty Images
2023年02月13日婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第129回は、婚活していると出会う“男性”についてのエピソードです。なかでも、いまでも印象に残っている「婚活男性3選」その44をお届けします。1.掛け持ちが激しい男【結婚引き寄せ隊】vol. 129それは婚活サイトで知り合った30代後半のサラリーマンの男性と、初めて会うことになったときのこと。年齢や年収など希望する条件にぴったりで、実際に会ったらどんな感じになるかな? とちょっと期待しながら、待ち合わせたカフェに向かいました。会ってみると、その男性はこちらの話をよく聞いてくれて、「うん、そうだね」などといい感じで相づちを打つこともあり、テンポよく会話が進んでいきます。そうしてほんの少しの時間で、気づくと和気あいあいとした雰囲気になりました。今日はいい日かも、と思ったそのとき、その男性はガッツリと腕時計を見つめて「30分経ちましたね」と、ひとこと。初対面同士の場で、相手の前で時計をガン見するなんて、とちょっと戸惑っていたら、さらに「次のデートがあるんで、そろそろ…」と男性が言い出すではありませんか。はああ?とあ然とする私をよそに、「今日は楽しかった。また会いましょう!」と颯爽と帰ろうとする男性。一気に気分を害して自分の代金を渡し、せめてこっちが先に店を出てやる!と思い、急ぎ足で店を出ました。並行して何人かと連絡を取り合ったり、会ったりするのは、婚活ではよくあることではあるものの、ひとりの持ち時間が30分だなんて。気に入らなかったから早く出たかったのかと思いきや、その後もまるで何事もなかったようにしっかりと連絡をよこしてきた男性でしたが、即サヨナラしたのは言うまでもありません。2.自称ワイルド系の男それは30代から40代が集まる婚活パーティに参加したときのこと。大人数のパーティだったこともあって、男性がひとりずつ席を移りながら自己紹介をしていく“回転寿司”のような時間もあっという間。ひとり5分ずつの自己紹介を20人ぐらい聞いていくわけですが、正直なところ、最初のほうに話した男性の内容は、なんとなくしか覚えていません。だからこそ、直感的に「あ、この人いいかも」と思ったときか、何かしらインパクトのある人しか、こちらからは次も話しかけようと思わないのですが…。そんななかで、「ほぼ毎日筋トレしています」と話していた男性が、フリータイムで話しかけてきてくれました。でも、さらにふたりで話していても、「毎日運動するの大変ですね」などと言うと、「ほら、僕ってワイルド系だから、全然平気」という返事が。ワイルド系だから、平気…?というわかるようでわからない返事だけが強い印象に残ったものの、それ以外はまったく惹かれなくて結局そのパーティでは不発に終わったのでした。3.ロン毛自慢の男それは30代の男女が集まる少人数の婚活パーティに参加したときのこと。少人数なので、ひとりずつとゆっくり話すことができます。さっそくひとりめから、個性あふれる男性に会いました。30代前半のその男性は、あごのラインぐらいまである髪型で、アパレル関係の仕事をしているとのことでおしゃれな印象。男性でも長髪が似合う方も多いですし、仕事柄そのあたりは自由らしく、おしゃれにこだわりがあるのも本人の楽しみのひとつですよね。とはいえ、婚活の場に来るには、まだ年齢的にも早そう。ひやかしとは言わないまでも、婚活ではなく恋活か?と思いながら話していたら、趣味の話に。その男性は「身なりには気を遣っている」という話のなかで、高価なトリートメントを愛用していて、ヘアケアには時間を割いているとのこと。髪をなびかせて、「ツルツルなんですよ」と、自慢げです。うーん。もし結婚して子どもができても、子どものお世話より自分のケアに時間をかけそうだな…と勝手に想像。しかもあまり結婚への本気度が伝わらず、結局のところご縁はありませんでした。婚活していると、普段会わないようなタイプの男性に出会うこともあります。そのなかで、未来を築ける素敵なパートナーが見つかって、みなさんの恋愛がうまくいきますように!文・かわむらあみり©freemixer/Getty Images©GaudiLab/Getty Images©Peathegee Inc/Getty Images
