2019年4月13日 20:40
本のプロも涙…“好きな人が死んでしまう”悲恋物語で愛を感じる!
天才芸術家の岡本太郎と、そのパートナーである岡本敏子。二人が遺した、激しく純粋な、男が男のまま、女が女のまま愛するためのメッセージが詰まっている。イースト・プレス1000円
新井見枝香さんおすすめ
『平場の月』(朝倉かすみ)
「いま話題となっている、大人版“好きな人が死んでしまう”悲恋物語です。とはいっても、決して安易な“泣ける話”というわけではありません。主人公たちがお互いに少しずつ歩み寄っていく様子や、相手を大事に思うからこその不器用さなどが描かれています。誰かと“関係を育む”ということの尊さを、教えてくれる一冊です」
50歳の青砥健将は妻子と別れ、病気で倒れた母の面倒を見るため地元の会社に転職する。不調を感じて訪れた病院の売店で、かつて恋をした同級生の須藤葉子に再会し…。光文社1600円
※『anan』2019年4月17日号より。
写真・内山めぐみ取材、文・重信 綾
(by anan編集部)
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