恋愛情報『体臭を嗅いで「一目惚れ」は本当? 恋愛と免疫力の関係』

2016年3月19日 20:00

体臭を嗅いで「一目惚れ」は本当? 恋愛と免疫力の関係

「先天的な相性を好みだとすれば、イエスです。たとえば免疫の型が違う伴侶は子の免疫のバリエーションが増えるので得だと考えられ、実際、自分と異なる免疫の型を持つ異性の体臭を好ましく思うという実験結果も。また、自分と似た人を好きになる現象はアソータティヴメイティングといわれます。外見や学力などが似たカップルのほうが、生存戦略が子に手堅く受け継がれるからです」

■脳研究者・池谷裕二先生の答え。

「人の脳では、3歳までに神経細胞の大部分が整理され、本質的な好みもその時に形成されます。本来恋は『好み』の人にするもの。ただ、脳は自分に嘘をつきます。私たちは、社会的な理想の自分像を持っていて、それに合わせて自分の好みを認識しがち。
なので、自分でも気づいていない本質的な好みの要素を持つ人に、『好みじゃないのに』と思いながら恋することは十分ありえます」

■法政大学文学部心理学科教授・越智啓太先生の答え。

「最近は、恋愛の好みはある程度後天的に形成されるという考えが主流。人は経験から、自分に快を与える相手の特徴を学習します。幸せな体験をしたら、その時に一緒にいた人の特徴を、幸せという快感情と結びつけ、次からはその人と似た人を見ると勝手にときめいてしまう可能性が。

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