2023年01月04日婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第127回は、婚活していると出会う“男性”についてのエピソードです。なかでも、いまでも印象に残っている「婚活男性3選」その43をお届けします。1.ひたすら待つ男【結婚引き寄せ隊】vol. 127それはお見合いパーティに参加したときのこと。私が入っていた結婚相談所では、いわゆる1対1での昔ながらのお見合い形式で相手を紹介される場合と、結婚相談所の入会者だけが参加できるお見合いパーティも開催されていました。ネットで見つけた合コンやカジュアルな婚活パーティにふらりと行くよりも、会員だけのパーティとなると、いまさら「恋愛だけしたい」というタイプはおらず、結婚への本気度も高くて身元もしっかりしていて安心感はバツグン。そのパーティはあるおしゃれなレストランを貸し切って行われ、食事をしながらいろいろな参加者と自由に会話が楽しめるものでした。そこで知り合った30代後半のサラリーマンの男性と連絡先を交換し、当日はお互いに「今日はありがとうございました」というメールをやりとりして終了。その後、たわいもないメールを送ったら、すぐに返信が来て、マメな人なのかなと思っていたのですが…。こちらが忙しくなって連絡をしないと、向こうからはいっさい連絡がありません。もう興味がないのかと思い様子見で連絡すると、以前と変わらぬテンションでふつうに返信がきます。ただ、その後も、連絡しないと連絡をよこさない男性。あるとき、なぜそちらから連絡しないかたずねると、「そういえば」と初めて気づいたふうに返事をして、「待つほうが性に合ってるから」と言うのです。うーん。ひたすら待つ男性って、なんだか疲れる…結局連絡するのもおっくうになり、自然消滅したのでした。2.電話が好きな男それは30代が集まる婚活パーティに参加したときのこと。プロフィールを書いたカードを交換しあって、自己紹介タイムを過ごしていたら、「人と話すことが好き」という男性と会話することになりました。その男性は営業職の仕事をしているそうで、もともとコミュニケーション能力が高いわけではなかったけれど、日々社内外のいろいろな人たちと交流を持つようになるにつれ、だんだんと人と話すことが面白くなったのだとか。口ベタな私は、「スゴイですね」という感想しか言えなかったものの、それが逆に気に入られてしまい、「今後もふたりで会いましょう!」と押されて連絡先を交換したのですが…。その男性はとにかく電話が好きで、仕事中でも、時間ができたら電話をかけてきます。最初は驚きつつ応えていたものの、メールでも済むようなどうでもいいことでも、必ず直接話したがるため、だんだんと重荷になって次第に電話があると憂うつに。好意は有り難くても、相手の時間を気にせず、おしゃべりしたがる男性は合わないなあと思ったのでした。3.ギャップがありすぎる男それは20代と30代の男女が集まる飲み会に参加したときのこと。シングルの男女が集まっているために、それぞれの好きなタイプや過去の恋愛話などをざっくばらんに話すようなフランクな会でした。お酒が入ると、どんどんテンションが上がって声が大きくなっていくゴキゲンな男性がいる一方、ずっと静かにお酒を飲み、まわりの話に聞き入っている男性も。その聞き役になっている男性は、つまらなそうにするでもなく、まわりに引っ張られてテンションが上がるわけでもなく、時折「そうだね」と絶妙のタイミングであいづちを打ちながら、場になじんでいました。おとなしそうだけど、頭の回転は速そうな印象。丸いメガネをかけて、地味な服装のその男性が気になり会話してみると、こちらの質問になんでも応えてくれます。今日はなんで参加したのかをたずねると、「友達に誘われたから」と即答。フットワークが軽いから、誘われたら断ることはほとんどないという話を聞いていたら、その男性の友達から「こいつめっちゃ遊んでるから気をつけてー!」と忠告が。遊んでるように見えない…と思いながらも、その男性にたずねると、「彼女は欲しくないけど遊ぶ女の子はいっぱいいるよ」とこれも即答。まったく遊び人に見えない風貌なのに、ギャップがありすぎてびっくりしました。その男性は自分のことを包み隠さず話すため、かえって潔さまで感じましたが、だからといって遊び人だと隠さない相手に惹かれるわけもなく、それっきりに。婚活していると、さまざまなタイプの男性に出会います。そのなかで、自分に合った素敵なパートナーが見つかって、みなさんの恋愛がうまくことを願っています!文・かわむらあみり©Anna Peisl/Getty Images©mihailomilovanovic/Getty Images©Westend61/Getty Images
