2019年10月3日 20:40
長続きしないかも!…「彼の前では自然体でいられる」が超危険な理由 #36
しかし、ケンカをきっかけにその思い込みに“ほころび”が出てしまった。そして気づくと彼の前で本音を話せなくなり、だんだんと違和感を覚えるようになり、ついに感情が爆発し「やっぱり違う!」と、別れることになってしまったとか……。
わかりやすい“エセ自然体”の失敗例をご紹介しましたが、こういった交際当初に感じる「彼の前では自然体でいられる」という感覚の多くは、相手への好意があるからこそ存在する心地よさであることがほとんどです。
交際が長くなったり、彼女のようにケンカという相手への見方が変わるような出来事が起きたりすると、好きという土台はあっという間にゆらぎ、感じられていた自然体が幻だったことに気づきます。
気づいた段階でリカバーできれば良いのですが、だいたいが時すでに遅し! 「あれ? なんか苦しいなどうしてこんなことになってるの?」と混乱し、お互い気持ちを調整する力がなく、関係は悪化の一途をたどることが多いのです。
自然体よりも意識するべき“感情の共有”のコツ
こういった問題は仕組みとしてはシンプルです。スタート時点の恋の熱量と、もともとの性格的な相性の良さに頼った結果、無意識に相手に意見を合わせているだけなのに「自然体でいられる」