2018年4月15日 14:30
LGBTを理解する…「恋をするのに性別なんて関係ない」私のこと。 #9
そうした ”こうあるべき” という考えは、いろいろなところに見受けられると思うのです。
私は、”こうしたい” というそれぞれの意志を尊重し合える社会になるよう望んでいます。実は、両親へのカミングアウト後、父とはあまりうまくいっていません。母は歩み寄ってくれ、正直に話せるようになりました。でも、カミングアウトしたことを後悔していません。ずっと嘘をついているよりは良かったのではないかと思うのです。父とも理解し合える日がくるよう努めています。
”こうあるべき” が強い社会だからこそ、窮屈なことも多いのではないかと思います。
これはLGBTに限ったことではありません。みんなそれぞれがいろいろな面で違っているのです。多くの人と違うから排除するのではなく、違っているからこそ一緒にいると楽しいと感じられるのだと思います。
さまざまな人が ”こうしたい” という意志を持ち、それをお互いに尊重できる社会。さまざまな人が自分らしく生きられる社会になるよう、力になれればと活動しています。
〜LGBTのバトン〜
今回は、しゅんかさんにお話をうかがいました。
次回は、ゲイ当事者であり、学生時代もLGBTの社会運動を行ってきたはじめさん。