2022年12月12日結婚はしたいと思っているのに、なかなか婚活する気にならない……。婚活しなくても結婚はできるかもしれませんが、婚期が遅れてしまったり出会いがなかったりする場合も。すぐに婚活を始める必要はなくても、婚活のやる気が起きない理由を知っておくことは大切です。そこで今回は、「婚活に積極的になれない女性」の共通点をご紹介します。■ 考えすぎてしまう婚活に積極的になれない女性の共通点として、考えすぎてしまっていることが挙げられます。「〇〇だったらどうしよう」と、結婚に対する不安ばかりが浮かんできてしまっている状態です。先のことをいろいろと考えることも大事ですが、考えすぎてしまうとなにもできなくなってしまいます。結婚はたしかに大変なこともありますが、それ以上に幸せなこともあるはず。ポジティブなことを考えると、婚活に前向きになれるかもしれません。■ 周りにバレるのが恥ずかしい「婚活するのは恥ずかしい」と考えてしまっている女性の一定数います。婚活をしなくては結婚できない人と周りの人から思われるのに抵抗があるのでしょう。結婚相談所にいるとこを見られたり、婚活アプリを使っているのを知られたりするのを恐れてしまうようです。しかし、結婚するために努力しているのだから、本来なにも恥ずかしがる必要はないはず。また、個人情報をしっかり守ってくれる結婚相談所やアプリを使えば、周りにバレるリスクを下げることもできるでしょう。■ 婚活している男性が苦手婚活をしている男性に対して苦手意識をもつ女性も多くいるようです。相手の男性とは初対面なので、どうしても怪しく見えてしまうのでしょう。また、たしかに詐欺や危険な恋愛に巻き込まれるリスクもゼロとは言えません。しかし、今や婚活サイトやアプリはメジャーなものになってきたので、利用者は一般の安全な男性が大半でしょう。安心しすぎるのもよくありませんが、まずは少し話してみて相手を知ろうとするのも大切です。■ まずは調べてみよう!婚活は、必ずしもやらなければいけないことではないし、しなくても結婚できる場合もあります。しかし、するとしないとでは、結婚できる確率は大きく変わってくるでしょう。いろいろと調べてみれば、自分に合った婚活が見つかるかもしれませんね。(菊乃/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2022年12月04日婚活アプリで出会った男性とトントン拍子で交際が進んだものの、同棲後に彼が既婚者であることを知ってしまった文香さん(仮名)。相手を独身だと信じて疑わず、結婚前提で同棲をしていただけに、かなりのショックを受けたそうです。30代婚活女性が、独身と偽ってきた交際相手にどんな制裁を下したのか、ご紹介します。「離婚するから待って」と懇願する彼「彼が既婚者であることがわかり、じっくり話し合いを進めると、『必ず離婚するから待ってほしい』と言い出しました。そして彼から、妻との間に子どもがひとりいることや、妻がメンタルの不調を理由に仕事を辞めてしまったので、すぐに離婚するのは難しいと言われました。彼の境遇に同情はしましたが、だからといって、独身と偽って私と同棲していることは許せる話ではなく…。その後も、しばらく彼と一緒に暮らし続けましたが、仮に彼が離婚したとしても、大きな嘘をついていた彼を許せる自信がありませんでした。それに、“そもそもそんな男と結婚しても幸せにはなれない”という結論に至ったので、私は彼に制裁を下すことにしたんです」彼の妻にコンタクトをとり、彼を引き取ってもらうことに彼との別れを決断した文香さんは、彼に「家から出て行ってほしい。別れたい」と告げたそう。しかし、彼はなかなか別れ話に応じてくれず、家から出ていく様子もなかったため、文香さんは次の手段に出ます。「彼の妻の連絡先を調べて、直接連絡をしました。メンタルが不安定とは聞いていましたが、私も彼と暮らしていくのはもう限界だったんです。なので、妻に事情を話し、彼を引き取ってもらいたいとお願いしました」彼の妻に実際に会った印象を「メンタル不調には全然見えませんでしたし、私と彼が同棲していると知っても怒ることはなく、『うちの夫が迷惑をかけて申し訳ない』と平謝りでした。法的には、私は“不倫をしている立場”だったので、謝られたのはとても意外でした」と、文香さんは振り返ります。そして、妻は責任をもって彼を引き取ることを約束。その言葉通り、1か月後には文香さんの家に彼を迎えに来て、嫌がる彼を無理やり連れて帰ってくれたそうです。「彼の妻と何度も電話で打ち合わせをして、彼が私のところに戻ってこないよう、最大限の協力をしてくれました。本当は彼に慰謝料を請求したい気分でしたが、奥様が私に全面的に協力してくれたことや、私に不倫の慰謝料を一切請求しようとしてこなかったことから、私も穏便に解決できるよう努めました。今は平穏な日常を取り戻せましたが、心身ともに疲れてしまったので、しばらく婚活はお休みしようと思っています。婚活に焦っていたから、相手の素性をよくチェックしないで同棲に進んでしまったんだと反省しました。今は婚活よりも自分の好きなことをして、自然な出会いがあればいいなと願っています」とんとん拍子に物事が進んでいるように見えても、とんでもない落とし穴が隠れていることもあるようです。文香さんのケースでは、彼の妻の理解ある行動によって穏便に解決できたことが、不幸中の幸いだったのかもしれません。©PonyWang/Puttipat Aneakgerawat/gettyimages文・並木まき
