2016年3月28日 12:00
「二人は結婚しないの?」と言われ彼がダンマリ 角が立たない彼女の答えは?
控えめなタイプが多い日本人は、伝えることが苦手な人も多いもの。それが言いにくいシチュエーションともなればなおのこと。
「良好な関係を保つには、言いたいことを我慢してはダメ。人間の我慢エネルギーは一定量しかないので、些細なことにエネルギーを使うと重要な場面で抑制が利かなくなります。日頃から思ったことは抑え込まず、伝えるようにしましょう」とは、コミュニケーション研究家・藤田尚弓さん。
伝える際に有効なのは、心理学の“アサーティブ”と“ポライトネス”に基づいたアプローチ法。
心理学者の晴香葉子さんは、「“アサーティブ”はお互いを大事にするからこそ率直に言うという欧米人的なメソッド。それに対し、会話を心地よくするための気遣いを交える“ポライトネス”は、日本人に合う技術といえます。
2つを場面に合わせて使い分けることで、気持ちが伝えやすくなりますよ」と言います。
裏ワザとして、最初から直球キャラになっておくという手も。
「無邪気に言うと嫌な感じには見えないもの。ただし、言いたいことを言えるキャラになるには、自分が何か言われてもヘコまないことが大切です」(ニッポン放送アナウンサー・吉田尚記さん)