2018年3月17日 19:00
豹変! DV夫から逃れて…裏切られ人間不信に陥ったある女性のいま #8
徐々に増えていく、旦那の暴力
私は、20代の頃からもモデル業をしていたこともあり、短時間でサクッと稼げる、イベントガールやコンパニオンの仕事をしていました。正直、短いスカートを履いてティッシュやアメニティを配る仕事は好きじゃありませんでした。でも、とりあえず旦那が仕事見つかるまでは! と、焦って応募してなんとか食い繋いでいたんです。
そんな頃、旦那がお酒を飲むと、部屋のドアや家具に八つ当たりするようになって。挙げ句の果てに、私にも手をあげるようになっていきました。お風呂上がりにドアを開けたままドライヤーをしていると、「うるせーんだよ!」と足蹴りしてきたことも。
あんなに優しくてまじめだった彼が、なぜ……? それでも私は、「いや、何かの間違い」「きっと今は仕事が決まらずにストレスなんだ」と自分に言い聞かせていました。その気持ちとは裏腹に、暴力がエスカレートし、ついに殴られ、私の顔にアザができてしまったんです。
嘘ばっかりの “大丈夫” に、不信が募る
10年近く、そんな生活に耐えていましたが、本当に信じられなくなって、初めて彼の両親に暴力について相談したところ、一度別居することになりました。