2022年11月24日婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第125回は、思いがけない相手に好意を持たれて、行き過ぎた行動をされて「ゾッとした」という女性たちのエピソードをお届けします。1.気づくと後ろにいる恋活や婚活、職場など、さまざまなところに出会いのもとがあります。自分が思いを寄せることもあれば、逆に、思いがけない人が自分に好意を寄せていたということもありますよね? そんな思いがけない相手に好かれ、さらには行き過ぎた行動にゾッとしたというひとつめは、“気づくと後ろにいる”というお話。Aさんは、出会いを求めて、婚活パーティに参加しました。そのパーティではフリータイムが多く、自由に会場にいる男性たちと会話することが可能。がんばってパーティに参加したものの、Aさんはどちらかというとおとなしい性格で、なんとか男性たちと挨拶まではできても、そこから先はほぼ聞き役にまわっていたそうです。パーティも半ばに差し掛かった頃、Aさんは、どのグループの男性と話していても、振り返ると必ず後ろに立って一緒に話を聞いている男性の存在に気づきます。最初は「偶然かなあ…」と思っていた、Aさん。でも、トイレに行って会場へ戻ろうとしたときに、なんとトイレの前でその男性がAさんを待ち伏せ。唖然とするAさんと目が合うと、ニヤッと笑って、Aさんの後ろをついてくるのです。怖くなったAさんは早足で会場へ戻りましたが、他の男性と会話していても、やはり後ろにいる男性。間に割って会話に入るでもなく、積極的にAさんに話しかけてくるでもなく、ただただ後ろに立って、ジッと見つめてくる男性に「心底ゾッとした」というAさんなのでした。その後帰宅するときは、何度も後ろを振り返りながら帰って、すごく疲れたそうです。このときはその場だけの出来事で済みましたが、初対面同士でどんな人がいるかわからないため、用心するに越したことはありません。2.なぜか住所を知られていたBさんは、転職したばかりの会社に早く慣れようとがんばっていました。婚活の女友達同士で集まったときは、同世代の男性はいるけれど恋愛対象になるような人がいないと嘆いていたBさん。だから、プライベートではやはり婚活しなきゃという話をしていました。でもあるとき、Bさんが職場の飲み会に参加した際、同じ部署の男性とツーショットになる機会があったのだとか。その際、「仕事には慣れた?」と聞かれて「なんとか」と応えながらも、次に「に住んでたら、出勤するときも電車が混んでるよね?」と、具体的な町名まで言われたそうです。話しながら、どこに住んでるって話したかな…? と記憶を辿っていたBさん。すると、その男性は「住んでるのってマンションでしょ、オートロックなのかな?」などと、聞いてきたそう。ギョッとして、「なんでそんなこと聞いてくるんですか!?」と聞き返すと、ちょっと聞いただけだろと逆ギレされたのだとか。怖くなって、飲み会では一気にテンションが下がったそう。後日職場の別の女性に相談したところ、その男性は、毎回新しく入ってきた女性の住まいや好みを本人やまわりの人たちに探りを入れて調べたり、時間があるときは女性の帰宅時についていったりするような人だそうです。本人は、職場に来た新しい人を守るためにやっている、という謎理論を展開していたらしいのですが…。Bさんは、上司から男性に注意してもらい、その後は踏み込みすぎるプライベートの詮索はなくなったのだとか。でも何も非はないBさんは、なぜか居心地が悪い感じがして、結局はその職場もやめてしまいました。その男性はギリギリのところで話が通じる相手だったのかもしれませんが、ストーカー気質の男性には、くれぐれも気をつけたいところです。3.勝手に仲が良いと言いふらすCさんは、ご両親がお酒が好きだったそうで、自分自身も大人になると自然と飲むのが好きになったという女性。趣味のジョギングでは、毎日同じところを走っていると顔見知りもできて、飲むことが好きなので男女問わずわいわい集まって飲むことも多いのだとか。とはいえ、仕事が多忙になると飲み会までは参加できないときもあり、久しぶりに集まりに出てみると「今日来てないけどくんとイイ感じなんだって!?」