結論から言えば、交際期間と末長い夫婦円満が比例するかどうかは「そのカップルによる」としか言えないのです。
にもかかわらず「スピード婚=スピード離婚」という意見が多い背景には、スピード婚をするカップルの中にはいわゆる「でき婚」が多く含まれるという現実があります。
「でき婚」の場合、生まれてくる子供のために早急に結婚するカップルが多いため、まさに「相手のことをあまり知らないまま結婚」
となるケースが多く、それが出産・育児という環境の変化と重なり、最終的に離婚に至ることが多いと考えられます。
しかし「でき婚」の場合でさえも、必ずしも全員が離婚に至っているわけではないため、これも「そのカップルによる」と言えるでしょう。
■ 交際期間が長いのはいいこと?
では、交際期間が長いことが必ずしも将来的な末長い夫婦円満に繋がらないのは、なぜなのでしょう?
それは「結婚のタイミングを逃し続けた」ために、交際期間だけが長くなるケースもあるからです。
筆者の知人A子さんは、彼氏Bさんと10年間交際していました。
数年間の同棲を経て、その後結婚した2人でしたが、なんとわずか1年で離婚してしまいました。