「よろこぶと思ったのによろこばれない」そうやって傷つくのは「〇〇だと思ったのに」と期待したことが出発点にあります。
「願い」として、自分ひとりでワクワクしている間は問題ありませんが、「期待」となると「彼が〇〇してくれたらいいのに」「彼がこうなればいいのに」と、彼があなたの思い通りに変化することを望んでしまうのです。
当たり前ですが、人は人を変えられません。
相手に変化を望む「期待」は、傷つくための準備のようなものです。
「期待」しなければ、傷つき体験を減らすこともできるのではないでしょうか?
■ 他人同士なら「いいこと」
他人に親切にされると「いいこと」があったと思い、心から感謝しますよね。
ところが、「彼氏」となると、「自分に親切で当たり前」と思いがちです。
「彼氏なんだから」と「期待」していると、彼が善意でしてくれたことが「当たり前」になり、思い通りにならなかったことは「不満」となります。
でも考えてみてください。
疲れていてもあなたとの時間を作ってくれた、あなたが好きな物を買ってきてくれた……それって「他人同士」なら、とってもありがたいことですよね?
「期待」をやめると、彼の行動のひとつひとつに感謝できるようになるはずです。