2017年11月5日 20:15
【所詮他人だから…】円満夫婦が「急転直下で破綻した」体験談2つ
世の中には平穏で幸せな生活を送っている夫婦は沢山います。でも、いつまでもこの幸せが続くとは限りません。ある日突然、ほんの些細なことで夫婦生活が悪化し破局を迎えることがある……。今回はそんな急転直下で破綻してしまった夫婦のケースを、本人の体験を交えてご紹介しましょう!
文・塚田牧夫
生前贈与をめぐるトラブル
「ある日突然、私の祖父母から『いいものあげるから取りにおいで』と呼び出されました。最初は妻と『旅行のお土産かな』と話していましたが、受け取ってビックリ。紙袋のなかには、なんと現金数千万円が入っていました。
帰宅してこのお金の管理方法について妻と大きく意見が分かれ、険悪なムードに。最終的に妻の名義で銀行口座を開設し入金しましたが、私は一切手を付けることができません。
にも関わらず、生前贈与税について調べたり、手続きしたり等はすべて私に丸投げ。初めて妻に対して不満が生まれました。
更に祖父母と仲が悪い私の母親からは妬みの対象になってしまい、妻と母親の嫁姑関係が悪化。それも私のフォローが足りないせいだと当たられる始末です。
現在は夫婦の会話はなくなり、目も合わせてもらえません。このような生活に耐えられず、離婚の二文字が頭をよぎります」