と、その日は不参加だったジョギング仲間の男性の名前を言われたそうです。まったく身に覚えのなかったCさんはすぐ否定したものの、仲間内でふたりが噂になっていたのは、その男性が勝手に「Cさんと仲が良くて付き合うかも」と言いふらしていたことが判明。その後いろいろな人たちの話をまとめると、彼が一方的にCさんに好意を寄せていたために、他の男性を寄り付かせないようにした話のようでした。好意を持つのはいいとしても、本人にまったくその気がないときに、一方的に親密ぶりをアピールされて困惑したCさん。直接その話を男性に確かめると、「え? だって、俺たちもう付き合ってるようなもんでしょ」と、まるで付き合うことが当然というように悪びれもなく迫られ、怖くなったそうです。結局Cさんのほうからジョギングコースも変え、飲み会にも行かなくなりました。なんだか腑に落ちない結末ではありますが、ちょっと違う感覚の相手とは、距離を置くのに越したことはありませんよね。望まない人物に好かれてしまったら、すぐに離れて、安全地帯に居たいものです。次こそ、心から安心できる素敵な恋ができますように!文・かわむらあみり©LittleCityLifestylePhotography/Getty Images©South_agency/Getty Images©Jamie Grill/Getty Images文・かわむらあみり
2022年11月16日婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第124回は、婚活していると出会う“男性”についてのエピソードです。なかでも、いまでも印象に残っている「婚活男性3選」その42をお届けします。1.固定観念が強すぎる男【結婚引き寄せ隊】vol. 124それは30代から40代の男女が集まる婚活パーティに参加したときのこと。40代前半の真面目そうなサラリーマンの男性と自己紹介することになり、まずプロフィールを書いたカードを交換。そのプロフィールカードには「自己PR」を書くところがあって、真面目そうな男性は、「今後も仕事一筋で邁進してまいります。僕がしっかり働くので、妻にはしっかり家庭を守ってもらいたいです」というようなことをカードに書いていました。話してみると、「結婚したらいつ仕事を辞める予定ですか?」「料理はどのくらいできますか?」などと、こちらが仕事を辞めるとも料理の話も何も言っていないのに、前置きなしにどんどん突っ込んで質問してきます。…なんだかなぁ。マイペースすぎる会話にも引き気味でしたが、自己PR内容や会話からも、絶対に亭主関白タイプだろうと判断。独身のときからもう「女性はこうあるべき」「男性はこうあるべき」と、家庭での役割を決めつけて相手選びをしているなんて、ちょっと話しただけでもドッと疲れてしまいました。真剣だからこその確認事項でしょうが、初対面から固定観念を見せつけられると、ついていけないなと思ったのでした。2.守りたい男それは20代から40代までの幅広い年代のシングル同士が集まる飲み会に参加したときのこと。飲み会も半ば頃になってくると、だんだんとほろ酔いになってくる参加者もいて、各テーブルはおおいに盛り上がっていました。ほどよくみんなが仲良くなってきた頃、向かいの席に30代半ばのふくよかな男性が座ることに。見ているだけで「いい人そう」と思えるほど、ニコニコと笑顔を絶やさない男性。ちょうどそのテーブルでは、「好みのタイプは何?」という話題になっていました。それぞれの好みを話し、ああでもないこうでもないと言っていると、次はその男性が好みを言う番になり、「女性らしい人がいいですね」とのこと。お酒の勢いもあるのか、まわりも「女性らしいってどんな人?」「具体的に」などと矢継ぎ早にツッコみ、その男性は「僕が守ってあげたくなるような人です」と即答しました。どうやらその男性にとっては、女性は守るべきか弱い存在で、常に自分が守り抜く覚悟があると豪語。頼もしい発言ながら、その男性にとっては、か弱くないと女性と認識されないのかも…と、ちょっと引いてしまったのでした。3.消費税まで割り勘の男それは婚活パーティで知り合った30代後半の男性と、ふたりで会うことになったときのこと。そのパーティでは、自己紹介やフリータイムを経て、最終的に気になる相手を紙に書き、マッチングしたらカップル成立という内容でした。無事にマッチングしたその男性と、あらためて休日に会ってみたら、ちょっとイメージが違う感じ。パーティのときはスーツ姿だったからキリッとして見えていましたが、その日は着古したようなポロシャツによれっとしたデニムパンツ。なんだか別の人みたい。