2020年11月4日 20:00
人妻でも我慢はダメ!…夫以外に恋する「プラトニック不倫」が良い理由
近年、芸能界での不倫スキャンダルが続々取りざたされ、SNSやメディアで強く叩かれたり、休業を強いられたり、社会的代償はかなり大きい。もちろん倫理的には良くないことは承知の上。でも、もし好きになってしまったら…!?そんなギモンに、脳科学から見た「不倫」について黒川伊保子さんが答えてくれました。
取材・文 安田光絵
本能に反すると体に悪い!?
―芸能界やスポーツ界で、不倫ネタが続出しています。とはいえ、それは有名人だけではなく、一般社会でもよくある話で…。既婚者や配偶者以外の異性を好きになったら、気持ちをストップさせるのが正しいのでしょうか。
黒川さん いえいえ、「惹かれる」というのは脳にとって大事な刺激。「好き」という気持ちは楽しんだ方が得策です。
ただし手に入れてはいけない相手なら、独占欲は上手に逃してね。
―そうなんですね! では、どうすればいいのでしょうか。
黒川さん 私自身は「広い宇宙の無限の時間の中で、この人に出逢えてよかった」と思うことにしています。たとえ「傍観者」であっても、出逢えてよかった、と。それを、相手に伝えることもあります。
―伝えてしまっていいんですね?
黒川さん 人間として、あなたのような人に会えて、人生が豊かになった、と伝えることに罪があるかしら? もちろん、それさえも控えるような状況なら、独り言でもいい。