2017年9月14日 19:00
LGBT当事者ではないからこそできること。”アライ” として活動する思い|多様な性、LGBTの世界 #6
「何でも聞いてください」というスタンスでお話をしたら、松中さんたちとオーナーはひと晩で仲良くなりました。ステキな仲間に囲まれていると感じた瞬間でもありました。
さまざまな場面で批判されることがあるかもしれない。トラブルが起きるかもしれない。そんなときは、私が前に出よう。そう決意していました。しかしそれも杞憂に終わりました。ステキな仲間と活動しているからだと思います。
もっとアライが増えてほしい。これが私の願いです
とある企業では、LGBTは全体の7.6%だと発表されています。当事者が団結しても、8%ほどの力なのです。でも、当事者でない私たちが理解し、アライになれば……。それはもっともっと大きな力になるでしょう。私自身の考えでは、アライはLGBTを ”支援している” とは思っていません。LGBT当事者と同じ目線で、ともに過ごしている。より良い暮らしに向かっている。
そう思っているのです。私はこの活動をしていくなかで、たくさんの学びをもらっていると感じています。こういった考えの方も増えたら良いな、と思っています。
アライになるためには、何かに所属する必要はありません。本などを読んで、もっと勉強がしたかったら ”アライ会” というものに行くという方法もあります。