パッとしない求人誌で、生活費のためにパッとしない職場を選んだのかもしれない。
だけど、それだって運命があなたのことを選んだから、あなたはその職場に今いる、ということでしょ?
“誰でも採用される職場”なんて、この世にないのだから。
■ 自分に誇りをもてる場所に行くこと
上に例として挙げた女子の問題点をわかりやすくいうなら、「自分に誇りをもてない場所にいる」ことです。
これが、たとえばマーチ系の大学にあこがれ、必死になって勉強して、やっとの思いで合格し、その大学で偶然出会った男子と付き合ったとなれば……
きっとその人は「わたしは運命の彼氏と付き合えている!こんな素晴らしい人生って、ちょっとほかにない」くらいのことを思うはずなんですよね。
つまり、運命の人とか、運命の出会いというのは、まず第一に、自分が自分に誇りをもてる場所に行かないと手に入らない(出会いの運命性に気づかない)のです。ただし、誇りをもてない場所で出会ったふたりが、付き合ったのちに「この人こそが運命の人だったんだ」と思うというケースもあります。
そういう人は、そう思えた瞬間に、自分の人生に誇りをもてたということです。