2018年3月11日 22:00
頭スッキリ! 脳ストレスを軽減させる4つのボディワークとは?
背骨を刺激しながらの呼吸で両神経にスイッチ。
背骨の両脇には交感神経節が並んでいるので、肩甲骨と骨盤を使い背骨をキュッと挟み込むような刺激を与えると、交感神経がオン。同時に細く長い呼吸を繰り返すと内臓の感覚が刺激され、内臓の働きを司る副交感神経も稼働する。
両手を後ろに組み胸を張る。背骨を反らさず、左右の肩甲骨と骨盤で背骨を挟み込むイメージ。この状態で口をすぼめ、ストローから吐き出すように「ふー」と息を細く出す。鼻から吸い口から吐き、30秒繰り返す。
目の緊張を解きほぐし、脳を休ませてあげる。
日頃、視覚情報が過剰なので脳は疲弊しているもの。目の緊張を取ると脳の緊張も取れ、ゆっくり休むことができる。また、実は両目で見るより片目で物を見る方が、物体の立体感や距離感にズレがなくなるので、脳のストレスが減る。
左手の人さし指、中指、薬指を右のまぶたの上に軽くのせて右目を塞ぎ、右手は後頭部を支えるように包む。左目で周囲をぼーっと眺める。30秒ほど見たら、眼球をゆっくり上下左右に動かす。続いて左目を塞いで同様に。
肌感覚を高めて、触覚を蘇らせる。
刺激過多から身を守ろうと、感じにくくなっている触覚を呼び覚ますには、肌が心地よく感じる優しい刺激を与えること。