2018年4月12日 17:00
遠距離恋愛から結婚するには…一度別れて!? ある美容師の必勝テク #13
どうやらその男性は、私にビビッとくるものがあったらしく、連絡先を聞いてきたり、彼氏はいるのか質問してきたり。その積極的な恋愛アプローチについ負けて、早い段階で付き合うことになりました。
夢見る夢男。憧れの役者に向かってひと筋だった
3歳上だった彼の夢は「役者」。その頃、二人とも大阪に住んでいたのですが、地元の劇団に所属しながら、定期的にある舞台に向かって練習をしたり、オーディションがあれば応募したり。一生懸命その夢を実現させるために、頑張っていたのです。
いっぽう、私は美容師。「役者」業だけでは足りなかった彼の収入源はアルバイトだったので、正直なところ私の稼ぎのほうが多かったんです。
でも、彼の一生懸命さは知っていたし、応援したかったので、収入や将来のことについては “なんとなく触れない” ようにしていた気がします。
付き合い始めて半年くらいで、大阪で同棲し始めたのですが、家賃や生活費は半々で出すというのが私たちのルール。彼のアルバイト収入だけでは、生活費をまかなうのは難しいというのが現実でした。
お金がまったくない彼の様子を横目にしながら、気づけば1年以上経過。そんな時、彼の所属している劇団が大阪から東京に移動するとの話がでたのです。