筆者は2018年11月に、知り合ってから11年になる主人と入籍いたしました。
これだけ聞くと、ほとんどの方が
「10年以上付き合って結婚したの!?」
「長年付き合って、お互いのことを知り尽くして結婚するなんて、堅実なカップルですね!」
と思うのではないでしょうか?
ところが「事実は小説よりも奇なり」とはよく言ったもの。
実は筆者と主人が「恋人同士」だった期間は、いわゆる「でき婚」や「不倫」「略奪婚」ではないにもかかわらずとても短く、交際開始から結婚までなんと3ヶ月半程度でした。
ではそれ以外の期間はどうしていたのかというと……なんと一時は筆者が主人に着信拒否までされるほど「険悪な仲」だったのです!
そんな主人と筆者はなぜ再会し、付き合うだけでなくスピード婚にまで至ったのでしょうか?
■ 片思いから険悪な仲に……
出会った頃はお互い、20代半ば~後半でした。
筆者は主人にひとめぼれでしたが、ほどなくして彼には前の職場で知り合った5歳年上の彼女(後の元奥様)がいて、同棲までしていることを知りました。
簡単には彼を諦めきれなかったものの、一方で「彼には幸せになってほしい」と強く思った筆者は、片思いのまま身を引く決意をしました。