2019年8月3日 21:00
37歳で退職し、女ひとり渡米4年半。帰国目前で「得たモノ失ったモノ」。#最終話
のような。
でも、なんということでしょう。スタートした4年半前と同じくパートナーは居ないし、学歴だって変わっていません。むしろ仕事を失って、4年半分歳とっちゃったよ! という……。もっとも恐れていた終焉を迎えようとしております。さらには、貯金も相当使っちゃいました、馬鹿高いアメリカの学費と生活費で(こういう急降下ぶりをnose diveって言います。どうでもいいけど良かったら単語帳に加えてみてください)。
留学相談はどうか私にしないで。
だから、たまに「留学したいんですけど」というご相談をいただくのですが、私のケースは留学ということに関しておそらく世間的に見て失敗例だと思うので、私には相談しないほうがいいです(でも英語ができなくても、バークレー心理学部でオールAを取る方法という謎のメソッドは助言できるかもしれませんが)。
むしろ大学院に実際に通って研究室で良好な関係を築いている人とか、ポスドクのポジションで新しいキャリアを築いている人とか、可能なら教授にあたって情報収集してみてください。アメリカの大学院のサイトには、大抵これらの人たちのメールアドレスが全て明記されていますので、興味がある研究室を見つけたらまずはそこで出している論文をいくつか読んでみてください。