カフェに入って話していても、あんまり会話が噛み合わず、いまいち盛り上がりに欠け、ひたすらコーヒーをゴクゴク飲み続けるという…。最後にお会計となって、サッと席を立ちササッと支払っている男性。もしかしてお茶代を出してくれたのかな? と内心思っていたら…「半分出しておきました」と、笑顔。へ? と思いお会計しようとすると、きっちり合計額から半額のみ支払っていた男性。もちろんこちらも、タダ飲みしようなんて思っていませんよ、自分が飲んだ分は自分で出します。でもね、こちらが飲んだホットコーヒーより、そちらが飲んだアイスコーヒーのほうが値段が高いから。なのに合計から半額支払うって、わなわなしているわたしをヨソに、「また連絡しますね!」と急ぎ足で帰っていく男性。なぜかその後も連絡が来ましたが、もちろん即、お断りしたのでした。婚活していると、時にびっくりするようなタイプの男性に出会うこともあります。でも、めげずに前向きでいれば、いずれ自分に合う人が現れるはずです。みなさんの恋がうまくいきますように!文・かわむらあみり©Morsa Images/Getty Images©gollykim/Getty Images©miniseries/Getty Images
2022年11月06日「試しに1年間婚活をしてみて、出会いがなかったら1人で生きていこう!」とネット婚活を始めた漫画家の作者。恋愛経験がない数学者の男性と出会い、お付き合いを始めるなかで、作者の“結婚”に対する考え方も変わってきて…?SNSで話題のエッセイ漫画『漫画家と異星人 漫画家が婚活で数学者と出会った話』から、さまざまな視点で結婚をとらえた人気エピソードをご紹介します。結婚観の違い漫画家の作者はネット婚活で出会ったのは、価値観のまったく違う数学者の男性でした。「すぐにでも結婚したい」と考える彼に対して、作者は“1人で生きていく”覚悟も決めていました。彼は「彼女いない歴=年齢」で…デートを重ねて、「相手をもっと知りたい」という思いから付き合い始めた2人。彼にとって初めての恋人であると知り、責任の重さを感じるのでした。人と関わるのは難しい…もともと1人でいるのが好きだった作者。彼との交際が始まってからも、「1人でいるほうが楽」だと感じることも…。自分の言動でイヤな空気になってしまうかもしれない…と思いながらも、彼と向き合おうとし始めます。一緒にいても“1人になれる”彼を自宅に招いたものの、漫画の締め切りに追われていた作者。おうちデートのはずが、各々の作業に取り組むことに。彼と一緒にいても「1人でいることってできる」と、新しい発見があったのでした。結婚に対する「意識の差」付き合い始めて3か月でプロボーズされ、結婚を決めた作者。しかし心がまだ追いついてなくて…。結婚を希望する「意識の差」をまざまざと感じて、戸惑いが隠せません。「結婚」って重たいもの?結婚を決意し、お互いの親に挨拶もすませた2人は、ついに婚姻届を提出することに。結婚は、お互いの人生を左右する決断。しかし作者の心は不思議と軽く、自然と笑顔があふれたのでした。価値観の違う二人が歩んだ結婚までの道のりと、笑顔の絶えない夫婦生活を描いた『漫画家と異星人漫画家が婚活で数学者と出会った話』。理想の恋愛や結婚の形は人それぞれです。新しい出会いを求めているなら、先入観にとらわれず一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。Profileことり野デス子/漫画家・イラストレーターSNSを中心にコミックエッセイを更新中。広告、挿絵、研究図解なども描く。なれそめエッセイ『漫画家と異星人漫画家が婚活で数学者と出会った話』のほか、猫エッセイ『ねこのふくらみ』など。作/ことり野デス子
2022年10月28日もうアラサーだし、いま結婚しないと一生結婚できないかも……と焦っている女性は多いかもしれません。でも、あまりにも結婚を匂わせてしまうと、婚活中の男性以外には少し引かれてしまう可能性も。それではいつまでたっても結婚できませんよね。そこで今回は、男性がプロポーズしたくなる女性をご紹介します。■ 結婚願望を見せすぎない結婚願望が強い男性を除き、「結婚したいオーラ」を出しすぎると、男性は弱腰になったり逃げたくなったりするもの。とくに、交際前や交際当初から結婚したいオーラを強く出すと「俺が好きなんじゃなく、単に結婚したいだけか……」と萎えられてしまうことも。人は、結局なにかを決断するときには「自分で決めたい」と感じるのです。たとえば、フラッとお店に電化製品を見に行ったとき、店員にグイグイ押し売りされるような感じがしたら怖くて買いませんよね?よほど狙っていた製品じゃないかぎり、きっと「いや〜。今日はいいです!」とその場を去るでしょう。