2021年1月3日 21:30
キスで慰謝料は取れる?…探偵が丁寧解説「法的な不貞行為のボーダーライン」
配偶者が反省して話し合いや調停の結果、慰謝料請求に応じる場合には問題ありませんが、不倫の事実を認めずに裁判に持ち込まれた場合、デートやキスだけでは慰謝料請求は通らない可能性が高いでしょう。認められたとしても、慰謝料は低額になります」
ビデオチャットを利用してのアダルト行為
不貞行為ではない
「いくら性的な行動だとしても、あくまでもオンライン上のこと。肉体関係はないので、何度繰り返していようと不貞行為には当たりません」
配偶者が別の人に片思いをしている
不貞行為ではない
「ただ片思いをしているだけでは不貞行為とは認められません。ですが、過度に入れ込んで配偶者との生活に支障を及ぼしている場合は、離婚理由となることもあります」
ケースバイケースではありますが、配偶者が傷つくような内容でも、法的な不貞行為として認められないことのほうが多い模様。感情やメッセージではなく、肉体関係の有無がポイントだということがわかりました。
不貞行為=肉体関係
不貞行為とは、貞操義務に反する行為、つまり配偶者以外の異性と性行為をすることなので、それ以外は法的な不貞行為とは認められないそう。法的な不貞行為でなければ離婚理由に相当しませんが、たとえ状況証拠だとしても離婚や慰謝料を請求できることもあるので、一度プロに相談してみるといいかもしれません。