付き合っていた頃は、相手と自分の、人生における共通項をいくつも発見し、喜悦(きえつ)したと思います。
がしかし、相手は、あなたが知らない日に、知らない場所で、あなたが知らないふうに心変わりしたのでしょう。
相手と自分は、じつは別の人生を歩む別の人間だったんだ――事実を事実として受け止めることができれば、こういう「発見」が生まれますよ。
■ 諦められない恋に効く行動・その3
自分と相手がじつは別の人間だと「発見」すれば、相手のことを客観的に見ることができるので、あとのことは簡単。
たとえば、この時点で「ゲーム感覚」になる人もいると思います。
自分と相手と、自分が次に付き合いたい人の3人を、ゲームの駒みたいにとらえて、その駒を心の中で動かす人っていますよね?
その方法、おすすめですよ。
心が超切ない「特別な」状況のときは、恋愛という情緒豊かな行為を、そんなふうにゲーム的に割り切って考えることで、「特別な」心を「平常心」に戻せることもあるからです。
たとえば……
「2ヵ月くらい経ったら、わたしのことを振った相手を飲みに誘ってからの、ラブホに誘ってみよう。
その頃はきっと、わたしには新しい彼氏がいるから、わたしは優越感をもって、わたしのことを振った相手と話せるはず!
相手がラブホの誘いに勢いよく乗ってきたらそのときに『バ~カ!』と言い残して帰ろう」