■ 具体的に教えてあげよう
たとえば、「土曜の夜はうちに泊まらないと別れる……」とか。あるいは、そこそこ料理が作れる彼氏なら「月に1回は私のために料理を作ってね、でないと別れる……」などと、伝える必要があります。
そしたら彼は、「具体的に」彼女を愛することの一例を知ることができ、彼女のことを「具体的に」愛する、つまり彼女に「具体的に」夢中になるのです。理屈を言えば、こういうことが言えます。
単純に彼が彼女に夢中になるだけなら、彼女は彼に惜しげもなくハダカを差し出すだけでいいのだけど、精神的に彼女に夢中になるというのは、理屈プラス感性がそうさせるのだから、「切なそうに」伝えることが大切ですね。
この問題は理屈だけではどうにも解決しない、ということです。
■ 仕事で自分を見失っていることも…
一部の仕事第一優先の彼氏は、仕事が大好きすぎるか、ブラック企業に勤務していて自分を見失っているということも事実です。
だから、現実には、物理的に仕事量が激減しないと、彼女のことを大事にしない(彼女にそこまで夢中にならない)、というのがリアルな実態ではないかと思います。
仕事が激減した時、彼ははじめて、自分はひとりで生きているのではない、という、ごくシンプルなことを考えるようになります。