としか、じつは思っていないということです。
ルックスや洋服など目に見えるところをかわいくして、それで意中の彼と付き合えたという女子は、じつは目に見えるところをかわいくしたというのは、ひとつのきっかけに過ぎないということを知っておくべきです。
そのきっかけが理由で、彼はあなたに興味をもち、ゆえに、あなたの内面に「なくしてしまったもうひとりの自分」を彼が見た、ということなのです。
■ おわりに
男が思う「かわいい女子」とは、過去になくしてしまったもうひとりの自分のことである、という説を、じつは昔からここで紹介したいと思っていました。
が、それをどう書けばいいかわからず、また、そういうことを書いても誰も共感してくれないどころか、「まったく理解できない」と言われかねないなと思っていました。
がしかし、新海作品がこれだけヒットしているのだから(とくに『君の名は。』)、過去になくした自分を恋愛対象に投影する恋愛のスタイルは、多くの人がじつは心のどこかで理解しているのではないかと思い、勇気を出してご紹介した次第です。
男子がいう「かわいい」は、「僕が過去になくしたもうひとりの僕が、君の中に見える」