でも感じのいい店員さんから買いたくなるようなセールストークをされたら、フラッと立ち寄っただけでもつい買ってしまいますよね。結婚も同じで、女性が自分のためだけにグイグイとアプローチをすると、お相手の男性に怖がられてしまうんです。結婚相談所等で出会った場合を除き、結婚したいオーラやアピールは、控えめにしておきましょう。■ 一緒に暮らす未来を想像できるそもそもですが、よほど惚れ込んでいる場合を除き、「一緒に生活したら大変そう」と感じる相手にはプロポーズしませんよね。相手女性の金遣いの荒さを見て、「お金を湯水のごとく使われそうだな……」と不安になることもあるかも。また、ファストフードやインスタント食品ばかりを食べ、頻繁に深酒をしては翌日をダメにするような不健康な生活を見せてしまうのもNGでしょう。「一緒に生活したら、こっちも不健康になりそう」「子どもなんて育てられなさそう」と感じてしまうかも。プロポーズをされる女性は、そうした不安を感じる要素がなく、むしろ「一緒に暮らす未来」が想像しやすいのが特徴です結婚したら、「癒やし系で和む」「一緒に成長できそう!」と一緒にいることのメリットをはっきりとわかるようにするのがコツですよ。■ 他の男性からもアプローチされてるドラマや映画でも、第三者が登場して、嫉妬から結婚したい気持ちに火がつくパターンはよくあります。結婚なんて考えていなかったのに、彼女が他の男に真剣に言い寄られていることを知り、急にプロポーズを考え始める男性もチラホラ。男性って、自分のものを他の男に取られるのが大嫌いなんです。彼が結婚に踏み切ってくれないのなら、最終手段として他の男の影をチラつかせるのもアリ。もし、そこで彼が無関心だったり無反応だったりするならば、さっさと別れて別の人を探したほうが得策かもしれません。■ プロポーズしたくなる女性に♡婚活女子としては「いまの彼と結婚したい」「次、付き合う人で最後にしたい」という気持ちが強いでしょう。しかし実際には、結婚を押し付けるよりも、「プロポーズしたくなるように仕向ける」のが得策。ぜひトライしてみてくださいね。(美佳/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2022年10月26日ネット婚活を始めた漫画家の作者は、恋愛経験がない数学者の男性と出会います。数学にしか興味がない風変わりな印象を受けますが、彼との出会いをきっかけに、作者の人生は大きな転機を迎えることに…。二人の出会いと結婚までの道のりを描いたエッセイ漫画『漫画家と異星人 漫画家が婚活で数学者と出会った話』から、作者が衝撃を受けた彼の人気エピソードをご紹介します。“異星人”みたいな彼漫画家の作者はネット婚活を通して、数学者の彼と出会い、デートを重ねるようになります。しかし彼は、自分とは違う世界で生きている“異星人”のような人だったのです。数学者なのに“割り勘”の計算ができない作者が考える数学者のイメージとは全然違う彼。初デートのお会計で「割り勘の計算はできない」という彼に、謎が深まるばかり…。好きな女性のタイプは地球規模!?婚活アプリで“相手への希望条件”をまったく気にしていなかった彼。好きな女性のタイプも考えたことがなかったみたい。自分の気持ちよりも地球を優先する、スケールの大きすぎる答えが返ってきます。愛用の腕時計は100均!服や持ち物には、かなり無頓着。デート中に時間を尋ねたところ…「毎日5時間ずれていく」という100円の腕時計を使い続けていて、作者を驚かせます。押し入れには“15年分”のレシートが彼の自宅に行ったときにも、驚きの出来事が。“思い出”として大量に溜め込んだチケットとレシートを発見。あまりの量に、作者も唖然としてしまいます。“花瓶”でプロポーズ少しずつ関係を深めていた二人でしたが、付き合い始めてまさかの3か月でプロボーズ!しかも普通の花束じゃなくて、なぜか“花瓶”をプレゼントされてびっくり。結婚指輪のにおいを…無事に結婚が決まった後も、彼の行動は予測不能なことばかり。結婚指輪を見に行くときにも事件が!?なぜか指輪のにおいを嗅ぎ出して、周りを驚かせました。まるで“異星人”のような彼と結婚するまでの道のりを描いた『漫画家と異星人 漫画家が婚活で数学者と出会った話』。価値観が違う人間同士だからこそ、新しい発見があったり、人生が豊かになったりするものですね。Profileことり野デス子/漫画家・イラストレーターSNSを中心にコミックエッセイを更新中。広告、挿絵、研究図解なども描く。なれそめエッセイ『漫画家と異星人漫画家が婚活で数学者と出会った話』のほか、猫エッセイ『ねこのふくらみ』など。作/ことり野デス子
2022年10月21日婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第121回は、婚活していると出会う“男性”についてのエピソードです。なかでも、いまでも印象に残っている「婚活男性3選」その41をお届けします。1. まるで別人のようになる男【結婚引き寄せ隊】vol. 121それは婚活パーティに参加したときのこと。フリータイムがメインのそのパーティでは、誰かに人気が集中するということもなく、どの人もみんなそこそこいい感じで、男女ともに和気あいあいとしていました。そこで知り合ったサラリーマンの男性と後日、ふたりで会うことに。約束した時間の10分前にカフェへ到着。店内を見回しても、あのサラリーマンの男性らしき姿が見当たりません。しばらく待つか……と思ったとき、後ろから呼びかけられて振り向くと、ツルッツルに光る素材に派手な刺繍の入ったスカジャンを着た男性がいます。「僕もいま着いたところなんですよ」と言われハッとして、よく顔を見ると、先日のパーティで会ったサラリーマンの男性でした。パーティのときに「仕事帰りです」と言ってその男性はビシッとスーツ姿でカッコよくキメていたのですが、カフェではちょっとヤンチャ風味の普段着だからか印象がまったく違って、一瞬とまどったのです。スカジャンにTシャツ、幅が太すぎるデニムのジーンズにはジャラジャラとたくさんつけられたチェーンが。なんていうんでしょうか、ウォレットチェーンの重ね付けファッションというものでしょうか、狭い店内を歩くたびに「ジャラジャラ……」と音が鳴って注目される始末。パーティで会ったときとは、まるで別人のような服装の男性と会話していても、あまり内容が頭に入ってきません。好みのファッションは人それぞれなのでどんな服装でもいいですし、最初から普段着だと印象も違うのでしょうが、スーツ姿とのギャップがありすぎて、自分も初対面と差がありすぎる格好は気をつけようと思ったのでした。2. やさぐれ感満載の男それは婚活サイトで出会いを探していたときのこと。婚活アプリもそうですが、相手の希望年収などを入力すると、理想に合う条件の男性が表示され、そこからやりとりを始めることができるのが便利です。そのとき理想的な条件の誠実なタイプの男性を探していたら、いい感じの男性を見つけました。顔写真が掲載されている人とない人がいたのですが、その男性は最初から掲載していて、それは写真館でちゃんと撮影したのであろう、自然な笑顔で清潔感にあふれている写真でした。何度かメッセージのやり取りをしていくうちに、実際に会うことになり、仕事帰りに食事でもという話だったので、お店の前で待ち合わせ。でも、約束の時間になってもあの写真らしき清潔感ある男性が現れず、少し時間を過ぎたところで電話をしてみるとちょっと離れたところにいたやさぐれた風貌の男性が携帯で応答しています。しかも、どうやら私と電話しているのはその人のようで……。あれっ?写真と全然違うと思いながらも、お店へ。写真と実物が違うことはまあまあ婚活ではある話とはいえ、「清潔感」の3文字がどこかへ行ったような首のあたりが伸びたロンTにシワシワのパンツという風貌に一気にテンションはダダ下がり。「デスマーチ続きで」と言いながら、徹夜も多くてと語るエンジニアのその男性。長い付き合いの間柄ならまだしも、せめて初めての食事のときぐらいは、もうちょっと服装に気を遣ってよ……と早々に帰宅したのでした。3. 距離感がおかしい男それは合コンに参加したときのこと。30代半ばから40代の男女が集まったその場では、みんないい大人ということもあって勢いで飲みすぎるような人もおらず、ちょびちょびお酒を飲みながら、落ち着いた雰囲気で過ごすことができました。でも、遅れてきた男性が来てからは一転。営業職だというその男性は、やたらと声が大きい。元気なのはいいのですが、落ち着いて飲んでいる場の空気が読めないのか、マイペースでガンガンひとり語りを始めました。さらに隣になったときには、突然肩をグッと抱き寄せてきて鳥肌ゾゾゾッ! すぐに手を払いのけて離れましたが、私に限らず、隣に座った女性に対しての距離感もおかしいのです。「なぜか彼女ができない」と言う男性ですが、そりゃそうだろうなあ……という感想しか出てこないのでした。婚活していると、いろいろなタイプの男性に出会うことがあります。思いがけないタイプの男性に出会っても、いつかはきっと素敵な男性に出会えるはずです!文・かわむらあみり©Jordi Salas/Getty Images©AHPhotoswpg/Getty Images©HD91239130/Getty Images
2022年10月05日リアル・モンスターワイフ、再び
シリーズ・モンスターワイフ
実録・ポジティブな離婚